もう一度、あの歌を【おそ松さん】 | 二次創作小説（映像）※倉庫ログ

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もう一度、あの歌を【おそ松さん】: 日時： 2016/09/06 20:15; 名前： Salt≠Rusk （ID: Qn90BKnn）; □簡単なキャラプロフィール■

★一松
高校三年生。帰宅部。実は歌が上手く、みんなに内緒で動画サイトで歌い手として活動していたが、チョロ松にバレてしまい、それがきっかけで—————

★チョロ松
高校三年生。生徒会書記。「何か新しいことをしたい」と思い、ギター始めた。ある日一松の秘密を知り、その時思わず衝動的に————

★おそ松
高校三年生。帰宅部。安定の馬鹿。

★カラ松
高校三年生。演劇部。安定のイタさ。

★十四松
高校三年生。野球部。究極の馬鹿。

★トド松
高校三年生。テニス部。安定の可愛さ。

※オリキャラ
★神谷響子
音楽の先生。年中松二人をサポートする。黒髪が綺麗な美人さん。

本編は次回から。m(_ _)m

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Re: もう一度、あの歌を 001 ( No.1 ): 日時： 2016/09/07 00:14; 名前： Salt≠Rusk （ID: Qn90BKnn）; 《一松side》

今、家には僕以外誰もいない。

家の中を５周して確認した。

「……………よし」

デジタルカメラをビデオ撮影モードにし、ちゃぶ台の上に立てる。

胸に松マークのついた紫色のパーカー脱ぎ、無地の黒いパーカーに着がえる。

お祭りの屋台によくある猫のお面を顔につける。

カメラのタイマーを５秒後にセット。

スマホも準備ＯＫ。

撮影ボタンを押す。

立ち上がり、素早く後ろに下がる。

ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、

ピッ

撮影が始まった。

僕はカメラのレンズに向かって言う。

いつもの挨拶を、全世界への挨拶を。

「こんにゃちはー。今日も今日とて歌うよ。いっちです」

スマホの画面をタップする。

軽快なリズムのメロディーが流れ出す。

僕は思いっ切り息を吸い込む。

そしてそれを一気に吐き出すように歌いだした。

僕には秘密がある。