二次創作小説(映像)※倉庫ログ

短編小説 ( No.3 )
日時: 2019/01/05 20:23
名前: 桜守緋 (ID: 8uT9fcFc)

*裸族登場*


〜in図書館〜


シルク「ん、…………んん………」本棚の前で背伸び

ルキナ「………どうしたんですか?」

シルク「あ、ルキナさん。あの本取りたいんですけどギリギリ届かないんです。台もありませんし」

ルキナ「これですか?」本棚から本を取り出す

シルク「そうです。ありがとうございます」

ルキナ「どういたしまして。にしてもずいぶん難しそうな本を読むんですね」


本のタイトルは『歯車の駆動とそれに接続できる動力』と書かれている。


シルク「ああ、電子工学とかプログラミングは大体できますけどこれ系統はまだまだなので」


静かで平和な図書館。

だが、平和はすぐに崩れ出す。


マリオ『裸族出没、裸族出没!現在裸族は東館の最上階にいる!全員部屋に戻り鍵を閉めるか図書館に集まれ!部屋にいる奴はラインで知らせろ!』

シルク「………アイス!」


シルクは放送を聞きアイスを探しにいこうとする。


ルキナ「ダメです!それで裸族に会ったら危険です!アイスはしっかりしてますから私達も落ち着いて行動しましょう」

シルク「………そうですね。すみません、取り乱しました」


そうこうしていると人が集まり始める。


アイス「シルク!良かった………ルキねえもいるし大丈夫そう」

シルク「アイス!良かった……」

シュルク「部屋に戻った人以外は全員いるね」

シルク「シュルにい、良かった」

マリオ「バリケードを作るぞ!全員手伝ってくれ!」


全員で机や椅子を運び積み重ねバリケードを作る。

一段落着いたところで、シュルクにとある映像が流れ込んでくる。


『不味い、バリケードが壊された!全員逃げろ!

イヤァァァァァ

キャアアアアア』


シュルク「不味い、純粋組と子供組は西館に避難して!その他はここに残って裸族を撃退するよ!」


わーきゃーとしながら純粋組と子供組は避難した。


シュルク「シルクとアイスも……」

アイス「嫌だ。私達も戦力にはなるはず。私達も戦う」

シルク「右に同じ。ここは譲らない」


二人は武器を構える。

僅かに手が震えている。が彼らの目からは譲らない意思が鮮明にみえていた。


ルキナ「………危なくなったら即離脱、これが条件です。いいですよね、シュルクさん」

シュルク「うん。僕が逃げろって言ったらすぐ離脱してね」

アイス、シルク「「がってん承知」」


避難し終わると同時にズトガァァと音がしてバリケードが崩れた。


裸族「レッツフィーバー!!!」

ワリオ「おや、お前らしか居ないのか!まあいい、お前らに裸族の素晴らしさを教えてやる!」

裸族「うおおおおお!」

シュルク「ふざけるなぁぁぁ!」

ルキナ「一回消えて下さい!」

マリオ「ふっとべぇぇぇぇえ!」

ピカチュウ「ふざけるのも大概にして!」

リンク「一辺消えろ!」

シルク「恥を知ってくださいよ!」

アイス「色々とアウトだよ!」


そして裸族はケチャップまみれの肉塊と化した。


シルク、アイス「う…………うう………」

ルキナ「どうしたんですか?」

シルク、アイス「うあああああああ!」


シルクとアイスは泣きながらシルクは
シュルクに、アイスはルキナに抱きついた。


シルク、アイス「やっぱりキモイ!怖いぃぃい!」


見事にはもる。そんだけキモイのだ。


シュルク「わ、わかった。わかったから落ち着いて?」

ルキナ「だ、大丈夫ですよ。あいつらはもういませんから」


しばらくすると泣き声は聞こえなくなった。

シルク「………シュルにい、ルキナさん。僕達役にたてた?」

アイス「右に同じ。どうだった?」


不安そうに見上げるシルクとアイス。

そんな二人にシュルクとルキナは微笑みながら頭を撫で答える。


シュルク「凄く役にたったよ。ありがとう」

ルキナ「自信をもって下さい。とても強かったですよ」


そんなこんなで裸族は去り、妹分と弟分である二人と絆を深めたルキナとシュルクであった。