二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ダンガンロンパTheAnother1.5-DRAR-
日時: 2016/10/29 15:52
名前: kuzan (ID: hujSVxra)

これは79期生のコロシアイ…後に『もう一つのコロシアイ』と呼ばれるコロシアイが起こった後の話になる。
絶望の残党の勢力が収まっている今、二つの残党が競い合っているという情報が未来機関に入ってきた。
未来機関に入ってまもない元超高校級の幸運、また、信頼の超高校級の希望、戲磨妥恵 言菜(ギマダエ コトナ)を始めとする79期生のメンバーはこの任務に当たることになったーーー。

とまあ、あらすじはこんな感じにしときましょうか、お久しぶりです、kuzanです!
…けして飽きたとかじゃないですよ?ええ、更新しないのは飽きたからじゃないですハイ。←
この話はanotherとcountryの間に起きた話になります。
そう、anotherの最後に僕は伏線を残しましたね?それです。←
この話は僕の自作小説『ダンガンロンパtheanother』を見た方が楽しめるかと思います。
…駄作だけど。←
DRARはとある文字を表しています。PPAP的なノリです。←
ダ(D)ンガンロ(R)ンパThe(A)nother1.5?(R)??です。どうでもいいですね←
では、DRARを、お楽しみください!!

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Re: ダンガンロンパTheAnother1.5-DRAR- ( No.1 )
日時: 2016/11/10 16:08
名前: kuzan (ID: M0NJoEak)

《主要人物》
戲磨妥恵 言菜(ギマダエ コトナ)
79期生
元超高校級の幸運(信頼の超高校級の希望)
未来機関第14支部所属

超高校級の幸運枠として入学した女子生徒。
79期生をまとめ上げ、コロシアイではそのカリスマ力を発揮し、79期生4人+予備学科氷塊を生存させた。

蛍雪 学/紅雪 学(ケイセツ/ベニユキ マナ)
79期生
元超高校級の学級委員長/自称超高校級のストーカー
未来機関第16支部長

元超高校級の学級委員長として入学した女子生徒。
人をまとめることを得意としていて、何度も戲磨妥恵達を助けた。
『もう一つのコロシアイ』の他に、ホテル『bore』での前座を生き残った経験がある。
この時うもう一つの人格自称超高校級のストーカーである紅雪 学を生み出した。
高い戦闘力を持っており、79期生を修羅場から守る。
未来機関の上司より新しい支部である16支部を任される。

雷桐 彪雅(ライドウ ヒュウガ)
79期生
元超高校級の設計士
未来機関第16支部所属

元超高校級の設計士として入学した男子生徒。
物の設計だけではなく、プログラミングなどを得意としている。
戲磨妥恵と付き合っており、とても大切に思ってる。
自分に出来ることならできる限り力を尽くしたいと思っている。

龍崎 哲平(リュウザキ テッペイ)
79期生
元超高校級の漁師
未来機関第15支部所属
元超高校級の漁師として入学した男子生徒。
…『もう一つのコロシアイ』では大して活躍しなかったが、きっと今回は活躍してくれる!(ハズ)

氷塊 翠花(ヒョウカイ スイカ)
希望ヶ峰学園予備学科

希望ヶ峰学園予備学科として潜入した絶望。
兄とともに79期生を絶望に陥れようとしたが失敗。
現在は14支部に要注意人物として監禁されている。

???(???)
??期生
元超高校級の???

Not information

黒月 琥夜(クロツキ コヨル)
76期生
元超高校級のsp
未来機関第15支部長

元超高校級のspとして入学した男子。
三つの銃を駆使し、護衛をすることを得意とする。
未来機関第15支部の支部長であり、戲磨妥恵達を助ける。

???《ゲームマスター》 (???/-)
62期生
元超高校級のゲームマスター
未来機関第17支部長

元超高校級のゲームマスターとして入学した男子。
絶望と絶望を衝突させて消そうとするという方法を生み出すほど性格は下衆の極み。
未来機関第17支部長であり、勝手に黒月とともに戲磨妥恵達を支えることにした。

DRAR-動き出す希望の計画- ( No.2 )
日時: 2016/10/30 11:20
名前: kuzan (ID: qBHvelZ4)

