二次創作小説(映像)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- たとえ 胸の傷がいたんでも—
- 日時: 2011/12/11 22:38
- 名前: 杏子 ◆Uy0gonNeAI (ID: 0TKZoCaZ)
初めまして杏子です。
題名に何の小説か書きませんでしたが・・・
分かります、よね?
そして題名を見れば私の名前の読みも分かりますよね。
あ、けど擬人化でキャラもちょっと違うかも・・・です。
長々とつまらない説明をしていっても
仕方ないのでさっそく始めます。
コメントなどをくれると
とても更新をがんばりますw
Σ目次
>>1 登場人物
- Re: たとえ 胸の傷がいたんでも— ( No.2 )
- 日時: 2011/12/11 22:46
- 名前: 杏子 ◆Uy0gonNeAI (ID: 0TKZoCaZ)
Σプロローグ
嫌なんだよ。
夢がない、人類なんて。
嫌なんだよ・・・。
作られた俺なら、しんだってかまわないだろ、
何度だって作ればいい。
どうせ、俺に大切な人なんていねぇ。
だけど、こいつらにはあるんだろ?
”夢”も”大切な人”も。
けど、ねぇんだろ?
命はひとつしか。
作り直せないんだろ?
だったら、俺がこいつらの夢を。大切な人を。
守ってやるよ。
それが俺の生きる定めでいい。
何の定めもなく、何にもなく
人類の目に何も映らなくなるのを
ただ見とくだけより・・・どんな痛みだろうと、我慢するほうがいい。
生きるだけで人類が守れる。
なんて、嬉しいことだろうか?
いけ?いわれねぇでも、いくさ。
人類の夢を守りに—
- Re: たとえ 胸の傷がいたんでも— ( No.3 )
- 日時: 2011/12/11 22:59
- 名前: 杏子 ◆Uy0gonNeAI (ID: 0TKZoCaZ)
Σ1
—おはよう。”アンパンマン”
優しく微笑み、コック棒をかぶっているおじさん。
幼い俺は、説明を受けてもさっぱり理解できなかった。
分かったのは、”俺はしなない。傷ついても作り直せる。作られた”
けど血は出るんだ。
痛みも感じる・・・。
—お前は・・・ロボットじゃないんだよ。
じゃあなんなんだ?
—お前は・・・
「こら、アンパンマン!!起きなさい!」
「!?」
聞きなれた、はきはきとした声。
耳にきーんときて、最悪な目覚めをした俺は
不機嫌ですといわんばかりの声の低さと目つきでいう。
「なんで勝手に俺の部屋入るんだよ!この糞メロン!」
「そんな怒鳴らなくたっていいじゃない!起こしてあげたのに!」
メロンパンナはもっていたフライパンで
俺の頭をおもいっきり殴る。
「いってー!!なにすんだよ!!つぅかそれ人叩くもんじゃねぇよ!」
「だったら、あんたの口も人を糞呼ばわりするためにあんじゃないわよ!!」
「るせぇ!!!」
「なによ!!!」
「まぁまぁ、言い”愛”ですね?」
と、あいているドアからバタコさんが笑っていた。
「「愛じゃない!!」」
ため息をつきながら起きると、
メロンパンナは少し赤くなってうつむいてる
「なにやってんだよ、邪魔だ邪魔。着替えるから出てけ」
「い、いわれないでもっ」
足音をわざとでかくし、怒っていますという顔を最後に見せて
ドアをおもいっきり閉めてきた。
「いちいち音がうるせーんだよ・・・」
つぶやき、着替える。
あのお決まりの服に。
少し寝癖を直し、パンを焼いている場所へ向かう。
部屋からでもにおうパンのにおい・・・と。
メロンパンナとあいつの喧嘩の声。
イラッときて、どたどたと二人の元へ向かい
叫ぶ。
「てめーらうるせぇんだよ朝っぱらから!!!!!」
おじさん(ジャムおじさん)はやれやれという風に
少し苦笑いしながら俺を見て
バタコさんは、おはようと微笑みかけている。
絶対バタコさん楽しんでるなと思いながら
