二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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裁き 【R18注意】【過激グロ注意】
日時: 2016/08/27 13:24
名前: 4506 (ID: hWSVGTFy)

前置き-


未完の前作から設定をいくつか引き継いでいます。


○;レインがシン・ゴジラ細胞を組み込まれていて心臓に生体原子炉を持っている。


○相田ケンスケはハル・リドナーと付き合い、灰原哀の義理の父親に。

○グラスホッパーは『情報支援活動部隊というよりロス・セタスじゃん』

○本堂瑛祐はヤバイ。


の以上を引用しています。


ーーー

ーー





なぁ…

女神を知ってるか?


赤いコートに金髪のツーサイドアップしたコートと同じ色の眼鏡かけた

見た目が18歳ぐらいで実年齢100のヤツだ。


性格は破天荒かつ過激。

敵に情けをかけず皆殺しにするクセに

味方には福音を届け全力で助けようとする。

冷酷な事も平然とやるし虐殺も喜んでおこなう。


でも、気さくで優しく泣き上戸なゲーマー。

そんな女神だった。

更に女神には血の繋がらない息子がいた。

息子は理想主義の現実主義者のお人好しだった。


息子は妹と初恋の相手を失った挙句にかつての親友の殺すハメになる。


色々と不幸な目にあったが

20歳年下で全身義体の綺麗な嫁さんを手に入れさらには


人工的に生み出された天使を娘として育ってている。



天使は女神と性格が似ていた。

敵には破滅をもたらし味方には福音を届ける。

父親と同じく困っている人間は誰でも助ける

そんな天使だった。



そんなヤツらが居る会社に俺は100年以上…勤めている。


俺にも頭脳明晰なほぼ引きこもり野郎とその引きこもり野郎の後継者に

お風呂好きのぺっぴんさんと一緒になりヘンなジジイにそいつが保護していた、元犯罪組織のメンバーでよくわからん薬で幼児化した少女をなりゆきで
引き取ったり…俺にも色々ある。

他にも

A級スナイパーの元FBI捜査官やら

可愛い顔してやることえげつない中性的なガキ…

あと、年齢不詳の見た目が20代ぐらいのババアとか


俺の周りにはヘンな奴がごまんといる。


人生は思っていたよりー

複雑怪奇だ。



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新宿駅 上越新幹線 ( No.1 )
日時: 2016/08/20 13:47
名前: 4506 (ID: VbOSBaFR)

ガシャンンンッ!!!



「アイタタタ… でも生きてる」

ケンスケ「次からは俺が運転する」


「運転荒いけど生きてるでしょ それで何が不満?」

ケンスケ「”アシ”が御釈迦になった」


ガタッ


「それは日常茶飯事じゃない」

ケンスケ「…冗談キツいぜ」


ケンスケ達は封鎖された東京に新幹線の線路から潜入していた。

だが、相棒に選んだ

無免許で『人間核弾頭』あだ名される
常守レイに運転させたことが原因でハマーH2(改)は柱に激突して大破した。



ケンスケ「人選ミスだな、完全に」

レイ「後悔先に立たず」

ケンスケ「黙れ」


奇妙な言い争いをしながら


リュックサックを背負ったケンスケと
ショルダーサックを肩に下げたレイは

『巨大な蟻地獄』と化した新宿駅を歩き始める。

新宿駅 ホール 東口付近 ( No.3 )
日時: 2016/08/21 20:01
名前: 4506 (ID: VbOSBaFR)

パラ…パラ…



レイ「ホント、さっきから眉間に穴が空いた死体しか見てないわ」

ケンスケ「グラスホッパーか
警官に撃たれたんだろ」


レイ「おまわりさんの穴だらけの死体…
8つ見たわよ」

ケンスケ「じゃ、グラスホッパーだな」


天井に穴が東口付近から瓦礫の山を
登りながら地上に上がった2人が見たのは



カサカサ


「キシャアアアアア!!!」


レイ「サイコーね、本当に」



高速ビルを這う青い液体を目と口から垂れ流し死肉を喰らう者達に支配された
新宿の光景だった。


レイ「んで、どこ行くの 日本のヨハネスブルク? 警視庁?」

ケンスケ「米花町だ」


「グァアアア!!」


バン!!


レイ「うぉっ?!」


レイに背後から襲い掛かろうとした感染者にケンスケはバックサイド・ホルスターから抜き放ったH&K P8(改)で額を撃ち抜いた。


レイ「あら、いつものヤツは?」

ケンスケ「置いてきた」


レイ「そう…さて」

「米花町に行きますかね〜」


レイはショルダー・ホルスターから二挺のサプレッサ付きベレッタ92FS
ブリガディア風H&K Mk.23 コンパクト(改)を抜き出し感染者に撃ち始めた。


パシュッ!パシュッ!パシュッ!パシュッ!パシュッ!パシュッ!



