二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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chaosdealer Crisis(登場人物募集してます)
日時: 2016/10/09 23:33
名前: 黒猫δ (ID: .3t6TJMo)
参照: http://C.C. black=cat/anotherstory

それは、ある海辺の町で起こった出来事から始まった___

ミズキ「……これは、オリジナル、版権が入り乱れて紡がれる物語。ねぇ、黒、これ僕たち大丈夫?」

黒猫δ「大丈夫。きっと、みんなが助けてくれる。さて、どんな物語になるのかな……」


虹宮((ガタガタブルブル


白兎α「登場人物募集中だよ!」


>>6募集用紙(版権もOKです。できる限り頑張ります!)

>>13 >>82 オリジナル登場人物紹介

>>58技説明回

>>73閲覧数500突破記念質問コーナー概要

目次
>>1-2 >>4序章
>>9-12病院までの道のり
>>21-22 >>24-27 病院突入
>>39-41 病院突入後〜一日目終了
>>44-48別行動開始と市役所編1
>>53-57市役所編2
>>61-64『予期せぬ襲撃』警察署編1
>>69-72『太陽は尚輝きて』警察署編2
>>76-80『真昼の花火と天使』警察署編3
>>81『裏回 とある場所から彼等に』警察署編3
用語説明


カオスディーラー
後述する『カオス』を使って、とんでもない能力を発動させることが出来る能力者。人工的に作り出すのはほぼ不可能。


カオス
世界の元である物質で、普通の人が触ると存在を吸いとられてしまう。カオスディーラーはこれを体内生成して魔法の元に変えることが出来る。


人工カオスディーラー
人工的に作り出されたカオスディーラー。無理矢理人間にコアを取り込ませたものである。凶暴性が高く、無差別に攻撃する。精神はすでに崩壊しており、肉体がどれだけ死んでも生き返る。そのため、まるでリビングデットである。


コア
カオスディーラーの心臓であり、これを破壊されれば、彼らは死んでしまう。普通の人間でもコアはさわることが出来る。しかし、取り込むことは出来ない。



※警察署編1よりタイトルをつけてみました。



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Re: chaosdealer Crisis(登場人物募集してます) ( No.109 )
日時: 2016/11/11 20:50
名前: 黒猫δ (ID: .3t6TJMo)
参照: http://C.C. black

御詫び

市役所編で登場していないはずのレオナルドが登場していたので修正しました。

読んでいて変に思われた方々、すみませんでしたm(__)m

Re: chaosdealer Crisis(登場人物募集してます) ( No.110 )
日時: 2016/11/23 21:16
名前: 黒猫δ (ID: .3t6TJMo)

久々に投稿します!




桜橋「情報はこんなもんかねぃ」



そういって、桜橋はパソコンから丁寧にUSBメモリをはずすと、それを着ていたパーカーのポケットに突っ込んだ。



リナリー「そうね、これだけでもかなりの情報を手に入れたと思うわよ?」

マリオ「そうだな…この情報だけでもかなりのものだ。纏めておいてくれた矢守というフリーライターには感謝しないとな」

太宰「…これ以上、情報は出てこなさそうだね」



そういって、マリオは皆の方へ向き直り、一瞥した後その口を開いた。



マリオ「だとしたら、次の目的地へと向かおう。…まぁ、目的地といっても隣接した施設だけどな。図書館へ向かうぞ」



立花「……わかった」

ピーチ「それもそうですね…でも、その前にこのサンドイッチ、食べちゃいましょ?」

敦「そうですね!」



そして彼らは、中断していた昼休憩に入り、サンドイッチを平らげ、図書館へと向かう準備をしていた。



レイ「……あれ?グラーフは何処にいったんだろう」

No@h「いつの間にか、いなくなっちゃったわね……」



そのなかで、その猫の姿は消えていた。





*◇*◇*





Re: chaosdealer Crisis(登場人物募集してます) ( No.111 )
日時: 2016/11/23 21:17
名前: 黒猫δ (ID: .3t6TJMo)




無音の図書館に、チリンと涼やかな鈴の音が響く。それは、僅かな残響を残し、ふっと消える。


ふと、彼が横を見れば、そこには彼の主人がいた。
高く積み上げられた本の上に、ちょこんと座る主人は、まるで雪の精のように真っ白な頭を此方に向け、その吸い込まれそうな青い瞳で彼を見下ろした。特徴的な青いメッシュがふわりと揺れる。



「お疲れ様、グラーフ。ちゃんと渡してこれたか?」

『にゃん!』

「おお、そうか。そりゃ頼もしいな」



そういって、彼の主人___雪音は読んでいた本を閉じ、真隣の本棚に本を戻した。

そして、それから大きく伸びをして、積み上げられた本からひょいと降りると、雪音は彼の前まで歩いていった。



「サンキューな、グラーフ」



そういって、雪音はわしゃわしゃと彼を撫でた。

その手は白く、向こう側が透けて見えた。それもそうだ、雪音には実体がない。

そうだとしても、雪音の青い瞳は柔らかく、優しそうに歪んで笑みをたたえている。手は暖かく感じられる。
これのどこが人間ではないと言うのだろう。


八割れのスーツを着込んだような緑目の、とある伯爵の名を持つ彼は、そう思いながら、ゆっくりとまどろみに落ちていく。





*◇*◇*

Re: chaosdealer Crisis(登場人物募集してます) ( No.112 )
日時: 2016/11/23 21:18
名前: 黒猫δ (ID: .3t6TJMo)





