二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ファイアーエムブレム覚醒〜現在ペルソナ4とコラボ!!〜
日時: 2013/05/01 15:41
名前: 些爾改めサニ。 (ID: N.hBywMC)

どうも。些爾改めサニ。です。

覚醒にドハマりし、作りました。

では登場人物。↓

希音(きお)
作者のマイユニットで主人公的な立ち位置。
兵種は神軍師。
主な武器は聖書ナーガ、フォルセティ、トールハンマー、アグネヤストラ(ミカヤの神炎)。
スキルは武器節約、生命吸収、疾風迅雷、限界突破、華炎。
記憶喪失になっているところをクロムたちに拾われる。
時折、天才的な軍師の才を見せる。
夫のクロムLOVE。

クロム
本編の2人目の主人公。
兵種はマスターロード。
主な武器は神剣ファルシオン。
スキルはデュアルアタック+、カリスマ、天空、限界突破、王の器。
イーリス聖王国の王子(聖王)。
普段は無愛想な印象だが、ここぞというときには熱い一面を見せる。
希音が愛おしすぎてたまらない病。

マーク(♂)
未来から来た希音の子。
兵種は魔戦士。
主な武器はガルダイン(レクスカリバー)、勇者の剣、ジオダイン(トロン)。
スキルは戦知識、王の器、華炎、魔防+10、居合一閃。
未来での記憶がほとんどないため、どの時間軸から来たのかは不明。
母である希音以外のことは覚えていない。
この作品で貴重な常識人&苦労人。

ルキナ
未来から来たクロムの子。
兵種はマスターロード。
主な武器は裏剣ファルシオン。
スキルはデュアルアタック+、エリート、王の器、太陽、天空。
絶望の運命をたどった未来から来た。
幸せな未来にするために過去にやってくる。
笑いのツボがおかしい。

まぁ・・・こんなかんじです!!

「俺のマイユニだせやぁ!!」というかたは下をコピペってくださいね!
〜用紙〜
名前:
性別:
兵種:
スキル:
主な武器:
備考:

それでは〜!

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Re: ファイアーエムブレム覚醒〜なにこの日常〜 ( No.1 )
日時: 2013/03/16 20:21
名前: 些爾改めサニ。 (ID: gWkqmuUW)

第一話〜あー・・・〜

あたしは希音。
自警団の軍師をしてるの。
この自警団は個性的な人々が集まってるわ。
美意識が人とずれている人、自称貴族の人、どこの国にも属しないマムクート、お菓子好き盗賊・・・
とにかくいろいろよ。
そんな個性的なこの軍の将は・・・

「希音!」

「クロム!!」

あたしの最愛の人、イーリス聖王国の聖王、クロム!

・・・ふふ。

「希音・・・あのさ、ちょっと出かけないか?」

・・・・!!!

そりゃあもちろん!!

「うんっ!!」
「っ!!//////」

あ、クロム・・・
「顔、真っ赤」
「な、なわけないだろっ」

恥じらうところも・・・かわいい。

「ほ、ほらもういくぞっ!」

「うん」

久しぶりだから楽しみ・・・!



「はぁ・・・」
これだから父さんと母さんはバカップルっていわれるんだから・・・

あ、僕マークっていいます。
夢は母さんみたいな軍師になること!
・・・・なんですけど。

「・・・あの様子じゃなぁ」

あの通りだから・・・ちょっと・・・なぁ。

「マーク?」
「あ、ルキナさん」

この人はルキナさん。
僕の姉にあたります。

「いや、なんでもないですよ」
「そうですか?」
「はい。」


そういって、部屋に戻る。

バカップルをどうにかしないとなぁ・・・

平和なのはいいんですけどね。



続く

Re: ファイアーエムブレム覚醒〜なにこの日常〜 ( No.2 )
日時: 2013/03/17 17:28
名前: 些爾改めサニ。 (ID: gWkqmuUW)

