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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- あの頃のまま.....3
- 日時: 2017/03/21 19:15
- 名前: 小動物 (ID: 2cRnojto)
ー出会いー
「突然ですが、2組(俺らのクラス)に転校生が入る事になりました」
((((ザワっっっ))))
一気に教室がざわめく。
「それでは、自己紹介を。」
先生の後ろにいた少女が前を
むいた。その子は、なにぜか眼帯をつけていた。まず、ペコッと礼をし、
「はじめまして。佐々木 百合利,ゆりか(仮名)です。私は目の病気で、眼帯をつけています。これから、よろしくお願いします。」
少し恥ずかしながら、もう1度礼をした。
「席は〜 そうね。園崎君(俺のみよじ)のとなりがちょうどあいているわね。」
俺が座っている席は、一番おくの窓際で、1人席だ。
かくれて、スマホいじっていても、落書きしていてもバレない最高の席だったのに見つかってしまうなぁと少しへこむ。
「よろしくお願いします...!」
と、佐々木さんがひかえめに笑う。
その笑顔をみていたら、へこんでいた気持ちに、明かりがさしてきた気がした。
彼女の事を何もしらなかったその時の俺は、見えるはずの無い、何かを探していた。
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