私達79期生はあのコロシアイが終わった後、すぐに未来機関第14支部に保護された。
…だが、未来機関も想像を絶するほど深刻なダメージを受けてしまい、その勢力が落ちてしまったらしい。
…未来機関の幹部達が殺し合い、裏切りあったデスゲームが起こったらしい。
そんな深刻なダメージを受けた未来機関の上は蛍雪さんを新しい支部の第16支部を任せることにした。
私達も未来機関での生活には慣れてきた。
…そんな私達79期生のメンバーはとある支部に呼び出された。
…未来機関第15支部。16支部と同じように新しく作られた支部であり、既に龍崎クンがこの支部に配置されている。
ここを取り仕切っているのは希望ヶ峰学園76期生の先輩だ。
聞いた話によると第15支部は民間人を保護、護衛する支部として新設置された。
もちろん、未来機関のお偉いさんを守る時にも出動する。
そして、絶望は何があっても殺さないらしい。
私達は15支部に設置されている支部長室にノックし、中に入った。中には、私達に背を向け、パソコンを操作している人物がいた。

「…15支部長。」

今は私の彼氏である雷桐ク…いや、彪雅がその背中に声をかけた。
すると、パソコンを操作する手は止まり、椅子がくるりと回転した。

「…黒月、でいいよ。
俺は硬っ苦しいのは嫌いだ。」

黒月 琥夜(クロツキ コヨル)
76期生
元超高校級のsp
未来機関第15支部支部長

「龍崎の奴はどうした?
…あいつにもこの時間にここに来るようにと言っているはずだが…。」

15支部長、黒月さんは時計をチラッと見た後、そう呟いた。
…どうやら、龍崎クンは寝坊のようだ。

「全く…すみません、同期生として謝ります。」

蛍雪さんが深々と頭を下げる。
が、黒月さんは「いや、いいんだ。頭あげてくれ。」と蛍雪さんに声をかけた。

その瞬間、龍崎クンが急いだ様子で部屋に入ってきた。

「ご、ごめんなさい黒月さん!
俺っちとしたことが…遅れてしまいました!」

焦りすぎてか、龍崎クンはビシッ、と敬礼した。

「…落ち着け龍崎。
今回の件は急ぎだが、そんなに焦る必要は無い。」

「…何が起きたんですか?」

私は黒月さんにそう聞く。
私達は新人扱いであるため、蛍雪を除いて他の3人は何があったか知らない。

「蛍雪から聞いてないか?
…まあ、仕方ないな。
簡単にだが、説明する。」

そう言うと黒月さんは未来機関の端末を取り出し、それを操作し始めると、前方にあるモニターに映像が映し出された。
その映像は二つの勢力が争っているかのような映像だった。

「…見ての通り、今現在、二つの絶望の残党の勢力が競い合ってるんだ。
理由は不明だが…奴らに理由なんてあるのか、だな。
…お前らには、この争いを抑えてきてほしい。
安心してくれ。15、16支部合同での任務だ。
護衛は任せておけ。何があっても俺達がお前達を守るからな。」

「いや、それだけでは足りないだろう。」

そう黒月さんが言っていると、部屋にズカズカと入り込んでくる人がいた。
…この人なら、私も知っている。そう、彼の周りには、悪い噂しかないから、嫌でも耳に入ってくる。
そして、《私自身もこの人を見たことがある。》
あれは私の小さい頃の話だ。
家庭内の複雑な事情により、父親が別居し始めた。
私はその事を知らずに、父親を探し、家中を荒らした。
その時、母さんの部屋に入った。
…母さんの昔の学校生活の写真が出てきた。希望ヶ峰学園62期生、超高校級の旅人、戲磨妥恵 言美として希望ヶ峰学園に呼ばれていたらしい。
その写真には一人だけ妙な雰囲気がある男がいた。
顔にはマスク、希望ヶ峰学園の制服ではなく、スーツを着ている男性…
その人物が素顔不明、本名不明…謎に包まれた元超高校級のゲームマスターだと、後に知った。

