二次創作小説(映像)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

斉木楠雄のΨ難〜斉木の平凡な一日〜(オリキャラあり)
日時: 2017/04/02 21:15
名前: ゆでたまご (ID: Gui0iSKB)

〜謎の少女編
僕の名前は斉木楠雄。超能力者だ。突然だが問題だ。今僕がいる場所はどこでしょう。
家?違う。
通学路?違う。
スイーツ店?行きたいが違う。
ラーメン店?違う。
廃墟?違う。
マッスルジム?あり得ない。違う。
鳥束の寺?何の意味でだ。違う。
まあ、分からない人のためにヒントだ。

?「あ!?んだとてめえ!」
?「常識を言っただけだ!バカ!」
?「おい、やめろよ?!」
?「二人とも、喧嘩はやめないか。」
?「?ちゃんって、好きな人いるの?」
?「いるわけないじゃないのよ!」
?「チーっす!?さん!」

分かったか?まだわからない人のために次のヒント。

「おい、やめろよ瞬!」
「心美ちゃん・・・」
「チーっす!斉木さん!」

この名前は、海藤瞬、照橋心美、僕の三人だ。

ん?まだわからないか?じゃあ、ラストヒントだ。この言葉をしゃべっているのは、燃堂力、海藤、窪谷須亜連、灰呂杵志、夢原知予、照橋さん、鳥束零太だ。これだけ迷惑な奴らが集まる場所・・・教室しかないだろう!しかも、みんなが僕の席の周りでしゃべっている。

例えば、燃堂と海藤の喧嘩。
燃堂「目玉焼きにはソースだろうが!」
海藤「醤油だ!時代遅れのバカが!」
めちゃくちゃどうでもいい喧嘩だ。

そして、それを止めようとしている二人。
窪谷須「俺は醤油派だな。」
海藤「おお!窪谷須!お前は俺のみかたか!どうだ、見たか!こっちは二人だ!」
灰呂「僕はソースだな。」
燃堂「お、灰呂‼おめえは俺様のみかただぜえ‼よし!これで同点でい!」
ちゃっかり喧嘩に入っている。

そして恋バナチーム。
夢原「いるんでしょ?」
照橋「いないわよ!」
夢原「いるんでしょ?」
照橋「いないって!」
夢原「いるんでしょ?」
夢原さんしつこい。いないって言ってるだろ。まあ、本当はいるんだがな。

そして、煩悩野郎。
鳥束「聞いてください、斉木さん!質問が・・・」
さてと、本でも読むか。
鳥束「聞いてます!?ねえ!」
ああ、はいはい。聞いてますよー。(棒読み)
鳥束「斉木さん、この子知ってますか?」
鳥束は、盗撮してきたらしい女の子の写真を見せてきた。(盗撮してませんから!by鳥束零太)
鳥束「これうちのクラスの女子なんすよ!」
あー、はいはい、そうですかー。(棒読み)
鳥束「そこで斉木さんに質問があるんです。」
あー、そうですかー。(棒読み)

燃堂「お!こうなったら相棒に決めてもらうぜ!」
海藤「上等だ。おーい!斉木—!来てくれー!」
向こうでも僕を呼んでるな。

夢原「じゃあ、斉木君にでも聞こうかなー!」
照橋「は?な、なんで、さ、斉木君、なのよ?」
夢原「おーい!斉木くーん!」
向こうでもか。

鳥束「斉木さん・・・」

燃堂&海藤&窪谷須&灰呂「目玉焼きにはソース?醤油?」
夢原「心美ちゃんって好きな人いると思う?」
鳥束「この子かわいいと思うっすか!?」

みんなが同時に聞いてきた。まったく・・・うるさいったらありゃしない。まあ、適当に答えておこう。
僕は紙を取り出し、そこに回答を書いた。

『僕は塩コショウ派。
 照橋さんにはいないと思う。
 かわいいとは思わない。』

これを机に置いた。それを見て、みんな絶句。そしてその少し後。
灰呂「今は塩コショウという手もあるか。」
窪谷須「思いつかなかったなあ。」

照橋「ほ、ほら?いないって。」(斉木は気づいていないのね。)

鳥束「そうすか・・・。俺的にはかわいいと思うんすけどねえ。」

これで一安心だ。もうさわぐ奴はいない。

燃堂「おれっちはまだソースだぜ!」
海藤「俺もまだ醤油だ!」(斉木すまん。俺のプライドのため)
灰呂「僕は塩コショウさ。」
窪谷須「俺もだぜ。」
僕もだぞ。しかし、また喧嘩が起きそうだな。

夢原「いるんじゃないのぉ?」
照橋「いないわよ!斉木君だって・・・」
夢原「いるんじゃないのぉ?」
夢原さん、話を聞いてやれ。

鳥束「斉木さん!」
なんだ、もう答えたぞ。
鳥束「じゃあ、この子はどうっすか!」
あーはいはい、かわいいですねー。(棒読み)
鳥束「ほんとっすか!?やっぱし斉木さんは見る目が・・・」
はやく帰れよ。
鳥束「ではこの子は・・・」
はやく帰れ。もうさすがにイラついてきたぞ。
鳥束「え?イラつくほどかわいい!?」
もういい。放課後屋上へ来い。どうなるか、分かってるな?
鳥束「す、すいません!とにかく帰るっす!」
そのまま廊下に出ていった。

やっと一人減った。さてと。あとはこの六人か。まとめて追い払った方がいいか。では、また紙に書こう。

燃堂「ソースだ!」
海藤「醤油だ!」
灰呂「塩コショウさ!」
窪谷須「そうだ!・・・ん?おい、なんかまた斉木が書いてるぞ。」
三人「ホントだ。」

夢原「いるんでしょう?」
照橋「いないわよ。だから斉木君だって・・・え?なんか斉木君が書いてる。」
夢原「いるんで・・・ホントだ。」



鳥束サイド

廊下に出ると、俺はつぶやいた。
鳥束「やばかったすよ。あと少しで屋上から落とされるところだったっす。ん?な、なんすかあの人は!」

そこにいたのは・・・燃堂にそっくりな子供だった。小学五年生くらいかな。女子か。燃堂そのものっすね。ていうか、なんでここに!?ここって、高校っすよ!?
子供「あたしの名前は燃堂沙希。超能力者よ。」

・・・。ええ!?こんな燃堂みたいな顔した小学生が!?いや、みたいではなく、燃堂か。燃堂沙希・・・

ね、燃堂!?てことは、燃堂の妹ってことすか!?

