二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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逃走中〜グランドチャンピオンシップ〜
日時: 2014/08/28 23:15
名前: ゆうやん ◆uCn/szLpuI (ID: GNaqrXDU)

今回の舞台は俺得逃走中初の舞台となる豪華客船「ゴールドシップ」。
船内には巨大シアターやショッピングエリア、カジノにテニスコートなど様々なアトラクションが存在する。
また今回の逃走中グランドチャンピオンシップでは様々なミッションが発動。
協力・信頼・賞金への欲望・ハンターへの恐怖など様々な要素が絡み、密度の濃い逃走劇が展開される。

遂に逃走中グランドチャンピオンシップを開催することが出来たゲームマスター畑々ユーヤ。
彼は今まで妨害を仕掛けてきたある人物に備え、親友の火村ジュンと弟の畑々ショウを新たなサポーターとして迎え入れる。
しかしその人物はゲーム中にゲームマスターの目の前に現れ、記念すべきこの大会で乗っ取りを開始する。
果たしてその人物とは一体誰なのか?そしてゲームマスターは無事に逃走中を終わらせることが出来るのか?

この史上最高級のスケールのゲームに参戦するのはこの舞台にふさわしい30人の逃走者達。
逃走成功者など過去の逃走中で好成績を収めた逃走者や再登場が望まれる逃走者、
更には注目すべき新たな逃走者を中心に集められ、今までにないスケールで行われる事となる。

果たして史上最高スケールのゲームを逃げ切り、俺得逃走中史上最高賞金を獲得する者は現れるのか!?





〜逃走者〜 ()は「俺得逃走中シリーズ」参加回数
阿良々木暦(初)
イグッチョ(4)
伊波まひる(3)
ウォーリー(2)
園城寺怜(初)
桂木桂馬(初)
神原駿河(初)
気まぐれ(2)
高坂桐乃(2)
須川亮(2)
戦場ヶ原ひたぎ(2)
高鴨穏乃(2)
立花姫子(3)
土屋康太(3)
東條希(初)
東横桃子(4)
ドアラ(2)
中野梓(5)
ハクア・ド・ロット・ヘルミニウム(初)
日野茜(2)
平沢唯(5)
フラット(2)
星井美希(3)
御坂美琴(6)
ヨーテル(初)
横山奈緒(初)
吉井明久(7)
ランスロット(初)
りゅーと(初)
ルイージ(3)



▽逃走中グランドチャンピオンシップ、遂に開催!
▽神原駿河の驚異的な逃走劇!
▽予選突破者、ルイージ・ランスロットの実力は!?
▽765美希VSシンデレラ茜VSミリオン奈緒VSμ's希!
▽初参戦!ヨーテル・りゅーと!
▽逃走者に襲い掛かる驚愕のミッション!
▽衝撃の結末!最後まで見逃すな!

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Re: 逃走中〜グランドチャンピオンシップ〜 ( No.268 )
日時: 2017/02/19 22:00
名前: ゆうやん ◆uCn/szLpuI (ID: cx0XK2m1)

【26:30 2,496,000円】




ハクア
「これよね!ゲート!」



一番乗りで到着したのはハクア・ド・ロット・ヘルミニウム…



ハクア
「ただこれ1人だけだと入れないんだ…」



ハンターZONEのゲートの開閉ボタンはゲートの外側にしかついていない。
そのため2人以上いないと確実に出られなくなる。



ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)!」



そこに現れたのはドアラ…



ハクア
「あっ!一番信頼できそうなのが来たわ!」



現在最も信頼できる逃走者だ…



ハクア
「とりあえず一旦待ちましょう?行くならもうちょっと人数増やしてから行きたいわ」

ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)」コクリ



彼らは他逃走者の到着を待つ…





まひる
「…」



一方ミッションに動くどころか逃走中に参加しているのかどうかも怪しい伊波まひる…



ハンターCK
「…」



その近くにハンター…



まひる
「…」



ハンターCK
「…」



まひる
「…」



ハンターCK
「…!」



見つかった…



まひる
「…!」ダッ



ハンターの殺気を感じたのか逃げるまひる…



まひる
「…」



ハンターCK
「…」



まひる
「…」



ハンターCK
「…」




┏  LOCK ON  ┓

    +  
   INAMI

┗  LOCK ON  ┛




まひる
「…」ポンッ!