「…17支部の支部長がウチになんのようですか。呼んだ覚えはないのですが。」

…そして、未来機関の新支部である17支部を任された、支部長でもあった。

???(???)通称:ゲームマスター
62期生
元超高校級のゲームマスター
未来機関17支部支部長

「いやな、あの争いを起こしたのは私なのだよ。
奴らと言ったら、少しカマを加えたらコロシアイを始めだしたわけだよ。
『どちらかが勝てばプレゼントを用意しよう』なんて言ったらすぐに内部分裂してコロシアイだ。
全く笑えてくる。」
マスクの下で笑っているのだろう。フッ、と笑う声が聞こえてきた。

「…なんてことしてるんですか…!
そんなことで絶望を殲滅させようとしてもまた絶望を生むだけだ…!」

黒月さんが机をばん、と叩きながら立ち上がった。
ゲームマスターさん…ゲームマスターはそれがわかっていたかのようにまた静かに笑い

「だから、我々も力を貸そうと思っているのだよ。」

と静かに答えた。

DRAR-動き出す希望の計画- ( No.3 )
日時: 2016/10/31 08:01
名前: kuzan (ID: rBxtXU8t)

「…17支部がですか?
それは不要です。」

黒月さんがゲームマスターに向かってそう言う。
第17支部…。
確か、特殊任務遂行支部と言われていたはず…。
多分そう呼ばれているのはゲームマスターのやり方だろう。
戦闘のエキスパートが集まっており、危険な任務に当たる時に出る支部と、聞いたことがある。

「…君達の実力だけではあの残党を落ち着かすことは不可能だ。
だから我々も…」

「不要です!
これ以上絶望を殺して絶望を増やしても…!」

「…ありがたく頼ったらどうだ、黒月。」

そう言いながら部屋に入ってきた男の人がいた。
黒月さんより少し短めの髪に赤目、服は未来機関のスーツをしっかりと着こなしている。
ちなみに黒月さんはネクタイを取ってボタンを二つ開けている。

「誰ですか?貴方は。」

彪雅がその男の人に向かってそういうと、蛍雪さんが彪雅を見て

「彼は第15支部支部長代行である白椿 劉禅さん…76期生元超高校級の陰陽師よ。」

白椿 劉禅(シロツバキ リュウセン)
76期生
元超高校級の陰陽師
未来機関第15支部支部長代行

「やはり、あの抗争か。俺も同行する。いつ出発する?」

「…シロツバキン…!」

と言う龍崎クンを蛍雪さんが頭を全力で叩きながら

「心強いです、ありがとうございます。
…早速ですが、二つのグループで何かわかっていることはありますか?」

と聞く。黒月さんは少し頷きながら

「もちろんいくつかは用意してある。
と言っても…あまり期待するなよ。」

と黒月さんが言うと、再び端末を操作し、モニターを帰る。すると、1人の男の人が出てきた。

「…清代 呉也または玄ノ武 呉也。
…62期生の元超高校級の幸運。現在は科学者として活動中らしい。ゲームマスター、あなた彼の同期でしょう。何か分かることはありますか?」

「…彼は絶望に落ちるような人物ではないと思っていたのだが…
彼の幸運は本物だ。
…自分の身に不幸が起こった時は必ず幸運がやってくる。
それが脅威だよ。」

…なんとか呉也。それも聞いたことがある。
母さんの同期であり幸運枠として呼ばれた元超高校級の幸運…って、そうだ呉也!
それだけじゃない、私の父と彼の名前が…同じ名前…呉也、なんだ。

戯磨妥恵?/清代/玄ノ武 呉也(ギマダエ シンダイ/ゲンノブ クレヤ)
62期生
元超高校級の幸運
絶望の残党のグループのリーダー格

「…どうした?言菜、何かあったか?」

彪雅がそう聞いてくる。

「…ううん、何も無いよ。
…あとで話す。」

あとで話す、という部分を小声で呟いた。

「で…もう一つの勢力だが…」

「白椿 黒漸。
俺の…兄に当たる。」

白椿さんの顔がこわばり、そう言う。

「…奴は、元超高校級の霊媒師。65期生。
陰陽師として白椿家は栄えていたが…
突然変異か何かで霊媒師としての才能を持つ兄貴が生まれた。
…だから俺が生まれた直後から兄貴を追い抜いて次期当主と決まっていたから、多分兄貴は気に食わなかったんだろう、多分そのことが原因で絶望に落ちた。」

