二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- アイカ村ストーリー アイカの誕生日パーティー
- 日時: 2017/03/26 18:03
- 名前: アニマル& ◆etxml8Zvo. (ID: KjZyd1Q/)
ここは、アイカという少女の家。アイカは、お父さんとお母さんとペットのチロと一緒に仲良く暮らしていた。でも、こんな楽しい毎日が、とても悲しい時間に変わる時だった。
[せーーの!アイカ、お誕生日おめでとう‼]
今日はアイカの6歳の誕生日。家族みんなでアイカを盛大にお祝いした。
[もうアイカも6歳になったのかー。]
[もうすぐで小学生ね。]
[うん。]
みんなが口々に言った。そして、お父さんがケーキをみんなの分に分けた。私はジュースをみんなのコップに注いだ。
[いただきます!]
家族みんなで食べるケーキはとてもおいしかった。ケーキのクリームを口にたっぷり付けながら私は言った。
[そういえば、私のお人形、これで10個だよ。]
[あら、もうそんなに?]
[アイカは本当に、人形が大好きだからな。]
お父さんの言うとうり、私はお人形が大好き。お母さんたちは、私は昔からお人形がとてもお気に入りだったという。
[私は、お父さんたちのこと、大好きだよ!]
私はそう言った。
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- Re: アイカ村ストーリー アイカの誕生日パーティー ( No.1 )
- 日時: 2017/03/26 18:18
- 名前: アニマル& (ID: KjZyd1Q/)
ケーキを食べて、私はお母さんのところに行った。
[あら、お皿洗い手伝ってくれるの。]
[もちろん。私もう6歳だから。]
そう得意気に言って私はお母さんの手伝いをした。
[う、うおおおおおおお‼]
突然大声がした。私はあわてて大声がしたほうえと行ってみると、そこには倒れてうなだれているお父さんがいた。
[お父さん?]
[ア、アイカ。]
- Re: アイカ村ストーリー アイカの誕生日パーティー ( No.2 )
- 日時: 2017/03/26 18:42
- 名前: アニマル& (ID: KG6j5ysh)
お父さんは、血まみれになりながら、今にも消えそうな声で言った。私はあわててお母さんに報告しようとしたけど、お母さんもお父さんと同じように倒れていた。
私は怖くなった。
[どうしよう。私一人じゃ何も出来ない。]
そして私はお母さんたちの周りを見渡した。その時、私はとんでもない物を見てしまった。お父さんの近くにおのが床に付き刺さっていた。
[お父さん、お母さん‼]
私は泣き出して、お父さんたちの元に駆け寄った。だが、返事はなかった。
- Re: アイカ村ストーリー アイカの誕生日パーティー ( No.3 )
- 日時: 2017/03/26 19:44
- 名前: アニマル& (ID: KjZyd1Q/)
それからというもの、アイカはおばさんの家に預けられた。今までの楽しい毎日は、まるで幻だったかのように消された。
[アイカ、そんなに悲しまないで。]
そんなこと言われても、涙は止まらない。自分の両親を殺されることは私にとって一番悲しい。だけど一番の疑問は、お母さんたちは殺されたかどうかだ。
(お母さんたちは、自殺した?)
私は、もう頭の中がごちゃごちゃで何が何だかわからない。
[アイカ、おばさんちょっと買い物に行ってくるから、お留守番お願いね。]
[うん。]
おばさんはそういって、家を出た。
- Re: アイカ村ストーリー アイカの誕生日パーティー ( No.4 )
- 日時: 2017/03/26 21:22
- 名前: アニマル& (ID: KjZyd1Q/)
私は誰もいない真っ暗な部屋で一人で泣きじゃくっていた。もう何が何だかわからないからだ。
[もう、私はどうしたらいいの...]
そこでふと思った。チロは...?そう言えばほったらかしだった。でも私は思いもしていなかった。チロは死んでいることを。
どんどんどん‼
突然大きなノックの音がした。私は心臓が止まるかと思った。でも出ないことにしたのだ。怖くて怖くてたまらなかった。
[アイカ...あ..けっろお...]
あ..!お母さんの声だ。生きていた..?
[お母さん‼ あ..!]
そこには変わり果てたお母さんのような姿があった。
- Re: アイカ村ストーリー アイカの誕生日パーティー ( No.5 )
- 日時: 2017/03/26 21:37
- 名前: アニマル& (ID: KjZyd1Q/)
[お母さん...こ、こないで。]
[アイカ..アイカーーー!!!!]
お母さんが突然大きな声を出して襲いかかった。私は必死で逃げた。すると、お母さんがおのを出して振り上げて、真っ先に私に降り下ろした。
ズサッ
私は一瞬息が遠退いた。痛い感覚が、しない...?
気が付けばお母さんがいなかった。何だったんだろ。するとアイカは、太陽が輝く天へと昇って行ったのだ。
亡くなった。
[お父さん、お母さん。チロ。ただいま。]
こうしてアイカは、お母さんたちと天で幸せに暮らしたのだった。
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