二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- RE: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜
- 日時: 2016/09/27 19:42
- 名前: レイナ (ID: Fbf8udBF)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=26977
皆様、お久しぶりですレイナです!初めましての方は初めまして!
この小説は「ダンガンロンパExtra 〜二人の幸運と一人の絶望〜」のリメイク作品となっております。
え?どうして完結してないのに書くかって?
そりゃあ、皆様に最初からCHAPTER4まで振り返ってもらうためですよ。勿論作者のぐだぐだ文章の修正やちょっとしたキャラ付けありますが……←
リメイクでは特別書き下ろしとか書けたらいいなーなんて思ってたりしてます。あと、いろんなキャラの魅力を引き出せたらいいなーとおもいます。
〈注意〉
この小説はChapter4までをリメイクした作品になります。本作が完成し次第こちらにchapter5以降を書く予定になっております。すぐに読みたい方は 「ダンガンロンパExtra 〜二人の幸運と一人の絶望〜」をご覧ください。
結構原作のネタバレがあります。
苦手な方回れ右でお願いします。
あまり小説書いたことないので誤字や矛盾が生じてしまう場合があります。ご注意を。
それでも見てくださる方々、不定期更新になってしまいますが、よろしくお願いします!
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- Re: RE: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.1 )
- 日時: 2016/09/27 20:36
- 名前: レイナ (ID: Fbf8udBF)
「───ある女の話をしよう。
女は"絶望"になろうとしていた。絶望になってしまえば、悲しいことがなくなると思ったから。
だが女は"希望"になった男に恋をしてしまった。希望と絶望は、相反する存在であり、あってはならないことだ。
だから女は自ら"希望"を壊した。そして、本当に"絶望"になることができたのだ。
救いの手を差し出した"希望"を壊した代償として・・・。」
初めまして、この物語を案内させていただくものです。
・・・え?名前が分からないと不便ですか?そうですか・・・では『超高校級の語り手』とでもお呼びください。
この物語は既に集まった"記憶の欠片"に"創造の欠片"を重ね合わせたものです。
つまり、二つを重ね合わせることで新たな発見、そして余分なところを削り落として物語を構築する事ができます。凄く便利でしょう?
さて、本題に移りましょう。
【私】は"希望"と"絶望"が混ざり合い、どちらがより強く輝いていくのか・・・それを傍観するのが好きです。
だからこそ、【私】は【どちらが勝とうと構わない】訳です。
彼らは、このEndless Gameを終わらせることができるのでしょうか?
それでは、この物語をゆるりと、お楽しみください。
- Chapter0 プロローグ ( No.2 )
- 日時: 2016/09/27 20:58
- 名前: レイナ (ID: Fbf8udBF)
「ここが希望ヶ峰学園か・・・。」
予想を遙かに越えた都会のど真ん中にある学園の広さに、俺は驚愕しながら学園を見上げていた。
まるで、そこが世界の中心というように・・・・・・。
『私立 希望ヶ峰学園』
あらゆる分野の一流高校生を集め、育て上げることを目的とした、政府公認の超特権的な学園。
『この学園を卒業すれば、人生において成功したも同然』とまで言われている。
何百年もの歴史を持ち、各界に有望な人材を送り続けている伝統の学園らしい。
国の将来を担う将来を育て上げることを目的とした、まさに“希望の学園”と呼ぶにふさわしい場所だ。
この学園の入学条件は二つある。
一、現役の高校生であること
二、各分野において超一流であること
新入生の募集などは全く行っておらず、 学園側にスカウトされた生徒のみが入学を許可される。
基本的には超人的な才能を持った奴らばかりで、平凡な人には入学することは夢のまた夢のようだ。
そんな常識はずれの学園の前に・・・俺は立っていた。
「やっぱテレビで見るよりも大きいな…」
俺はパンフレットを片手に、悠々とそびえ立つ建物を眺める。
想像していたよりも遙かに大きく、一般人である俺にとっては勿体ないと思うほど学園がそびえ立っていた。
そこで俺はパンフレットと一緒に届けられた招待状を見る。
それは先週、学園から俺宛に届けられた一通の手紙だった。
『龍園寺 海斗様、貴方を“超高校級の幸運”として我が校に入学することを許可します。』
(“幸運”か・・・俺ってここでやっていけるのか?)
