二次創作小説(映像)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

Mask and Glasses 【FE×パンスト姉妹パロ】
日時: 2017/04/01 11:38
名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)

人助け?興味ないね。


品良く?知ったこっちゃないな。


は?そういう自分ら?




   【天使】ですが?




地上にはびこる魔物達を、人知を及ばぬ力でもって消し去る者がいた・・・のはまだ良いが、その者達はとんでもない落ちこぼれであった!?

女好きの仮面男子とスイーツ好きのメガネ男子のコンビが、フリーダムに悪いモンスターを一丁両断!?

平和を脅かす魔物共よ、フリーダムな天使たち一撃で悔い改めろ!!




「目次」
1話「4月のミツバチ」 >>1-8




〜注意〜
 ・この小説はFEのキャラによる、パンティ&ストッキングパロ
 ・けどFE以外のキャラも普通に登場。
 ・元ネタからキャラ崩壊(ジェロームさんが女たらしクソ野郎、ロランがガチ甘党)
 ・あ、いかがわしいシーンは抑えていますので。
 ・ここに出てくるマークは女で統一ですが、彼女の扱いも可哀想な事に・・・;
 ・パロディ故、一部のキャラが悪役化している。
 ・オリジナル設定・パロディものが苦手、悪役化が嫌な人はブラウザバックでお願いします



Page:1 2 3



4月のミツバチ(その2) ( No.2 )
日時: 2017/04/01 12:12
名前: ゆめひめ (ID: 6k7YX5tj)

ロラン「相変わらずあなたの運転するミネルヴァ(車の名前)はぶっ飛んでいますね〜」
ジェローム「あぁ、もっと飛ばしていくぞ!」
2人「イヤッホォォォォォ!!」
ワリオ「うおっ!?なんだあr・・・ギャー!?」ドスッ
銀時「ん?なんだあのオープn・・・ぶべらぁっ!?」ドゴッ
ソニック「What!?あの黒い塊はなn・・・Oh、NOOOOOー!?」バキッ
伊達政宗「おーしお前ら!今日も張り切ってレッツパーリィ・・・ぐべっぼぉぉぉぉ!?」ベキッ
片倉小十郎「政宗様あぁぁぁぁぁ!!?」
暮威慈畏大亜紋土の一員「総長!!背後から変なオープンカーが次々と仲間を撥ね飛ばしてます!!」
大和田「んだとぉ!?そのオープンカーはどこ・・・あばすっ!?」ゴスッ
暮威慈畏大亜紋土の一員「総長ぉぉぉぉぉ!!」


あぁ、こうしてる間にも堕天使共に撥ね飛ばされる被害者が多発していく・・・;とりあえず撥ね飛ばされた皆さん、ご愁傷さまです・・・;



〜〜〜〜〜〜〜



ドッゴォォォォォン!!



学生一同「「「「ぎゃあああああああああ!!?」」」」




ザッ




コリエンテ「彼らは何ッ!?」
きっつん「ハリウッドよ!!」
チッティ「王子様よ!!」
ジェローム「違う!天使だ!!」
ロラン「ジェローム、あなた潜入の意味分かってます?」


で、そのまま堕天使たちはオープンカーで学園の壁を突き破って登校してきました。いきなり学園からオープンカーが登場した事に学生一同は驚くが、それよりもオープンカーから出てきた美男子達にもっと驚く。特に女子達は2人のカッコ良さにシャッターの嵐が飛び交う。


ジェローム「全く、学校というのは天界も地上も大して変わらんもんだ」
ロラン「あなた天界でも学校サボりまくりだったじゃないですか」
ジェローム「フッ、しかし私ぐらいに大物になると学校なんてちんけな仮面には収まらんって事だ」
ロラン「あぁそうですか。では手っ取り早く用事済ませましょうか」
ジェローム「そうだな・・・ん?」
「ひゃああああああ〜〜〜っ!!」


案内図を見ながら学園の調査をしようとすると、何やら前から生徒たちのざわめきが聞こえる。何かと思うと目の前にはハチまみれになっている少女が駆け込んで来たのだ(ぇ)


ジェローム「・・・おい、早速怪しい奴のお出ましだ」
ロラン「いや、あの状況が怪しすぎですよ」
ジェローム「ったく、仕方ないな・・・」


怪しいとはいえ、調査するには聞き込みも必要だ。ハチまみれの少女から話を聞く為、ジェロームはそこらへんにあったコインを弾き飛ばしてハチを追い払う。何気なく器用だなオイ。



パチン!パチン!パチン!



