二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ポケットモンスター 昔の自分、変わった自分
日時: 2012/08/05 00:01
名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: NtGSvE4l)

どうも同サイトで英伝の二次創作書いてる作者くしゃくしゃです。
でも中身は別人です。でも英伝の方は私が書いています。
実はいつも人のPCで小説を投稿する親友くしゃくしゃなんですが今年の四月当たりに本人が飽きたからという理由で私に押しつけてきました(押しつけときながらたまに私の家のPCで小説の更新をしたりしています)幸い私も英雄伝説の内容を知っていたので特に困る事は無くその小説の内容を理解していたのですが、忙しさに追われたり、これからのシナリオを考えたりしていたので英伝の方の更新が二か月程無かったり、いきなりキャラ紹介をしたり、作者が飛びださなくなったり、名前のダサいキャラが増えたりしました。
どう説明すべきか分からなかったので黙っておりました。
そちらをご視聴して下さる皆様にお詫びを申し上げます。

では本題に入りましょう。
このお話は題名の通りポケットモンスター赤緑、金銀、ルビー・サファイア・エメラルド・ダイヤモンド・パール・プラチナ・ブラック・ホワイト・BW2の物語を通して進んで行き、最終的にオリジナルのストーリーで終わらせる予定です。
またカントー、ジョウトを旅した過去の自分編とその後の作品の世界を旅した今の自分編を一話ずつ交互に進めて行きます。
なお、作者の勝手な解釈や判断などで話を進めたりする所もありまずがそこはご了承ください(例、一部を除いた各作品の間の年数、各作品の主人公の選んだ御三家等)

まずは主人公紹介
フラット
過去編のカント-地方では15歳、ジョウト地方では18歳。
今編ではホウエン地方、シンオウ地方で20歳、イッシュ地方で21歳、BW2のイッシュ地方では23歳。
ポケモンコロシアムの舞台「オーレ地方」出身。
陽気な名前とは裏腹にとてつもない無口。
両親は彼が10歳の頃テロに巻き込まれて死亡してしまう(詳しい事は劇中で説明します)以来彼はポケモンを研究しているレオ博士に引き取られる。
本人は両親がテロに巻き込まれた事を知っている。その為ポケモンを使って人を傷付ける集団を誰よりも憎んでいる。それ以降強くなってそんな集団を全て潰す事が目標になり彼が旅を始める発端にった。
相棒に値するポケモンは、過去編ではラルトス♀(最終的にはサーナイトになる)
ホウエン、シンオウ地方でははブラッキーとエーフィ
イッシュ以降は上の二匹にサーナイトを加えた三匹。

基本的に更新は英伝の翌日になると思います。
では次回はプロローグです。

目次
>>1プロローグ
>>2キャラ紹介
昔の自分編
第1部ある男に出会って
>>3第一話・旅立ち
>>5第二話・対面
変わった自分編
第3部・陸と海を止める日
>>4第一話・陸と海が変わる日

第5部《ゲーチス》真実

第6部《ゲーチス》全ての否定


最終部・団結する支配者たち

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Re: ポケットモンスター 昔の自分、変わった自分 ( No.1 )
日時: 2012/07/06 01:27
名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: UruhQZnK)

英伝の翌日ぐらいに更新すると言いましたがプロローグだけは先に更新します。

プロローグ
果てしない砂漠に存在する美しき水の町”フェナスシティ”
もうすぐ9歳になる少年”フラット”と少女が町の大きな噴水を眺めていた。
「ねえフラット、明後日から会えなくなるって言ったらどうする?」
少女は悲しげにそう言った。
「どうしたのいきなり?」
この言葉を返した後、1分程少女は黙り込んだ。
「……実はね私、グスッ、遠くに、ひ、引っ越す事に、グスッ、なったの」
少女は涙を流し泣きながら言いたい事をを伝えた。
「なんで、なんでなの?」
「お、お父さんの仕事の、つ都合で、ぅっうわぁぁぁぁん」
少女はその場に崩れ落ちた



翌日
「フラット、朝ご飯出来たわよ起きなさい」
母親が起こしに来たが彼は起きようとはしない。
「”   ”の事は聞いたわ、辛いのは分かる。でもねそんな事でうじうじしても変わらないじゃない」
「グスン、でも辛い、悲しいもん」
フラットは泣いていた。
「男の子でしょ、”   ”の出発は明日なんだから今日中にお別れを言ってきなさい」

「お父さん、おはよう」
いつもはうるさいぐらい元気な彼の声はショックと泣きすぎの影響で小さくあまり聞き取れなかった。
「なあフラット”   ”が引っ越すのは残念だと思う。だけどな、人生なんてそんなもんなんだ。それに一生会えないとは決まって無いぞ。お前が大きくなってポケモンを持って旅をすれば会えるかも知れない」
「少し出かけて来る」


