二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ボカロ 〜天国からの没シュート〜リク曲募集中ですっ!!
- 日時: 2012/10/03 23:57
- 名前: ゆりかん (ID: iyrsvThs)
こんにちは!!
ゆりかんといいます!!
ボカロが大好き!!ということなので
作ってしまいました!!
最近はもっぱら、カゲプロ&くるりんごさんの曲にはまってます^^
その他にもたくさんの曲を聴いてます!
曲のリクエスト中です!!
知ってる曲であれば、採用させていただきたいと思います!!
主に、ストーリー性などがいいですね♪
おまちしてま〜す!!
*~~目次~~*
〜Bad∞End∞Night〜
'プロローグ’>>4 ’第1章’>>7 ’第2章’>>8 ’第3章’>>17 ’第4章’>>19
’第5章’>>23 ’第6章’>>24 ’最終章’>>26 ”自己解釈”>>43
〜カゲロウデイズ〜
'第1章’>>30 ’第2章’>>35 ’第3章’>>36 ’第4章’>>41 ’’自己解釈’’>>42 *コノハの世界事情* >>62 *解釈* >>63
〜人柱アリス〜
'プロローグ' >>59 'プロローグ2' >>60 '1番目アリス' >>64>>65>>85 '3番目アリス' >>87>>95 '4番目アリス'>>96 *解釈* >>97
〜囚人/紙飛行機〜
'囚人'>>99>>100>>101>>102>>103
'紙飛行機'>>104>>107>>110>>111 *解説*>>113
〜罰ゲーム〜
>>115>>116>>117>>118 *オマケ*>>120
〜天国からの没シュート〜
'プロローグ'>>124
〜予定〜
・天国からの没シュート(ただいま執筆中)
・イカサマカジノ(こちらもコピペです)
・悪の娘(ただしほのぼの)
・Crazy∞Night(Bad∞End∞Nightの続き)
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- Re: ボカロ 〜囚人/紙飛行機〜 (リク曲募集中) ( No.107 )
- 日時: 2012/09/20 19:26
- 名前: ゆりかん ◆Qd6XA/vkyQ (ID: 5oH7j2fh)
次の日
また、こっそり病院を抜け出した
あの子に会うために
着くと、まだあの子はいなかった
...今日もくるといいけど...
待つ事10分
退屈...もしかして今日はこないのかも
せっかく、待ってたのにな
あっ!!来たっ!
ふふ、箒を持ってる...あ、あの紙も持ってる!!じゃ、じゃあ返事を書いてくれたんだ!!
私は、今気がついたという振りをして、土を振り払った
そのとき、頭上に紙飛行機がよぎった
...バクバク
いったいなんて書いてあるんだろう?
そこには、文字を書く事になれてない子が一生懸命書いた、
そんな感じでこう書かれていた
「もちろん!よろこんで」
良かった!!オッケーしてくれた!!
私は嬉しくて、手に持っていた鉛筆で
急いで返事を書いた
「ありがとう!私、病院でずっと一人なの。すごく寂しいの。だから一人でも友達がほしかったんだ!また、これからもここに来てくれますか?」
走り書きしたせいで、文字が歪んで見えた
でも...あの子なら多分...読めるかもしれない
そんな気がする
それから、毎日のように紙飛行機を飛ばし合った
何回か、あの子に「こっちに来て一緒に話そうよ」って言われた
でも...私は首をふった
上手く話す事ができないからだ、この体のせいで
かろうじて、少しならわかるけどそんな声をあの子には聞かせたくない
だから、思いだけを届けるために紙飛行機にしたの
「今日、看守にばれないで紙と鉛筆を盗んだんだよ!あの、看守の驚いた顔がすっごく面白くて!君にも見せたかったなぁ〜」
...その看守ってもしかしてパパかも
この前、紙が大量になくなったって言ってたし...
ふふ、驚いたときの顔見たかったなぁ
気がつくと、私はいっつもあの子の事ばかり考えていた
手紙をもらうたびに、頬が熱くなる感じ
....これが『恋』なの?
「何を読んでいるんだ」
私が、あの子からもらった手紙を繰り返し読んでいるとき
いつのまに来ていたのか、パパがいた
「えーと、手紙だよ...昔の」
私がそう言おうとしたらパパの目がどんどん尖っていった
「嘘だろう、最近この病室を毎日抜け出しているのは知っているんだ。だれと文通をしている?」
知ってたの?パパは知ってて黙ってたの?