沙希「まあ、あたしがここに来たのは、あたしと同じ能力の持ち主、斉木楠雄が困っていたから。だから、楠雄にとって邪魔なあんたには・・・消えてもらうしかないんだよ。」

は?何言ってんすかこの子は。
オレは苦笑した。
いくら超能力者でも相手は小学生。負けるわけない。
鳥束「何言ってるんすか沙希ちゃんは。勝てるわけないっすよ。今なら許してあげるから、帰りな・・・」
オレがバカにしていると、不機嫌になったのか、沙希はオレを殴り飛ばした。
沙希「お前イラつくんだ・・・よっ!」
オレは吹っ飛んだ。
鳥束「ゆ、許してくださーい!」
すいませんでしたー!


沙希「バカな奴。あともう少し経てば、あいつは星になって消えるだろう。」



斉木サイド
ここは教室。さっきの続きだ。
さあ。これで静かになるだろう。僕が書いたのは、こういうものだ。

『みんな静かにしてくれ。僕はうるさいのが嫌いなんだ。』

よし。これで良し。

窪谷須「なあ。そういえば、俺なんであんなくだらない喧嘩してたんだ?」
灰呂「そうだな。くだらなかったな。」
よし。二人はやめた。

夢原「心美ちゃん。しつこくしてごめん。」
照橋「う、うん。」
よし。あの二人も終わった。最後は・・・



窪谷須サイド
俺と灰呂は廊下に出た。すると、何か燃堂がいた。
窪谷須「おーい、燃堂!いつの間に出たのか。」
灰呂「ん?燃堂くんって、あんなに小さかった?」
灰呂は、異変に気付いた。
確かに、よく考えたら変だな。小さいし、男っぽくない。女か?

沙希「あたしは燃堂沙希。今から楠雄にとって邪魔なお前らを星にしてやる。」

あ?いったい何言ってんだコイツ。見たところ小学生だ。燃堂に妹がいたのか。
まあ、たぶん俺と喧嘩してえんだろ。俺の強さ見せてやる。
窪谷須「おお、俺と喧嘩してえのか。」
沙希「当たり前だ。じゃあ、するか。」

お、こいつ本気だな。それじゃあ、やるか。

窪谷須「おりゃあ!」
俺がなぐりかかろうとした時、沙希が、俺を殴り飛ばした。

窪谷須「くっそー!」
負けた!

沙希「もうしばらく経てば、あいつも星になるだろう。」



灰呂サイド
ん?あいつ「も」?他にもいたのか?

沙希「いいところに気付いた。すでに一人星になっている。」
え?今僕しゃべってないのに!
沙希「あたしは超能力者さ。」
超能力!

沙希「あと一人は、隣のクラスの霊能力者かな。」
鳥束君のことかな。
沙希「まあ、次はあんただ。灰呂杵志。どりゃー!」
あ———!

僕は、遠い空へ、飛んで行った。

沙希「さあ。次は誰にしよっかな。夢原知予。こいつにするか。」


           続く


あとがき
自己紹介していませんでしたが、僕はゆでたまごです。(今知ったのですが、キン肉マンの作者のパクリではありません。)もちろん人間です。たまごではありません。
実は、この斉木楠雄のΨ難が初めての投稿です。いろいろ変なところがあるかもしれませんが、おおめに見てください。
この物語で燃堂沙希という人物が出てきました。これは、オリジナルキャラです。
ちなみにみなさん、この斉木楠雄のΨ難。どう読みましたか?知っている人なら簡単ですが、斉木楠雄のサイ難です。しかし、実際Ψは、「サイ」ではなく、「プサイ」と読みます。
では、次回も楽しみにしてください。さようなら!!

※これはアニメを見て書いただけです。漫画の内容とは多少違うかもしれません。キャラクターや、キャラクターの性格は異なるかもしれません。(例えば相ト命など。)

次回更新予定

2017年3月31日(金)

家の事情で送れることがあります。

Page:1



斉木楠雄のΨ難〜斉木の平凡な一日〜(オリキャラあり)【続】 ( No.1 )
日時: 2017/03/31 17:22
名前: ゆでたまご (ID: Gui0iSKB)

〜ほし編

〜これまでのあらすじ〜
ある日、斉木が学校に行くと、机の周りに、燃堂、海藤、窪谷須、灰呂、夢原、照橋、鳥束が集まり、さわいでいた。
斉木は、喧嘩している燃堂〜灰呂。恋バナをしている夢原、照橋。変なことを言う鳥束に、紙に書いて対応。みんな落ち着いたが、また元に戻ってしまった。
鳥束は何とかしたものの、みんなはそのままだ。そこで、『静かにしてほしい。』とみんなに言い(紙に書いただけ)、なんとか止めた。

しかし、一方、鳥束が出た廊下では、謎の燃堂の妹、燃堂沙希が出てきて、鳥束、窪谷須、灰呂と、どんどん空に飛ばしていった。しかし、帰ってくることは、無かった。沙希は最後にこう言った。
「次は、夢原にするか。」


(ここから本編)
やれやれ。いったいどうしたものか。
いつまでたっても燃堂と海藤がやめない。いい加減にやめろよ。

燃堂「ラーメンだ!」
海藤「醤油だ!」
話変わってないか?なんでラーメンが出てくんだよ。目玉焼きの話じゃないのか?

と、ちょうどその時、夢原が廊下に出ていった。


夢原サイド
「はぁ。心美ちゃんに悪いことしちゃったなぁ。」
わたしは、後悔していた。なんであんなことを何度も聞いていたんだろう。

と、そんなことを考えながら進んでいくと、階段の前についた。
そういえば、なんで廊下に出たんだろう。早く戻らなきゃ先生来ちゃうのに。

そうして戻ろうとした時、
沙希「待ちな!」
燃堂くんみたいな子がわたしを止めた。

沙希「あんたにも消えてもらうよ。」
え?どういう・・・

考え終わらないうちに、わたしは空高く飛ばされてしまった。

沙希「ふぅ。まだ四人か。あと約一億二千万人いるな。まあ、あいつら以外はまとめてやるか。」


照橋サイド
わたしは、夢原さんが飛ばされる瞬間を見てしまった。そして、そのあとの一言も。

「ま、まさかあの子、日本の住人を全員やるつもりじゃ・・・」
わたしは、恐怖に襲われた。
は、早く逃げなきゃ。

沙希「あれ?どこに行くんだい?照橋心美さん?」
はっ!来ちゃった!やばい!
沙希「次はあんただよ。消えな!」

その瞬間、飛ばされた・・・と思ったが、なぜか飛ばされなかった。

 その一分前


照橋信サイド
信「うふふ。心美〜。今日近くでジャンポリの収録あって、こっそり抜け出して会いに来たよ〜。」

俺は、PK学園の校門の前で、心美に会いに行く準備をしていた。

信「どう言って行こうか。
『お兄ちゃんが心美のために来たよ!』
いや、なんかしっくりこないなあ。じゃあ、
『おい、また心美に手を出したかエロメガネェ!』
いや、これだとエロメガネ(斉木)に会いに行くということになってしまう。じゃあ、
『何が来てもお兄ちゃんが守るからな!』よし、これで行こう!」

俺が準備をして学校に乗り込むと、何かいやな予感がした。心美に何かが起こっている!

