二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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逃走中〜桜の町のバンドマン〜 完結
日時: 2015/08/22 19:53
名前: オーロラ ◆k.JUpmA3kg (ID: VqN13fLi)

舞台は 桜が咲き誇るアートの町。

この町に何のあてもなくやって来た貧しい青年・霧彦。

ある日 空腹で倒れた所を町の少女・有姫に助けられた霧彦は
その出会いをきっかけにかつての音楽の夢を思い出し
バンドマンの夢を再び一から追いかけることに決めたのだが……?


今回ゲームに挑むのは
イカ娘やプリキュア、漫画・アニメキャラから募集組の作者さんまで28人。
果たして 130分間逃げ切るプレイヤーは現れるのか!?







=逃走者=

相沢栄子(侵略!イカ娘)
蒼乃美希(フレッシュプリキュア!)
赤羽業(暗殺教室)
朝比奈みくる(涼宮ハルヒの憂鬱)
イカ娘(侵略!イカ娘)
イグッチョ(募集組)
今泉俊輔(弱虫ペダル)
岡崎のりえ(たまゆら)
音無小鳥(アイドルマスター)
小野田坂道(弱虫ペダル)
菊地真(アイドルマスター)
倉橋陽菜乃(暗殺教室)
坂田銀時(銀魂)
潮田渚(暗殺教室)
しましま(募集組)
しら(募集組)
竜(募集組)
チョコバナナ(募集組)
塙かおる(たまゆら)
春野はるか(Go!プリンセスプリキュア)
土方十四郎(銀魂)
日野あかね(スマイルプリキュア!)
本田ヒロト(遊☆戯☆王)
巻島裕介(弱虫ペダル)
美樹さやか(魔法少女まどか☆マギカ)
美翔舞(ふたりはプリキュアSplash☆Star)
武藤遊戯(遊☆戯☆王)
四葉ありす(ドキドキ!プリキュア)

(五十音順・敬称略)

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Re: 逃走中〜桜の町のバンドマン〜 ( No.227 )
日時: 2015/07/30 22:53
名前: 井月裕希 ◆1uInudephA (ID: 3w9Tjbf7)

まさか、オーロラ作品で作者最後の砦になる日が来るとは・・・

どうも、最近諸事情で名前を変えました元イグッチョな井月裕希です。
真Pとして真との共演を果たしているにも関わらず感想書けず申し訳ありませんでした・・・
もちろん出させていただいている2作品とも読ませていただいています。

今回のゲームは真と協力したり小鳥さんの空を生歌で聞けたり何故かバリカン無双したりとこれ以上無いくらい満足なのですが、これで作者最後の砦にまでなるとは…ここは是非逃げ切りを目指したい所です。


残り20分となりいよいゲームも佳境。
この後の展開を楽しみにしています!

Re: 逃走中〜桜の町のバンドマン〜 ( No.228 )
日時: 2015/07/31 01:54
名前: オーロラ ◆k.JUpmA3kg (ID: VqN13fLi)

>ゆうろさん

どうもでーす。久しぶりですかね。

28人いた逃走者も残るは6人!
ここまで勝負強さと強運で残ってきましたが 大変なのはここからです。
逃走成功の夢の行方は!?

ひとまず感想書いときました。
参戦してるのになかなか感想書きに行けなくて申し訳ないです。



>井月裕希さん

改名ですか。分かりました!
あらためまして よろしくお願いします。
この「バンドマン編」も残るは20分、そして6人。

ここまで井月さんは小鳥さんと遭遇したり真と協力したりしながら
この終盤まで残ってきました!