白椿 黒漸(シロツバキ コクセン)
元超高校級の霊媒師
65期生
絶望の残党のグループのリーダー格

「…これが奴らの情報だ。
だから言ったろ?期待するなど。
…ちょっと待ってろ、俺も準備してくる。
すぐに帰ってくる。」
そう言うと黒月さんは小走りで部屋から出ていき、準備を済ませに行った。

DRAR-動き出す希望の計画- ( No.4 )
日時: 2016/11/07 15:54
名前: kuzan (ID: CQQxIRdY)

-未来機関第14支部 個室-

…この監禁生活が始まって何日になるかな。
…まあ、決して私のしたことは許されることではないけど…。
やはり私の元に届いたメールの内容が気になる。
…死んだはずの兄、烈火 ほむらから突然来たメール。あれは果たして何を表しているのだろう。
また、何かをするつもりなのかな…?
こういう時に限って戲磨妥恵さんたちは別の任務に当たるみたいだし…。
…やっぱり気になるけど抜け出すわけには行かないしなぁ…。

「…はぁ。」

っと、思わずため息が出てしまった。ま、仕方ないか。
そろそろこの生活にも飽きてきたからねー…。

…ん?足音…?
…こんなところに…誰だろう…。

-数刻前 第15支部-

「待たせたな。」

私達がしばらく待っていると、両手にアタッシュケースを持っていて、足の部分にベルトのようなケースをつけている黒月さんが戻ってきた。

「…それは?」

ついきになったのか、蛍雪さんがそう聞くと、龍崎君が口を開いた。

「黒月支部長は元超高校級のspだぜぃ?つまり、黒月さんが持っているのは、銃…。
ドン・プソンコンテンツ、チャリコギM950、ワラビーwa2000だぃ!」

どん、と何故か龍崎君が胸を張っているが多分全部名前違うよね…。
それ、間違ってるよね、銃詳しくない私でもわかるよ!?

「…龍崎、全部不正解だ。
まずは足についているこれ、これはトンプソンコンテンダーっつって、俺が主に使う銃だ。
それでこっちのケースがキャリコM950。サブマシンガンのようなものだ。そしてワルサーwa2000。
遠距離射撃用の銃…つまりスナイパーライフルと言うやつだ。」

黒月さんは丁寧に説明してくれたが、私達は頭が混乱している。聞いたことのないやつばかりだ。
…やっぱり、超高校級って凄いんだなぁ、としみじみと思う。

「…あ、そうだ。
黒月さん、同時に調査したいことがあるんですが、構いませんか?」

「…どうした、雷桐。
何かあるのか?」

「はい、実は…」

-現在 未来機関第14支部-

「…やぁ、氷塊さん。
…烈火クンの件、気になるでしょ?
今当たる任務と同時進行で調べようと思うんだ。」

戲磨妥恵さんが笑顔でそう言ってくる。
この笑顔はなれない。だって、なんであんなことをした私にこんな笑みを向けれるのか不思議でならないから。

「…いいの?
…私なんかが任務に参加して。」

「…ふむ、私も彼女のことは知っているな。
…希望ヶ峰学園予備学科に潜んでいた絶望、兄である烈火ほむらとともに絶望を手助けした人物のひとりか。」

氷塊 翠華(ヒョウカイ スイカ)
希望ヶ峰学園予備学科/元超高校級の絶望候補
未来機関第14支部見習い/保護対象要注意人物

「…まあ、そうですけど…あなたは…いや、知ってます。元超高校級のゲームマスターですね。」

「ほう、よくご存知だ。」

…この男、他の人とオーラが違う。
ほおっておけばとんでもないことをしでかしそうな…そんなオーラ。
表情が読めないって結構厄介だな…。

「では、君は私の本名を知っているかい?」

ふ、とマスクの下で不気味に笑ったその男がそう聞いてきた。

「…本名、ですか?」

そう言うとゲームマスターが近づいてきて耳元で囁いた。

「…そう。
私の、オレの本名。
ーー ーー。」

…!
その名前は、聞いたことがある。

…最も関わってはいけない人物と昔おと…清代という男が言っていた。

この男は、危険すぎる。私の直感がそう告げた。

DRAR-動き出す希望の計画- ( No.6 )
日時: 2016/11/18 15:46
名前: kuzan (ID: xZ7jEDGP)

