二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 秘密、ヒミツ、ひみつ。(おそ松さん)
- 日時: 2016/10/30 15:17
- 名前: かなかな (ID: bGiPag13)
シリアス×ミステリーです。
あなたはこの秘密が解けますか?
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- Re: 秘密、ヒミツ、ひみつ。(おそ松さん) ( No.1 )
- 日時: 2016/10/30 19:59
- 名前: かなかな (ID: bGiPag13)
注意…流血あり、シリアス、ミステリー、
それでもいい方はどうぞ↓↓
…長男の話、
(おそ松)
朝、目を覚ますと体がだるかった。
周りを見るとみんなはまだ寝ている。
「あー…もうちょっと寝よ…。」
再び横になる。あぁ、なんだか息苦し…。おかしいな、俺、風邪なんてひいたことないのに。てか、これ、風邪なのかな。
次第に荒くなる息に危機感を覚え始めた時には遅かった。
「うぐ…や…ばい…かも…。」
心臓か、気管か、肺かよくわかんないけどなんだか胸が苦しい。
みんなに言うか?いや、ダメだ。俺、長男だからあいつらに弱いとこなんて見せられない。じゃあ母さんに…ダメ。ここからは距離がある。
俺を助けてくれるやつは誰もいない。
そう。いつも、そうだった。昔から。だって俺、長男だから、お兄ちゃんだから、誰にも迷惑をかけちゃいけないんだ。
あぁ、考えれば考えるほど苦しくなる。
死ぬの?俺、
嫌だ!そんなのっ…!!
それじゃあ余計迷惑かけちゃうじゃん!!
苦しい
助けて
誰か、誰か!!
「兄さん…?」
あぁ、起こしちゃった。この声はチョロ松だろう。返事をしたいが、それどころではない。
「ちょっと、ねぇ、兄さん、兄さん!!どうしたの!?まっ、待って、みんなっ!!起きてよ!」
チョロ松が声をあげると、5人は「何、朝から。」と目を覚ました。
「おそ松兄さんがっ!!何か、苦しそうなの!ど、どうしたらいいのっ!!?」
涙をボロボロこぼすチョロ松に、カラ松がまぁ落ち着け、と声をかけている。
瞬間、温かい何かに包まれた。
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