二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 【視点小説】歪んだ世界【参加者絶賛募集中なのだよ!】
- 日時: 2016/07/28 11:59
- 名前: 葉月 (ID: q9W3Aa/j)
- 参照: 大人数参加希望(°w°)
皆さんどうもはじめましての方ははじめまして、そうでない方はこにゃにゃちわ。葉月です。小話のスレは1000になりました。
今回は視点小説なので前のやつと同時進行になりますのでよろしくお願いします。
・あてんしょんッス(Γ・ω・)Γ・
・視点小説です。
・ごちゃまぜオールスターズ
・作者も当然出ます。
・死ネタあり
・キャラ崩壊注意報発令なうwwwww
・オリキャラあり
・ゴアグロ描写あり
・オリキャラ多数
・他人に迷惑をかけるような行為は厳禁です(荒らしや誹謗中傷、暴言、作者同士の喧嘩、ネガティブ発言(やめますとか、私にはここ(カキコ)にいる資格なんてない。さようなら等))
以上のことを踏まえて理解した方はゆっくりしていってね!
【目次】
募集用紙 >>1
登場作品 >>7
本作のみに参戦するオリキャラ >>8
エンディングリスト >>13
逃走中の募集のお知らせ >>68、>>79
<本編>
第一章 消えた多元の作者(更新中)
「葉月side」
0.はじまりのハジマリ >>24
1.迷い込んだ少年 >>41、>>48-50
「伊那谷side」
>>31、>>35、>>39、>>45、>>78、>>85
「フランside」
>>46
「灯焔side」
>>43
「涼月side」
>>26、>>29、>>33、>>42、>>44、>>77
「さとゆりside」
>>40
「アリサside」
>>75
第二章(準備中)
「葉月side」
「伊那谷side」
「フランside」
「灯焔side」
「涼月side」
「さとゆりside」
「アリサside」
第三章(準備中)
「葉月side」
「伊那谷side」
「フランside」
「灯焔side」
「涼月side」
「さとゆりside」
「アリサside」
第四章(準備中)
「葉月side」
「伊那谷side」
「フランside」
「灯焔side」
「涼月side」
「さとゆりside」
「アリサside」
最終章(準備中)
「葉月side」
「伊那谷side」
「フランside」
「灯焔side」
「涼月side」
「さとゆりside」
「アリサside」
・参加者・
葉月(スレ主)
ネフライト・メタリア(現・フランソワーズ) >>17、>>27-28(28は私が考えました)
伊那谷ユウナ >>5、>>30
灯焔 >>15、>>20、>>32
涼月 >>14、>>19、>>29、>>34
さとゆり >>22、>>25
アリサ >>60-63(やたら長い上に多すぎ!!)、>>67
※再開します! 長らくお待たせしてすいませんでした!
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- Re: 【視点小説】歪んだ世界【参加者大募集中なのだよ!】 ( No.45 )
- 日時: 2016/01/18 21:16
- 名前: 伊那谷ユウナ (ID: ouuVQhrA)
神域道中。伊那谷は何故、サガラギへ会いにシルターンへ来たのか…その理由を語った。
「【紅葉の御前】が行方不明に?」
「そうだ。【多元の作者】とも呼ばれてるが…私達的には御前の方がしっくり来るんでな。そう呼んでる」
「……そのお方の行方についてなら流石の拙者も分かりませぬ。お役に立てず、申し訳ない」
「いや、いいんだ。ただそっちでも情報を集めて欲しい…人手が足りねーんだ。頼めるか?」
「あい分りました。拙者でよければ力になります」
「助かる」
そう会話を交わし終えて一同は屋敷へとたどり着く。割と質素だが、作りは立派な屋敷。庭園の小川も穏やかに流れている。
そして、案内された部屋には竜の角を持つ中性的な人物が凛とした姿勢で座っていた。
「サガラギさん、外はどうでしたか?」
「ああ、龍神達が友人を間違えて攻撃していただけでした…ミーヴァ殿、こちらはイスルギ殿です」
「知ってる。久しぶり、イスルギさん」
「!おお、友人とはミルヴァーナ殿の事でしたか。察するに、その姿になったのは久しぶりのご様子で…」
「ああ。魔力運用がちょいとなー…いつものようにはいかないんだよ」
