二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 幻想郷と色んな仲間達?
- 日時: 2015/02/17 21:54
- 名前: ルーミャ (ID: dY/cpaOc)
知ってる二次キャラ少ないのに何書いてんだ俺……
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- Re: 幻想郷と色んな仲間達? ( No.1 )
- 日時: 2015/02/18 17:21
- 名前: ルーミャ (ID: dY/cpaOc)
~博麗神社~
魔理沙「暇だぜ霊夢〜」
霊夢「いや、まだ雨降ってるし、泊めてあげてるから静かにしてなさいよ」
魔理沙「とは言われてもなぁ……」
ぐずりながら魔理沙はこたつにある煎餅を手に持ち、噛み砕いた。
魔理沙「雨は嫌いだぜ。服が濡れるから色んな所へ行けないし」
霊夢「いいじゃないその方が。どうせろくなことしないし」
魔理沙「全くひどいやつだ」
しばらく、沈黙が二人を覆った。
魔理沙「……止まないな」
霊夢「そうね……今日は一日中雨かも」
魔理沙「……ちなみに、ご飯は?」
霊夢「あるわよ、失礼じゃない?」
魔理沙「だってお賽銭毎回入ってないじゃん」
霊夢「その分、里で妖怪退治をしてるから大丈夫よ」
こたつに潜り込みながら、霊夢は言った。
~紅魔館~
咲夜「お嬢様、紅茶でございます」
レミリア「ありがとう」
テーブルに置かれた紅茶を手に取り、僅かにすする。
レミリア「……じめじめするわね。本当参るわ」
パチュリー「……別にいいじゃない。雨は好きよ。邪魔が入らないから」
レミリア「私は嫌よ、何処にも行けないし」
フラン「……暇ね、お姉様。ここは1つ弾幕ごっこしない?」
黙って椅子に座っていたフランはゆっくり立ちながら質問する。
レミリア「面白いこと言うじゃない。受けてたつわよ」
レミリアもやる気満々で椅子から離れる。
その言葉を聞いた瞬間パチュリーは二人を睨む。
パチュリー「やめなさい。ここは図書館よ? もし暴れたら二人とも水に包ませて一生動けなくするわよ」
フラン「冗談よ」
レミリア「うそうそ。本気にしないでよ」
二人は笑いながら椅子に座り直した。
美鈴「へっくしゅん! ブルル……
」
雨の中、美鈴は門番に励んでいた。
~魔法の森~
家のなかで静かにしてる3人とは対照的に、うるさく雨が響いている。
ルナ「雨、降ってるわね」
サニー「ねぇ、この音うるさいから消してよ。眠れない」
ルナ「……どこかで似たような言葉を聞いたわね」
スター「これじゃあ何もできないわね……? 誰かいるわね」
そう呟いてドアを開ける。そこには妖精が二人いた。
チルノ「泊めさせてもらうよー」
大妖精「あの……お邪魔します」
サニー「ありゃ、誰かと思えば妖精じゃないか」
スター「あら、温まってく? コーヒー用意したわよ」
大妖精「ありがとうございます」
チルノ「私は要らないよ」
スター「ちょうどいいし、トランプでもやりましょう?」
サニー「どちらかと言うと花札の方が……」
ルナ「あなたいつからそんな渋いのやるようになったっけ?」
アリス「……」
黙々とアリスは色々な人形を作っていた。
アリス「……」
- Re: 幻想郷と色んな仲間達? ( No.2 )
- 日時: 2015/02/19 20:14
- 名前: ルーミャ (ID: dY/cpaOc)
サンレッド「……何でお前ら今日は全員で集まってんだ?」
ヴァンプ「レッド。今日こそお前を殺す。フフフフフフフ……あ、佳代子さん、今日は寒いからおでん持ってきましたよ」
今、サンレッドとヴァンプ、その他はサンレッドの家にいた。
サンレッド「どうでもいいけどなぁ……いきなり俺の家に押し掛けてくるんじゃねぇ!」
ヴァンプ「いや、それが今日こそ確実にレッドさんを殺すことが出来る怪物がいたんですよ。ですから挑戦状とか出してる場合じゃなくて……」
サンレッド「まぁいい。珍しいが、その怪物がろくなもんじゃなかったらこの件も含めてキレるからな」
指と首をボキボキと鳴らしながら聞く。
ヴァンプ「恐れるがいい……行くんだ! イジゲン君!」
イジゲン「ククク」
サンレッド「オラァ!!」バキィン!!
見せ場を見せる気もなくいきなりイジゲン君に殴りかかる。すると、異空間が生まれ始めた。
サンレッド「ウオ!? 何だ!?」
ヴァンプ「う……ウワワワワ」
佳代子「……ちょっと! 起きなさいよ!」
サンレッド「ん……? 何だここ?」
寝起きのような感じで起きると、そこには大きな神社があった。
- Re: 幻想郷と色んな仲間達? ( No.3 )
- 日時: 2015/02/20 22:06
- 名前: ルーミャ (ID: dY/cpaOc)
ーーーーここは何処だ。
俺はむくりと起き上がる。
頭に少し痛みが通る。
アクセル「……いってぇ」
俺はアクセル。十三機関No.08。最後に覚えているのはソラに手助けをし、存在を懸けた大技を使い、そのまま消滅をしたことだ。
……となると、ここは亡くなった後の世界なのか?
