二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: テイルズオブメロディーア ( No.16 )
日時: 2018/02/11 16:51
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

無事にダルクを奪還し微かな緑の光を目印に森を走っていく。

「…ここ、どこでしょうか?」
「おい、中に入れ」
どうやら町の裏に来ていたらしい。
ダールに言われて中に入っていく。

 ■

「…ッ…ここ、は…」
「よかったアリアさんと二人がかりで二人手当てしたので治るのにそこまで時間はかからなかった
 みたいですね」
「ッ!?スイコ、なんでここにいる!?」
「逃げてきたんですよ…でも良かったです貴方が生きていて…」
アリアたちも中に入りダルクは半身を起こした。

「全く一人で乗り込むなよダルク」
「そうですよ」
沈黙が流れる。

「それよりも、奴らは四つの神玉を狙ってることが分かった」
その場にいたレイダは目を細めた。
「神玉…て何?」
「神玉は火、水、木、三属性がある。その門番的な存在はここらではつい最近差別が消えた
 種族、カシマールだ。で、神玉が解放されれば天変地異が起こると言われている」

レイダの説明に納得する。
「この近くには木の神玉があるんだがどうやらカシマールがダークサイドに堕ちたらしい」
「ダークサイド?」
「奴らは差別を長い間受けていた。そのため人族をやめた者がいる、そういう奴らを
 ダークサイドと呼ぶ」
説明が終わると同時に扉が開く音がし扉の方に向かった。
そこには血塗れになり虫の息になっている青年が立っていた。
青い髪をした青年の額には金色の角があった。

「カシマールか…大丈夫か?アリア、スイコ、手当てしてやってくれ」
二人が手当てするとすぐに傷が消え青年は頭を下げた。

「すまない急に入ってきてしまって…」
「気にするな、それよりお前、カシマールか?」
「あ、あぁ俺はパラドスだ…」

「パラドスさん、何があったか教えてください」