そう思うと、俺は心美のいる教室へと向かった。すると、何やら心美が変な奴と話していた。小学生か?キモ!何だあの顔。ちょうど顔が正面に来ていて、俺にも見えていた。

いや、今はそんなことじゃない!心美に会いに行かなくては!

そんなことを考えていると、あのキモ顔女が、しゃべりだした。
沙希「次はあんただよ。消えな!」

俺はそれを聞き、なぜか心美に向かって走り出した。
なぜだか知らないが、なんだか心美に危機が迫っていると確信した。

そう。それは確かだった。次の瞬間、女は心美に向かって腕を振り上げた。
あいつ!投げ飛ばす気か!そうはさせるか!

俺は心美の前に立ちはだかった。
すると、あいつは、手をやめた。
沙希「誰だ?お前。リストだと、照橋信って書いてあるが、仕事はいいのか?」

俺は、聞いてくる女に対して、声を荒げた。
信「誰だじゃねえ!俺の心美に手を出しといて、ただで済むと思うなよ!」

たぶん今頃、心美は俺を尊敬しているに違いない。
沙希「そうか。じゃあ、二人まとめて飛ばした方がよさそうだな。」
は?話聞いてんのかこいつ。俺の心美に手を出すなっつってんだよ!

沙希「めんどくさいな。じゃあ、お前からだ。」

そういうと、腕を振り上げ、ものすごい勢いで俺を投げ飛ばした。
心美!生き残ってくれ!


照橋サイド
お、お兄ちゃん・・・

心美「お兄ちゃんに何すんのよ!」
わたしは怒った。

沙希「お前、逃げないのか?あいつはあんたの幸せを願ってやったんだぞ。十秒待ってやる。その間に逃げろ。」
はあ!?

心美「誰が逃げるものですか!」
わたしが話している間も、この子は数え続ける。

でも、お兄ちゃんのために生き残らなきゃ!
沙希「2・・・1・・・0。はい、もう逃げない。」
やばい!10秒経っちゃった。

沙希「じゃあ、消えな。」
そう言い残すと、わたしを投げ飛ばした。


斉木サイド
こいつらうるさいな。もういっそ時間を飛ばして放課後にしてやりたいくらいだ。
そうだ。実行しよう。

僕の新能力「時間まき戻し・時間早送り能力」を使おう。

燃堂「ソースだ!」
海藤「斉木だ!」

おい、めっちゃ話変わってんじゃねえか。目玉焼きにかけるものだろ?海藤。僕を目玉焼きにかけてどうすんだ。

燃堂「ソースだ!」
海藤「才虎だ!」

今度は才虎をかける気か。どういう頭をしているんだ。

才虎「なんだ、貧乏者ども。俺の噂話か?」
いや、違うので出ていってください。

才虎「それより心美はどこだ?」

心美さんは廊下でーす。

才虎「そうか。」
ふう。じゃあ、使うか。

幸いこの教室にはバカしか残っていない。他の奴らは全員廊下にいる。
時間早送り!

シュン!

僕は自分の家にいた。

だいぶ飛ばしたみたいだな。まあ、これでゆっくりできる。

ん?僕がいなくなったらみんな不思議に思う?いや、それはない。
そう。これは早送りしただけであって、やっていることは変わらない。四時間目にあった体育の授業で転んだらしく、その痛みも残っている。つまり、誰も不思議には思っていない。

じゃあ、寝るとするか。

その八時間前


才虎サイド
心美はどこだ?

俺は廊下に出ると、心美を探した。

才虎「お?おお、燃堂。お前みたいな貧乏に頼むのもなんだが、心美捜してくれないか。」

俺は近くにいた燃堂に頼んだ。
沙希「あんたは才虎メトリ(漢字わからない。知ってたら教えてください。)か。ちょうどいい。心美と一緒に行きたいかい?」

俺はしゃべっているのは燃堂ではないことに気付いた。顔は燃堂だが、しゃべり方、背の高さ的に全然違う。

才虎「ああ。心美の場所を知っているのか?」
しかし、おれは聞いた。

沙希「それは、ここ・・・さっ!」

燃堂顔の子どもが、俺を殴り飛ばした。

沙希「お前が飛ばされたところにいるさ。」


沙希サイド
これで七人か。よし。あとはまとめてやってしまおう。

そう。あたしは知っている。楠雄は時間を飛ばしている。つまり、今いる楠雄はいつもの楠雄じゃない。よし。楠雄以外、全員飛ばすか。今いる楠雄には幻覚を見せればいい。全員がいるように。

その後、あたしは力をせいいっぱい出して、日本に住んでいる奴ら全員飛ばした。

燃堂力、海藤瞬、目良千里など、PK学園の生徒、先生たち。
入達遊太、蝶野雨緑、マイケルなどの住人。

そのほかにも、たくさん飛ばした。そう。どんどん飛ばして、ついに(日本で)あたしと楠雄の二人になった。

こんな世界見たら、楠雄は喜ぶだろうな。

〜妄想〜

沙希「私が、楠雄のとって邪魔な人たち、みんな消したの。」
楠雄「ありがとう。お礼に、ハグしてあげる。」

〜妄想終わり〜

ぎひひひひひ。明日が楽しみだ。

あたしはそのまま家に帰った。

翌日


斉木サイド
な、なんてことだ!
僕は朝目が覚めて、ある事実に気付いた。

僕以外、誰もいない!
おいおい、どうなっているんだ!たしかに邪魔だとは思ったが・・・
沙希「そうさ。あんたが邪魔だと思ったからだよ。斉木楠雄。」

突如後ろから声がかけられた。
ていうか、誰だ?僕のテレパシーが聞かないぞ。はあ。燃堂、虫にくわえ、こいつもか。
じゃない!

斉木「何で僕を知っているんだ。」

僕は自分でも初めてじゃないかと思うほど久しぶりに声を出した。
沙希「だって、あたし超能力者だから。」
超能力?
僕と同じか。
いや、というか、今気づいたのだが、こいつ完全に燃堂じゃねえか。

沙希「おっと失礼。忘れてたねえ。あたしの名前は燃堂沙希。」
は、はあ!?こいつが燃堂の妹だと!?
沙希「まあ、話の続きね。今、この日本には、あたしと楠雄の二人しかいないの。」

なぜだ。
沙希「それは二つある。
一つ目、楠雄が邪魔だと思っていたから。
二つ目、あたしが、楠雄を・・・チョッキンだから。」
は?何言ってるんだこいつ。チョッキン?何のことだ?
沙希「鈍感ねえ。まあいいわ。とにかく、今はあたしと楠雄の二人しかいないの!」
日本にな。

沙希「さあ、喜びな!」
そんなわけないだろ。早く戻せ。
沙希「邪魔なんじゃなかったの?」

邪魔だが・・・二人だけっていうのも、誰かがいないとつまらない。で?どこにいるんだ?
沙希「星よ。」

星だと!どういう事だ!

