二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 星の光のもとで
- 日時: 2017/03/05 19:31
- 名前: 紅月沙樹 (ID: x9WEDbHK)
こんにちわ。
色々と落ち着いたので、また書き始めようと思います。
昔書いていた時の名前は忘れました。すみません。
文章を書くこと自体もとても久々なので文章がおかしかったりします。
さらに、ノープランで、なんとなく書きたくて書き始めたものなので内容もグダグダだと思います。
ご了承ください。
えーと、こちらは、星のカービィの小説になります。
私の勉強不足もあり、設定や口調がかなり間違ってる場合がありますが大目に見てください…
予定としては、ドロッチェ団と、マルクの話を書きたいと思っています
。あたたかく見守ってくださると嬉しいです。よろしくお願いします。
感想等お待ちしています。
泣いて喜びます。
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- 色々と設定とか、 ( No.1 )
- 日時: 2017/03/06 13:24
- 名前: 紅月沙樹 (ID: x9WEDbHK)
アニメ寄りの設定になると思います。
アニカビ終了後数年経った、みたいな時代の設定です。
カービィは大分成長して、言葉を話せるようになっています。
でも難しい言葉は理解できないようです。
まだまだ子供な設定。
大王にかなり懐いてます。
一緒に悪さをすることもありますが、まあ、悪気はありません。
デデデ大王。
アニメよりは落ち着いているが、大人気ないわ悪さはするわ、プププランドを騒がせているよう。
うちの大王様はZOYとか言いません。
多分。
めんどくさがりのおっさんですが、やる時はやります。
また責任感が強く、ジャイ○ン系。
カービィのよきライバルであり親友。
少々怖がり。
フーム。
こちらも少し成長してきました。
相変わらずの科学少女です。
女の子っぽくもなってきました。
メタナイト。
クール!!イケメン!!
常にカービィの前に立ちリードしていくかっこいいお兄様。
常にカービィのことを想っている。
大王にたまにからかわれる。
若いけど、星の戦士としての力は既に失っている。
そのためか、少し自信をなくしている。
ドロッチェ団
有名な盗賊団で、最近出てきたばかりなためか、かなり話題となっている。
団員が多く常に食料問題に苦しんでいる。
少しずつ追加する予定。
- Re: 星の光のもとで ( No.2 )
- 日時: 2017/03/05 16:44
- 名前: 紅月沙樹 (ID: x9WEDbHK)
「大王おおおおおおおおおおお!!!!!!!」
「うわあああああああああ?!?!」
突然、大きな声が城中に響いたかと思うと、デデデが寝ていた部屋の扉がバンッと大きな音を立てて開いた。
息を切らしたカービィが勢いよく走ってきて、
「うわーん!」
「おおぅ?!」
デデデの体に飛びついた。
そして、
「カアアアアビィイイイイイイイ!!!!!」
今度は別の大声が聞こえてきて、足音がこちらへと向かってきていた。
あ、なんかよくわかんねぇけどやばそう。
そう思ったデデデは、カービィを自らが寝ていたベッドに押し込む。
ふぎゃっ、と、カービィが一瞬苦しそうな声を出したが、静かにしてろ、とさらに押さえつける。
と同時に、またも大きな音を立てて扉が開いた。
うぅ、扉壊れそう。
「カービィ、ここに来てるでしょ…」
息を切らして、目つきの悪い少女がデデデを睨みつけ、ゆっくりと部屋に入ってきた。
その迫力に、デデデは完全に怯えてしまっていた。
「朝からうるさいでゲスぞ!何してんだよーって、ぎょわああああ!!どどど、どうしたでゲスかぁ?!フーム!」
騒ぎを聞きつけてやってきたエスカルゴンも、大声をあげた。
そんなエスカルゴンを思いきり無視して、フームはデデデに近づいていく。
目つきはさらに悪くなっていて、握りしめた手にはかなり力が入っている。
「お、落ち着けよフーム、俺は何も知らねぇって…」
必死に首をふる大王であったが、彼女は気づいている。
「そのベッドの中で動いているのは何。」
「こ、これは…ペット!そう!ペットはいいよなぁ、可愛くって癒しでぇ…」
「へぇ?ペットと一緒に寝てるの」
「わ、悪いか?入ってくるんだよ。まったくー、甘えん坊でよぉ、」
出てくるなよ、と心の中で祈る。
だが、
「ぷはーっ!ちょっと大王、酷いよ苦しいって…はっ!」
フームは大きな目を極限まで細め、カービィを見下ろしていた。
それに気付いたカービィは体を硬直させ、みるみる青ざめていく。
「や、あのねフーム、誤解だって、怒らないで…?は、話せばわかるって…」
「何の騒ぎだ。」
その時、静かに、冷静な、だがどこか迫力のある声が扉の方から聞こえてきた。
「「メタナイト!!」」
大王とカービィは一斉に声をあげ、ベッドから抜け出してメタナイトの後ろに隠れた。
「また何かされたのですか、陛下。」
呆れたように問いかけるが、デデデは首をふる。
いや、わかんない。まじで身に覚えがない。
「…メタナイト卿、デデデはいいからカービィを渡して」