少女「きゃっ!あわ、あわわわ・・・!(コケる」
ジェローム「おい、お前なにをしていた?」
少女「へっ!?あ、いや、私は何も・・・;(えっ、か、カッコイイ人・・・)」
ジェローム「ん?なんだこれは?」


ハチから解放された少女から事情を聞こうとすると、足元にハチの巣らしきものが落ちてくる。そんな事も知らない仮面堕天使はハチの巣を蹴っ飛ばした。するとハチの巣は少女の頭に飛んでいき・・・



ボスッ



少女「あ;」
堕天使「?」







ブブブブブブブ!!!




少女「ひゃああああああ〜〜〜っ!?」
ジェローム「ほぉ、妖怪雪女というのは聞いたことあるが、『妖怪ハチ女』とはなぁ」
ロラン「この小娘をハチの巣モンスターという事にして連れて帰りましょうか(ゲスい笑み」
少女「見てないで助けて下さ〜〜〜〜〜いっ!!?」


あ〜あ、折角ハチから解放されたっていうのにまたハチまみれにされちゃったよ・・・;



ドスッ!



少女「きゃっ!!」
「あらマーク、私の預けたハチさん達の巣をかぶってどこに行くつもりだったのですか?」
少女「ひっ・・・!」
デーヤン「じょ、女王だ!?」
カブトモアキ「ホルミー様だ!!」


またまたハチに襲われ慌てふためく少女が逃げ回ると別の少女にぶつかる。しかし彼女の姿を見るなりマークと呼ばれた女子は怯え、彼女以外の生徒も少女の姿を見るなり彼女の為の道を作る。ホルミーと呼ばれたその少女は他とは違うデザインの制服を身にまとっており、取り巻きのチアガール達が彼女を囲み、他とはただならぬ雰囲気を漂わせていた。


マーク「す、すみません!で、でもこれは私じゃなくて・・・!!」
ロラン「おいあんた、折角良いところでしたのになんでそれ外すのですか」
ジェローム「つか、なんだ?この女」
ホルミー「あら?あなた達、見た事のない顔ですね?」


ホルミーの姿を見るなり必死に謝るマークを見て堕天使2人はマークの元に寄るが、2人の視線はすぐさまホルミーに向ける。一方のホルミーも見慣れない2人の生徒の姿を見て睨む様な視線を浴びせる。




この女は・・・? 感想・まだ

4月のミツバチ(その3) ( No.3 )
日時: 2017/04/01 11:19
名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)

ホルミー「転入生だがなんだか知りませんが、私の学園で好き勝手するなんて、命知らずも程があると思いません?」
ジェローム「は?お前の?何言ってんだ?」
ロラン「ここはあのタマゴみたいな校長の学園でしょう?」
ホルミー「それは形式上での事です。実際はこの私、クイーン・ホルミーの治める学園という事です。それぐらい分かりますでしょう?」
学生一同「FOOOOOOOO!!!」


学園の女王、と名乗るホルミーを前に堕天使とマーク以外の生徒は彼女を称えるような歓声を発する。そんな姿を見て堕天使2人は・・・


ジェローム「ふ〜ん・・・」









ジェローム「なんだそれ。寒っ。」
全員「!!?」ガタッ
ジェローム「そんな女王気取りのバカ、いくら女好きの私でも興味が持たないな」
ホルミー「!!?」カチン
ジェローム「おいロラン、こんなどこぞの強面僧侶の母親みたいな声のバカは放っておいて行くぞ」
ロラン「同感ですね。スイーツタイムまでに仕事片づけてさっさと帰りましょう」
ホルミー「なっ・・・!?」


この堕天使2人、あっさりと学園女王をバカにしてるのですが。あっさり自分には関係ありませんという雰囲気を醸し出す2人は堂々とハチの巣を踏みつぶすおまけつきでその場を後にする。一方、学園の頂点に立つ彼女はあっさりと自分を罵倒された事に激しい怒りを表していた・・・・





ホルミー「この私を侮辱したらどうなるか、今に思い知らせてやるわ・・・!!」





〜〜〜〜〜〜〜



ジャクリン「おぉ〜!それってあの高級ブランドのバックや〜ん!」
ピグ「それ高かったんじゃないの〜!?」
ホルミー「別に全然大したことなんてありませんよ〜♪」



ドゴッ!ブロロロロロ!!



