二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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HQRONPA!! Re:Bild みんなでコロシアイ合宿
日時: 2016/09/30 12:19
名前: 紫苑 ◆VRhWN8LWD6 (ID: GX8mvGbi)

どもです、おはこんばんは。紫苑です。
ハイキュー×ダンガンロンパ、前々からずっと書きたいなと思っていた作品です。
元ネタが元ネタなのでキャラの残虐描写が当然あります。そういうのが苦手な方は素直にバックブラウザをお願いいたします。


ハイキュー、及びダンガンロンパのネタバレが出てきますので、ネタバレが嫌な方もブラウザバックをお願いいたします。
コロシアイ夏合宿に参加するメンバーはキャラ紹介で、ダンガンロンパ側のキャラは『モノクマ』のみの登場となります。


ロンパ小説を書くなんて久しぶりでブランクもあります。文章に矛盾があったり、推理が強引だったり雑だったりしますが温かい目で見てやってください。どうかお願いします。


感想・ご意見などがございましたら、是非コメントお願いします。



<目次>
キャラ紹介
>>1

Chapter00 〜ようこそ、絶望合宿〜
>>2 >>3-5 >>6-8





※更新速度は亀以下だと思います。ご了承をお願いします。

以上、よろしくお願いします。

Page:1 2



キャラ紹介 ( No.1 )
日時: 2016/09/21 22:27
名前: 紫苑 ◆VRhWN8LWD6 (ID: lFtUuTXy)

<登場キャラクター>

★烏野高校★

日向翔陽 ※主人公
影山飛雄
西谷夕
縁下力
澤村大地
東峰旭


★音駒高校★

黒尾鉄朗
夜久衛輔


★青葉城西高校★

及川徹
岩泉一


★梟谷学園★

木兎光太郎
赤葦京治


★白鳥沢学園★

牛島若利
天童覚


★伊達工業高校★

青根高伸


★角川学園★

百沢雄大



<モノクマ>
2017年にはVitaで新作も発表されているダンガンロンパシリーズのマスコット。いつからか声がちびまる○に変わっていたらしい。
コロシアイとは無縁なはずのハイキューメンバーを学校に閉じ込めて殺し合いを強要する。その目的とは———?
今回はプロトタイプ版であろうか、『モノブラザーズ』という兄弟を引っさげて登場している。ちなみにモノクマは長男らしい。


<モニャン>
ネコのようなぬいぐるみ。身体の半分がピンク色であり、目などはモノクマと一致している。(※決してモノミではない)
『モノブラザーズ』の末っ子を自称し、自覚したあざとさで他のブラザーズを出し抜いていく。平気で他の兄弟を裏切るドライモンスター。


<モノガラス>
カラスのようなぬいぐるみ。身体の半分は青色。
『モノブラザーズ』の次男を自称している。自己愛に溢れたナルシストで痛い厨二病。でもそんなところも可愛い。
兄弟の中では唯一争い事に否定的で、コロシアイもしてほしくないと考えているようだが…。


<モノスワン>
白鳥のようなヌイグルミ。身体の半分は紫色。
『モノブラザーズ』の四男を自称している。常に闇オーラが漂っており、非常に根暗で危険な存在(ブラザーズ談)。何故かモノガラスへの当たりが強い。


<モノフクロウ>
梟のようなヌイグルミ。身体の半分は黄色。
『モノブラザーズ』の五男を自称している。明るい狂人であり、何を考えているのかよくわからない。
兄弟にはとても友好的だが、コロシアイを起こしてくれない日向達には少々苛立っている様子。


<モノインコ>
インコのようなぬいぐるみ。身体の半分は緑色。
『モノブラザーズ』の三男を自称している。兄弟の中で一人だけ常識人ぶっており、コロシアイも計画を立てて行うべきだと考えている。
意識だけが先に行っているいうなれば『意識高い系クズ』。




モノクマ「うぷぷ、今回はボクの兄弟も引っさげて頑張っちゃうよ〜!え?どこかで見たことのあるような設定だって?まっさか〜、心当たりがあるってことは〜……。この物語の黒幕もきっとすぐに分かっちゃうんだろうね!そんなオマエには、色々期待してるんだからね?うぷぷぷぷ…………。愉快な愉快な青春物語をいざ、スタートだよーー!!!」



※よろしくお願いします。頑張りたいとは思いますがリアルとの兼ね合い上更新速度は亀以下だと思います。ご了承をお願いします。

Chapter00 〜ようこそ、絶望合宿〜 ( No.2 )
日時: 2016/09/21 23:02
名前: 紫苑 ◆VRhWN8LWD6 (ID: lFtUuTXy)



———なぁ、お前らに聞きたいんだけどさ。
『青春』って、なんだと思う?