フームは怒りのあまり震え始めていた。
その様子を確認すると、メタナイトは一歩後ろに下がり、カービィを守る姿勢をとる。
「そんな様子では、陛下は渡せてもカービィは渡せないな。落ち着いて事情を話せ。」
「えっ」
「デデデはいらないわ。」
「えっ」
「でもそうね…少し落ち着くわ。」
フームは一度深呼吸をすると、静かに話し始めた。
- Re: 星の光のもとで ( No.3 )
- 日時: 2017/03/05 17:18
- 名前: 紅月沙樹 (ID: x9WEDbHK)
「昨晩作ったケーキがなくなっていたのよ。今日のおやつに食べようと思って、楽しみにしてたのに。」
「それで、カービィを疑って追いかけていたのか?」
「さっき会ったとき、口の周りにクリームがついていたわ。それが証拠よ。それに、当時彼も一緒にいたわ。ケーキがあると知っていたもの。」
思い出してまた腹が立ったのか、フームは顔を赤くして早口で言った。
「ふむ…それは本当か?カービィ」
「誤解だって!今日の朝食はフルーツサンドだったから…だからなの!」
メタナイトの後ろからひょこっと顔を出してそう訴えた。
さすがのフームも、その姿に、戸惑い始めたようだ。
困ったような表情を浮かべていた。
「どうだ、フーム。まだ疑うのか?」
「カービィは、こんなことで嘘をついたりしないさ。」
そう言うとメタナイトは少し微笑む(?)と、カービィの頭を優しく撫でた。
「…ごめんなさい、カービィ…話も聞かずに決めつけて…」
「大丈夫だよ!」
カービィも笑って、フームに声をかけた。
「なるほどなるほど、フームはケーキがなくて朝から大騒ぎしてたのかー」
今までで黙っていたデデデが急に口を開く。
「なっ…だったらなんだっていうのよ?」
少しむっとしながらそう返すと、デデデは、ほー、と、ニヤニヤとフームを見つめた。悪巧みしているのである。ニヤニヤニヤ。
「今朝のニュースはこれで決まりだぜ!!よし行くぞぉエスカルゴン!」
「ぎゃあっ!ちょっとそこ持たないでってば、あぁー!!」
部屋の前で様子を伺っていたエスカルゴンをがしっと掴むと、長い廊下を駆け出した。
「キャアアア!!やめて!!ちょっと待ちなさあああい!!」
彼らを追いかけ、フームも走り出した。
「まったく、騒がしい朝だったな。」
その様子を眺めながら、メタナイトが呟いた。
「あぁ…でもなんか、平和だよね。」
「…そうだな。」
(あれ?今、メタナイトの表情が…)
仮面越しでよくわからない彼の表情だが、カービィは何かを感じ取っていた。
「今日は天気もいい。こんな日は、少し散歩をしても良さそうだな。」
まあ、気のせいだろうとカービィは思った。
「あ、僕、これからウィスピーのところによりながら散歩しようと思ってたんだけど…」
「お前は毎日そうだな。」
フッと、少し笑われてしまった。
そんなことないよ、と言いながら、カービィは顔を赤らめる。
しばらく沈黙が続いた。
カービィが、一緒に行こうと誘おうと、口を開きかける。が、
「だが、やることがある。」
メタナイトが先にそう言って、歩き出してしまった。
「えっと…何するの?」
追いかけ、問いかけたが、
「調べたいことがある。」
止まることなく、振り返りもせず彼はそう言った。
そして、そこにやってきた部下達と合流して、何やら話しながら行ってしまった。
- Re: 星の光のもとで ( No.4 )
- 日時: 2017/03/05 17:28
- 名前: 紅月沙樹 (ID: x9WEDbHK)
最近、メタナイトはカービィに構ってやることができないでいた。
カービィが彼の元へ行っても、忙しい、やることがある、と、いつも言われてしまった。
寂しい訳ではない。
なんだか、情けなかった。
もし何か、困っていることがあるなら、言って欲しいとカービィは思っていた。
彼の、力になりたかった。
静かな丘の上で、ウィスピーに貰ってきた林檎を食べながら、ぼーっと考えていた。
僕は、まだまだ力が足りないのだろうか。
もっと強くならなきゃいけないのだろうか…
- Re: 星の光のもとで ( No.5 )
- 日時: 2017/03/05 17:55
- 名前: 紅月沙樹 (ID: x9WEDbHK)
「結局誰だったのかしら。私のケーキを食べたのは。」
「…さあな。」
その日の午後、フームは城の中でメタナイトに偶然遭遇し、捕まえ、話を聞いてもらっていた。
「あなたなら何か知ってるんじゃないの?」
「私が、ケーキの行方を?何故そう思う。」
「だってみんな、町のみんなも物を盗まれていたの。ただ事じゃないわ。あなたが最近忙しそうにしていたのは、それに気づいていたからじゃないの?」
さすがだな、とメタナイトは思った。
相変わらず、こういう事に敏感だ。
だが同時に、遅いな、とも思った。
フームは、どうなのよ?と大きな目をこちらに向けている。
「…今はまだ話せない。」
「そんな…」
「だが、もう少しで何かわかりそうだ。近いうちに話す。」
マントを翻し、自分の部屋に戻る廊下を歩く。
フームはメタナイトの名を呼んだが、やはり、彼は振り返らなかった。
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