-紅蘭シティ-

…ようやく未来機関が動き始めたか。
未来機関と白椿黒漸と俺の勢力が合わされば間違いなくそれは大規模な戦争になるだろう。
2代目江ノ島盾子を名乗った塔和最中が望んだことを、まさか俺がやることになるとはな。

「…清代さん。ようやく未来機関が…」

「ああ、知ってるさ。」

…俺の研究室を開けて岐大 殊(ギダイ コト)が入ってくる。
全く、優秀だな。さすがオリジナルに近いクローンだ。

岐大 殊(ギダイ コト)
超高校級のクローン
清代派絶望の残党

「準備は出来ているな。
…大規模な戦争になるぞ。白椿には悪いが、ここで潰れてもらおうか、未来機関と共に、な。」

…計画は完璧なはずだ。
余計な邪魔が入らない限り、このまま遂行すれば間違いなく未来機関は落とせる。
…最も心配なのは俺の不運の方だ。何が起こるのかは厄介でしかない。

「岐大、皆を集めてくれ。
これからすることを説明する。
…俺はもう少しだけ考えを練る。」

俺がそう言うと岐大は静かに返事し、メンバーを集めに行く。
しばらく考え込んでいると、後ろで複数の足音が聞こえた。
…清代派絶望の残党の幹部格にあたる奴らだろう。

「…私は今すぐに帰りたいのー。
ゴロゴロしたいのー。」

「…マスター、ダメです。これは大切な行事の一つなのですから。」

黒い長い髪で青いドレスに白いエプロンを着たよく似た…というか同じ顔の女はそう言う。
…全く、どっちがどっちかいつも迷う。

光野 亞璃雛/光野(偽)(コウノ アリス/コウノ(ニセ))
元超高校級の人形師/亞璃雛そっくりの人形
希望ヶ峰学園73期生
清代派絶望の残党

「少し我慢してくれ、光野。
できるだけ手短にする。」

こいつのマイペースぶりにはいつも困る。
…他にもなかなか濃いメンツが揃ってるけど、な。
例えば、赤い長い髪で緑のロングスカートを着た男口調のこの女とか、な。

「護衛ならオレが引き受けるぜ。
…オレは陣地防衛だな。任せとけって。」

攫呉 鈴式(サラクレ スズシキ)
元超高校級の門番
希望ヶ峰学園69期生
清代派絶望の残党

「頼りにしてるぞ。
前に出てもらう時は前に出て貰うがな。」

攫呉に声をかけた後、一人の男が口を開いた。
白髪を持ち、黒いスーツを少し緩く来ているこの男だ。

「俺はいつも通りにやっていいよね?
…いつも通り、やらせてもらうよ。」

レオ・クルスティ
元超高校級の監獄長
希望ヶ峰学園67期生
清代派絶望の残党

「やり過ぎるなよ。
後処理が厄介だ。」

「分かってるさ、やりすぎず、程々に楽しませてもらうね。」

レオは不気味な笑みを作ると、そのまま黙った。
レオが黙った途端、その隣にいた奴が口を開く。
中性的な顔で薄いピンクのような白髪、首元が暖かそうな服を着たおと…おん…奴だ。

「ボクも、自由にやらせてもらうよ。
未来機関を潰せるんだろう?いい機会じゃないか。」

羽柴 真央(バシバ マオ)
元超高校級の催眠術師
希望ヶ峰学園70期生
清代派絶望の残党

「お前はいつも通り催眠をかければいい。」

「分かってるさ、それがボクにできる唯一の仕事だからね。」

ニッ、と笑うとそれ以降は静かになった。
俺はこいつらの顔を一度見渡した後に作戦を説明し始めた。


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