二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: レインの幻想卿避暑物語 ( No.10 )
日時: 2018/08/17 19:14
名前: 白銀輪廻 (ID: .1oO/8Qg)

「白玉楼。幽霊。そして、辻斬り、か」目の前に、刀がある。そしてその刃は紛れもなく俺に向けられている。「ここは生きてる人間が来る場所ではない!おとなしく帰れ!」耳元でうるさいな。「おい、お前に俺がここまで来るのにどれだけ苦労したかわかるか?」そう、白玉楼に着くまでかなり面倒な旅路だった。
まず、千里眼の椛を探して、写命丸とかゆう天狗?に取材という名のストーキングをうけ、たどり着いた椛の持ち場に椛はいないし、はたてとかゆう奴は、椛は休憩中とゆうし、やっと椛を見つけて見てもらうと、紅魔館からそんな遠くないところから行けるとわかり、初めから探せばよかったと、後悔していた。
「あなたは何をしにここへ来たのですか?」まぁ、「観光、だな」それ以外にない。「手合わせ願う」突然の挑戦。「何故手合わせを?」その問いに、「私は剣士です。ですがまだ修行中の身。私の主を守るため、さらに強くならなければなりません。わざわざここまで来るとは、腕に自信があるとみえます。来る途中に、友人からもらった監視用ロボット?に見つからなかったのは奇跡でしょうね。もし本当に腕に自信があるのなら、私の挑戦を受けてください!」まず、間違っている。「お前はすこし間違っている。まず、ガラクタなら、破壊した。そして、俺は先ほどいった通り、観光できた。戦うメリットを感じない。何か俺にメリットがあるのか?」恐らくない。衣食住なら紅魔館で間に合ってる。それになくてもわざわざ霊と暮らしたい、なんて普通は言わないだろう。「・・・・の向上です。」よく聞こえない。「なんだと?」もう一度「・・・力の向上です。」だから聞こえん。「もう一度おおk・・」
「私の実力の向上です!」メリットじゃないぞ。「もういい、悪かったな。時間潰して。俺は帰る」すると、そいつは何か言いたそうにこちらを見る。やめろ、そんな目で見るな。「あの、せめてお茶、飲んでいきませんか?」ふぅ、仕方ない。好意に甘えるか。