沙希「あたしの新能力。『飛ばした人を星に出来る能力』。これを使ったの。」

じゃあ、どうやったら戻ってこれる!
沙希「そりゃ、星まで行って、どれが誰のかを見極めながら落とすしかないのよ。落とせば、星は砕ける。中から元の姿が出てくる。」
間違えたら?
沙希「もちろん星は消えるわよ。」

つまり、間違えた星を落とすと、元あった星がなくなるということか!
沙希「ま、そういうことね。」

仕方がない。自分が邪魔だと思ったせいだ。何とかしよう。
沙希「そうはいかないわよ。いく前に、あたしと勝負してもらう。」
なんでだ?
沙希「あたしはやってあげたの。それをやめさせるというなら、わたしを倒してから行きな!」

ほう。上等だ。超能力者の力を見せてやろう。

沙希「忘れるんじゃないわよ。あたしも超能力者なんだから。」
よく見ると、制御装置らしいものがついている。
向こうも同じか。

じゃあ、

斉木、沙希「勝負と行くか!」
            続く


〜あとがき〜
こんにちは。ゆでたまごです。今回は前回、謎の少女編の続き、ほし編でした。
前回の三人よりも多く飛ばされましたね。

さあ、話は変わりますが、この斉木楠雄のΨ難の中で、好きなキャラは誰ですか?ぜひ、答えてみてください。

ちなみに僕は鳥束零太です。理由は、キャラに関係なく、アニメ版の声優が好きなだけです。(花江夏樹さん)

他にも、好きな声優がたくさん出ていました。(海藤瞬役、島崎信長さん、照橋信役、前野智昭さんなど)

声優の話になってしまいましたが、次回もお楽しみに!


  予告。次回は、協力編です。

次回更新予定
2017年4月2日
家の都合で送れたり、早まることがあります。

斉木楠雄のΨ難〜斉木の平凡な一日〜(オリキャラあり)【続】 ( No.2 )
日時: 2017/04/02 21:13
名前: ゆでたまご (ID: Gui0iSKB)

〜協力編


〜これまでのあらすじ〜(だいぶ減らします)

斉木が学校に行くと、席の周りに邪魔な奴らが集まっていた。斉木は何とか追い払うも、燃堂・海藤は残ったまま。

一方、追い払われた連中は鳥束・窪谷須・灰呂・夢原・照橋兄妹・才虎の順番に、謎の少女、燃堂沙希にやられてしまった。斉木は、気づいていない。

斉木は、二人がやめないから、「時間まき戻し・早送り能力」を使い、時間を飛ばす。

それに気付いた沙希は、日本にいるすべての住人を飛ばしていった。それはすべて、「飛ばした人を星に出来る能力」によるものだった。

斉木はみんなを取り戻そうと、星に向かおうとする。しかし、沙希は勝負してから行けという。

斉木は、仕方なくOKし、戦うことを決意した。




(ここから本編)

僕は、燃堂沙希というやつから盗まれた日本全国の住人を助けるべく、戦おうとしている。

沙希「さあ、かかって来な。」
沙希が威嚇してくる。

上等だ。見せてやろう。超能力者の力をな。(これで二回目)

しかし僕は、少し強さを確かめようと、そのまま待ってみた。すると、沙希がこっちに向かってきた。

沙希「ふんっ!」
そして、僕を腕で殴り、空へ飛ばした。

普通ならここで星になるらしいが、僕は超能力者だ。そう簡単にはいかない。

さあ、ここでそろそろ本気を出すか。
沙希「そうはさせない!」

沙希が、僕に攻撃をさせないように透明人間を使った。

くっ。これでは向こうの姿が見えない。

沙希「ふんっ!」
沙希は、そのまま攻撃を続けてくる。

斉木「お前、なかなかやるな。」
僕は、また声を出した。
どこにいるかわからないが、とりあえず後ろに声をかけた。

沙希「そんなこと言っている暇はないわよ。ふんっ!」

そう。僕はこの瞬間を待っていた。
ここで、やつの体を触れば、透明化は消される。そこで本気を出す。
よし。これで行こう。

そこで、やつの気を感じて、腕を伸ばす。すると、沙希が現れた。
斉木「今だっ!」

僕は沙希に攻撃を仕掛けるため、制御装置を抜いた。

沙希「ほう。本気で来るか。それじゃあこっちも。」
その一瞬後、沙希も制御装置を抜いた。

これで二人の真剣勝負だ!

沙希「はっ!」

沙希が手を僕の方にやってきた。
僕はそれを避け、後ろにある壁を壊し、外での勝負にした。

そう。今までずっと屋内でやっていたのだ。さあ。これでもう完全に本気で行ける。

僕は手に力を込め、思いっきり前に押した。

すると風圧で沙希が500メートルほど吹っ飛んでいく。
と同時に、沙希が手で車を操り、ものすごい勢いで僕にぶつけてきた。
斉木「グハッ!」

僕は700メートルほど吹っ飛んだ。

僕が攻撃を食らうとは。ホントに久しぶりだな。
沙希「とどめだ!」

僕が倒れこんでいる上に、沙希が手によって操っている様々なものを乗っけようとしている。

沙希「これに潰されたらもうおしまいだ。くらえ!」
くっ!もうだめか!


鳥束サイド

俺は、目を覚ました。

鳥束「あれ?ここはどこすか?」
俺は半分寝ぼけながら言った。

俺が覚えている記憶は、なぜか斉木さんに追い返されたところで止まっている。

鳥束「あれ?あの後何があったんだっけ。ていうか、ここどこ?」
えーと・・・

俺は一つ一つ思い返していた。

あの時、斉木さんにクラスの女子かわいいか聞きに行ったんすよねえ。それからあと二人くらい聞いて、なんか斉木さんに怒られて・・・そのまま廊下に出た。そして・・・

駄目っす!思い出せない!何でっすか!?
しかも、なぜだか知らないけど燃堂をすごい思い出すっす。特に「星になれ」っていうセリフが・・・

これだ!確かなんか燃堂そっくりの子どもが現れて俺を吹っ飛ばしたんだった!

てことはここは・・・星の中っすか!?あ・・・・・・


めっちゃ広いっす!ここに住んでもいいっすね!

燃堂沙希ちゃん!お礼を言うっす!

鳥束「ヒァッホー!」

あの住みごごちが悪い寺とはおさらばっす!