ジェローム「あーはいはい、ここ通るぞー(あのオープンカーでホルミー達の前を通り過ぎる」
女子達「!!?」



バッフゥゥゥゥゥゥ!!!←オープンカーの排気ガス



後日、高級ブランドバックを持って見せびらかしていると、堕天使2人はホルミーやそのとりまき達の目の前を多くの人間を撥ね飛ばして来たオープンカーで通り過ぎる。その排気ガスをモロに浴びせられた女子達は身もバックもボロボロに・・・;



ホルミー「・・・ゲホッ;」←排気ガスで体もバックもボロボロ



〜〜〜〜〜〜〜



ホルミー「Go!Go!MIDI!!(キメポーズ」
チアガール「イエーイ!」


別の日、ホルミーは今度は取り巻きのチアガール達を使い、チアリーディングならではの巨大なタワーを作りあげるが・・・


女子達「キャーキャー!!」
ホルミー「・・・っ!?」





彼女の隣には、自分ら以上の数の女子達の巨大ピラミッドを作り上げており、その頂点にジェロームがいた(!?)



ジェローム「フッ、おいお前ら、私は隣の女以上の上からの景色を見てみたい」
女子達「はいぃぃぃぃ!!仰せのままにぃぃぃぃぃぃ!!!(一斉にジェロームの元に駆け寄る」ドドドドド
チアガール一同「キャー!?」←女子達の勢いでタワーが倒れる



〜〜〜〜〜〜〜



ホルミー「エンジェルロール!!エクスチェンジ!!」
取り巻き達「オォー!!」


さらに違う日、ホルミーはロランの前でバトン技を披露する。ホルミーは他にもフィッシュテールやらポップアップなど、難しい技を披露していくのだが・・・



ヒュンヒュンヒュン!ギュインギュインギュイン!!



ホルミー「!?」
ロラン「・・・・・・(真顔でキャッチ」パシッ
キンタウルス「あ、あのメガネの奴、イリュージョンやトリプルエルボーロールを1発で決めたぞ・・・!?」
ミックス「す、すご・・・」



それを見ていたロランはホルミーの披露したよりもはるかに高難易度の技を1発で決めました。しかも・・・




スパーン!!←ホルミーや他にも多くの男女の上の服が裂ける音(!!?)




ホルミー「Σファッ!!?」
他服を裂けられた生徒「Σギャー!!?」
裂けられなかった生徒「Σウオォォォォ!!?(シャッター撮りまくり」
ロラン「このような事、全然朝飯前ですよ」


こいつ、さっきのバトン技でホルミーを含む一部の生徒の服を破いたのですが。この光景に生徒一同は身体を隠したりシャッターを押したり、男女問わず大パニックに・・・;しかし・・・




ウエンディ「あ、ありがとうございます!!少しスカッとしました!!」
アサミロズィ「私、服が裂けた男の1人にフラれたんで、なんだかスカッとしました!!」
タイペコ「ぼくっちも裂けた連中の中にストレスが溜まってた奴もいたもんで・・・!!」
フェネリィ「あなたの勇気に感動しました!!」
ロラン「何が言いたいのか分かりませんが、お礼ならスイーツの方でお願いします」


どうやら一部にとっては服が裂けた連中の中に嫌な事があった人達もいたらしく、ロランはその人達に称えられていた・・・



〜〜〜〜〜〜〜



アムリン「キャー見てー!!『Mask and Glasses』の2人よー!!」
リックス「MGチョーカッコイイー!!」
燐「ジェロームさん!もしお時間があればお茶でも・・・!!」
イエロー「ロランさん!このカップケーキ受け取って下さい!!」
クワガタツヤ「MGの皆さん最高だー!!」
はっくん「MGさん!いつも応援しています!!」
フジレイド「同じ男でも2人のカッコ良さには尊敬しちゃうわ〜!!」
生徒一同「キャーキャー!!」


こうして、2人の人気っぷりはホルミーを退け向上していき、学園中を歩けば男女問わず2人に向かって黄色い声が飛んでいき、彼らのファッション(?)真似をして黒い仮面やメガネをする生徒も増え続ける。そして・・・









『ニューキング誕生!Mask and Glasses』





とうとうかつて学園中で掲げられていたホルミーを象徴するホルスタ牛のロゴの旗やマットは収められ、代わりに2人を象徴する仮面とメガネのロゴの描かれた旗やマットが学園中に掲げられ、2人は学園の新たな頂点に降臨したのであった・・・




何 だ こ い つ ら(2回目) 感想・まだ

4月のミツバチ(その4) ( No.4 )
日時: 2017/04/01 11:22
名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)




