二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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【ポケモン】チートっちゃ、チートだけど!
日時: 2016/08/06 22:11
名前: ヒリカ (ID: o9Kdsd73)  

ポケモン世界に転生した、オレ。

伝説のポケモンや幻のポケモン同士の戦いや、そいつらを狙う人間どもの陰謀など、不安の種はある。だが、画面の中のデータではなく生きた存在として、この目で見ることができると思うと感激だし、ポケモンと一緒にいろんなところを旅することを想像しただけでワクワクしてくるし、それに原作知識があるから、そもそもそんなのと関わらなければいい。だから、別に悲観なんてしてなかった。けど・・・けどさ・・・・・






なんでヒトじゃなくて、ゾロアに転生してんの!?

他の個体より化けんのうまいけどさ!









幻影の覇者ゾロアークを久々に見て思い付いたネタ。
ポケモン世界に幻術チートの主人公(ただし人外)をブチ込んだ話。

注意点
・アニポケ&劇場版中心ですがうろ覚え。

・交代パや役割論理など、少しガチなのがでてきますが、作者はそこまで詳しくない。

・チートが嫌いな方はブラウザバック

・不定期更新。途中で投げだすかも。

・作者は豆腐メンタル。批評ウェルカムだけど、なるべく優しくお願いします。


以後、他に注意点があったら追加していきます。

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Re: 【ポケモン】チートっちゃ、チートだけど! ( No.1 )
日時: 2016/08/06 23:11
名前: ヒリカ (ID: o9Kdsd73)  

爽やかな風の吹く、のどかな草原。

穏やかに時間の過ぎていくこの場所に、とある三匹のポケモンがいた。

一匹は、のんびり昼寝をしているゾロアーク。
腕に、このポケモンの進化前のポケモンであるゾロアを抱えている。
大切なものであるかのように、優しく。

その、腕に抱えられているゾロアは、楽しい夢でも見ているのか、口許が綻んでいる。

ゾロアークの傍らで、丸まって眠っているようにみえる、もう一匹のゾロア。
<みえる>だけで、実は目を瞑っている。

つまり、オレだ。

Re: 【ポケモン】チートっちゃ、チートだけど! ( No.2 )
日時: 2016/08/07 02:23
名前: ヒリカ (ID: o9Kdsd73)  

というわけで、どーも、転生したら、まさかの人外、ゾロアのユウモでーす。

・・・・・。

ハァ、本当になんで人外なんだろ・・・。
確かにコイキングはまだしも、下手したら道端の草だったと思うと、ゾロアなだけ良いかもしれないけど、こういうのは大抵神様的なやt・・・ゴホン、神様的な御方が来て転生特典を授け、 人 間 に 転生させて貰えるはずじゃないのか。
なぜだ・・・正直言ってオレ、特典うんぬんかんぬんより、そっちの方が大事なんだが・・・・・。





あ、オレ神様に会ってねーわ。あ〜、だからか。神様転生の醍醐味がひとつ欠けてても、しゃーないか。ハハハ・・・・・って納得できるか!
転生するにあたってそれだけは譲れないんだよ、何があっても!
オレは諦めないぞ、絶対にな!!

つーことで、ゾロア・ゾロアークの特性であるイリュージョンを使い、毎日人間に化ける練習しています。

「なァ、もういいとおもうゾ。
オイラよりずっと、うまく化けれてるし、見た目どころか声も出せるようになったし・・・。
マァも感心してたゾ。」

うるせぇ!!確かにようやく声も出せるようになったが、オレの前世での声は出ねぇんだよ。オレの声帯どうなってたか、見たことねぇからァ!

「充分だと思うんだけどナァ。」

アホ狐が、何言っても気にしない。
だって、目標はポケモントレーナーだし。人間になるくらいの勢いでいかないと。

つーかお前はもう少し特訓しろ、マザコン。

「マァは別にいいって言ってる。」

それはマァ殿が、お前を甘やかしているからだ。私が守るから大丈夫よ〜って。
必要最低限のことは覚えやがれ!

「やり過ぎているユウモの<必要最低限>なんてゼッタイ基準がおかしいに決まってるゥ。」

言い方ウゼェな。
オレは目標があるから、かなりキツめにしているだけだ。それにオレは出来ないことはしないし、やらせない。
平均がどのくらいか割り出すことなど、オレにとっては造作もない。
お前がそのくらいになるよう、お前の今の技量、伸びしろ、その日の体調、やる気等を計算してカリキュラムを組んで・・・

「長いし、ややこしい。そんなんじゃ眠くなるゾ・・・。」

人、じゃない、オレがわざわざ説明してやってんのに、何だその態度は・・・・・!
オレはこの不届きものに、怒りの鉄槌たいあたりを喰らわした。

「グへェッ。」

あいつは情けない声を出して倒れた。ざまぁみろ。
オレは愉快そうに嘲笑う。

「なにするんだ、痛いだろ!だいたいクドクド説明するユウモが悪いんだよ!」

そういいながら、あいつは噛みついてきた。

だが、幻覚だ。

「なっ、ずりぃゾ!」

ハハハハハハハハ、誰が、いつ、幻覚なしだと言った?
勝てば良かろうなのだ!ハッーハッハッハッハッハぐげふぅッ。

「シシシシ。『ぐげふぅッ。』だって『ぐげふぅッ。』」

不意討ちも反則だろうが・・・!

「ユウモが先じゃん!それにもとはといえば、オマエのせいだゾ!」

何だと!?お前がオレのありがた〜い話をキチンと最後まで聞いていないからだろうが。

「ユウモのせい!」

お前のせい!

「ユウモ!」

お前!

「ユウモ!ゼッタイ、ユウモ!」

ほう、キサマまだ言うか。

よろしい、ならば戦争じゃァァァァ!


このあと技あり、幻覚あり、なんでもありの大喧嘩に発展し、ゾロアークに幻影でフルボッコにされてムッチャ怒られた。
さすが、幻影の覇者にしてオレの師匠。
手も足も出ませんでした。


けど、まあ、わりといつものことだし、明日になったらお互い自然と仲直りしてるし、何よりオレ自身けっこう楽しんでいるから、

別にいっか。


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