二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ユーリ!!!onICE お出かけの巻
- 日時: 2017/01/15 12:02
- 名前: いか (ID: ZMpE7sfz)
「勇利!カツ丼おかわり!」
「ヴィクトル、食べ過ぎはだめだよー」
ここ、長谷津にヴィクトルが来てから、僕の生活は変わった。
毎日が明るくて楽しい、そう思える日々を送っている。
……………大変なこともあるけど。
最近は、あまり大きな大会とかもなく、練習はもちろんするけど、ゆっくり休む事ができている。
そして今日は、ヴィクトルと一緒におでかけ!
楽しみだな〜
「って、そう思ってたのに」
外は雪。
ヴィクトルは昨晩飲み過ぎて寝坊。
おまけに、
「今日は何をしよっか〜?」
………………。
忘れてるし!!
そうだよ、ヴィクトルは忘れやすいんだった。
でも………
このくらい、覚えててよね!
「僕、寝るッ!」
ヴィクトルのバカ!
「…………勇利?」
「ンぁ…………」
どのくらい寝ていたんだろう。
外を見ると、もう雪はやんでいて、オレンジ色のキラキラした光であふれている。
そろそろ起きなきゃヤバイ、
でも…………
「おもっ」
上にのっかるようにして、ヴィクトルが寝ていた。
何でここにーーー………。
「勇利、起きたのかい?」
「ヴィクトル…」
ヴィクトルは微笑みながら、勇利の頭を撫でた。
「何ですねてるんだい?」
「だって、今日一緒に出かけるって、」
「なぁンだ、その事か、勇利、忘れてないよ。」
ヘッ!?
「だってヴィクトルっ」
「俺は何したいって聞いたんだ、そしたら寝るって言うから、出かけないで一緒に寝るのかと。」
嘘だろ!
「わかるように言ってよー!」
ごめんごめんっていいながら、ヴィクトルは笑った。
「あっ」
僕は、ちょこんとはねてるヴィクトルの前髪をさわった。
「はねてる」
するとヴィクトルは
「勇利とおそろいだね」
僕とヴィクトルは、笑った。
もう
出かけられなかったことなんて忘れていたーーーー……………。
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