二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: テイルズオブメロディーア ( No.18 )
日時: 2018/02/11 18:22
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

全身に激痛が走りさらに首を絞める力が強くなる。
イーズは今までにないほど高揚していた。

「早く…早く見せろよ!お前の異形化を!でないと死んじまうぞ?あの人間と一緒にな!!」
「…使う、訳には…「なら死ね!!」ガハぁッ!!?」
上から下に拳が振り下ろされ吐き出した血はイーズの顔に掛かる。

「〜〜ッ!!分かった、望み通り——」
パラドスの角が段々と大きくなり肌が青白くなっていく。
その様子を見たイーズはさらに高揚し力を強くした。

「ハハハハッ!!そうだ、これだ!!俺はずっと知りたかったんだ!お前の本気がぁ!!
 お前を倒せば俺が最————ッ!?」
腹に異変を感じイーズはゆっくりと目線を下へ動かす。
そこにはパラドスの拳がめり込んでいた。
それに気づいたのと同時に数十m離れた岩に体をめり込ませた。

「ケホッ、いつからそんな戦闘狂になったんだよ…イーズ」
イーズの異形化は地面に倒れたのと同時に解け元の人間の姿に戻った。
パラドスの姿も元の姿に戻り、気絶したイーズをよそにステラの方を向いた。

「…急ごう、エレメンツに神玉を解放される前に…」
「いいのか?そいつをほっといて…」
「あぁ」

 ■

ハイデとラディルはステラたちと少し離れた場所にいた。

「この近くに神玉があるみたいだね」
「みたいだな…ッ、ラディル先に行っててくれ」
ハイデはラディルにそう言って踵を返した。
ラディルは首を傾げるも先へ進んだ。

そしてハイデとステラたちは対峙した。

「エレメンツ!?」
「出会って早々悪いが…死んでもらうぞ」
ハイデの双剣に赤い炎が燃え上がっていた。