第二話〜どうやってこの二人は結婚した!?〜

(それは・・・2年前にさかのぼる)
(クロムside)

「・・・・?」

少し肌寒く夜中に起きてしまった。
その時に、なにかの歌が聞こえた。

「だれだ・・・こんな夜中に?」

ちょっと気になって歌が聞こえる場所まで行ってみる。

すると、

「(・・・希音!?)」

そう、希音が歌を歌っていた。

「 『悲しみの海に沈んだ私
   目を開けるのもおっくう

   このままどこまでも落ちてゆき
   誰にも見つけられないのかな 』 」

それはとても、切なく、そして恋しいような歌声だった。

「 『何処へ向かいなにをすれば
   ふと差し込む一筋の光

   手をのばせば届きそうだけど
   波にさらわれて見失った』 」

気が付けば、俺はあいつの歌に耳を傾けていた。

「 『あれはいったいなんだったのかな
   暖かくて、眩しかったの

   無意識のカウンター イルミネーション
   嘘つきは誰?

   深海少女 まだまだ沈む
   暗闇の彼方へ閉じこもる

   深海少女 だけど知りたい
   心、ひかれる あの人を見つけたから』 」

俺はもっとそばで聞きたくて、希音のもとへ歩いていた。

すると希音は、やっと気づいたらしく、こっちを振り返る。

「あ・・・」

驚きの声を上げる。

「よう。」
「聞いてた?」
「ああ。」
「うぇ・・・へ、ヘタだったよね?」

そんなわけないだろ。
「綺麗だった」

「ふへ・・・そ、そう?」
「あの歌・・・なんか特別なのか?」

そう聞くと、

「・・・今の私に近い歌を歌ってたのよ」

・・・・ん?

「お前、好きなやついんのか。」

「!!!????/////」

やっぱりな。

「なぁ、また来ていいか?」
そういうと

「っ・・・うん!」

そう、満面の笑みで答えた。

続く

Re: ファイアーエムブレム覚醒〜なにこの日常〜 ( No.3 )
日時: 2013/03/17 19:28
名前: 些爾改めサニ。 (ID: gWkqmuUW)

第二・五話〜この二人はどうやって結婚した!?Part,two〜

(クロムside)

それからというものの、皆が寝静まった頃、俺と希音は外で待ち合わせをし、世間話をしていた。
だが、俺の一番の楽しみは、

「今日はどんな歌なんだ?」
「ん・・・十面相、かな」

そう、希音の歌。
あいつの歌は、たとえその日が嫌な日だったとしても、それを飛ばしてくれる。

「 『最初の私は おとなしい娘
   恋に破れて 感情を閉ざすの
   新しい人格作り上げ
   私たちの 感情は入れ替わる

   3、受け入れたくない記憶を
   4、別の人格とみなし
   5、他人事のように振る舞い
   6、そうやって自分を守った
   7、記憶の共有はされない
   8、互いの存在も知らない
   9、時が流れ流れ今は
   10 人の人格が此処にいた

   私の中の住人が
   同じ男に恋をした
   みなみな報われぬまま
   男の答えは

   「あなたのなかの
   一人だけを愛しましょう」
   心臓が高鳴る
   私たちの
   早まる鼓動を
   押さえつけて』 」

歌を歌うときの希音の顔は、とても優しい笑みを浮かべている。

そんな希音に見とれながら、歌を聴いていた。

「ど、どう、かな?」
「綺麗だった。(ぽん)」

頭の上に手を置くと、

「あ、ありが、と・・・う」

顔を赤くして微笑むのだった。

「(・・・可愛い)」

あ、そういや。
「お前の好きなやつってどんな奴?」

そういうと
「正義感があふれてて、強くて、優しくて・・・いざというときは守ってくれる人よ。」

また、顔を赤くしていった。

「・・・誰だ?」
「い、言えないよ恥ずかしくて!!///////」

「(そうか・・・)」

その時、ズキリと胸が痛んだ。

「(・・・?なんだ今の)」

また続く

Re: ファイアーエムブレム覚醒〜なにこの日常〜 ( No.4 )
日時: 2013/03/17 20:55
名前: 些爾改めサニ。 (ID: gWkqmuUW)

