二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: Pocket Monster -Legend- ( No.3 )
- 日時: 2018/03/19 07:36
- 名前: 田中 ◆15lIZBDwz6 (ID: yU3pc2AF)
- 参照: Episode2
下っ端A「行けコラッタ!」
コラッタ「ラッタ!」
下っ端B「お前も行けドガース!」
ドガース「ドガァァ」
ロケット団と名乗る組織の男達はそれぞれポケモンを出す。
少女「コラッタ……」
グリーン「おいお前等。教えてやるよ。これがポケモンバトルだ! いけバルキー!」
バルキー「バルッ」
レッド「イーブイッ! 行け!」
イーブイ「ブイブイ!」
下っ端A「先手必勝! コラッタ! 電光石火だ!」
コラッタ「ラタァ!」
下っ端B「ドガース! コラッタの手助けをしてやれ。えんまく!」
ドガース「ドガァァ……」
煙幕により姿が消えたコラッタに——。
イーブイ「ブイー!」
周囲に気を配らせていたイーブイに電光石火が炸裂。
レッド「大丈夫かイーブイ?」
イーブイ「ブ、ブイッ」
レッド「よし。相手は煙幕で姿を隠した気でいるからな。そこを狙う。スピードスター!」
イーブイ「イー……ブゥゥゥイ!」
煙幕で隠れた相手のポケモン二体に攻撃が命中。
イーブイのスピードスター。威力は微妙ではあるが相手複数を一気に狙え、且つ必中技である。
グリーン「流石レッドってとこだな。バルキー。俺達も続くぞ! コラッタに岩砕きッ!」
バルキー「バル!」
下っ端A「躱せコラッタァ!」
レッド「躱した先を狙えッ! 体当たり!」
イーブイ「ブゥゥゥイ!」
下っ端B「チィ! ドガースも体当たり!」
ドガース「ドガァァ!!」
——ドンッ! バキィ!
下っ端B「ドガース! もう一度えんまく!」
レッド「イーブイ! あなをほる!」
ドガース「ドガッ」
イーブイ「ブイッ」
下っ端A「ハッ。狙いはコラッタか? 狙いが分かってりゃやり易いなぁ! コラッタかげぶんしんだ!」
グリーン「バルキー! ひみつのちから!」
バルキー「バル! バルゥゥゥゥ!!」
コラッタ「コラァ!」
下っ端A「何ィ!?」
下っ端B「クッ。ドガース! バルキーに体当たり!」
レッド「イーブイ! シャドーボール!」
イーブイ「ブイッ」
下っ端B「なんだと!?」
レッド「へっ。まだまだ行くぞイーブイ! 続けてあなをほる!」
下っ端A「またかッ! くそコラッタ! お前もあなを——」
グリーン「無駄だぜ?」
コラッタ「ラァァ……」
下っ端A「んな。何寝てやがる!」
下っ端B「——ひみつのちからの追加効果か」
グリーン「ご名答。そして止めだバルキー! 岩砕き!」
バルキー「バァァルゥゥゥ!」
コラッタ「コ、コラアアァァァ!」
相手のコラッタは倒れる。
下っ端A「くっそぉ!」
下っ端B「くそ。情けねえ奴だ! ドガースえんまく!」
レッド「イーブイ! スピードスター!」
ドガース「ドガッ」
下っ端B「くそ! 必中技が面倒だ!」
グリーン「そろそろ負けを認めてもいいんだぜ? 二対一じゃどの道——」
下っ端B「……はは。ははは! あっははははははは!」
レッド「!」
下っ端B「面白い餓鬼共だ。……こりゃボスに報告しねぇとなぁ」
グリーン「あ?」
下っ端B「テメェらが生きてりゃな……!」
レッド「! マズイぞグリーン! 逃げろ!」
先に何かを察したレッドは背後の少年少女を庇い走る。
下っ端B「ぎゃははははは! ドガース! じばくだァ!!」
グリーン「なっ」
レッドはグリーンの手を取り走る。
瞬間ドガースは光だし、辺り一面爆発した影響で草木が焦げていた。
下っ端A「オイオイ……」
下っ端B「ハハ……」
残ったのはロケット団の団員のみ。
下っ端A「今の爆発で周りに気付かれた。逃げるぞ」
下っ端B「あぁ……シルバー様はどうなった?」
下っ端A「知らん。今回の俺等の仕事は監視だ。だがシルバー様が邪魔をするなというのであれば仕方ない」
下っ端B「余計な真似はしないってか」
下っ端A「それが一番だ。さぁ、早く逃げるぞ」
団員が後ろを振り返り立ち去ろうとしたその時——。
レッド「イーブイ。すなかけ!」
イーブイ「ブイ!」
下っ端AB「うわぁ!」
グリーン「バルキー。そいつらを縛り上げろ!」
バルキー「バルッ」
下っ端B「バカなッ! さっきの餓鬼共がなんで生きてやがる!」
レッド「ん? ああ。イーブイにあなをほらせてよかったよ」
少年「痛かったけどね……」
少女「うぅ」
グリーン「文句を言うなよ。死ぬよかマシだろうよ」
下っ端A「は! 俺等を捕まえて警察にでも突き出すかよ!?」
レッド「当たり前だろ。ポケモンを使って人を殺めかけてんだ」
下っ端B「しくじっちまったなオイ」
グリーン「まずは爺ちゃんの所に行くか?」
レッド「その方がいいんじゃないか?」
少年「僕たちはどうすればいいの?」
レッド「ん。そりゃぁ君達は先に帰って……ってわけにもいかないか」
少女「ぐすっ」
グリーン「……親御さんには俺から連絡して遅くなる事伝えるよ」
レッド「頼む。後で俺が送ってくよ」
少女「う、うわあああああん!!」
レッド「ごめんな。怖かったな? ケガはなかったか?」
少女「んぐっ……右手がいたい……っ」
グリーン「お前は大丈夫か?」
少年「ん。僕男だもん! 泣かないよ!」
グリーン「そうかいそうかい。よく頑張ったじゃねえの?」
レッド「取り敢えず、コイツ等を博士の所に連れていくか」
?「——その必要はない」
二人の話し合いに割り込んできた赤い髪の少年——。