人それぞれだよな。
例えば、

『美味しいものを沢山食べる』だとか

『何かを書くことに打ち込む』だとか

『何もせずにだらだらと毎日を過ごす』だとか。

え?おれ?おれの場合は——————




『好きなことに一生懸命打ち込む』ことかな!


……これは、そんなおれ達に襲い掛かった『非日常』の物語。
青春を謳歌していたおれ等の、『絶望』の物語。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−




———森然高校 第3体育館。
おれの『絶望の物語』は、ここから幕が上がる。




「リエーフ!!次はどっちが遠くまでスパイク飛ばせるか勝負だ!!」
「おっ乗り気だな日向!どうせだから何かかけようぜ!」
「じゃあ肉まん1個!!」
「肉まん?!じゃあオレも参加するーーー!!!」
「お前が入ると勝負にならねぇダロー?木兎光太郎クンは不戦敗ってことでチビちゃんに肉まん2個な」
「いいんですか?!やったぁ!!!」
「まだなにもやってねーじゃん?!黒尾酷いお前が奢れ!!!」
「ハイハイ、時間も推してるからさっさとスパイク練済ませますよ。灰羽はまだレシーブ練終わってないんだったよな」
「ギクッ……!!」
「センセー、さっきチビとノッポが2人でレシーブ練から逃げようとしてマシター」
「あっ月島お前裏切るなよ!!!」
「そーだぞ!!お前だってレシーブ苦手なくせに!!それにノッポはお前もだろ!!」
「収集つかなくなるからそれは明日な。もう夜おせェしこれ以上やればオーバーワークだ」
『ハーイ』





あ、自己紹介がまだだったよな!おれは日向翔陽、今は烏野高校でバレーしてる高校1年なんだ!
バレーの経験はあまりなくて、中学時代に初めて公式の大会に出た程度なんだけどな。その時に、高校で同じバレー部になることになる【影山】って奴にボロ負けして、おれは『絶対お前を倒してやる』って言っちゃったんだけど…。同じ高校に入ったからそのフラグは折れてしまった。
ちなみに、おれが烏野高校を選んだ理由は小さい頃にテレビで見た『小さな巨人』ってのがスゲーカッコよかったから!
そんなに背は高くなかったんだけど、コートの上でスゲースパイク打ちまくって…。ただただ度肝を抜かれていたんだ。『おれもこんな風になりたい』って。そう思ったんだ。
それから、烏野高校で同級生や先輩との出会い、インターハイでの敗北をバネに、おれ達烏野は『春高』のオレンジコートを目指して特訓中なんだ。


今は、春先に合宿で会った『音駒高校』の誘いを受けて『梟谷学園グループ』に交じって夏合宿中!いやぁ、スカイタワーデカかったな……。
そこで、おれは月島やリエーフ達と偉大な先輩達の指導を受けているというわけだ。黒尾さんのレシーブやブロックは凄いし、赤葦さんのトス回しも凄いし、なんといっても木兎さんのあのスパイク!超キレがあるよな!な!!!
……あっ、ごめん。ちょっと熱く話しすぎたな…。


「ねぇ日向、さっきから何ずーっとボーっとしてるの。練習もう終わったんだからサッサと更衣室行きなヨ」
「う、うるせーな!分かってるよそんなの!」
「ツッキーも憎まれ口叩くねェ。そんなにチビちゃんに負けたくないんだ?それとも同級生の優しさって奴〜?」
「別に、こいつ残ると面倒なんで」
「面倒ってなんだよ面倒って!!」
「早く行きましょう。遅くなったらもっと面倒です。木兎さんみたいに」
「オレみたいにって何?!一言余計だぞ赤葦!!」
「明日もバンバンスパイク打つから見てろよな日向!」
「お前は明日もレシーブ中心でスケジュール組んでやるから安心して床につきな」
「(え、笑顔が怖いぃ!!!)」


明日も頑張って成長して、影山をぎゃふんと言わせてやるんだからな!
おれは先輩達や月島達と話をしながら、更衣室の扉を開ける——————はずだった。




「よし、おれが一番乗り!」
「ずるいぞ!オレが一番だ!!」




リエーフの手を払いのけ、我先にとドアノブに手を伸ばす。
ガチャリという音と共に更衣室へと足を運ぼうとした、その時だった。










「あ、れ……?」









急に眩暈が起こる。目の前の風景が飴細工のように溶けてぐにゃりと歪む。
どろどろ、ぐちゃぐちゃ、ぐにゃり。
後ろで聞こえているだろう声も聞こえない。誰が喋っているのか、そもそも喋っているのか、それすら分からない。
そんなことを考えている間にも、それはあっという間にどろどろに混じり合って——————





気が付いた時には真っ暗闇の世界で、おれは完全に意識を失ってしまっていた。

Chapter00 〜ようこそ、絶望合宿〜 ( No.3 )
日時: 2016/09/23 01:29
名前: 紫苑 ◆VRhWN8LWD6 (ID: xRhmB4K7)

—————う、うぅ……。




——————頭が痛い……。




——————そもそもおれは何をしてるんだ?