第二・五話〜どうやってこの二人は結婚した!?Part,three〜

(クロムside)

あの言葉を聞いて以来、俺はあいつが好きだと気付いた。

「(俺は・・・)」

あいつのいう好きなやつじゃ・・・ない。

多分、ソールだ。
ソールは自警団の一員で、食い意地のあるやつ。
しかも、あいつのいう好きなやつにあってる。

俺じゃ、ない。

その日から、俺は希音を避けるようになった。
戦いではいつも協力しているものの、プライベートの時は避けている。

「(どうしたら・・・)」
俺は、そんな正義感あふれていない。
強くもない。

くそ、なんなんだよ!!
俺は苛々まじりに壁を殴った。



〜それから数日後〜

「あ、いたわね!?クロム、ちょっといい?」

あ・・・

「・・・希音っ・・・!い、いや俺ちょっと用事が・・・」」
「ちょっと今後の行軍で話が・・・って。なにそわそわしてんの?」

はぁ!?

「いつも通り・・・だが」
「じゃ、なんでそんな挙動不審なの?」

なわけないだろ!!

「そんなわけあるか!」
「かくしてない?クロム」

なんでそんな風に見える!?

「なにも隠してなんかいない・・・さ」

「あなた最近あたしをさけてるわよね?
 ・・・理由を教えて。もう隠し事はしないっていったわよね?
 もし、あたしを嫌ってるならそれでもかまわない。
 それでも、理由を教えてくれない?」

希音が泣きそうな顔でいう。

「バカいうな!お前を嫌うなんて・・・そんなことあるわけないっ!」

「じゃあ・・・あたしを避けるのはなんで?」
今度はもっと泣きそうな声で言う。

「・・・・・」
それにこたえられない俺。

「クロム・・・・」
そして限界にまで達し目がうるんできた希音。

「ああもう、そんな顔するな。
 それはだな・・・ほら、お前前に好きなやつの特徴いったろ?」
「うん・・・」

「あれに俺は当てはまらないってずっと思ってたんだ。」
「・・・・・へ?」
「つまりはだな。俺はお前が好きなんだ」


「・・・・・っ!?////////」

「俺は、今までは意識してなかった。あの時、ようやく気づいたんだ。お前は俺の女・・・魅力的な女性なんだって・・・!」
「・・・え、ええええええ!!??」

「ちょっと待ってよクロム!!」
「待つものか!もう絶対に言ってやるからな!!」

お前も顔が真っ赤なくせに!!

「すーっ、はーっ、すーっ、はーっ!!
 もういうぞ!言うからな!覚悟しろっ!!」
「は、はひっ!!」

そして俺はありったけの気持ちをいう!!

「俺はお前が好きだ!!お前を心から愛している!!」

「ク、クロムっ・・・!」
「俺は最初からお前が好きだったんだ!!」

「・・・・・!!!!!」

ふぅ・・・
「すまん、少し強引になってしまった。俺の悪い癖だな。
 俺の気持ちを押し付けるつもりはない。
 お前の返答がどうであれ、きちんと受け止める。
 その友情に変わりはない。安心してくれ」

「・・・クロム。気づかなかった?」

「・・・何を?」

「あたしの好きな人の特徴ってあなたのことを言ってたんだけど・・・」


なにぃぃぃぃぃぃ!?
「俺・・・そんなやつなのか?」
「うん。・・・それに最初から好きだった」

「そうか・・・そうだったのか・・・・
 ははは、今日は俺の人生の中で最良の日だよ」


 ——俺の気持ちを受け止めてくれて、ありがとう。
    

    いつの日か、共に平和を取り戻そう。


        必ずだ。


〜この二人はどうやって結婚した!?〜シリーズ

Fin


第三話へ


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