才虎星の中では

才虎「まったく・・・この中は狭いな。」

鳥束とは正反対に、狭く思っていた。
そう。金持ちの才虎にとって、このくらいの広さは、なんてこともないのだ。

才虎「というか、ここはどこだ?何があった。」

また、鳥束と正反対に、この場所のことも分かっていなかった。


燃堂星では

燃堂「お!すんげえ!この星の中ひれえな!」

燃堂は、場所もすぐにわかったようだ。

海藤「あ?ここって星なのか?」

しかもなぜか燃堂と海藤は同じ星の中にいた。

燃堂「お?だって、沙希に言われたじゃねえか。おれっちの妹のよ。」
燃堂はもう全部思い出したようだ。

海藤「はあ!?あれって妹だったのかよ!」
海藤も完全に思い出したようだ。


目良サイド

目良「ここどこ?」
わたしは、不思議に思っていた。
そして何より・・・


目良「バイトが!」
わたしはこっちに心配していた。

生活費が!どうしよう!

わたしはもう、場所も何も関係なくなっていた。


窪谷須星では

窪谷須「なあ、灰呂。ここどこだ?」
窪谷須も、灰呂と一緒にいた。

灰呂「たぶん星だよ。」
灰呂は完全に思い出していた。

窪谷須「なあ、なんで・・・」

灰呂「なんか星という言葉に聞き覚えがあってね。」
窪谷須「あ、教えてくれた。」

窪谷須は、灰呂が言うなら正解だと思った。


夢原星では

夢原「心美ちゃん!ねえってば!」
夢原もまた、照橋と一緒にいた。

夢原「心美ちゃん!起きてよ!」
しかし、照橋は倒れこんでいた。

照橋「お、お兄ちゃ・・・ん。」

そう。照橋は、信が飛ばされたことにショックを受けていた。それで、気絶していたのだ。

照橋「燃堂・・・沙希・・・」
照橋は完全に思い出している。

夢原「心美ちゃん!死なないで!」
夢原は完全に死んだと思っている。

照橋「死んでないよ!」
生き返ったようだ。

夢原は、ほっとしていた。


信サイド

信「はっ!」
俺は気絶していて、すぐに目覚めた。

信「心美は無事か!」
俺は、なにやら小さな子供に飛ばされた覚えがあった。

信「心美!どこだ!ここはどこだ!」
俺は、心美の心配と、自分の心配。同時に行っていた。

信「困ったことになった。ここがどこだかわからないと、動きようがない。」

いや、しかもここ広いな。うちの十倍くらいあるんじゃないか?


斉木両親星では

國春(父)「ねえ、ママ。なんで僕たちここにいるの?」
國春は、不思議に思っていた。

久留美(母)「そうねえ。なんでこんな広い場所に・・・」
久留美も、不思議がっていた。

國春「だいたいここどこ?」
久留美「どこかしら?」
こっちにも不思議がっていた。


入達星では

遊太「わあ!ひろ—い!改造人間サイダーマン二号の家よりもひろーい!これならコーラ男爵にも勝てる!ピーチ・T・ガールも喜ぶ!サイダーマンらむねも喜ぶぞ!」
何やら長いことを考えていた。

遊太「それよりここどこかな?」
やっと気づいたらしい。

遊太「ねえママ!」
遊太が後ろをふり返る。

遊太「ま、ママがいない!」
やっと気づいたらしい。


その他星

人々「どこだ?

   みんなは?

   ママア!パパア!

   健二‼

   寛太‼

   淳子‼」

心配だらけだった。


斉木サイド

くっ!もうだめか!

沙希の魔の手が詰め寄ってくる。
沙希「とどめよ!くらえ!」

最悪の終わり方だったが・・・仕方ない。これでもうおしまいなんだ。

最後に、昨日、平凡に過ごせてよかった・・・

?「あきらめるな楠雄!そんな終わり方でいいのか!」
突如、声が聞こえ、僕の目の前に立ちはだかった。
そして、沙希を投げ飛ばした。

誰だ?

?「楠雄。久しぶりだな。僕だ。空助だ。まったく、楠雄が制御装置をはずす前に気付いていなかったらやばいところだったな。」

空助!

そう。それは、僕の兄、斉木空助だった。

空助「楠雄が危険になった時には、僕が来るって言っただろ。」
そういったのと同時に、沙希が起き上がってきた。

沙希「あんたなにもんだい!あたしはもう、この日本にいるやつは全員・・・」

その時、空助が沙希の方を向いて、こういった。

空助「僕がすんでいるのは、ロンドンだ。つまり、君の攻撃は効かない。」
その時、楠雄は空助を見直していた。

まさか、空助が助けに来てくれるとは。思いもしなかったな。

空助「そうだ楠雄。兄弟仲良く、共同戦線と行こうじゃないか。」

空助はあらためて僕の方を向いていった。
僕の答えは・・・

斉木「もちろんだ。いや、お願いします。」
僕の人生初のお願いで返した。

空助「じゃあ、今日だけの・・・」


斉木、空助「共同戦線と行くか!」


僕と空助は、二人で声をそろえていった。

               続く


〜あとがき〜

こんにちは!ゆでたまごです。

今回は協力編です。どうでしたか?今回初めて空助の名前が出てきました。

話は変わります。前回のあとがきで、僕は声優の話をしました。その時出てきた花江夏樹さんですが、4月1日に、おはスタという番組でイベントに参加しました。僕はそれに行きたかったのですが、親の都合で行けませんでした。そして、僕は花江夏樹さんの話をしました。すると母が、

「花江夏樹がなんだってんだい」

と言いました。そのバカにしたような言葉に、僕は凄く怒りました。

僕の話になってしまいましたが、次回の話もお楽しみに!


次回予告

  〜運試し編〜

次回あとがき予告

斉木楠雄のΨ難に出てくる声優の、他の作品。(なんども声優ですみません。)

次回更新予定2017年4月9日(少し遅くなりますがすみません)

家の都合により早まったり遅れることがあります。(すみませんばっかりですみません)

Re: 斉木楠雄のΨ難〜斉木の平凡な一日〜(オリキャラあり) ( No.3 )
日時: 2017/04/04 20:42
名前: ゆでたまご (ID: Gui0iSKB)

〜運試し編(1)


〜これまでのあらすじ〜(だいぶ減らします)

斉木席の周りに厄介なやつらが。斉木は燃堂・海藤以外追い払う。

しかし、廊下に出ていった鳥束・窪谷須・灰呂・夢原・照橋兄妹・才虎の順番で燃堂沙希という少女に消されていく。

斉木は全く二人がやめないので、新能力を使い、時間を飛ばす。

そのころ、沙希は日本の住人全員を飛ばす。翌日斉木が起きると、目の前に沙希の姿が。

そこでみんなが星になったと知る。それを助けようと、沙希と勝負する。
しかし、負ける寸前に!

そのとき斉木のもとには、突然空助が現れる!

空助はロンドンなので、効かなかったのだ。そして、みんなを救うべく、共同戦線を試みる!