小鳥さんの「空」は名曲ですよ!名曲!
聴くだけで前向きになれるさわやかな曲だと思いますね。
小鳥さんプロデュースしてみたいなあ…
基本的にオーロラゲームの小鳥さんはかなり淑女な要素が強いですけど

バリカンブレードの見せ場はどうしようか迷ってたら銀魂の宝クジ回がすごく面白くて…
なのでモヒカン強盗を悪役に真を救うという名目で発動させてみました。
本当に銀土回は面白いですわぁ…

もう1つの作品「デラン山」編はアイデアがうまく浮かばないまま
なかなか更新ができずにいて…
本当にすみません。たぶんこっちの方が早く終わると思います。

ということで残るは20分!ラストシーンの行方は。

ここまでドラマの流れを簡単におさらい ( No.229 )
日時: 2015/08/01 03:51
名前: オーロラ ◆k.JUpmA3kg (ID: VqN13fLi)

今更ドラマ見返すのは面倒でしょうからな…




怠け者な性格と上司への反発により勤めていた会社を飛び出した元会社員・霧彦。
霧彦には学生時代、プロのバンドマンになるという夢があったのだが
それもすでに消え失せていた。

放浪の末 ふらふらとたどり着いた桜とアートの町の公園に寝泊りする空腹生活を送っていた彼は
ある日居場所の公園を追い出され 空腹により町中で行き倒れてしまう。

そんな彼を救ったのは町に「あおぞら楽器店」を開いたばかりの少女・有姫だった。
うなされる霧彦の口から漏れたかつての夢を聞いた有姫は
霧彦に「あおぞら楽器店」で働こう!と誘い
霧彦は楽器店の仕事とブランクがあっても簡単に弾ける新しいギターを手に入れたのだった。

有姫の夢は町の公園で大々的に開催される「サクラ芸術祭」の音楽部門のステージで歌うこと。
霧彦は最初は有姫の得体の知れない優しさに戸惑いながらも自分と有姫、2人分の夢を叶えるべく、
新しい仲間を集め、仕事と音楽の練習を両立すべく奮闘する。

だが本番を前にこれまで元気だった有姫が体調を崩してしまう。

更にその夜偶然見たテレビ番組により、霧彦は有姫の正体を知ってしまう………!?


とまあそんな事実と憶測が飛び交う中、ついに本番当日
有姫は1日休んだこともあってか全快に。
いよいよ サクラ芸術祭は本番の日を迎え……?

ドラマ ( No.230 )
日時: 2015/08/01 03:56
名前: オーロラ ◆k.JUpmA3kg (ID: VqN13fLi)

オオオオオオオ……






桜とアートの町の公園は 大勢の客とオブジェや芸術作品を飲み込みふくれあがった。





「飴の彫刻よ!すごいよく出来てる!!」
「食べてみた〜い!」

星香
「オーホホホ 押さないでね 順番よ?」






「今年も神父さんのステンドグラス 見事なできばえだぜ……」

神父
「ありがとうございます…」

ガラス屋・ジョージ
「ガラスに興味があったら 僕のお店まで来てね。」




「これはあの向こうの山の景色、こっちは桜並木の風景画かぁ…」

将輝
「はっはっは!美しいだろう!そしてこっちは このオレ様の肉体美を描いた…」

「あ そっちはいいや」

将輝
「なんだとぉ!?」








ザワ……      ザワ……






霧彦
「いよいよ ですな…」

有姫
「うん …元気になれて 良かった」

将輝
「オレ様達 即興のバンド『ブルー・スカイ』 いよいよお披露目って訳だな!」

星香
「ま、アンタの体調だけが不安要素だったのよ。元気そうだし
こりゃ私らであの神父さんのガラス細工を抑えて大賞!イケるかもね」

有姫
「でも2人の飴の彫刻や風景画もすごかったよ!」

将輝
「そうか!まぁオレ様が本気出せばざっとこんなもんだ!」

星香
「こっちが大賞取っちゃったりしたら ごめんなさいねぇ〜?」




アナウンス
『間もなく 音楽部門のパフォーマンスを始めます!エントリーの皆様!どうぞお集まりを!!』



霧彦
「お、いよいよですぞ!」


有姫
「うん!」


霧彦
「有姫にもらった この相棒で 有姫と、私の夢を叶えるのです…」


有姫
「どうでもいいけど そんなにカッコいいかなぁ?そのドクロ」


霧彦
「ま、私のセンスもありますが 何より魅入られるような強い惹きつけられるパワーを感じましたからな」


霧彦
「緊張しますな……トイレに行ってきますぞ」


そう言って 霧彦はギターを置いた。


有姫
「ふーん まあ初めて触っただけのはずなのにあんなに上手に弾けたし 霧彦に合ってはいるんだろうけどね」


だが この時 まだ誰も気づいていなかった。

霧彦が持つギターのドクロの目が 一瞬怪しく光ったことに・・・

ドラマ ( No.231 )
日時: 2015/08/01 11:57
名前: オーロラ ◆k.JUpmA3kg (ID: VqN13fLi)