レイ「返り討ちしてやらぁああ!!」

ケンスケ「落ち着け」



2人は感染者の眉間と額を銃撃しながら
その場から離れた。

東京郊外 ( No.4 )
日時: 2016/08/22 08:26
名前: 4506 (ID: VbOSBaFR)

戦闘指揮所(CIC)



「状況報告を」


レントン・サーストン「感染者の遺体から、電子ドラッグ」

「ブルージャスミンが検出されており…恐らく品種改良型を摂取したヤク中が
最初に感染したものだと思われます」


岸谷弘基「補足を一つ。感染者は痛感が消失しており、限界を超えた動きができるようです」




岸谷は上空から撮影した高層ビルを登る感染者の写真を見せた。



「ヘリ部隊を増員させた方が良いわね…」


沢木惣右衛門直保「ブルージャスミンの成分の解析に半分成功しました」

レントン「電子ドラッグって成分とか
あんの?」

沢木「錠剤型はあります。映像型と効果は同じでしょう」


「それでどうなの」


沢木「成分の中に”進化推進剤”の成分が検出されました」

岸谷「ウソだろ… あれ全部、ウチと地獄 外事課で回収しただろ」


「回収漏れがあったみたいね。で、 ワクチンは作れそうなの」


沢木「試作品はできでいます。ただ」

「副作用とかを確認するのに5日は掛かります」


レントン「結構、短期間じゃね」

沢木「感染者を生け捕りにして貰えればすぐにでも臨床実験出来ますが」


「わかった。クリス君」


名を呼ばれた天界公式 対バイオテロ部隊、BSAAの総司令

クリス・レッドフィールドは無言で敬礼した。


「クリス君、レントンと一緒に中に潜入して臨床実験して来てちょうだい」


レントン「出ました〜 伊吹マヤお得意のムチャぶり」

「私達に残された時間は少ないわ。手段を選んでられない」

「だから…信頼できる2人に任せたいの」


レントン「うっすー」

クリス「はっ」



マヤはそう言い残してCICから出て行った。

レントンは背筋を伸ばしながらクリスに近づく。


レントン「おい、ゴリラ」

クリス「なんだ」

レントン「お前の相方と、 俺とお前が
厳選した強くてヤバい奴らで潜入すんぞ」

クリス「まさか…少数編成でやるつもりか」

レントン「ああ」


クリス「正気か! 中は」

レントン「地獄に連れていくならハートフルでヤバい奴らじゃなきゃ」

「死ぬぜ? オマエ、”中国での一件”で
分かってんだろ」



レントンの言葉に無言で俯きクリスはCICから出た。


岸谷「過去をほじくり出してやるなよ」

レントン「過去から学ばなきゃ、同じ過ちを繰り返す」


沢木「誰の言葉っすか?」

レントン「俺の言葉だ」


仁王立ちしながら堂々とそう言うレントンに2人は苦笑いした。



BSAA…… 『Bioterrorism Security Assessment Alliance』の略。

元々は製薬企業連盟が結成したバイオテロ対策部隊で

その後、国連で再建された後にLSDによって支配下におかれた後に

天界公式 対バイオテロ部隊として活動していく事になる。


相方……ピアーズ・ニヴァンスのこと。

元は陸軍特殊部隊でクリスにスカウトされてBSAAへ。

レントンからは『ゴリラの飼主』というアダ名を付けられた。

マヤも実はクリスよりピアーズのことを信頼してたりする。

『バイオハザード6』で死ぬ運命だったが、レインに助けられた。


クリス・レッドフィールド…… バイオハザードシリーズ主要人物。

レントンから『ゴリラ,キングコング,ゴリス』と呼ばれている。

レントン達とは10年らいの付き合いだったりする。


中国での一件……バイオハザード6でクリスがやらかしたこと。

復讐心に囚われ暴走した挙句に自分の部隊を全滅させた。




東京 米花町行き高速道路 ( No.5 )
日時: 2016/08/21 18:01
名前: 4506 (ID: VbOSBaFR)

バシュッ!ババス!


カチッ

ビュンッ!!



レイ「走って!」



感染者「ウガァアアア!!!」


バシュッ!



ケンスケは押し寄せてくる感染者の大群、相手にフォアグリップ・スコープ付きアーマライトAR-10 SB(改造 )で応戦しながら逃げていたが


限界を感じているレイはたまたま高速道路下に来たためフックショットを上に
撃ち込みガードレールに引っ掛けた。



レイ「戦略撤退!」

ケンスケ「チッ……」


ババババス!



「「「ガアアアアァァアア!!!!」」」



ケンスケは舌打ちしつつも、レイの元に走り掴まるとレイはワイヤーを
巻き戻し勢いよく2人は飛び上がった。


レイ「あらよっと」

ケンスケ「アベシ!?」

レイ「あらあら〜 大丈夫?」

ケンスケ「ああっ…… 大丈夫だ」


レイはカッコ良く上空で宙返りして高速道路に片膝をついて着陸したものの
ケンスケはAR-10SBを抱きかかえたまま、道路に背中を叩きつけられた。



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