ミルヴァーナとしての姿はサプレスの性質に近い。サプレスの住民は皆、実体が無く、リィンバウムに召喚される際には魔力で肉体を構成する。だが、魔力で構成された肉体は消耗が激しいため、長時間の実体化は難しいとされている。その為、彼らは昼間に休息をとり、魔力の満ちる月が出る夜間に活動する事が多い。
余談だが、伊那谷は伊那谷ユウナとしての姿ではこの方法を応用して魔力と自身の魂を利用した特殊な魂殻で肉体を得ている…簡潔に言うと、伊那谷には生きた人間のような肉体がないのだ。だからこそ、他の別理者と比べて肉体の再生に莫大な時間がかかるのだが。
「伊那谷ユウナの魂と魔力で作った肉体維持は色々と複雑で難しいが、ミルヴァーナとしての魔力だけの肉体ってのもこれはこれで大変なんだよなー。まあ、普通のサプレスの霊住民とは違って、昼間も行動と力の行使は出来るがな」
「大変だね、ますたー」
「さて、と。ミーヴァ殿とその従者方、こちらにお掛け下さい!」
サガラギがわざわざ用意した座布団に和束兄妹は座る。伊那谷はというとフラフープサイズの天使の輪を少し大きくして空中に浮かんだままブランコに座るように座った。曰く、こっちがいいそうだ。
「そいやイスルギさん、数年前に娘さんが失踪したそうだが…あれからどうなった?」
「ああ、その事なら私の眷属に探させています。彼は次期族長となる若者でして…非常に優秀ですよ」
「そうかい。いつか会ってみたいもんだねぇ」
始祖であるイスルギが褒めるなら尚更だ。そしてイスルギはそういえば、と何かを思い出したかのように言った。
「彼は望んでいました。幼馴染である従者が呪いで苦しんでいる、助けて欲しいと」
「呪い、だぁ?」
「悪鬼の呪いです。ですがあの呪いは完全に消えはしませんが、彼の想う心次第では呪いの悪意は弱まり、力となるもの。それに彼が気づけば良いのですが」
「ああ…成る程ね、ありきたりだわ」
だが何故、悪鬼の呪いがその想いの力で弱まるのだろうか…?と伊那谷は疑問に思ったが、すぐにお茶と共に言葉を飲み込んだのであった。
「それでミーヴァ殿。他の始竜へ会いに行くので?」
「ああ。少なくともシューベルト…ベルには会いに行くケド?」
「それなら…マキナ殿はやめた方がよいかと」
マキナとは機界ロレイラルの始竜、『械始竜』マキナガルナの事だ。伊那谷…ミルヴァーナはある出来事もあって彼女が大の苦手かつ嫌悪対象だ。そんな彼女の事を思い出し、多少気分が悪くなりながらも伊那谷は何で?と聞いた。
「実は、隣界だからこそ分かるのですが…最近、彼女の機嫌が悪いのか外の次元にある魔力が震えているんです。一応、用心した方が良いかと」
「そうか…忠告、ありがと」
伊那谷はそう言って和束兄妹に「ちょっと先に行ってろ」と追い出した。そして…彼女の表情は緊張で固くなった。
「…本題、いいか」
「私も出て行きましょうか?」
「じゃあ、先に行った二人と話でもしてくれよ。シルターンの重鎮であるアンタの話なんて貴重だからな…喜ぶだろうよ」
「恐れ多いです…では」
イスルギも続いて退出する。残ったのはサガラギと伊那谷だ。伊那谷は天使の輪から降り、座布団に楽な姿勢で座った。
「ーーー相変わらず、正座は苦手なのですね?」
「悪りィかよ…」
「いえいえ。意外な一面で可愛らしいではないですか。拙者は好きですよ」
「お前、私以外の女だったらときめいてるぜ」
伊那谷は一枚の写真を取り出し、サガラギに見せつけるーーーこの写真は、紅葉の館の監視カメラにぼんやりと映った謎の男の影であった。
「こいつは、生きていない筈なんだ。何故今更、しかも葉月さんのとこに…?」
「ミーヴァ殿の知り合いですか?拙者には何とも言えませんが」
「…なあサガラギ。私がこちら側に来て初めて会ったのはマキナだったな」
「ええ……って、まさか」
サガラギは、伊那谷が何を言いたいのか理解した。
ミルヴァーナがこちら側に来て初めて会ったのはマキナガルナ。マキナガルナも初めて会ったのはミルヴァーナだ。
だからこそ恐怖した。恐怖故に争い、傷ついた。
「こいつは…私がマキナと争って不時着した世界である【ルーンハイム】の住民。そして…私が愛してしまった男に違いない」
「かつて世界は色はつけども真っ新でした。あるようでないこの世界。それはただ、流されていくだけ。そんな中、四つの魂が四つの世界にたどり着く。そして世界は築かれ、壊され、創られた。四つの魂に四つの意思。この意味…分かるかね?」
ーーー分から、ない。理解など出来ない
「そうかい。いずれにせよ、君には僕の傀儡として仕事をしてもらう」