【25:37 2,527,800円】
【伊波まひる確保 残り9人】




まひる
「…………ぐすっ、怖かったよぉ…」



どうやら肩の荷が下りたようだ…





須川
「あなたとてもかわいいですね、お名前は?」

ハクア
「…」



ゲート付近に3番目に現れたのは須川亮…



駿河
「そうか!これがそのゲートとやらだな!」



「はぁ…はぁ…着いたで…」



そして神原駿河と東條希も到着した…



ハクア
「確かアンタ一回捕まってるのよね!?ってことはニセ逃走者じゃないのよね!?」

ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)b」

ハクア
「じゃあアンタにボタン任せるわよ!」

ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)」フンス


「あっ、それならウチも一緒に残るわ。正直戦力にならんと思うしいざとなったら囮になってあげる」

ハクア
「いいわよ、その代わりアンタもちゃんと見張るのよ?」

ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)」マカセロ



ハンターZONEに突入するのはハクア、須川亮、神原駿河の3人に決まった…
これより彼らは2階で閉じ込められているゆうやんの捜索を行う…




「なにかあったらすぐ戻ってきてな!無茶は絶対にしないで!」

須川
「おう!この須川様に任せておけ!」


「じゃあ開けるわよ!」



ピーッ!!!!!←ゲートの開く音



駿河
「それでは行ってくる!」

ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)ノシ」



3人がハンターZONEに突入…



ハンターFT
「…」

ハンターFY
「…」

ハンターKA
「…」



ハンターZONE内には合計3体のハンター…
一本道が多い2階ではハンターに見つかればすぐに捕まってしまう…



須川
「やべえ…ハンター怖いわ…」



果たしてハンターに見つからずにゆうやんを見つけることが出来るのか!?

Re: 逃走中〜グランドチャンピオンシップ〜 ( No.269 )
日時: 2017/02/20 22:01
名前: ゆうやん ◆uCn/szLpuI (ID: cx0XK2m1)

【24:30 2,496,000円】




ハクア
「一体どこにいるのよ…」


駿河
「見つかってもずっと逃げればいい話だな!」



ハクア、須川亮、神原駿河の3人がハンターZONEに突入…



ハンターFT
「…」

ハンターFY
「…」

ハンターKA
「…」



しかしハンターZONE内には合計3体のハンター…
果たして見つからずにゆうやんを探し出せるのか!?



須川
「ここは………開いてない」



ハンターFT
「…」



ハクア
「とりあえず一旦奥まで行ってみるわ」



ハンターFY
「…」



ハクア
「うっ…ハンターがいるわね…」



ハクアの行く先にハンター…



ハンターFY
「…」



ハクア
「…」



ハンターFY
「…」



ハクア
「………行くわよ!」



ドンドンと前へ進んでいく…



駿河
「………さすがにここは慎重に行った方がいいな」



出会い頭を警戒してさすがの神原駿河も動きが慎重になる…



ハンターKA
「…」




┏ NOT FOUNDED ┓


    +
   

┗ NOT FOUNDED ┛




ハンターKA
「…」




┏ NOT FOUNDED ┓


    +
   

┗ NOT FOUNDED ┛




ハンターKA
「…」




┏  LOCK ON  ┓

    +
   SUGAWA

┗  LOCK ON  ┛



ハンターKA
「…!」


須川
「やべっ…!」



見つかった…



須川
「はぁ…はぁ…」




「あっ!ハンターに追われてる!」

須川
「開けろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)」コクリ



ピーッ!!!!! ←ゲートの開く音



須川
「はぁ…はぁ…」



ピーッ!!!!! ←ゲートの閉まる音



ハンターKA
「…」


「うわっ…ハンターもう間近やん…」

須川
「はぁ…はぁ…これ想像以上にやべえぞ…」


「どういうことなん?」

須川
「思ったよりハンターZONEが広すぎる………しかもハンターも多すぎる………!」



ハクア
「ここは………かなり広いわね………」



2階奥のダイニングへとやってきたハクア…



フラット
「あっ!ハクアさんです!」


「ハクアちゃんだー!いらっしゃーい!」



そこには牢獄があるため彼らが優しく出迎えてくれる…



ハクア
「今ゆうやん?とかいう人物を探しているのよ。何か知らない?」

美希
「あふぅ…ゆうやんは見たことあるけど今日は見てないなーって思うの」

気まぐれ
「そうなんですよね…さっきのミッションでみんな2階を走り回ったけど誰1人見てないって言うんですよね」

ハクア
「…と言うとそんな簡単な場所にはいないってことね」

ヨーテル
「恐らくは部屋の中とかだな、ここにはたくさんの部屋がある。きっとその中にいるんじゃないか?」

ハクア
「なるほど…参考になったわ。ありがとう!」

穏乃
「頑張ってください!!!!!」



有力な情報を手に入れた…



ハクア
「一旦戻ってみんなにこの事を共有しましょう」



そしてどうやら一先ず撤退するようだ…



ハンターFT
「…」



しかしハンターZONEには3体のハンター…
果たしてゲートまで戻ることが出来るのか!?



