二次創作小説(映像)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 長門有希の憂鬱。
- 日時: 2012/12/10 19:11
- 名前: 有希。 (ID: Zjcetz5k)
初めまして。小6女子です。
見てくれてありがとう・ω・
題名変えました。
《涼宮ハルヒの憂鬱。オリジナル。》から、
《長門有希の憂鬱。》にしました。
涼宮ハルヒの憂鬱、消失を
読んでからみてくださると、分かりやすいと思います。
この物語は、キョン君に対する長門の気持ち。
無いはずである自分の意思を強調する物語です。
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、
未来人、超能力者がいたらあたしのところに来なさい。以上。」
この言葉を始めに集まって来た
宇宙人、未来人、超能力者。
その中でも情報統合思念体に造られた、無表情の
宇宙人、長門有希をメインに書きます。
三年後、高校を卒業して有希は、皆はどうなってしまうのか…
間に挟まる短編あり。(キョン
※コメント不要。速通報、削除願う。
※荒らしも。
- Re: 長門有希の憂鬱。 ( No.2 )
- 日時: 2012/12/11 07:51
- 名前: 有希。 (ID: Zjcetz5k)
キョン君の憂鬱
間に挟まる短編。
今日も部室で、朝比奈さんがいれてくれるお茶を
飲みながら古泉と久々にオセロのコマを
動かしている。
「どうぞ。」と、笑いながら朝比奈さんが。
そんな事をしているとそろそろハルヒも来ていい頃…だ。
「みんなーっ!送れてごめん!」
いきなり扉を叩いて入ってきた。
「あっ涼宮さん、お茶いれますね。」
そういえばもう1月が…何気に今そんな事を思ってみた。
「…んーそうだっ、明日、みんなでスケートいくわよ!
きっと怪しげな場所の氷の下には宇宙人の冷凍保存でも
あるわよ!」
「はぁ?スケート?!まあいいけどさ、
流石に宇宙人までは埋まっていないだろう。」
「でもいいじゃない。どうせきずけば冬も終了。
早めにいっとかないと。
……どうか宇宙人がうまっていますようにぃ!」
「流石に埋まっていたら一大事だろう。
……埋まっていません用に!」
もし埋まっていたとしたら、長門の出番となるが…
「まぁ、明日は駅前のとこで集合ね!」
「あとみくるちゃん、ちょっときて頂戴。」
そういって決定してしまった様だ。
ハルヒは朝比奈さんになにか言ってるようだが、
「いいわね!有希、古泉君、それとキョン!
明日はこないと死刑だからっ!」
そんな事を言われればいくしかないだろ。
ハルヒの願望で殺されたらなにも残らないしな。
- Re: 長門有希の憂鬱。 ( No.3 )
- 日時: 2012/12/11 07:52
- 名前: 有希。 (ID: Zjcetz5k)
次の日の早朝に。
ピーっピーっ
「…誰だよこんな時間に…」
「もしもーし。」
「キョン!今日は朝9時に駅前よ!遅刻は許されないわ!
妹ちゃんも連れてきていいからね!あと今日は鶴屋さんも一緒よ。」
…いきなりきりやがった。妹まで連れて行くのか…
「遅ーい!!遅刻よ!
あ、妹ちゃんはギリギリセーフ。キョンは遅刻。
電車代、出しなさいね。」
「あれ?朝比奈さんその格好」
なんとっ!朝比奈さんは超ミニスカートで
裾を伸ばしながら抑えている。
「…きゅぅぅん」
「みくるっ!写メいいかいっ?」
「みくるちゃん!今日はギリギリセーフな
スカートできてもらったわ。あんまり滑れないから
初心者で、ドジなかわいい女の子だわ!」
そんなこんなで電車に乗り、そのスケート場に到着した。
それからバス代と払わされ今月の財布はスケート代と帰りの
交通費をだしたら底をつきそうだぜ。
「とうちゃーっく!早速じゃんじゃん
滑りましょう!でもそうねぇ、なんかつまんないから
二人組に別れて滑りましょう。」
できるだけ朝比奈さんと…
「んじゃ引いてー!」
俺は赤色のついた爪楊枝を引いた。
俺、長門。ハルヒ、妹、鶴屋さん。みくる、古泉。
こんな分け方になった。
長門、とか。この前はあんな事もあったから、微妙な空気だな。
「そろそろ滑りましょっ!」
「長門、スケートした事あるか?」
「初めて。でも滑れる。」
長門は、足も動かさずに滑っている。どんな立ち方を
したら進むんだ?かたむいているのか?