「どうしたのフラット?、話がしたいっていきなり呼びだして」
「……ねえ”   ”どこに引っ越すの?」
彼は静かにそう言った。
「……イッシュっていう地方だけどそれがどうしたの?」
少女は不思議そうに首をかしげた。
「決めた。大きくなったら会いに行く」
「いきなり何?」
「だから大きくなったら”   ”のことを会いに行く。だから約束して、僕の事忘れないって」
フラットは小指を伸ばした。
「フラット……ありがとう。約束ね。貴方も忘れないでよ」
「うん」


翌日
水夫たちがたむろす港町”アイオポート"
「この船に乗ってこの地方とお別れをするのね」
少女は既に両親と大きな船に乗りこんでいた。
(まもなく出発いたします)
「フラット、やっぱり見送りには来ない……か」
アイオポートはフェナスシティから歩いて4時間、砂上バイクでも1時間は掛かる。親が付いてきてもとても見送りに来れるような距離では無かった。そのため少女は彼の見送りなど期待はしていなかったのだ。
「フラット、幸せになってね」
「おーーい」
「フラット!?」
この声はフラットの声だ。
「フラット、どうやって」
船はアイオポートから大きく離れていた。
「遅くなったけど見送りに来たからねー」
「どうして、どうやって」
フラットの叫び声は小さいながらも確かに聞こえる。
「フラット、待ってるからね、ずっと待ってるからね」
少女は遠くに見える小さなフラットに向かってそう叫んだ。
「うん、約束守るからね。待っててね……さようなら!」


「バイバイ、フローカ」


「間に合ってよかったな」
「あっレオ博士、ポケモンありがとうございます」
「エアームドの空を飛ぶのスピードはオーレ1だ、フェナスからここまでは数分で付く」
「そう言えば博士はどうやって来たんですか?」
「内緒だ」


二年後
「フラット、いるか?」
レオ博士がフラットの家を訪ねて来た。
「いますけど両親は留守ですよ」
「お前が居ればいい。大至急研究所に来てくれ」
レオの表情はいつもより暗かった。
「分かりました、すぐ支度をします」


「お父さん……お母さん、博士これって一体どういう事ですか?」
フェナスシティの隅にひっそりと佇むレオの研究所で見たのは、認められない光景だった。
そう、彼の瞳に映ったのは白い布で覆われていて話しかけてもピクリとも動かない両親の姿だったから。
「フラット、残念だが」
「博士何があったの?ねえ教えてよ」
「落ち着いてフラット君」
レオの妻、ミレイはフラットを別の部屋へと連れて行った。
「レオ博士はいらっしゃいますか」
スーツを着た男が勝手に研究所に入ってきた。
「どなた様ですか?」
「私は国際警察の者です。コードネームはハンサムです」
「国際…警察?」
レオが驚くのは無理も無かった。
国際警察とはほぼ全ての地方で、事件の調査を行う機関であるが、オーレ地方にはべつの警察が居るので国際警察が介入する事がほとんどない。その為知らない人も多い。
「で、国際警察が何の用です?」
「何が起きたかを調査しにまいりました。なのでご協力ください。」
「ストレートですね、分かりました協力しましょう。まず私が調査した結果だと二人はポケモンを使った毒で殺されています」
「お二人の遺体以外にも野生のポケモンの死体もあったそうですが」
「ええそうです。つまりお二人を狙った暗殺か、それともポケモンを虐殺するテロ集団の行動に巻き込まれたか、この二つのどちらかが当てはまります」
「この短時間でこれだけ調査するとは」
「本当なんですか?」
こっそり話を聞いていたフラットが飛び出してきた。
「あの子は?」
「二人の子供です」
フラットは二人に近づきハンサムの足にしがみ付いた。
「ねえ刑事さん、本当なの?テロの巻き込まれたって本当なの?」
「辛いと思うけど可能性は高い」
その言葉を聞いた瞬間研究所から飛び出して行った。


5年後
「そこの君、レオ博士の研究所って知ってる?」
黒い服を着た金髪の女性がフラットに研究所にの場所を尋ねた。
「知ってる」
「ホント?、教えて?」
「ついてこい」


「おー、シロナじゃないか」
「お久しぶりですレオ博士、それにミレイさん」
ミレイはシロナに頭を下げた。
「私を案内してくれた子ですが、お二人の子供ですか?」
「いや、かれの身内が色々あってね、預かってるいるんだ」
「そうですか、、それにしてもやけに無口ですね」
「ああ、ちょっとあってな、それより用事ってなんだ?」
「これです」



数日後
「フラット、旅をしてみないか?」
「旅?」
「君みたいな年代だとそう言うのに対する興味が湧くからさ……もしかして興味無い?」
「無い訳では無い。ただ悪くないかも知れない」
「そうかい、ならしてみたらどうだ」
「いいのか?」
「もちろん」


数日後・アイオポート
「言って来る」
「寂しかったら電話してくれ」
「カントー地方に行ってもがんばってね」
ミレイはそう言って傷ぐすりを手渡した。
(まもなく出発いたします)
「行って来る」
フラットはそう言って船に乗り込んだ。決して振り向かずに。
船はゆっくりカントー地方へと向かっていった。


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