ハクア
「………来なさい!」

駿河
「はて?すでにゆうやんとやらを見つけたのかな?」

ハクア
「残念ながら見つかってないわ、ただもう一度戻って作戦会議よ」

駿河
「無策で行くよりは効率的ってことだな。うむ心得た」



近くにいた神原駿河と合流…



ハンターFY
「…」



しかしその近くにハンター…



ハクア
「とにかくすぐに………来たっ!」

駿河
「なんとっ!?」

ハンターFY
「…!」



見つかった…




「一体………来た!」

駿河
「開けてくれ!!!!!」



ピーッ!!!!!



先に神原駿河が脱出…



ハクア
「はぁ…はぁ…」



ハンターFY
「…」



しかしハクアがまだ残っている…




「ハクアさん!!!頑張ってください!!!!!」



ハクア
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜!!!!!!!!!!」



ハンターFY
「…」

















































ピーッ!!!!!



ハクア
「はぁ…はぁ…はぁ…」

ハンターFY
「…」


「な、ギリギリやったな…」



ハクアもなんとか脱出に成功できたようだ…

逃走中〜グランドチャンピオンシップ〜 ( No.270 )
日時: 2017/02/21 21:08
名前: ゆうやん ◆uCn/szLpuI (ID: cx0XK2m1)

【20:00 2,730,000円】




ハクア
「………というわけで部屋にいるんじゃないかなってことなのよ」



早速先ほど牢獄で得た情報を共有するハクア…



駿河
「私もそんな気がするな!色んなところを見たがそれらしい形跡はなかったからな!」


「となると片っ端から部屋を探した方がいいってことですね!!!」


「そういうことになるなあ…」



そんな作戦会議を行っている逃走者の近くに…




「何をしているんだろ…?」


康太
「…………かなりの人数がいる」


ウォーリー
「………おいおい、あんなところにたくさん集まりすぎだろ」



中野梓、土屋康太、そしてウォーリー…
これで全ての逃走者がゲート付近へとやってきた…



須川
「とりあえず俺と茜ちゃんと駿河ちゃんで行くってのはどうだ?ハクアちゃんはまだ疲れてるだろ」

ハクア
「………いや行くわ、ただ近くの部屋を担当させて」

須川
「もちろんだ!2人もそれでいいか?」


「もちろんです!!!!!私が変わりに奥の部屋から見ていきますよ!!!!」

駿河
「私も協力しよう」

須川
「決定だな!希ちゃん!ってことでよろしく頼むわ!」


「任されたで!」



再びハンターZONEに突入する須川亮、ハクア、神原駿河、そして日野茜…




「じゃあ開けるよー」



ピーッ!!!!!



ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)ノシ」

須川
「b」

ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)b」



果たしてゆうやんを見つけることが出来るのか!?




「あっ…突入していきましたよ」


康太
「…」


ウォーリー
「ほう…」



遠くから見守る3人…




「じゃあさっきみたいに誰か戻ってきたらボタンを押そうな」

ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)b」



更にゲート付近でボタンを押す担当となった2人の近くに…



ハンターKT
「…」



ハンター…




「…げっ、ハンターです…」


康太
「…………ひとまず逃げる」


ウォーリー
「…!」ダッ



中野梓、土屋康太、ウォーリーの3人はいち早く気づき、その場を離れる…




「…」

ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)」



しかし東條希とドアラはまだ気づいていない…



ハンターKT
「…!」



そしてハンターに見つかった…



ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)!」


「ハ、ハンター来てるやん!!!」



ようやくハンターの接近に気付いた2人…




「ここはウチが囮になる!はよ逃げて!」

ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)!?」


「あなたは一番信頼できるんや!だからここで捕まったらあかん!」

ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)」


「だからここはウチに任せて逃げて!!!」

ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)」ダッ



ハンターKT
「…」



ハンターが視界に捉えたのは…



























































┏  LOCK ON  ┓

    +
   TOJYO

┗  LOCK ON  ┛




ハンターKT
「…」



「来たねっ!」



自ら囮となった東條希だ…




「はぁ…はぁ…」ポンッ!