司会
『さあ!続きましての登場は!!
なんと初参戦にして即興でこのサクラ芸術祭にエントリーして来ました!
「ブルー・スカイ」の皆さんでーす!!』


ワアアアアアァァァァァァ……


観客
「なんだよ!本気か!?」

観客
「そりゃ楽しみだねえ」


司会
『まずはボーカル!
まだまだオープンしたばかり「あおぞら楽器店」の店長・有姫!!」


有姫
「はーい!よろしくー!!」

ワアアアアアァァァァァァ……



司会
『ギターは同じく「あおぞら楽器店」の店員・霧彦!!』

霧彦
「感謝いたしますぞ」


ワアアアアアァァァァァァ……




司会
『キーボードはセイカ菓子店のピアノのお姉さん!星香ー!!』


星香
「飴の彫刻もよろしくね〜ん!」

ワアアアアアァァァァァァ……



司会
『ドラム!警備員の仕事はいいのか?パワフルナルシスト!将輝!』


将輝
「非番の時間だからいいんだ!しっかり聴いてけよ!!」

ワアアアアアァァァァァァ……








有姫
「……………行くよ!!ワンツースリーフォー!!」


霧彦
「…」ギュイン♪



霧彦
(行きますぞ!)






有姫
「♪キミのその夢が 新しい青空の向こうにあるなら
つかみに行こうよ 後ろは振り向かず」


星香
「……」♪〜♪♪〜♪

将輝
「……」ズッドドンズドンズッドンズドドン





霧彦
(よし!私の音も演奏、そして有姫の歌とのコンビネーションも完璧です!)♪ギュイギュイギュイギュイギュイギュイギュイギュイ



有姫
「♪いつだってうまくいくことなんか ないんだ 君も僕も 
だけど無駄にしちゃいけないんだ 涙に濡れた その瞳を」


星香
(それにしても この曲 あの子が考えたのかしら)♪〜♪♪〜♪〜♪〜〜♪〜

将輝
(さすがは あの歳で楽器店の店長をやるだけのことはあるな)ドドドン ズドドン



有姫
「♪何もかもに絶望して 全てを投げ捨ててしまいたくなる
そんな日もあるだろう だけど 忘れないでいてね」


霧彦
(何もかもに絶望……そうですな 彼女と出会うまでの私は そうでしたか…)♪ギュインギュイン




有姫
「♪そうだ 君も僕も 1人じゃない 明けない夜は絶対ないんだから
そうさ 君が望むなら 僕は君と共に どこまでも走れる」

有姫
「♪どんな険しい道だって 君と一緒なら登れるさ
だから 諦めないで 僕とともに どこまででも………」




有姫
「Yeah!!」




観客
「ワアアアアアアアアアアアア……!!」




霧彦
(盛り上がってます……!よし!後は最後のサビを決めるのみ!)

星香
(静かなピアノもいいけど こういうのも悪くないわね!)

将輝
(このサクラ芸術祭の主役は オレ様達が頂いたぞ!!)






だが…


霧彦
「…!」


有姫
「はぁ はぁ……」

霧彦
(有姫の 息遣いが……?)



有姫
「そう……だ 君……も 僕も……」



観客
「? ……どうしたんだ?」ザワザワ……










神父
「……これは!いけません!!」



有姫
「……」バタリ……!


有姫は 突如息を荒くしたかと思った次の瞬間 ステージに倒れ込んだ…


星香
「!! ちょっと!どうしたのよ!?」

将輝
「ま……まさか 体調が また……!と とにかく医療班だ!!」



ザワザワ……



霧彦
「!! しっかりするのです!!」

有姫
「…………はぁ はぁ………」


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