——————そうだ、そうだよ。確か、自主練の後着替えようって更衣室の扉のドアノブに手をかけたんじゃないか。




——————でも、ドアを開こうとしたら急にめまいがして……。




——————身体が重い。けど、とりあえず起きなきゃ……。











やけに気だるい身体を起こしてみると、そこに広がっていたのは異様な光景だった。
教室には何故かおれだけがいる。いや、そもそもおれが教室にいることがおかしい。おれは確かにさっきまで体育館にいて、更衣室へ入ろうとしていたんだから。
とりあえず周りを見回してみる。……すると、早速『普通じゃない』ものを見つけた。


「なんだよこれ?!」


窓側の席の向こう。窓がなければならないその場所に、何故か鉄板が打ち付けられていた。明かりが赤色なのだろうか、教室も全体的に赤みがかかったように見える。


「……ここは、教室なのか?」


自分で口にし、改めて周りを確認する。確かにそこは教室であったが、やっぱり異様な雰囲気が漂っている。———なんというか、『夢の世界に来てしまった』ような、そんな感じが胸の中をざわついていた。

……ふと、手のひらが何かに触れる。気になって机の方を見てみると、そこには1枚の紙切れが置いてあった。そこには『希望合宿 パンフレット』という汚い文字が並んでいる。


「希望合宿…?パンフレット…?」


不思議に思ったおれは、考えるより先にパンフレットの中身を見てみる。
そこにはパンフレットらしい……のかは分からないけど、乱雑に書かれたスケジュール、そしてまるで子供が描いた落書きのような建物の絵が載っていた。
……正直おれの字よりも汚いと思った。お、おれはちゃんと人に見えるくらいは綺麗な文字書けるんだからな!
それは置いといて。おれをこんなところに連れてきて、こんなふざけた落書きまで置いて……。犯人は一体何がしたいんだ。


「ふざけてるのかな…」


そう呟いて真正面にかけられた時計をふと見る。
時計は『午前8時』を指していた。


午前、8時……?




−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


『8時にはミーティング始めるぞ!みんな、遅れないようにしろよ!』
『遅れたら罰として森然高校の校庭10周だべ!』
『いや、それはきつすぎなんじゃ…』


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−




「……やっべ集合時間遅れる!!!」


なぜそう思ったのかは分からないけど、ここは教室なのだから『森然高校』だって思い込んでしまったのかもしれない。
バレーのミーティングの時間を思い出し、パンフレットを持って慌てて教室を飛び出す。


「急がなきゃ校庭10周だ……!!!」


校庭10周、おれにとっちゃ余裕だけどさ。
影山が間に合っておれだけ間に合わないとかカッコ悪いだろ!!そう思って急いで体育館への道をひた走る。




———刹那。























ドサッ









「いてっ……。何すんだボゲェ!!」
「す、すみません!大丈夫ですか?!」


誰かとぶつかってしまったようだ。おれは咄嗟にこけてしまった人に手を差し伸べる。
すると、その人はおれの顔を見るなり不機嫌な顔になってこう言った。


「お前もいたのか」
「影山!!」


ぶつかったのは影山だった。なんでよりによってこいつなんだよ……!
湧き上がる悔しさを胸に抑え込み、差し伸べた手をひっこめる。影山はおれの行動にむっとしつつも自分で立ち上がった。
……それにしても、影山もここに連れてこられてるのか?———なら、ここがどこか分かるかもしれないな。
そう思ったおれは咄嗟にそのことを聞いてみる。


「なぁ影山、ここがどこだか知らない?」
「知らねぇ」


案の定この答えだった。期待したおれが馬鹿だった。
影山も分からないってことは……まさか本当に知らない場所に連れてこられたってことなのか……?もしかして、ゆう、かい……?!
次々に頭に湧き出てくる可能性を浮かべ不安になるおれを尻目に、影山はおれに向かってこう言う。


「みんな集まってる。さっさと行くぞ」
「みんな?」
「いいからついて来いボゲェ」


みんな、?ここにいるのはおれと影山だけじゃないのか……?
混乱はさらに深まるけれど、ここは影山の言葉に従った方がいいかもしれない。もしかしたら知ってる人もいるかもしれないしな。
おれは黙ってこいつについて行くことにした。



















———しばらくして。異様な空間の前で、影山はおれの方を振り向いてこう述べてきた。


「着いたぞ」














おれの目の前では、どこかで見たことのある14人の少年がおれ達を見つめていた。


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