ーーーそう、なのか
「生者が立ち入れば消えるとされる霊界サプレス。その界の意思が欠けた今、ミルヴァーナの力は弱まりつつある。しかし、今でも十分強い事をお忘れなきよう」
ーーーミル、ヴァーナ…
「さて、今更ですが貴方に質問したい。貴方の名は?でなければ仲良くも仲好くもなれない」
ーーー俺は
「……名無し(ナナシ)だよ」
【近づく足音、きかざる事なく】
(さあさあ、はじめましょうよ)
(そして終わらせるのです。全てを)
☆
聞かざると着飾るをかけての備考でし。最近ショックだった事?霧島をようやく70にして改二にできる!と思ったら実際の改二改造練度は75だったという勘違いを犯してしまい…おい伊那さんや。それ加古と同じ過ちやってね?つーかそれ、ただの馬鹿じゃね?…涙出そうだわ、畜生。でもいいもんね、私には最近改二にした扶桑姉さんがいるもんね、ね!!…初春型有明、夕暮実装か由良改二を下さい
話を変えまして。やっと今回の大事なキーワード出ました。そう、ルーンハイム。そいつはサモンナイトシリーズに関係してますが、ナンバリングのやつじゃなくて外伝の舞台ですね。まあ詳しくはまた次回です。
それとツイッターにミルヴァーナの大まかなキャラデザ(下書き)を前にぶん投げたので見たい方はご自由に。
そしてサモンナイトspiralの外伝、すぱらじっ!のゲスト、質問募集中です。詳しくは後日書きますが、ギリギリトークで突っ走るのでよろしくお願いします
- Re: 【視点小説】歪んだ世界【参加者大募集中なのだよ!】 ( No.46 )
- 日時: 2016/01/20 17:19
- 名前: フラン・ブレイク・ガルシア ◆3Z7vqi3PBI (ID: z43aEV/5)
- 参照: 子猫可愛いんじゃ〜^^
散々書くとか言っといて遅くなりすみませんでした
フランside
僕はフラン・ブレイク・ガルシア。
僕には守るべき人がいて、そのお方の命をお守りするのが僕の使命。
最近、紅葉の御前というお方が行方不明になっているらしい。
……探すのを、やってみよう。
僕も、プリンセスばかり守らないで他のお方も守らなければな。
僕は時限の扉を開き、異世界へ行く。
はい、お待たせしました。
これでよろしいでしょうか?
- Re: 【視点小説】歪んだ世界【参加者大募集中なのだよ!】 ( No.47 )
- 日時: 2016/01/20 19:29
- 名前: 葉月 (ID: 6FfG2jNs)
フランさん
ありがとうございます! 短くても大丈夫ですよ。
私もそろそろ執筆活動しないと。ここはもちろん、逃走中なども。
- 1.迷い込んだ少年 2 ( No.48 )
- 日時: 2017/02/27 19:42
- 名前: 葉月 (ID: 9Urj1l4Z)
木実達が来て、どのぐらいの時間が経ったのだろう。お見舞いの品であるりんごを食べ、雑談を交わしつつ、三人の少年の事も話し合った後、木実と純はティアナ達にもあげた依頼の報酬である抹茶と茶菓子を葉月に渡して、彼女は当然の如く喜んだ。次の依頼の内容を報告した後、木実と純と鶴丸は医務室を出た。
木実達に続くようにつぎドカメンバーも出て、なのはやフェイト、はやてら機動六課の隊長陣もまた、つぎドカメンバーの後に出た後、残ったのは作者葉月と召使いのセイラとレイのみとなった。三人になっても尚、彼らの目覚めを待っていた。
空もまた、橙色に染まり、美しい夕日が窓から差し込んだ。少年が眠っているベッドの隣には葉月が寝ており、セイラは医務室にある掛け布団を葉月にそっと掛けた。人間の葉月は朝から活動をしているが、吸血鬼のセイラとレイは夜になってからが本領発揮する。セイラとレイの二人は吸血鬼だが、苦手な太陽の光にも耐性があるものの、本来の力と比べて弱体化しているのは確かだ。もうすぐ夜になるにつれて、本来の力が取り戻しつつある。夜目が利く吸血鬼にとっては都合のいいものだ。
葉月は少年の横で沿うように眠るが、すぐ隣にはセイラが座っている。その後ろにはレイが立っていて、様子を見ていた。
それから更に時が過ぎて、日はすっかり沈みきり、月も出て来たところでようやく三人の少年の意識は回復した。先に目覚めたのはエメラルドグリーンのボブに翡翠色の瞳をした中性的な少年、それから黒髪のミディアムヘアで浅葱色と菫色のオッドアイの少年と金髪の長い髪を一つ結いにし、翡翠色と緋色のオッドアイの少年も続けて目覚める。
(ここは……どこだ……? 俺達は病室にいる?)