(ここから本編)

僕と空助は、一緒に戦うことを決意した。しかし、戦い方が全く分からない。困ったな。
沙希「まあ、あんたたちがいくら束になろうと、あたしには勝てないけどね。」

こうして困っているときも、まだ威嚇してくる。

沙希「それより楠雄。なんなんだそいつは。テレパシーが通じないぞ。」
沙希が聞いてくる。

そうか。こいつは知らないのか。

空助「hey Kusuo。(おい楠雄)」

空助が僕に向かって話してくる。そして、差し出してきたのが・・・
空助がいつも頭に付けているもの。

そう。テレパスキャンセラーだ。これを付けると、テレパシーが聞かなくなるらしい。

斉木「Thank you。(ありがとう)」
空助「My pleasure。(どういたしまして)」

僕は、空助と英語で会話した。
沙希「お、お前ら、何を言っているんだい?」

さすがに小学生に英語は分からないらしい。じゃあ、作戦開始だ!

僕は、テレパスキャンセラーを付けた。これで沙希には心の声が聞こえない。これで同じ立場になった。

沙希「まあ、負けはしないけどね。」
沙希はまだ強がっている。

空助「で、どうする、楠雄。」
そう。実際はまだ作戦が決まっていない。それを隠しただけだ。

斉木「まあ、適当になぐりかかろう。」
僕はこう答えた。

空助「たしかに。そっちの方が勝ち目はありそうだね。しかも二対一だし。しかも楠雄は制御装置を抜いているしね。」

まあ、確かに今の僕はもうだれにも止められないような状況だしな。今、空助に触れたらそのままはるか彼方に飛んでいくだろう。沙希とは違い、そんなに強くは無いからな。

沙希「じゃあ、あたしから行くよ!」
そんなことを考えていると、沙希がこっちに近づいてきた。

そして、腕を振り上げ、空助に向かって腕を当ててきた。
空助「ぐあっ!」

その衝撃で空助がはるか彼方に飛んで行ってしまった。
沙希「ふっ。これであいつも星になるな。」

空助「(楠雄!頑張ってくれ!)」
空助は、テレパスキャンセラーをはずして、僕にそう話した。

空助の分まで、僕が頑張ってやる!
沙希「まあ、せいぜいがんばんな。」

ああ、がんばるさ。お前を倒すために。

僕は、そのまま近くにあったものを沙希に投げつけた。力が膨大なため、ものすごい速さ、威力で飛んでいく。

沙希「グハッ!」
それにあたった沙希は、吹き飛んでいく。

沙希「なかなかやるね。次はあたしの・・・」
そうはさせるか!

僕は、沙希に先に攻撃されないように、なぐりかかった。(ダジャレではありません。)

くらえ!僕の怒りの一撃!
沙希「ぐアハッ!」

よし!次で最後だ!これで結果が分かる。
僕は、悟空が作るような元気玉らしいものを作った。

斉木「どぉ———。」
僕は、力を込めて、大きなものを作った。

斉木「はあ———!」
僕は、それを発射した。

沙希「ぐあ———!」
よし!これで僕の勝ちだ!

そして少し経つと、沙希がまた話してきた。

沙希「ふっ。」
なっ!?まだ生きているのか!?

沙希「あたしはまだ倒せないようだけど・・・まあ、いいわ。勝ったみたいなものだもの。」

沙希は、もうあきらめたようだ。
じゃあ、僕は星に向かうか。

僕は、空に飛んで行った。息はできる。僕は超能力者だ。


沙希サイド

あーあ。負けちゃった。まだ生きられるけど、あれだけの攻撃をくらったんだ。もう長くは生きられないだろう。けど、最後に楠雄と戦えてよかった。また会おう。楠雄。できたら、生きている間に。

(元に戻る)
はっ・・・はっ・・・はっ・・・

僕は、飛び続けた。
星って結構遠いんだな。めちゃくちゃ疲れた。

そのまま、僕は飛び続けた。すると、一つ目の星が見えた。他にもたくさん。

しかし、僕はその光景を見て、絶句。
なぜなら、すべての星に、名前が書いてあったからだ。

これなら楽勝だ。しかし、1億2000万人だもんな。一気に落としたいが、大丈夫か?

と、そのあとまた絶句。なんと、僕の主な知り合い以外、同じ星に入れられていた。これなら楽勝か。

じゃあ、落としていくか。


                   続く


〜あとがき〜

こんにちは。ゆでたまごです。今回は短かったですね。まあ、前編なので、後編も楽しみにしていてください。予定よりも早い更新ですが、すみません。

さあ、前回のあとがきで予告したことをします。この斉木に出てくる声優と、その声優の他の作品です。
では。

斉木楠雄役 神谷浩史 

電波教師 鏡じゅんいちろう役(漢字が・・・) 

ワンピース トラファルガー・ロー役

燃堂力役 小野大輔

双星の陰陽師 あべのせいめい役(漢字が・・・)

海藤瞬役 島崎信長

クラシカロイド 神楽奏助役

オトナになったらできないこと フェンウィック役
 
灰呂杵志役 日野総 

他の作品知りません

鳥束零太役 花江夏樹 

双星の陰陽師 焔魔堂ろくろ役

四月は君の嘘 有馬公正役 

おはスタ 月・水・金の司会(バラエティ) 

食激のソーマ タクミ・アルディーニ役

照橋心美役 愛衣(苗字の読み方が・・・)

三月のライオン お姉ちゃん役

夢原知予役 田村ゆかり

他の作品知りません

窪谷須亜連役 窪田佳正(多分これだと・・・)

他の作品知りません

照橋信役 前野智昭

双星の陰陽師 亮悟役(苗字と漢字が・・・)

クラシカロイド シューベルト役

入達遊太役 小林由美子

怪盗ジョーカー ハチ役
 
斉木國春役 岩田光央 

他の作品知りません

斉木久留美役 愛河(名前が・・・)

ひみつのココタマ ゲラチョ役

才虎メトリ役 (苗字すら・・・)

他の作品知りません

斉木空助役 (これも苗字すら・・・)

他の作品知りません

斉木熊五郎役(漢字違うかも・・・)山寺宏一

かいけつゾロリ ゾロリ役 

らんま1/2 響良牙役 

おはスタ 2015年までの司会(毎日)

斉木久美役 田中理恵 

他の作品知りませんが、山寺宏一さんの奥さんです。

斉木楠子役 戸松遥 

妖怪ウォッチ 天野ケータ役 

オトナになったらできないこと CJ・マーティン役

以上です。
知らない声優さんも多かったですが、おおめに見てください。

みなさんは、このなかで知っている声優は何人くらいいました?意外な人もいたでしょう。夫婦で夫婦役を演じる人や、ぜんぜん違う声で出ている人とか。

ちなみに、このなかに入っている人は、全員出てきます。まだ出てきていない役が三人ほどいますが、のちに出てきます。

そして、燃堂沙希役の声優さんは、多分アニメだと小野大輔さんになると思います。

なぜなら、燃堂の家族は全員演じているからです。

そして、最後に一言。次回も、楽しみにしてください!


