二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- プリパラ〜アイドルになった程度の話〜 東方×プリパラ
- 日時: 2015/04/10 17:30
- 名前: 東方にわかは私なのか!〈水瀬〉 (ID: tD0DWUhQ)
どうも,東方にわかは私なのか!こと水瀬です。プロフィール見てくださった方ありがとうございます!!
どういった方が見てくださったか,わればいいんですけどね......。
さて,今回は,東方×プリパラを書こうと思っています。
なーんの面白味もありませんが,読んでくださるとうれしいです。
- Re: プリパラ〜アイドルになった程度の話〜 東方×プリパラ ( No.5 )
- 日時: 2015/04/19 16:16
- 名前: リラ (ID: .HkLA/wn)
水無瀬さ〜ん!
「タンタンタン、ボ、タンタァ〜ン♪
ボタンちゃんです!」
「キラキラ、キラッ
キラリンキラちゃん!」
&リラです。
初めてお邪魔しましたが、(フライングですが)本編が楽しみです!
また見に来ます!
お互いがんばりましょう☆
- Re: プリパラ〜アイドルになった程度の話〜 東方×プリパラ ( No.6 )
- 日時: 2015/04/20 17:01
- 名前: 東方にわかは私なのか!〈水瀬〉 (ID: tD0DWUhQ)
リラさーぁん!!
こんなところにどうもありがとうございます!!
リラさんのほうのスレッドに今度報告しようか迷ってたところにコメしていただいてすごいうれしいです!
さてこうしちゃいられない,とっとと1話目の調整をしなくては......。
ほんとうにありがとうございました!!そして水瀬だと気づいていただけたことに感謝!!
リラさんの小説も楽しみにしてます!
- Re: プリパラ〜アイドルになった程度の話〜 東方×プリパラ ( No.7 )
- 日時: 2015/04/25 15:24
- 名前: 東方にわかは私なのか!〈水瀬〉 (ID: XM3a0L/1)
1話の1です。
—カタカタカタッタッタ
薄暗い部屋にまばゆい画面が1つ。そして一人の少女が細長く小さな怪しい紫色の光を持って,うっすらと笑みを浮かべていた。
画面上がまばゆい紫色の光に包まれたとき,少女は頬を赤くして画面の前で立ち上がった。そして奇怪な歓声を上げた。その時だった—
「こらっ!そのくせやめてくんない!?ご近所で変な噂立つじゃん!!」
「いたたたっ,なにすんのよお姉ちゃん!ここは私の部屋なんだからいいでしょ!?」
椅子を手でガタガタさせて子供っぽく姉に反抗するのは,小さな紫色のペンライトを片手に持った少女。
博麗零奈だった。だぼっとしたグレーのパーカーにデニムのズボンをはいて,髪は寝起きのように乱れている。
「もう,せっかくの休みだからゆかりんのライブ見ようと思ったのに!!邪魔しないでよ!」
「いいやここは私の部屋でもあるんだから,部屋暗くしたり奇声をあげたりしないでよ!」
そう言って博麗姉妹は姉妹げんかを始めた。それこそ近所迷惑なのだが......。
ただ今家には2人しかいないため,来客でもない限り2人をとめるものはないだろう。
「もう!!お姉ちゃんそんなに言うならゆかりんのライブのチケット買ってきてよ。それなら家でこうしなくていいんだからさ。」
「いやよ。私のいかないアイドルのライブ,しかもゆかりのライブのチケットを買いに行くなんて!」
「だったら文句言わないでよ!」
「だから!—」
仲がいいのか悪いのかわからないような二人だが,確実に昔のほうが仲がよかっただろう。
それは,2人がよく知っていることだった。
博麗零奈 14歳
今は春休み中で,明日から3年生になるプリパラ好きの普通の女の子だ。
プリパラはたいていの女の子が好きだろう。
そしてそのトップアイドルゆかりのことも好きなのだが,誰もが憧れる『ゆかり様』を『ゆかりん』と言うのだ。
なぜ自分がそう言っているのか自分でもわからないようだ。
博麗百合奈 16歳
彼女もプリパラが好きなのだが,ゆかりが嫌いなため話が合わないようだ。
そのためこのようにけんかすることも少なくはない。
昔はけんかもしないのに仲が良かったのだが,百合奈が中学生になるくらいから2人の間に深い溝ができていた。
「もういいわ!下で勉強してくる!!」
