二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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【マギ】ヤムライハの部下達②
日時: 2017/01/24 00:49
名前: 救世主 (ID: 6hC8lD0P)

【シンドリア王宮.黒秤塔】
ヤムライハ「此処は2型の命令式を…う〜ん…違うなぁ…」
深夜1時過ぎだというのに魔法の研究の為、起きているのはヤムライハだ。彼女の直属部下達は黒秤塔のソファで寝ている。皆部屋に帰らないのは、ヤムライハの実験に付き合わされているからだ。明日も恐らく実験に一日中付き合わされるだろう。

ハラン「ねぇ…起きて…」
ヤムライハ直属の部下であるハランが直属部下の四人を起こした。

ラゼル「んっ…寝させてくれ…」
レーナ「お願いハラン…もう二徹なのよ…」
ローナ「ハラン…寝させてあげな。」
アレン「眠い…」
ハラン「駄目よ!見てアレ!」
ハランが指を指した方を見ると、先程まで起きていたヤムライハが寝ていた。

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Re: ヤムライハの部下達② ( No.3 )
日時: 2017/01/22 17:09
名前: 救世主 (ID: 6hC8lD0P)

【シンドリア市場】
国民A「ヤムライハ様が、魔導師達を追いかけてる…」
国民B「王様とジャーファル様みたいにだなぁ。」
【シンドリア上空】
ハラン「いやーっ!」
ローナ「いやーっ!」
ヤムライハ「ハハハ!捕まえたわよ!」
ヤムライハはぐいぐいとハランとローナを王宮へ連行していった。

アレン「木は森に隠せ…人は…」
ラゼル「人は?」
アレン「人は人に隠せー!」
レーナ「あっ!街の人混みに隠れたらどうかしら?」
レーナの案で街に降り立った三人は光魔法で服装を休暇様にした。

Re: ヤムライハの部下達② ( No.4 )
日時: 2017/01/22 17:18
名前: 救世主 (ID: 6hC8lD0P)

【シンドリア市場】
国民A「兄ちゃん達さっき上でヤムライハ様から逃げてたな。」
国民B「どうかしたのか?」
ラゼル「い…いえ…」
レーナ「何でもありませんよ。」
アレン「そうそう。」
国民達に何事かと聞かれていると、ヤムライハがやって来た。

ヤムライハ「待ちなさーい!」
三人「あっ!」
ヤムライハは転送魔法陣を出現させると三人を王宮へ転送した。取り残された国民達は何が何だか分からなかった。
【王宮.黒秤塔】
ヤムライハ「逃げちゃ駄目よ。さぁ、実験実験!」
こうして囚われた五人は実験台にされていった。

Re: ヤムライハの部下達② ( No.5 )
日時: 2017/01/22 18:05
名前: 救世主 (ID: 6hC8lD0P)

数日後、実験から解放された五人はパタリと黒秤塔に付いているベッドに倒れ込んだ。特にラゼルは1番魔力(マゴイ)を使ったので、死ぬように動かなかった。その時上にハランが乗ってきた。1番背が小さい為、一人用のベッドで大人と一緒に寝ても余裕なのだ。

ラゼル「んっ…どうかした?」
ハラン「いや、ラゼルの寝顔見たいなーって。」
レーナ(誘惑した…!?)
ローナ(色気チビが…!)
アレン(ラゼル…振るかな?)
ラゼル「うん…いいけど…寝させてね…」
ハラン「了解!」
ラゼルは本当に疲れてるのか、スヤスヤと寝てしまった。

ハラン「ねぇ、皆んな、ラゼルの寝顔可愛いよ!」
三人はいつも互いの寝顔など見た事が無かったので、ラゼルの寝顔が気になった。おずおずと三人はラゼルの顔を覗いた。

ラゼル(ZZZ…)
レーナ「寝てるわね…フフ…いつも皆んなのお兄さん的な存在だから疲れてるのかしら。」
ローナ「何だか眠くなってきた…たまには皆んなで寝てみない?」
アレン「賛成!ベッドくっ付けよう。…よし、これで完成!」
四人はラゼルの寝ているベッドに自分達のベッドをくっ付け、一緒に寝た。数時間後…

ジャーファル「失礼します。ヤムライハ、この件ですが…ん?」
ヤムライハは部屋に居なかったが、代わりに目に映ったのは仲良くくっ付いて寝るヤムライハの部下達だった。ジャーファルはこれは癒しになると思い、五人に布団をかけた。

ジャーファル「アラジンもアリババ君もいいけど、彼らも癒しになるなぁ…これから徹夜の時は彼にも癒して貰おう。フフ…」
ジャーファルはニッコリすると満足そうに部屋を出て行った。更に数分後、アラジンがやって来た。

アラジン「お兄さん達、この前借りた本を返しに来たよ〜…あれ?皆んな寝てる…フフ…ルフ達も何だか嬉しそう…そうだ、僕も一緒に寝よっと!」
アラジンはローナとレーナの間に潜り込んだ。

アラジン「お姉さん達と一緒に寝れるっていいね。」



Re: ヤムライハの部下達② ( No.6 )
日時: 2017/01/22 18:31
名前: 救世主 (ID: 6hC8lD0P)

1番始めに起きたのは、ラゼルだった。何故皆んなとくっ付いて寝ていて、アラジンまでもがレーナとローナの間にすっぽり収まって心なしか嬉しそうに寝ているのか…ラゼルはシャラール・ラケーサ(真実の水人形劇)で様子を見てみた。数分後…

ラゼル「そういう事だったのか…」
アレン「ご、ごめんね…つい僕達も寝ちゃったんだ…」
アラジン「ごめんよ。僕は綺麗なお姉さん達が寝てたから…つい…」
ラゼル(堂々とした目で何て事言うんだ…この方は…)
ハラン「ねぇ、アラジン様、私はお姉さんじゃないの?」
アラジン「おっぱいがないけど、お姉さん…なのかい?」
ハラン「酷い、アラジン様!」
レーナ「胸でお姉さんか判断してるんですか…?」
アラジン「うん!」(ドヤァ…)
五人(うわぁ…)
今は夕方になったので、五人は夕食を食べに行った。

Re: ヤムライハの部下達② ( No.7 )
日時: 2017/01/22 20:37
名前: 救世主 (ID: 6hC8lD0P)

アラジン(モグモグモグモグ)
ラゼル「凄い…食べますね…」
アラジン「うん、美味しいしね。」
アリババ「お、アラジン、こんな所に居たのか。…其方の方々は…」
ラゼル「ヤムライハ様直属部下のラゼルと申します。」
レーナ「レーナと申します。」
ハラン「ハランです!」
ローナ「ローナと申します。」
アレン「アレンです。」
アリババ「あっ、ヤムライハさんの…!?あの…一緒に食べていいですか?」
五人「どうぞどうぞ。」
こうして計7人で夕食を食べる。そして楽しく会話した。

アリババ「レーナさんやローナさんはモテるんじゃないですか?」
レーナ「そんな事ありませんよ。黒秤塔に篭りっぱなしで…」
アリババ「またまた〜…モテるコツとか教えて下さいよ〜。」
アラジン「そうなんだ…アリババ君はモテないんだ。この前何てモルさんに告白されたと勘違いして…」
アリババ(…)
五人(…うわぁ…可哀想…)
アリババ「皆さんも…俺の事…」
ラゼル「い…いえ、そんな事ないです!」
レーナ「そうそう。」
ローナ「アリババ殿はかっこいいですよ!」
必死にフォローを入れる魔導師達。
アリババは勇気づけられた。


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