図書館へ向かうために、外に出ようと思ったのだが、外は完全に人口カオスディーラーに取り囲まれているようだった。

仕方なく、元いた場所に戻ると、そこに見つけたのは小さな足跡。



敦「あれ、猫の足跡……」

キノピオ「ですが、そちらの方向はシャッターが閉まっていて進めませんぞ?」

立花「……ここ」



敦がその足跡をたどると、そこにはシャッターで閉ざされた道があった。
この町に詳しいはずの桜橋達に聞くと、ここは元からシャッターが閉められており、どうなっているのかわからないのだという。
窓から見た限り、隣の図書館に繋がっているのだろうと思われるが。


しかし、道は見つけたにしても閉ざされているのだ。そういうキノピオの後ろ、立花はシャッターに空いた、猫であれば通れるであろう大きさの穴を見つけた。足跡は確かに、此方に続いている。



ミナ「確かに、この穴ならさっきの猫は通れそうね」

マリオ「そうだな…しかし、どうしたものか」

桜橋「この穴は通れないしねぃ。…中もよく見えないや」

太宰「どうしようかな……ふむ……」



どうやってこのシャッターを突破したものか、そう皆が思案していた。
最初はリナリーに蹴破ってもらう、というのを思い付いたらのだが、中は暗く、床があるかさえわからない。

そのため、蹴破ってもらうのは却下した。そして、更に思案していると、太宰が何かを思いついたようにはっと顔を上げた。そしてニヤリと笑う。
それにつられて、敦も顔を上げる。



敦「どうしたんですか?」

太宰「ふふ……いいことを思い付いたよ。これなら大丈夫だね。私が保証するよ」



敦は真っ直ぐに太宰を見る。
太宰もそれに気がついて、いつもの不敵な笑みをたたえて見返した。

それを見て、敦は半虎からくる野生の勘だろうか、嫌な気配を察し一歩後ずさった。



敦「それ、何かめんどくさいことじゃありませんよね?」

太宰「そんなことはない!敦くん、君の力を借りないといかないけどね」

敦「やっぱりめんどくさいことじゃないですかー!」



そんな上司の発言により、ガクリと膝から崩れ落ちた敦は、内心うんざりしながら叫んだのであった。




◇*◇*◇

Re: chaosdealer Crisis(登場人物募集してます) ( No.113 )
日時: 2016/11/23 21:19
名前: 黒猫δ (ID: .3t6TJMo)



敦「それでは皆さん、大丈夫ですか?」

虹宮「大丈夫です!バリアは張りましたので速めにお願いします」

レイ「此方も大丈夫だよ」

キノピオ「大丈夫だ、問題ない」

敦「それ、キノピオさんのフラグにしか聞こえないんですけど……」



太宰が「敦くんの力でシャッターをこじ開ければいいじゃないか!」という発言のせいで、それなら大丈夫そうだと踏んだマリオにより、敦以外は事務机を倒してバリケードを作った後ろに隠れた。
更に、桜橋や虹宮といった、バリアを張ることのできるメンバーはバリアをはっていた。



太宰「思いっきりやっちゃっていいよー敦くん」

敦「さも同然のように言わないで下さい……わかりました。やりますからね?」



敦は多少、上司である太宰の発言に、またうんざりしながらも腕を虎化させて、思いっきり振るった。


バリバリッ、という鉄を切り裂く不快な音と、ガシャンと何かを破壊する音をたてつつ、そのパンドラの箱と化したシャッターは開かれた。



敦「やった!開きました……って、え?階段ですね……」

ミナ「……階段があるの?」

敦「はい……あ、明かりが下の方に見えますよ!」

灯炉「図書館に繋がっているみたいだね……良かったぁ……」



開かれたシャッターの先には下へと続く階段が見えた。それはどうやら図書館に繋がっているようだ。
よく見ると、猫の足跡も続いている。



No@h「それなら、進んでも大丈夫そうね」

マリオ「そうだな、進むか」



そして、マリオ達はその階段を降りていく。



灯炉「……あり?こんなところに、扉?」

桜橋「どうしたん?みんな先行ってるよぃ」

灯炉「あ、ごめんなさい!」



そして、図書館への道が開かれた。




残り登場人物
enemy ??
my help member 1人
chaosdealer 0人
other help member ??(出てきていないのは春眠暁さんの榛名永里子さん)



遅くなってすみませんでしたm(__)mリアルが忙しくなかなか更新ができませんでした。
……あと、前回、前々回のmy help memberのところが間違っています。正確にはあと一人です。

さて、次回からは警察署編です。頑張っていきたいと思います!
次回は100の質問のおまけ付きになると思われます。


ご閲覧ありがとうございました!
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