俺は手紙を貰ったときそう思った。
家族からも心配されたり、学校のみんなにも驚かれたり、お爺ちゃん先生にいたっては寿命が縮んだなんて冗談に聞こえないこと言われたしな・・・。
そうだ、自己紹介を忘れていたな。俺の名前は龍園寺 海斗(リュウエンジ カイト)だ。
勉強も普通、運動神経も普通で、胸を張れるような特技も持たないごく一般的な高校生だ。名前負けしてるのが辛いぜ……。
「俺のクラスメイトはどんなやつらだろうな?」
希望ヶ峰学園に選ばれる生徒達は本当にその分野では知らない人はいないほどの超一流高校生ばかりで、学園に入学する時に興味を思った俺はパソコンで調べていた。
調べたところ、やはりどの選抜者も知名度も実力も高い"超高校級"の面々ばかりでうまくやっていけるか心配だ。
例えば、“超高校級の声優”として入学するのは、老若男女どの声も出来るすげー能力を持っている少女や………
“超高校級のサーファー”として入学するのは、世界中のサーフィンの大会で毎年優勝を獲得してると言う凄腕少年や………
“超高校級のファッションモデル”として入学するのは、 有名ファッション誌「レインボー」で人気NO.1の少女だったり…
他にも、「ピアニスト」「ソフトボール選手」「茶華道部」「文芸部」「お嬢様」「クノイチ」「ニート」「喫茶店オーナー」「ダーツプレイヤー」「応援団長」「鍛冶職人」「文化委員」「シェフ」と、個性的な メンバーが揃っている。
中にはインター ネットに載っていない才能の持ち主も何人かいるようだが、まあ俺のクラスには関係ないだろうな。
というか“ニート”ってなんだニートって。逆に何が凄いのか全く分からん。
「やべっ、そろそろいかないと・・・」
現在の時刻は7時だ。 予定では入学式の開催は8時からなので、まだ時刻に余裕がある。
先に来てるクラスメイトと仲良くなっておくか…。
入学初日ともあって、俺は頑張っていこうと心の中で決意し、希望ヶ峰学園への第一歩を踏み出した。だが、それが間違いだった。
「あ・・・れ・・・?」
急に目眩が起こり、俺の目の前の風景が飴細工のように溶けてぐにゃりと歪む。
それは、あっという間に他の景色とどろどろに混じり合って…。
気づいた時俺は真っ暗闇の世界で、完全に意識を失ってしまった。
このとき、俺はこれから起こる出来事を予想だにしていなかった……
- Re: RE: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.3 )
- 日時: 2019/01/23 20:19
- 名前: レイナ (ID: QeRJ9Rzx)
「………あ…れ…?」
俺は固い机の上で目を覚ました。ずっと寝ていたせい身体が地味に痛い。
「...ここ、どこだ?」
意識がはっきりしてきた俺は立ち上がって周りを見渡す。
まず目に入ったのは鉄板で覆われた窓。光が全く入ってこず、教室が暗く感じる。
次に時計。針は7時45分を指している。俺が学園に入ったのは7時丁度だったはず……ということは45分も寝ていたってことになるのか。
そして、最後に少女。黒いセーラー服に赤いスカーフ、髪は茶髪のロングヘアーの子が寝ていた。とりあえず俺はその少女を起こすことにした。
「おーい、起きろー」
「………んー、あ、おはよう」
凄くマイペースだなこの子...制服着てるみたいだし俺と同じ高校生か?
「えっと...ここ何処だろ?」
「俺もさっぱり...校門から入った途端意識失ったからな...」
「私もだよ!偶然だね!」
「偶然って...もしかして君も希望ヶ峰学園の生徒か?」
「そうだよー、"君も"ってことは同じ入学生だね!」
「そうだったのか...」
謎だ。同じく希望ヶ峰学園に入学すはずだった生徒が同じように気を失って、同じ場所で目を覚ましたんて......
「ねぇ、とりあえずお互いの名前確認しない?じゃないと君としか呼べなくて......」
「あぁ、いいぞ。俺は龍園寺海斗。<超高校級の幸運>だ。」
「超高校級の...えっ!?」
「ど、どうした?」
「わ、咲澄玲奈っていいます。同じく"超高校級の幸運"だよ!同じ才能持った子に会えるなんて奇跡だよ!!」
<超高校級の幸運>咲澄 玲奈 サキスミレイナ
cv野中藍
...は?幸運?偶然にしてもおかしすぎる。だって<超高校級の幸運>は一般的な生徒から抽選で1人だけ選ばれるはずだ。それが2人なんて...
「...大丈夫?」
「あ、あぁ。ちょっとビックリした…」
「そっか。私もちょっと驚いたよー。まあとりあえず、ここからでよっか!龍園寺くん!」
「そうだな、咲澄」
俺達は教室のような場所から出て、出口を探すことにした。
* * *
「そこのおふたりさーん待ってほしいっスー!」
「...ん?」
突然廊下から声かけられた。そこにはワイシャツに黄緑のタンクトップを着た男と、緑髪ツインテールの少女がそこにいた。
「あの、2人も希望ヶ峰学園の生徒さんですか!?」
「あぁ、そうだが...お前らもか?」
「そうっすよー!みんな集まってるので玄関ホールに行くっスよー!!」
「Let's go goです!!」
「お、おう」
俺たち以外にも来てる奴らいるのか、と思いつつ俺と咲澄は二人に連れられて玄関ホールに向かった。
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