一礼。
息をたくさん吸い、
メロンパンナと喧嘩していた”あいつ”はいった
- Re: たとえ 胸の傷がいたんでも— ( No.4 )
- 日時: 2011/12/11 23:25
- 名前: 杏子 ◆Uy0gonNeAI (ID: 0TKZoCaZ)
「ぜんっぜん朝じゃねーよ!アンコ!!」
「俺は今起きたんだよ、なのにうるせぇんだよカレーが!!」
カレーパンマンだ・・・
とてつもなく普段からうるさい。
「まぁまぁ、落ち着きなさい」
しょくぱんマンが苦笑いしてとめにはいる、が
「「黙れ!」」
とはもる俺とカレーパンマン。
もちろん、言い合いの続き。
しょくぱんマンは、あらら〜と微笑みながらそく諦める。
メロンパンナは、邪魔されたー!とわめきながら
出て行った。
〜〜一時間後
「ぜーはー・・・」
「今日はここまでだ!!!じゃあ、俺パトロールいってくる!」
「あ、僕もいきますよ」
嵐のように、カレーパンマンは去っていき
しょくぱんまんは笑顔で手をふっていた。
「おま、カレー元気だな;;」
「そうだ、アンパンマン。また人を助けてくれたんだって?」
バタコさんが、卵を割りながらいう。
「え。あー・・・はい。まぁ。」
「けど、あんまり無茶しちゃ駄目よ〜?作り直すのが大変なんだから!」
と、可愛く笑うバタコさん。
少し、えぐられた言葉に俺は引きつりながら微笑む。
「・・・バタコ、少し材料が足りない、買ってきてもらえるかな?」
「あら、本当?買ってくるわ!」
バタコさんはばたばたとものを買いにでていった。
「・・・おじさん。昨日、たくさん買ってたじゃねぇか・・・」
「いいんだよ。」
少し気遣うが、何のこと?ととぼけいる
誰にも見せない気遣いが、心にしみるんだ、いつも
「・・・なぁ。おじさん・・・」
「なんだい?」
「・・・俺は・・・、俺を、どうして作ったんだよ」
「・・・」
「することがなくて、俺は今人助けしてる。別にいい、今それで充実してるさ
けど、元元なんのために・・・作った?」
俺の生まれた理由って
なんなんだよ・・・
- Re: たとえ 胸の傷がいたんでも— ( No.5 )
- 日時: 2011/12/11 23:29
- 名前: 杏子 ◆Uy0gonNeAI (ID: 0TKZoCaZ)
「・・・人が生まれるのに理由なんてないだろう?それと一緒だよ。」
「何をするにも、飽きることが必ずあるだろう?パンつくりにあきた私は
生命とかなんか色々していたらね、お前が生まれたんだよ。」
パンをこねこねしながら、微笑みいった。
「だから、私は若かっただろう?お前が生まれたとき」
そう、俺が幼く作られたとき・・・
おじさんは、若かった・・・。
昔聞いたことがある
おじさんは”天才”といわれた人だと。
歳もとり・・・何度も作りなおせる。
ロボットではない。
そんなのを作れたんだ、天才以上といってもいいんじゃないのか?
かんがえていると
おじさんがこっちにきていった
「”作られた”とか”作った”じゃないだろう。」
紙袋を渡されて、微笑んで俺を外にだした。
「”生まれた”だろ。」
いってらっしゃい。といってドアをしめたおじさん。
紙袋は少し暖かくて・・・いいにおい。
そういえば
おじさん、一回も俺を作ったっていったことないなぁ。
立ち上がって
空を飛びパトロールをする
生まれた・・・理由は
きっとあるだろうから
それを知るまで俺は
人助けをするとこの大空に誓おう
- Re: たとえ 胸の傷がいたんでも— ( No.6 )
- 日時: 2011/12/16 21:47
- 名前: 泡れもん (ID: LuHX0g2z)
えぇぇえええ!すげぇ、アンパンマンが超すごくなってない?
もう、書いてないのかな。でも読みたいねぇ。
アンコ様、頑張って。(作者様の方)
この掲示板は過去ログ化されています。