せっかくの休みがどうとか言っていたのだが,気にも留めず零奈は画面のほうに顔を向けた。
「もうお姉ちゃんうるさいよ!!ちょっとは私のことも気にしてほしいわ。ん?」
キーボードの上に四角い紙が落ちていた。
そう,プリカだ。
- Re: プリパラ〜アイドルになった程度の話〜 東方×プリパラ ( No.8 )
- 日時: 2015/04/28 20:45
- 名前: 東方にわかは私なのか!〈水瀬〉 (ID: XM3a0L/1)
すいません。水瀬です。
途中で設定を変える恐れのあることについて言い忘れてました。
・〈プリパラのいろは〉内で説明したことが変わっていたりします。
・小説の内容は基本変わらないので安心して読んでください。
・ただし誤字脱字にきずいた時,指摘されたときは少々代わってたりします。
多少内容が変わっていたら,「あぁ,変わったのか。」くらいに思ってください。
ご協力願います。
- Re: プリパラ〜アイドルになった程度の話〜 東方×プリパラ ( No.9 )
- 日時: 2015/05/01 21:26
- 名前: 東方にわかは私なのか!〈水瀬〉 (ID: XM3a0L/1)
1話の2です。
キーンコーンカーンコーン—
にぎやかな下校時の学園。幻台市立想々学園,零奈の通っている学園だ。小・中・高一貫の学園で人数も多い。
4月1日,今日は始業式だ。そのためいつもの3倍にぎわっていた。
そんなにぎわいを見下ろしながら,零奈は窓を閉めた。
「いやーすまないね博麗さん。手伝ってもらって。」
「いいんですよ先生。私結局1人で帰りますし。......方向的に。」
さびしい子だと思われない様にだけ付け加えて,「さようなら」と笑顔(営業スマイル)で担任にあいさつをした。
家出の様子を見ている限りでは,想像もつかないのだが零奈は一応優等生である。
髪を後ろできちんとお団子結びに固めて,制服のリボンは左右対称。成績優秀という。家とは正反対だ。
零奈はいつもの営業スマイルを保ちながら,階段の角を曲がったところで誰もいないのを確認してため息をついた。
その理由は2つあるのだが,1つは始業式の出来事だ。
百合奈は生徒会副会長なのだが,今日の始業式でスピーチするはずの会長が休みだった。
そのため百合奈がスピーチすることになった。しかしそのスピーチが長かった,とてつもなく長かった。約30分を超えるスピーチを聞かされたため,貧血で倒れる生徒が数人いた。
(百合奈いわく「鉄分不足ねぇー。」)
零奈は自分の姉が恐ろしいと思うのと同時に,みんなの前で堂々と話す姉がうらやましく思えた。
そしてもう1つはプリカだ。
昨日零奈の元へやってきたプリカ。
「一応書いてみたものの......。」
鞄からプリカを取り出し,じっと見つめる。しかし零奈の頭の中ではたくさんの言葉がよぎっていた。
『零奈ちゃんってプリパラとか興味なさそうだよね〜。』
その言葉が一番胸に刺さる。零奈のため息の理由の8割はこっちだ。
それは昨年,学級委員を零奈がしていた頃,クラスメイトに言われた事だ。
零奈は周りからの視線を気にするあまり,知らずしらずの内に正反対の自分を演じるようになった。
そのイメージを崩さぬように零奈はあまり友好関係を築こうとしなくなった。昔仲よくしていた友達も,今じゃ全然遊ばない。
プリパラの話題も控えるようにしていた。
『だれにも相談できない。かといって姉に相談するのも癪だ。』
「どうしよっかな......捨てちゃおうかなぁ。」
零奈が校門の前までやってきて,プリカをかばんにしまおうとしたときだった。後ろから誰かが走ってきた。
「おーい!零奈ちゃーん。」
「あれ!霜之助君?!」
「百合奈から預かり物ー!」
それは零奈のペンだった。
森近霜之助 16歳
百合奈の幼なじみでで,唯一といっていいほど「気を遣わなくていい人」と零奈は思っている。
百合奈と同じ生徒会委員だ。プリパラに関しては一般より知識は少ないほうだ。
「もう,これ探してたんだよね......。で,霜之助君は何でここに?」
「いや百合奈と話していて......。」
「じゃあなんでお姉ちゃんはいないの?」
「なんでも学園長先生と話があるそうで。」
「ふーん......」
ここまで話してようやく零奈は気付いた。
『この人に相談すればいいのでは?』
と。
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