次回予告

〜運試し編(2)


次回あとがき予告


斉木楠雄のΨ難についてのお話をします。

次回更新予定
学校が始まるので、多分、早くて4月6日。遅くて4月9日です。

斉木楠雄のΨ難〜斉木の平凡な一日〜(オリキャラあり)【続】 ( No.4 )
日時: 2017/04/07 12:34
名前: ゆでたまご (ID: Gui0iSKB)

〜運試し編(2)


〜これまでのあらすじ〜(だいぶ減らします)
席の周りの厄介な奴を何とか追い出す斉木。しかし、廊下に出ていった奴らはどんどん燃堂沙希にやられてしまう。

そして、朝になると、斉木の後ろに沙希が!そこでみんなが星になったと知り、助けに行こうとし、戦うことを決意。しかしやられる寸前に!

その時、ロンドンにいた空助が現れた。そして、二人が協力。

空助はやられるも、沙希には勝つ。そして、星を落とそうと試みる。

(ここから本編)

僕は、それぞれに名前が入っている星を落としていった。
斉木「まずは、才虎か。」

僕は才虎の星を落とした。星はそのまま地球の日本に落ち、爆発した。
あれで元に戻るのか。

アナウンサー「おーい、聞こえますかー?」
すると、なぜかアナウンサーらしい女の人の声が聞こえた。

アナウンサー「やあ、斉木楠雄君。君に挑戦状だ。」
挑戦状?心配だな。

アナウンサー「一つ星を落とすに連れ、運試しに二つのうちのどちらかを選んでもらう。当たればそのまま。はずれれば時間制限が付く。」

僕は話を黙って聞いていた。しかし、抗議を始めた。
斉木「おい!時間制限ってなんだ!?」

アナウンサー「一回でも間違えると、一時間しか時間がなくなる。時間がなくなると、君と残った星は一生地球に戻れない。」
アナウンサーは坦々と告げる。

ふざけるな!助けたらいいんじゃないのか!?
アナウンサー「抗議は後にして、早く選んでください。青か赤か。」

アナウンサーは続ける。
まったく。仕方がない。ここは運任せで。

斉木「青だ!」
僕は叫んだ。
アナウンサー「成果印!!」

成果印?正解のことか?テンションが高い奴だな。

まあいい。正解したんだろう。では、次は遊太か。
僕は遊太の星を落とした。

これで元に戻る。あとの問題は・・・
アナウンサー「次は、ご飯かパンか。」

こっちだな。これで失敗したら、とんでもないことになる。でも・・・やっぱり運で。

斉木「パン。」

どうだ・・・
アナウンサー「不正解じゃないでしょー!」

こいつホントテンション高いな。まあ、訳すと、正解ってことだ。

その後も僕は、運で答えていき、たくさん解放した。
そして、ついにその時は来た。

斉木「おい、鳥束。」
次は鳥束だ。しかし、僕は鳥束を呼んだ。

鳥束「なんすか?」
おい!なんすかじゃないだろ!お前は何を遊んでいるんだ。

鳥束「あ、そのことっすか?遊んではいな・・・」
言い訳は聞いてない。お前は一生そこにいろ。

鳥束「いやっす!助けてください!」
鳥束は泣きついてくる。

分かった。じゃあ、地球に戻れ。
鳥束「ありがとうございまーす!」

そういって、爆発した。
アナウンサー「続いては、読むなら小説?マンガ?」

次はこれか。僕の場合は・・・
斉木「マンガだ。(ゆでたまごは小説です。)」

どうだ・・・
アナウンサー「成果印・・・じゃなーい!じゃあ、あと一時間ね。じゃあ!」

と言って、声は消えた。
くっそー!失敗だと!?ふざけるな!

しかし、今ここで何を言っても仕方がない。とりあえずやるか。
でたらめに行こう。うむ。照橋さんと夢原さんか。

そうして、落としていった。
そのままどんどん落とした。

そして結果、最後のでかい星になった。
斉木「いよいよ最後か。ていうか、あと何分だ?」

すると、何やら声が聞こえた。
アナウンサー「もうあと一分だよ。じゃあね。」

そのまま声は消えた。というより・・・
あと一分だと!?やばいじゃないか!

斉木「とにかく、早く落とそう。」

そういい、僕は星を落とそうとした。しかし、さすが一億二千万人だ。重たすぎる。これは少し、乱暴にするしかないな。
                     続く


〜あとがき〜
こんにちは。ゆでたまごです。今回は、ついに星から救い出しましたよね。しかし!残り一分で危機が!なんと重たい!

とまあ、こんな話をしていますが、内容はそんなにたくさんではありません。次回の更新で終わりですが、かなり少ないです。そして、他の更新も始めるので、少し、遅くなります。学校で忙しいのもありますし。

話変わります。みなさんは、斉木楠雄のΨ難の実写化について知っていますか?僕も詳しくは知りませんが、なんと斉木楠雄役に山崎(山崎の崎は環境依存なので使えません)賢人さんがでます!公開は十月だそうです!楽しみで仕方ありません。

そして、続編も決定していますが、いったいいつ放送されるのでしょう?調べてみると、早くて夏だそうです。まあ、十月程度でしょうか。十月というと、僕の今日、ついさっき始めたもう一つの物語、クラシカロイドの第二シリーズも十月です。他にも、三月のライオンなども十月です。やっぱり十月が多いんですね。

長くなってしまいましたが、次回の最終回もお楽しみに!


〜お知らせ〜
なんと、最近インターネットで「斉木楠雄のΨ難〜斉木の平凡な一日〜」とうったら、ついに出てきました!今まで出なかったのに!すごくうれしいです!
この物語が終わったら、「斉木楠雄のΨ難〜改造人間Ψダーマン二号出動!〜」というのも始めます。よろしく!
そして今年から五年生になります!上級生の仲間入りです!