【18:04 2,799,600円】
【東條希確保 残り8人】





「………ウチは後悔してないで。これが私が望んだ道やから…!」



大健闘のスクールアイドルは自らの思いをドアラへと託したのであった…





ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)」ショボーン



一方彼女のおかげで助かったドアラはシアター内へと逃げていた…



ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)」ガンバル



再びニセ逃走者排除の為に気合いを入れ直す…



ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)…!」



ハンターHY
「…!」



しかしシアター内には別のハンター…



ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)」



ハンターHY
「…」



ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)」



ハンターHY
「…」




┏  LOCK ON  ┓

    +
   DOARA

┗  LOCK ON  ┛




ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)」アアアアア ポンッ!




【17:21 2,825,400円】
【ドアラ確保 残り7人】




ドアラ
「(⌒)'・▲・`(⌒)」ショボーン



助けて貰った命を無駄にしてしまった…





プルルルル!プルルルル!




「ええっ!?東條さんとドアラさんが確保です…」


康太
「…………残るは7人」





東條希とドアラの確保によってゲート前でボタンを押す人は誰もいなくなった…



須川
「ここは………違うか」


ハクア
「もう!どこにいるのよ!」



しかしハンターZONE内にいる4人はこの事実を知らない…

Re: 逃走中〜グランドチャンピオンシップ〜 ( No.271 )
日時: 2017/02/22 22:32
名前: ゆうやん ◆uCn/szLpuI (ID: cx0XK2m1)

【16:30 2,856,000円】




現在ハンターZONEには4人の逃走者が突入している。
しかしゲートを開けるボタンは外側にあるため、このままでは4人は閉じ込められてしまう



康太
「…………ボタンを押す人がいない」



「マズいですよね………助けに行かないと!」


ウォーリー
「………ったく、しょうがねえな。賞金のためだもんな」



そのボタンを押すことが出来るのは土屋康太、中野梓、ウォーリーの3人。
しかしこの中にニセ逃走者が混じっていれば、ゲート付近にいてもボタンは押さずに、中にいる逃走者を閉じ込める可能性がある。
果たしてニセ逃走者は一体誰なのか…!?






「違います!!!!!」ガチャガチャ


駿河
「ここも…違うな」ガチャガチャ



一方その頃ハンターZONEでは4人の逃走者がゆうやんがいる部屋を探していた…



ハンターFT
「…」

ハンターFY
「…」

ハンターKA
「…」



ハンターZONE内には合計3体のハンターが逃走者を捜索している…
見つからずにゆうやんを探すのは困難だ…



ハンターFT
「…」



ハクア
「ここも違う…」



ハンターFY
「…」



須川
「どこにいるんだあの野郎は…」



ハンターKA
「…!」



ハンターがある逃走者の姿を捉えた…
その人物とは…



























































┏  LOCK ON  ┓

    +
    HINO

┗  LOCK ON  ┛




ハンターKA
「…!」




「ハンター!!!!!来ました!!!!!」



日野茜だ…




「うおおおおおおおおおお!!!!!逃げますよ!!!!!ボンバーーーーー!!!!!」

ハンターKA
「…」



猛スピードで逃げる日野茜とそれを追うハンター…



ハンターFT
「…!」



しかし逃げる先にもう一体…




「うわあっ!?そっちもですか!?」


ハンターFT
「…」


ハンターKA
「…」



挟まれた…




┏  LOCK ON  ┓

    +
    HINO

┗  LOCK ON  ┛





「…」ポンッ!