俺は知らず知らずこの周りを歩いた。
すると、一人の少女を目にした。
アクセル「なぁ、あんた。ここの事を知らないか?」
少女はしばらく黙って、こう言った。
「……ここから出たいの?」
アクセル「いや、そうじゃない。ただここがどこだかを知りたいんだ」
「……だったら私の家まで来なさい」
そういうと、少女はゆっくりと歩き始める。俺もそれに釣られ歩き出した。
アクセル「……俺はアクセルだ。あんたは?」
少女は、アクセルをチラリと見て、こう答える。
「私は古明池さとり。地霊殿の主で、そしてーーーー」
一瞬だが顔を歪ませて、
さとり「心を読む能力を持っているの」
- Re: 幻想郷と色んな仲間達? ( No.4 )
- 日時: 2015/02/21 19:36
- 名前: ルーミャ (ID: dY/cpaOc)
サンレッド「さっさと起きろヴァンプ!!」
レッドは、気を失っているヴァンプを蹴った。
ヴァンプ「いたっ!? ど、どうしたんですかレッドさん」
サンレッド「どーしたもこーしたもねーよ! あの訳わからん怪物のせいで俺は変な場所に吹き飛ばされたんだぞ!」
佳代子「落ち着きなさいよあなた!!」
神奈子「あーもう、全く煩いねぇ、誰だいこんなところで大声あげてるやつは」
ガンキャノンを背負いで女が神社の階段を降りてきた。
佳代子「あ、あのーすみません。ここは一体……」
神奈子「ん? もしや道に迷ったのかい?」
ヴァンプ「あ、はい。そうなんですけど……」
神奈子「ふーん、なら私が途中まで送ってやろう。場所は?」
サンレッド「神奈川県川崎市だ。早めに頼む」
早口でそう言う。しかし、
神奈子「ん? どういうことだ?」
何故か神奈子は首をかしげた。
神奈子「確かそこは圏外、つまりこの世界に存在しないところだぞ?」
ヴァンプ・佳代子「「え」」
サンレッド「はぁ!?」
サンレッド「おい! どういう訳だ説明しろ!」
神社に入れさせてもらいちゃぶ台をドンと叩く。
神奈子「簡単に言うと何かの原因でこことあっちの世界の結界が和らぎ、そこから吸い込まれるようにここに来た、てことだ」
酒を飲みながら神奈子は答える。
そして全員は気づく。
原因はサンレッドがイジゲン君を殴ったことだと。
ヴァンプ「あ、頑張って出口探して下さい」
サンレッド「お前も探すんだよ」
早苗「あのー神奈子様、どうしたんですか?」
早苗が床の間にやって来た。
神奈子「ああ、ちょっと珍しい客がね」
顔だけを動かす神奈子の先を見ると、いかにも珍しい客がいた。
早苗「あら、可愛いお人形がいますね」
ヒョイとウサコッツを持ち上げる。
ウサコッツ「うわぁ! やめろよぉ!」
手をブンブン振るが全然届いていない。
早苗「可愛いですよ神奈子様!」
サンレッド「疲れたわ……」
神奈子「済まんがしばらく待ってくれ。家は貸すから」
ヴァンプ「しかし、こんなに大人数いるんですけど、大丈夫ですかね?」
神奈子「その時は頼んだ」
サンレッド「俺は御免だ!!」
- Re: 幻想郷と色んな仲間達? ( No.5 )
- 日時: 2015/02/28 19:53
- 名前: ルーミャ (ID: dY/cpaOc)
~地霊殿~
さとり「さてと……色々と貴方に聞きたい事があるのだけれども」
椅子に体を預け、さとりはそう言った。
さとり「まず、貴方は何者なの? 心が読めない……と言うことは存在している者じゃないわ、例外を除いて」
非存在。その言葉に俺は少し心を痛めた。そんな気がした。
アクセル「はは、あんたの言う通り俺は存在しないもの、心が無い者さ。ま、分身みたいなもんだ」
俺はさとりに答えを返した。
さとり「……分身? それは一体どういう事なの?」
アクセル「簡単に言うと抜け殻だ」
俺は即答を続けた。
さとり「……答えが速いわね」
アクセル「心が無いからな。迷いなんて生まれないんだ」
さとり「……これから行くあては?」
アクセル「知らないね、だが面白そうだからいろんな所へ行くことにするさ。ま、心が無いけどな」
さとり「仕方無いわね、それなら幻想郷を案内してあげるわ」
伸びをしながらさとりはアクセルに言う。
アクセル「悪いな、そうさせて貰う」
俺は一体、何故ここに要るのだろうか。一瞬だけそんな考えと思われる事がよぎった。
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