「...パパの会社にいるしゅーじんって子。金髪の男の子なんだけどあの子はいいこだよ」
「なにっ!?囚人と文通をしているのかっ!?だめに決まってるだろう!明日から絶対に病室は抜け出すな!!わかってるな!!」
そんな...あの事文通する事だけが今の私にとって
楽しみなのに..
「で、でもっ!あの子はすごくいい子だよ?面白い話だって聞かせてくれるし、友達にもなってくれたし...」
「あんなやつと友達になるな!!いいか、絶対だぞ?」
そう言って、パパは乱暴にドアを開けて出て行ってしまった
どうして?どうしてあの子にあっちゃだめなの?
私にはなんでかわからないよ!!
- Re: ボカロ 〜囚人/紙飛行機〜 (リク曲募集中) ( No.108 )
- 日時: 2012/09/21 00:44
- 名前: 蓮那 (ID: i33vcyQr)
ゆりかん>>
照れてるゆりかん可愛いー☆
栖軽「黙ろうかこの変態。」
ちょっ、栖軽!?小説出てない癖にもうキャラ崩壊!?
・・・と、とにかくっ((
ありがとう!早速リクエストしちゃうね☆
『天ノ弱』・・・って、知ってる?
知らなければ曲変えるから言ってね☆
続き楽しみにしてまーす!
- Re: ボカロ 〜囚人/紙飛行機〜 (リク曲募集中) ( No.109 )
- 日時: 2012/09/21 01:46
- 名前: ゆりかん ◆Qd6XA/vkyQ (ID: 25bToox.)
- 参照: ごめんなさい、夜なのでテンションおかしいです((
どうも、朝は弱いくせに夜は以上にテンションが高いゆりかんです((
ちょ、こんな時間...((
蓮那
か、かわいいですとっ///
沙「あーはいはい、わかったから」
...沙也香ひどいorz
リクエストしてもらって、本当に悪いんだけど
知らないの、その曲...((馬鹿
マジでごめんなさい><一応PV&歌詞も見たけど
書けるかどうかわからない...
私の妄想&意味不明な文がおkだったら天ノ弱書かせてもらうけど...
それで大丈夫だったら!オッケーかな?
マジでごめんなさいっ><
- Re: ボカロ 〜囚人/紙飛行機〜 (リク曲募集中) ( No.110 )
- 日時: 2012/10/01 20:50
- 名前: ゆりかん ◆Qd6XA/vkyQ (ID: BdPlSccL)
「ハァ...ハァ...」
何もしていないのに、荒い息づかいがでてくる
日に日に体に巻き付けられる管の数は増えていった
耳も、遠くなってきて
歩くのもかなりつらくなってきた
「...私はこのまま死んじゃうのかな?」
ふと、誰もいない病室でつぶやいてみる
けど、誰も返事しない
当たり前か、ここには誰もいないから
あの、男の子と文通をし始めてから私の体調は急に悪くなってきた
お医者さんに心当たりはあるか、って聞かれた
ある...けどそんなことは言えない
まさか、毎日病室を抜け出して文通してたなんてね
今もこっそり抜け出してる
けど、いつか私の体に限界がくるだろう
そんなことには...なりたくないけど
「そうだ」
私は思いついた
遠くに引っ越すからもう会えない、嘘の手紙を送ればいいんだ
まさか入院していて、もしかしたら死ぬかもしれないなんて書けない
あの子に嘘をつかなきゃいけないのと、あの事一生会えないのはつらい
けど...これしか方法はないんだ
必死に私は着替えてこっそり病室を抜け出した
もちろん、手紙も忘れないで
私がやっとの思いで外に出ると、まだあの子はいなかった
「よかった...」
私はふぅっとため息をつく
しばらくすると、あの子はいつもと同じ格好をしてでてきた
いつもは出てくると嬉しくてにっこり笑いかける
けど、今日は精神的にも肉体的にもそんなことはできなかった
「私は遠くへ行くの。もう一生会えない。今までありがとう、だからバイバイ」
こう書かれた、嘘の手紙を私は投げた
投げて、すぐに後ろを向いた
泣いている姿なんて見せたくない
そう思って立ち去ろうとしたとき
「待つよ...いつまでも待つよ!!」
あの子の声が聞こえた
後ろから、ちゃんとはっきり聞こえた
「君が...いなくなっちゃうのはつらい..けど、君が帰ってくるまでこの手紙は大事に持ってる!だとしたら...また会えますよね?」
途中から涙声に変わった
...もうやめて
私だって泣いちゃうじゃない
私は最後に君と笑顔のお別れをしたかったんだよ
なのに、そんな事言われたら笑顔でさよならできないじゃない...