「な、長門、本読みながら滑るのか?」
「そう。」
俺は、同じコースを一定のスピードで走り続ける
長門をおいながら、また向こうの方で滑っていて、危うく転びそうな
朝比奈さんを眺めながら、午前中を過ごした。
「みんなーっ!お昼にするわよ!」
そんなハルヒの集合の合図で、一度スケート場をでて
近くのファミレスに向かった。
「美味しいね、キョン君。」と妹が言う。
「ここはキョンのおごりだからっじゃんじゃん
食べなさい!」とハルヒが言う。
長門はパクパクと止まらず食べる。
また俺のおごり、金やばいぞ!!きずけハルヒ。
財布は無限にあるわけではない!
まぁ、その後は滑って終わった。
特に、何もでてこなかったし、
ハルヒはそれなりに満足していたようだったし、
緑色の火星人も埋まっていなかったし
妹も楽しんでいたみたいだし良かったのか。
やれやれだ。
- Re: 長門有希の憂鬱。 ( No.4 )
- 日時: 2012/12/17 22:19
- 名前: 有希。 (ID: Zjcetz5k)
長門有希の憂鬱2
3年前に戻ってからしばらくの時間が経つ。
あれからも彼の反応も変わらない。平凡。
これは北高2年目の春の放課後。
私は誰よりも速く部室にきたようで、いつものように変わらず本を読んでいる。
そう、いつもと変わらずに。
この日だけはいつもと変わらなかった。
「おじゃましまーす」
そういって入ってきたのは、
朝比奈みくる。
「着替えますので、あんまり
気にしないでください」
そういって今日もメイド服に。
コンコンッ
「失礼しまーす。」
「あっキョン君。お茶どうぞ。」
変らない…会話。のはずだから…
グラッ
「…な、長門!」
「長門さん?!大丈夫ですか?」
数分後
「おっじゃまするわよっー…?!
有希!どうしたのよ!キョン、
どういうことっ」
「す、すごい熱ですぅ」
……そんな声が聞こえながら
築いたら、自宅の布団にいた。
「ゆ、有希!大丈夫?
いきなり倒れてたのよ!」
聞いたところ、私は急に発熱し
その後倒れてここまで運んで来た
という。
「管理人!開けなさい!
708号室の、有希が倒れて運んで
来たのよ!」
と言ったらしい。
「おい、長門、大丈夫なのか?」
「……」
「これは……異常な事態…」
もしかしたら…私……
が…消滅するかもしれない…
怖く無いこと。存在が消滅するだけ。
「…何でも無い…」
「いや、あの天才長門が倒れるなんて…絶対になんかあんだろ?!」
「エラーDATAがこのインターフェースに侵入しただけ。」
「でもそんなの消すことぐらい…」
「…今回のは困難。」
あえなくなるかもしれない…
- Re: 長門有希の憂鬱。 ( No.5 )
- 日時: 2012/12/11 07:55
- 名前: 有希。 (ID: Zjcetz5k)
「大丈夫。何とかなる。」
何とかする。
「本当に?」
「そう。」
何とかしないといけない。
自分のために。
「有希、貴方は大事な大事で
欠かせない無口キャラな
団員なのよ?
