二次創作小説(映像)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【マギ】ヤムライハの部下達③
- 日時: 2017/01/29 22:47
- 名前: 救世主 (ID: 6hC8lD0P)
商船警護にヤムライハと共に初めて着く事になった五人。
港から出港すると、潮の香りがする。近頃八人将は皆忙
しい為、ヤムライハと部下達が警護する事になったのだ。
この商船はアクティア王国までだ。道中海賊などが出る
との事だが、此方には八人将が一人いるし大丈夫だろう。
その数分後…
兵士A「出たぞー!海賊だぁ!」
海賊A「命が惜しけりゃ荷を置いてな。」
海賊B「襲われるなんて、お前ら哀れだなぁ。」
哀れなのはどちらだろう…兵士達や魔道士達は内心で呟
いた。直ぐ片付く。そう思っていた…
ヤムライハ「くっ…こいつら、魔法道具を…!」
ラゼル「きりがない…!」
シンドリア商船は小さい。その為、十分な戦闘スペース
がなく、船はだいぶ傷ついてしまった。海賊達は船を
どんどん壊していく。
レーナ「ヤムライハ様!このままでは…」
ヤムライハは何かを決断したかの様に、魔力複増装置を破壊
した。
Page:1
- Re: 【マギ】ヤムライハの部下達③ ( No.1 )
- 日時: 2017/01/29 22:56
- 名前: 救世主 (ID: 6hC8lD0P)
魔力複増装置が割れ、巨大な魔法陣が現れたかと思うと、海賊達は商船ごと全身を業火で焼き尽くされた。
人の焼ける匂いは気分を悪くさせたが、仕方なかった。ヤムライハと魔道士達は浮力魔法で兵士達や船員達を魔法道具の一つである絨毯に乗せた。ヤムライハは人を殺すつもりは無かったが、どうする事も出来なかったのだ。全滅より殲滅を選んだ。
ラゼル「…シンドバッド王と連絡を取りました。」
ヤムライハ「…そう…」
アレン「ヤムライハ様、シンドリアへ戻りましょう!我々の魔力が尽きれば海へ真っ逆さまです!」
下を覗くと、先程の衝撃でアバレホオジロザメが目覚めたらしく、大量に泳いでいた。それを見て誰かの短い悲鳴が聞こえた。
- Re: 【マギ】ヤムライハの部下達③ ( No.2 )
- 日時: 2017/01/30 01:49
- 名前: 救世主 (ID: 6hC8lD0P)
その時、ガクンと絨毯が急降下して海面に近づいた。魔道士達は慌てて魔力を絨毯に送ると、絨毯は再び海から離れた。
ハラン「ヤムライハ様!」
ローナ「さっきの海賊殲滅の時と魔力複増装置で魔力が尽きたのね!」
シンドリアまではざっと100㎞。自分達の魔力は果たしてもつのか心配だった。
レーナ「ヤムライハ様をお願い。」
兵士A「はい!お任せを。」
ヤムライハが気を失った今、五人の魔力でシンドリアまで辿り着かなければならなかった。ルフの瞳でラゼルはシンドリアに応援を頼んだ。軈て、一隻の船が見えた。ヒナホホ率いる海兵隊だ。
- Re: 【マギ】ヤムライハの部下達③ ( No.3 )
- 日時: 2017/01/31 01:22
- 名前: 救世主 (ID: 6hC8lD0P)
ヒナホホ「話は分かった。お前らは休め。」
ラゼル「有難うございます。」
その後シンドリアへ着いた。
【シンドリア王国.王宮】
シャルルカン「よぉ魔法オタク…」
何も知らないシャルルカンはヤムライハに話し掛けたが、ラゼル達が止めた。そして全て話した。
シャルルカン「…そうか…」
レーナ「…はい。」
一週間は落ち込むかと思ってた。が、ヤムライハは次なる魔法道具を生み出したり、実験したりだった。まるで何事もなかったかの様に…
シャルルカン「心配して損した」(ボソッ)
ヤムライハ「何か言った?」
シャルルカン「別に。」
シャルルカンと話していると、実験が成功した。ヤムライハはシャルルカンを部屋から追い出すと、再び黒秤塔に閉じこもった。
- Re: 【マギ】ヤムライハの部下達③ ( No.4 )
- 日時: 2017/01/31 01:35
- 名前: 救世主 (ID: 6hC8lD0P)
ラゼル(ヤムライハ様が元気になられて良かった。)
ヤムライハの直属部下の一人であるラゼルは、ヤムライハの閉じ籠っている部屋に到着すると軽くノックをして、部屋に入った。…その瞬間…
(ドオォォン!!)
ヤムライハ「ゲホッ、ゲホッ!…あ、ラゼル!?」
ラゼル「…又髭の実験ですか?」
自分には髭が生えていた事から、ヤムライハが何の実験をしていたか分かった。髭は少し顎から生えている程度の為、剃ればいいだけだ。
ラゼル「一旦失礼しますね。」
退出しようとするとヤムライハが慌てて止めた。
ヤムライハ「お願い!髭生やしたままでいて!」
ラゼル「えぇ!?」
ヤムライハが遂にダダをこねるので、仕方なく暫く髭を生やす事にした。
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。