【14:35 2,925,000円】
【日野茜確保 残り6人】





「………くーっ!!!!!悔しいですね!!!!!」



ハンターZONE内ではハンターとの遭遇確率が高くなる…
そのため挟み撃ちの可能性も普段より高い…





ハクア
「まずいわね…1人捕まっちゃったわよ…」←見ていた


須川
「………なんか茜ちゃん捕まったっぽいぞ?」←大声を聴いて察した


駿河
「ここではないのか!?」←聞いてなかった



遂にハンターZONE内で1人目の犠牲者が出てしまったことで動揺する逃走者達…



ハンターFY
「…!」



しかし残るもう1体のハンターもある逃走者の姿を捉えた…
見つかったのは…




























































須川
「なっ………マジかよっ!!!!!」



須川亮だ…



須川
「また外に出るしかねえか…!」



彼は先ほど同様にハンターZONE外への脱出を試みる…



??
「…!」



目指すゲート付近にはある逃走者…



須川
「開けろ!ハンター来てる!!!」

??
「…」

須川
「おい!!!!!さっさと開けてくれ!!!」

??
「………ニヤリ」



しかしその逃走者は一向にゲートを開けようとしない…



須川
「なっ………てめえまさか………」

??
「…」

ハンターFY
「…」




┏  LOCK ON  ┓

    +
   SUGAWA

┗  LOCK ON  ┛




須川
「お前がニセ逃走者ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ポンッ!




【13:57 2,947,800円】
【須川亮確保 残り5人】



須川
「ははっ…そういうことだったんだな…」



ニセ逃走者によって閉じ込められてしまった…





ハクア
「ニセ逃走者!?まさかゲート付近にいるの!?」



須川亮の声を聴いたハクア…



ハクア
「………いやでもまずはゆうやんを探さないと」



ニセ逃走者排除装置を起動させるためにはゆうやんの指紋認証が必要となる。
たとえニセ逃走者が分かったとしても彼がいなければ入力できない。



ハクア
「それにきっとこの異変に気付いた誰かが………来てくれるはず」



彼女はニセ逃走者以外の誰かが変わりにボタンを押してくれる事を信じてゆうやんを探す…

Re: 逃走中〜グランドチャンピオンシップ〜 ( No.272 )
日時: 2017/02/24 00:00
名前: ゆうやん ◆uCn/szLpuI (ID: cx0XK2m1)

【13:30 2,964,000円】




駿河
「ここ…でもないな」ガチャガチャ


ハクア
「………違う」ガチャガチャ



現在ハンターZONE内でゆうやんを探しているのは神原駿河とハクアのただ2人…



??
「…」



しかしゲート付近にはニセ逃走者が彼女たちの脱出を阻止している
果たしてその人物とは一体誰なのか!?





ハクア
「…」ガチャガチャ


駿河
「違うな」ガチャガチャ



ハンターに気をつけつつひたすらゆうやんがいる部屋を探す2人…



ハクア
「………!開いたっ!」



ついにハクアが鍵の掛かっていない部屋を発見…



ゆうやん
「うおっ!ハクアちゃん!なんでここに!?」

ハクア
「あなたを助けに来たのよ!」



そこには囚われの身となったゆうやん…



ハクア
「……………よしっ!これで解けた!さあニセ逃走者は一体誰なの!?」

ゆうやん
「ニセ逃走者………もしかしてこの手紙か?」

ハクア
「貸しなさい!」パシッ

ゆうやん
「えっ、すごい乱暴…」



灰原カナがゆうやんの元へと送った手紙…そこに書かれていたのは………




























































ハクア
「『ニセ逃走者は中野梓だ』………あの子………!」




「…」



ニセ逃走者は中野梓であった…



駿河
「おお!ゆうやんを見つけたのか!?」

ゆうやん
「駿河ちゃんまで!これは一体…」

ハクア
「詳しい事は後で説明するから!とにかく脱出するわよ!」



ニセ逃走者とゆうやんを見つけ出すことに成功したハクアと神原駿河…
これより2人はゆうやんを連れてハンターZONEから脱出しないといけない…



ハクア
「………電話するわ」

駿河
「じゃあ私はハンターを見張っている!」



ハクアが電話をかけた相手は…



康太
「……………なんだ?」



ニセ逃走者ではない土屋康太…



ハクア
「今ハンターZONEでゆうやんを見つけたから脱出するの!だからゲートまで来てボタンを押して!」

康太
「…………それなら問題ない」

ハクア
「問題ない?それは一体…」



彼の「問題ない」が意味することとは…




「離してください!私が何をしたというんですか!?」

ウォーリー
「君がやったってことは知っているんだよ、だから素直に大人しくしていようか」



康太
「…………こういうことだ」



そう…ハンターZONEの外ではすでに2人がかりでニセ逃走者である中野梓を止めていたのだ…



ハクア
「分かったわ!ありがとう!」

康太
「…………無事を祈る」



これで閉じ込められる心配は無くなった…



ハクア
「さあ脱出するわよ!アンタも全力で走りなさい」

ゆうやん
「まあ助けてもらったからには………ええ…」



果たして2人はゆうやんを連れて無事に脱出する事が出来るのか!?


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