「.....サヨウナ」
私はこう小さくつぶやいて病室へと向かった
そして、二度と振り返らなかった
これで...いいんだよね
私たちのためでもあるんだ
私はこう言聞かせながら病室へと戻った
足が重たい、息も苦しい
はは...やっぱりもう私の体は
もたない...な
私の目の前が真っ暗になり、病室にたどり着く前に倒れた
- Re: ボカロ 〜囚人/紙飛行機〜 (リク曲募集中) ( No.111 )
- 日時: 2012/10/01 21:05
- 名前: ゆりかん ◆Qd6XA/vkyQ (ID: BdPlSccL)
あれから、幾月もたった
あの倒れて以来、私の体はまったく動かなくなった
パパは何も言わない
ただただ、黙って私を見つめているだけ
ふと、あの子の顔を思い出した
金髪で、とても素敵な笑顔なあの子の事を
「強がらなければよかった...」
自然と私は口に出していた
口に出すと同時に、涙も目から溢れ出してきた
止めようと思ってもなかなか止められない
「あのときの別れ際に...笑顔でさよならしよって...思わなければよかった...泣いて本当の事を話せばよかったんだ...そうしたら...そうしたら...」
君に会えたかもしれないのに
「会いたいよ...また、君に...」
ふと目を覚ますと、私は小さな丘にいた
なんで私は...もしかしてもう死んじゃったの?
だとしたらここは天国かな
お花もたくさんさいてて、空気もとても綺麗
「...誰?」
ふと声がして振り向くとそこにはあの子がいた
「!!!」
私は吃驚しすぎて、声もでない
あの子も死んじゃったの?だから天国にいるの?
「あ...」
声にもならない声をだす
けど、あの子の口からでたのはこんな言葉だった
「君はだれ?僕は違う人に用なんだ。遠くに引っ越しちゃったんだけど...また会えるって信じてるんだ。だから僕はその子のもとに行かなきゃいけないんだ」
ちがう!!それは私!!
お願いだから気づいて!!
どんなに心の中で強く思って声にはだせない
そうして、あの子は私からどんどん遠ざかっていた
「いやああああ!!!!」
その声に目が覚めた
なんだ...ただの夢って...
私はまだ死んでない
ここはあの何時もの見慣れた病室
ぴ...ぴ...ぴって無機質に響くこの部屋
「大丈夫か?」
隣には、いつのまにかパパがいる
パパ...
こんな親不孝な娘で...本当にごめんね...
言う事聞かないで、勝手に体を壊してごめんね...
私のせいで...こんな思いをさせてごめんね...
「ごめんね...」
私はそうつぶやく目を閉じた
どこからか、あの心電図が止まったような音がした
「...あれ?」
二回目のシチュエーション
私はまたあの小さな丘にいた
今度こそは...本当に死んじゃったんだね
だって、ここにいるって感じがするんだもん
絶対に夢じゃない
「ここは、天国かな?」
自分でつぶやいて吃驚した
全然息苦しくない
それに、いつもはかすれていて時分ですらよく聞こえないこの声も
ちゃんと聞こえる
風が私の顔に優しく当たる
こんな風に感じたのは久しぶりかもしれないね
「...君は..」
ふと、後ろから声がした
おそるおそる振り返って、この目に飛び込んだのは
大好きな君だった
「え...?」
私は驚いて声も出ない
どうして...どうして...
あの子も、一瞬驚いた感じだったけどまたすぐに何時もの笑顔に戻った
そして、こう言った
「久しぶりだね、ほら、やっぱり会えたでしょ?」
限界だった
私の目から、次から次へと涙が落ちていく
でも今度はその涙を止めない
君が優しく拭ってくれたから
「きっと...僕たちへの神様からのプレゼントかな」
君はそう言っていたずらっこっぽく微笑んだ
「それじゃあ、行こうか!」
私たちは、手を取り合って
あの場所へと向かった...
ーENDー
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