ゆっくり休んで頂戴。」
涼宮ハルヒはそういって
帰った。
「…じゃあな。長門。」
彼もそう言った。
私は目を閉じた。
誰かが私に何か仕掛けている。
私を先にエラーさせて、
涼宮ハルヒの出方をみる。
もう動けないかもしれない。
とりあえずコピーだけは…
「言ってくる。」
次の日、私のコピーが
学校へ行った。
「あれ長門、大丈夫なのか?」
「私は長門有希というインターフェースのコピー。
今の私はエラー状態。」
「今日、お前の部屋に行っていか?」
「かまわない。」
「じゃぁ、今日は部活を休むか」
『…もしもーし』
『何よ、学校で電話なんて。』
『今日、急に妹が風をひいてな、
熱が39.5°あるんだ。
丁度親がいなくてな。
帰ったらすぐ病院連れていかなきゃいけないんだ。』
『分かったわよ。部活の欠席を
許可するわ。』
『そいえば、
今日有希はきてる?』
『…あぁー今日は居ない見たいだぞ?』
『そう。分かったわ。』
放課後。
708号の電話がなった。
「出なければ…先に鍵を…」
「…入って。」
「入っていいな。」
「そう…」
ほんのわずか、彼の言っている事が聞こえなかった。
…身体大丈夫か?
……なのか?
…これ使ってくれ…
それぐらいしか聞き取れない。
それから急に倒れたらしく、
しばらくして目を覚ました。
「……ぁ…」
「起きたか。無理するなよ」
「俺はそろそろ…」
私は寝ぼけた目で、彼の
袖をつまむ。
「話すこと…が、ある。」
「何だ?」
「実は…私はもうすぐ…
もしかしたらこのままエラーが
発生し続け、消滅、または
記憶障害などと、
そういう現象が起こる可能性が
高い。」
「っておい!そうしたら長門は
消えるかもしれないということか?!」
「…そう。でも今は…消えたくない。」
- Re: 長門有希の憂鬱。 ( No.6 )
- 日時: 2012/12/17 22:22
- 名前: 有希。 (ID: Zjcetz5k)
「だいたいは今日で解析済み。
エラー状態も午前中で終了。」
「そ、そうか。」
「このままうまく行けば何とかなる。」
「頑張れよ長門。お前が抜けたら色々と
困るからな」
そういって彼は私を励ましたと認識。
そう思った瞬間、いきなり大きな槍が
飛んできた。
私は手で握るように止めたが、 回復も困難。
中々うまくいかないようだ。
「うおっ!」
今度は部屋ごと仕掛けられている。
「大丈夫…出来るだけ簡単に終わらせる…」
「この部屋の情報結合を解除を申請する。」
《そんな事が今の君にできるのかい?》
《君の情報が全て書き換えられるかもしれないよ?》
「できる。構わない。」
「SELECT シリアルコード FROM データベース
WHERE コードデータ ORDER BY 攻性情報戦闘
HAVING ターミネートモード。有機情報連結を解除する」
そういった直後に横から重い槍が突き刺さってきた。
「なっ、長門!」
「大丈夫。」
そして音もなく直前に雪のように何かが降ってきた。
それは、私の記憶。私が見てきたものだと認識。
「関係ない。」
そういった直後に雪のような記憶が溶けて消えて
槍から消えて行く。
この前と同じパターン。繰り返し。
《そろそろこちらも限界のようだ。》
《こちらの空間まで槍が飛んできたよ。仕返しかい?
《構わないが、僕たちには戦闘力もないからね。
《続けて観察させ……
文字が反射されている中私がそれを止めた。
削除完了。
「消えた…な。」
「長門、血、本当に大丈夫か?」
「大丈夫。構わなくていい。」
「部屋の再構成をする。」
私の部屋はいつも通りな必要最低限の
ものしか無い部屋に戻った。
殺風景な部屋。
「身体の修復もすぐ出来るから。」
「私にかけられていた情報も解除させた。今まで時間がかかかった。」
「私は消滅しないという保証はない。
でも何とかする。」
「その時はハルヒに言って、そういう世界を
作ってもらうさ。」
あたたかい言葉。私は嬉しい。
「貴方のおかげ。今回も感謝する。」
「私は消えない。ここにいる。…」
この掲示板は過去ログ化されています。