意識が朦朧としながら暗い医務室の天井を見つめている。
「どうやら気がついたようだな」
「……え」
レイの声で、少年は声が詰まった。暗闇は何も見えないため、レイの声が聞こえても彼がどこにいるのかも分からない。すると、レイは少年の顔を覗き込むようにして、ここにいることを証明する。
「俺は君の目の前にいるぞ」
「えっと……暗闇で見える……?」
「当たり前だ。吸血鬼だからな」
「きゅ……吸血鬼!? 血を吸われるってことはないよな!?」
「安心しろ。俺達は君の血を吸わない代わりに別の物を飲んで用を足している」
吸血鬼だと明かすレイに少年は驚くも、血を吸わずに別の物を飲んで用を足していると答える。ちなみに別の物とはトマトジュースを指している。レイはもちろん、セイラも吸血鬼で、血の代わりにトマトジュースを飲んでいる。ちなみにセイラやレイなどの吸血鬼は人間の血を吸わないように心がけているため、喉が渇いたらトマトジュースを飲むようにしている。
「それならよかったけど……吸血鬼だからてっきり人間の血を吸うのかと思ったんだよ」
「お嬢様も初めて私が吸血鬼だと明かした時はあなたと同じことを言ってたわ。人間の血を吸うの? って」
「お嬢様って……?」
「我が主葉月のことだ。君達が目覚めるまで見ておられたのだぞ?」
「そうだったのか……後で礼を言うからな」
照れくさそうに笑い、葉月に礼を後で言うこととなった少年だったが、その時、パッと医務室の電気が点き、眩しいと察知したのか目をギュッと閉じる。電灯を点けた犯人は黒髪で真ん中分けでつり目の少年だった。
「暗いんだから電気ぐらい点けなよレイ。あ、気がついたんだ」
「元気になって何よりだ」
黒髪でつり目の少年ーー高尾和成とピンクのポニーテールの女性ーーシグナムは三人の少年が目覚めたことに一安心する。高尾は医務室に入り、お見舞いの品を取り出した。
少年はお見舞いの品を見て、目を輝かせる。
「わぁ〜すっげー! 果物セット用意してくれたんだ! ありがとな! 二人も気に入ったよ」
「気に入ってくれてよかった。そういえば名前聞いたことなかったよな? 俺は高尾和成。あんたらの名前は何ていう?」
高尾に名前を聞かれると、エメラルドグリーンのボブに翡翠の瞳をした少年はアルフォンス、黒髪のミディアムヘアに浅葱色と菫色のオッドアイの少年はナハト、金髪の長い髪を一つ結いにし、翡翠色と緋色のオッドアイの少年をセルバンテスと言った。
高尾はアルフォンス達にもう動けるのかと尋ねると、彼らは「ちょっとだるいかも」と答えた。
それはそうと彼らはまだ目覚めたばかりで、動けるような状態ではないのだ。体の節々が痛むわけではないが、気だるさが残っているという。
「ま、寝起きだから仕方ないか。作者はあんたらの面倒とか見てたらしいからとりあえず元気になってよかったよ。俺達はもう行くから後で来いよ」
「わかったよ」
高尾はそう言うと、医務室を後にした。シグナムも高尾の後についていき、医務室を発った。
切ります。
- 1.迷い込んだ少年 3 ( No.49 )
- 日時: 2016/01/25 13:26
- 名前: 葉月 (ID: Xr//JkA7)
ほずん
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