次回予告
斉木楠雄のΨ難〜斉木の平凡な一日〜【終】〜ハッピーエンドかバッドエンドか〜

次回あとがき予告
次作について

次回更新予定
2017年4月12日

家の都合により早まったり遅くなったりします。

家の方からひと言

父「あ〜どうも。いつも息子がお世話になっております。父でございます。息子の作品はいかがなものでしょうか。何かお気づきの点がございましたら、何なりとご指導ご鞭撻のほどなにとぞ・・・・・」

意味の分からないことを言ってますが、よろしくお願いします。省略するとこうなります。

斉木楠雄のΨ難〜斉木の平凡な一日〜(オリキャラあり)【終】 ( No.5 )
日時: 2017/04/08 17:48
名前: ゆでたまご (ID: Gui0iSKB)

〜ハッピーエンドかバッドエンドか


〜これまでのあらすじ〜(だいぶ減らします)

斉木の周りの厄介な奴を追い払う斉木。廊下に出た奴らは燃堂沙希にやられる。翌日起きると、後ろに沙希の姿が!戦うことを決意するも、やられる寸前になってしまう。そこで空助が!共同戦線を試みるも、空助はやられてしまう。その後、沙希を倒した斉木は、みんなを救うべく宇宙へ!すると、謎のアナウンサーが現れ、挑戦状を出す。それに失敗した斉木には、一時間のタイムリミットが!何とか救うも、最後の重い星のところであと一分。救い出せるか?この結果、ハッピーエンドかバッドエンドか。


僕は、本気を出してこの星を落とそうと思う。少々乱暴だが仕方ない。みんなを助けるためだ。

僕は、あの手を使った。そう。元気玉みたいなものを発射するものだ。

斉木「ゴォ————!」
これは、僕の声だ。

斉木「は—————!」
僕は、元気玉らしきものを、発射した。これで・・・成功か・・・

僕は倒れこんだ。(空中浮遊だが)

僕は、もう疲れ切っていて、逃げるのも忘れていた。

やがて、星は爆発して、元の地球に戻った。結果は、ハッピーエンド・・・かな。

アナウンサー「3、2、1、0!」
アナウンサーが、秒数を告げる。これで、日本の平和は保たれた。これでいいんだ。

アナウンサー「あれ?斉木楠雄君。逃げ遅れちゃった?じゃあ、もう戻れないね。」

そういって、アナウンサーの声は消えていった。

これでいい。ハッピーエンドなんだ。これがホントの・・・ハッピ・・・
沙希「ハッピー、ハッピーうるさいんだよ、あんた。」

顔を上げると、沙希がたっているのが見えた。(空中浮遊だが)

沙希「あんた、これでいいのかい?」
いいんだ。みんなは元に戻れた。これで・・・

沙希「日本は元に戻ったっていうのかい?」
沙希が僕の言葉を続けるように言った。

沙希「でも、これではまだバッドエンドだ。だって、まだ楠雄とあたしが日本に戻っていないじゃないか。これでは、元に戻ったとは言えないね。」
沙希が言った。

顔と声燃堂のくせに、なかなかいうな。確かに沙希の言う通り、まだ僕たちが戻っていなかったな。

沙希「あたしが戻してあげるよ。完全に元に戻った日本にするためにね。しかも、もともとあたしがやったんだし。」
沙希は言うと、アナウンサーに話した。

沙希「おい、美雪!聞こえるかい‼」
沙希は、美雪と言うらしいアナウンサーと話した。

沙希「日本を元に戻すため、あたしら二人を、元の場所に戻して。」
沙希は、美雪アナウンサーに指示した。

美雪「えー?しかし、わたくし、星にすることはできますが、戻すことはちょっと・・・」
美雪はあきらかに嫌そうだ。

沙希「そんなのあんたが落としてくれればいいじゃないかい!」
沙希が責める。

美雪「でも、日本に戻れるんですか?助けに来てくれるんですか?」
美雪はきく。

沙希「わかったから、早く押しとくれ!」
ばあさんっぽい言い方だな。
僕はそう思いながらも、お願いした。

美雪「分かりましたよ。でも、必ず来てくださいよ!わたくし自分では戻れませんので!」

美雪はそういうと、僕たちを星に入れ、押した。

美雪「絶対に来てくださいよ!」
美雪はまだ叫んでいる。

僕たちは無視して進んだ。

これで、ハッピーエンドだ。


〜一週間後〜

あの悲惨な日が終わり、今や、みんな何もかも忘れ、楽しく生きている。
しかし、楽しく生きていない者が二人。

なんと、僕の攻撃が強かったあまり、沙希が、五日前に亡くなってしまった。もともと燃堂の妹でもなく、存在しない人だったらしく、葬式は行われなかったらしい。
でも、なんとなく可哀想なので、僕が行った。一人ではなく、鳥束に頼み、(ホントは頼みたくなかったが)鳥束と一緒に寺で行った。壮大ではなかったが、自分なりには頑張って行った。

そして、もっと悲惨なことが。

沙希が亡くなり、ホントは死ぬ必要の全くない美雪が宇宙に取り残されていた。あと二週間もしたらもう死んでしまうだろう。

まあ、なにはともあれ、沙希も憎んではいないらしいし、楽しく過ごせるといいと思う。
                 終わり

〜あとがき〜

こんにちは。ゆでたまごです。ついに今回で終わってしまいましたね。これで、もうみなさんと会うことはなくなってしまいます・・・と言いたいところですが、僕は、もう一つの物語、「クラシカロイド〜ムジーク対決〜」
があります。これでまた会えます。そして、この後更新する、
「斉木楠雄のΨ難〜改造人間Ψダーマン二号出動!〜」
これでも会えます。では、また次回まで、さようなら!

・・・

と言いたいところですが、まだ話は続きます。今回は、次作についてです。

この物語が終わると、「斉木楠雄のΨ難〜改造人間Ψダーマン二号出動!〜」が始まります。これでは、重大人物に、意外な人物が出ます。題名からして、入達遊太が重大人物なのはまだ想像がつきますが、なんと、窪谷須亜連も重大人物です。理由はこの物語を読んでください。すぐにわかります。

次の物語は、先ほど言った、「クラシカロイド〜ムジーク対決〜」です。クラシカロイドは、知っている人も多いでしょう。面白いかはわかりませんが見てみてください。

では最後に、キャラたちからひと言。

燃堂力「お?お前ラーメンお?相棒ラーメンお?ラー・・・」

海藤瞬「ダークリユニオンが来たら俺に伝えてくれ。この漆黒・・・」

灰呂杵志「みんな、体を動かそう!はい!1・・・2・・・」

鳥束零太「みんな俺の寺に来てください!一緒にエロ本を・・・」

照橋心美「あなたも落ちた?まあ、当然よね。だって私は・・・」

夢原知予「また一緒に遊ぼうね!(海藤君の方がいいけど・・・)」

窪谷須亜連「次回もお願いするぜ!いや、お願いします!」

目良千里「ねえねえ、君って焼肉食べたことある?ある?ね、美味しい?ねえ・・・」

入達遊太「どちらさまですか・・・改造人間サイダーマン二号!不審者!」

斉木両親「これからも・・・」

斉木楠雄「よろしく頼む。」

以上です。

では、また他の作品で会いましょう!さようなら!

次作予告
「斉木楠雄のΨ難〜改造人間Ψダーマン二号出動!〜」

次作あとがき予定
お楽しみ

次作更新予定
今から約三十分の間


Page:1



この掲示板は過去ログ化されています。