二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 松の大冒険 (おそ松さん)
- 日時: 2016/08/17 20:23
- 名前: CRAZY_T (ID: 0T2ECwzo)
僕が大好きなアニメ「おそ松さん」。社会的現象を引き起こし、今や韓国などに輸出されてる大人気アニメをリメイク!大長編にします!性別年齢関係なく読めるように配慮して書きます!どうぞご愛読お願いします!
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- Re: 松の大冒険 (おそ松さん) ( No.1 )
- 日時: 2016/08/17 20:52
- 名前: フランソワーズ@フラン ◆XTyQit91CM (ID: z43aEV/5)
- 参照: 水陸松は天使である。(訳:I LOVE 水陸松!)
初めまして、おそ松さん大好きです!楽しみですね!
- 其の一 呪文のせいで異次元へ ( No.2 )
- 日時: 2016/08/17 21:03
- 名前: CRAZY_T (ID: 0T2ECwzo)
ある日のこと、おそ松は、いつものように家でダラダラしていた。今日は日曜日。本人曰く、『1番ダラダラできる日』らしい。そこに、本を抱えたチョロ松がやってきた。
「あれ、おそ松兄さん。こんなとこで何やってんの?」
「いや...。特にやることないから、ゴロゴロしてるだけだけど?」
「じゃあ暇なんだね?ちょうどよかった」
「え?ちょうど良かったって...何すんの?チョロ松」
おそ松は慌てて飛び起きた。見てみると、チョロ松がしきりに本のあるページを探していた。
「えっと...。あ、あった、ここだ!ねえおそ松兄さん、これ見てよ」
「んー?.....なんだこりゃ」
見ると、そのページには呪文のような言葉と解説が載っていた。どうやらオカルト系の雑誌らしい。
「何これ?呪文?」
「これは『日民邪老顕』っていう呪文だよ。日本古来から伝わる特殊な呪文らしい」
「で?それ唱えたら、どうなんの?」
おそ松はかなり興味を持っているようだ。
「えっとね、異次元に行けるらしいよ。じゃあ、やってみる?」
「うん」
そしてチョロ松は急に目つきを変えると、狂人のような目で呪文を唱え始めた。
「看壽宣汶鯛儒山電褪浦砂乎...身邇琺鰢台...」
焦点の合わない白目で呪文をひたすら唱えるチョロ松を見て、おそ松は少し心配していた。
(こいつ、本当に大丈夫か?死んでんじゃねーの?)
すると、その時一松が部屋にやってきた。
「...チョロ松兄さん.......橋本にゃーのコンサート.......予定時間過ぎてるけど...」
「え?まじで!?すぐに行かなきゃ!」
するとチョロ松はさっきとは別人のような目で跳ね上がった。
「おい待てシコ松!ここに途中で止めんなって書いてあるぞ!」
するとチョロ松はまたも怒った目でおそ松を睨みつけた。
「シコ松って言うな!ってか途中で止めたらどうなるってんだよ」
「ここを見ろ!」
おそ松は雑誌の124ページ、注意点が書いてあるページを指差した。
「え?なになに...? 『この呪文は途中で止めないでください。もし仮に途中で読むのを止めた場合、異次元へ迷い込んで出口が生成されない場合があります...』。って、え!?」
「だろ?これヤベエって...」
するとチョロ松は一松に怒鳴りつけた。
「おい一松!お前がにゃーちゃんのことを言わなければこんなことにはならなかったんだぞ!?」
「え?....俺、悪くなくね?ってか、握手会ほっぱらかしたチョロ松兄さんが悪いんじゃ...」
「あっ!にゃーちゃん忘れてた!!!」
チョロ松がそう言った瞬間、一瞬時空が歪んだ気がした。
「おい、今時空が歪まなかったか?」
「え?気のせいじゃない?」
だが、チョロ松が否定した瞬間、およそ2秒間地震が起きた。
「ちょっと、怖いなってきたよ?一旦部屋出ない?」
「...そうしよう......俺、死ぬのは...嫌だから」
だが、次の瞬間、震度3くらいの揺れがおそ松たちの部屋を襲った。
「うわー。すっごい揺れてる!」
「部屋の外へ出よう!」
おそ松は部屋から出ようと、ドアノブを回したが、鍵がかかっているかのようにドアが開かない。
「おい、ドアが開かねえ!」
「え!?どうすんの!?!?」
そして、そのわずか3秒後、3人は突然部屋の中に現れた真っ黒なワープホールに吸い込まれてしまった。そして、その瞬間、3人は同じ人物の同じ声を聞いた。
「異次元へようこそ」
〜続く〜
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