ヘッドホン「ねぇ、ジェロームとロランの2人が来てから、ホルミーあんまり目立たなくなったね。全く存在感がなくなったっていうか・・・」
ニットキャップ「まぁまぁ、それが時代の変わり目ってことだよー」
メガネ「女王もいつかは落ち目にいくって事だね」
ゴーグル「だね。どう?オレたちの力で次期キング『Mask and Glasses』の時代を大いに盛り上げるっていうのは!!」
3人「いいねー!!」


学園内はもうすっかりジェロームとロランの2人・通称『Mask and Glasses』(略して「MG」)でもちきりであり、4人組の男女の生徒も頭の中は2人の事だらけで、それまでホルミーのグッズで占めていたロッカーは代わりに2人のグッズで溢れていた。4人は今日も2人の事で話をしていると・・・









『全く存在感がないって、どういう事かしら・・・?』
4人「え?」



突如彼らの背後から聞こえて来たのはどこか馴染みのある声だったが、その声はどこか恨みと憎悪がこもっており、ただならぬ様に聞こえる。4人はその気質にビビると同時に、ホラーゲームのようにギギギギとその場を振り返ると・・・・・






「「「「うわああああああああああ!!!?」」」」






〜〜〜〜〜〜〜



ジェローム「どうだロラン。私のフィギュア、イカしているだろう?」
ロラン「ほぉジェローム、あなた意外と学校楽しんでいますね」
ジェローム「フッ、地上の学校は女も男も私らを神の様に崇めるから良いものだな」


そんな事などつゆ知らずの2人。ジェロームは学園の生徒たちが作った自分らのグッズを眺め、ロランはちくわの刺さったウサギをイメージしたパフェを堪能し、地上での学校生活をエンジョイしていた。つかお前ら、潜入捜査っていうのはどうした?


ジェローム「つかロラン、お前そのデゲモノの様なものは何だ?;」
ロラン「知らないのですか?地上で話題のスイーツ『うさぎちくわパフェ』ですよ。倉野川という所で活動する「日向美ビタースイーツ」というバンドの人物と「キラキラパティスリー」というスイーツショップの1人が意気投合して生まれて流行なんですよ」
ジェローム「お前は地上のスイーツを食っているのk「大変ですぅぅぅぅぅ!!!」ブフッ!!」
ロラン「ぐふっ!!」ゴクンッ


そんな2人の元に大慌てでお客さんがやってくる。彼女はあの時のマークだった。彼女は急いで来たからか息はかなり上がっている。


ロラン「何なんですか・・・!のどに詰まりかけたでしょう・・・!」
ジェローム「なんだ、お前はいつしかのハチ娘じゃないか」
マーク「ハチ娘じゃないです!ちゃんとマークって名前があるんです!!って、今はそれどころじゃないですよ!!私のクラスメイトがさらわれちゃったんです!!」
ジェローム、ロラン「!」


マークの言った内容は自分らがここに来た本来の目的である学生失踪事件に関わるものであった事に2人はマークにその場所を案内される。計3人がやって来たのは先ほどの4人組のロッカーであり、ロッカーに入っていた2人のグッズは無残な形に荒らされていた。


ジェローム「なんだこれは・・・」
ロラン「酷い有様ですね・・・」
マーク「きっとモンスターですよ!!モンスターの仕業に違いありませんよ!!」
ジェローム「おいハチ娘、さっきからうるせぇしなんでそんな事が分かる?」
マーク「え?あぁ、私こう見えてオカルトものとか大好きなんですよ!それにこの自作のモンスター探知機がすごく反応していますし!!」
ジェローム、ロラン「モンスター探知機?」



〜〜〜〜〜〜〜





マーク『私の自宅にあった壊れた地雷探知機を少し改良したんですけど、これによってモンスターの気を感知したら探知機が反応するのですよ!!』





ジェローム「おいギーク娘、ああは言っていたが全然見つからないではないか」
マーク「ギークじゃなくてマークですよ!おかしいですね・・・?モンスター探知機は反応しているんですけど・・・」


MGはマークの言うモンスター探知機でモンスターの捜索を試みるが、探知機の反応の出たフットボール場で捜索していても、肝心のモンスターは夜になっても見つからない。


ロラン「ったく、ギーク娘を信じた僕らがバカでしたよ」
マーク「そ、そんな事言わないで下さい!!確かに機械は反応していますのできっとこの近くに・・・!」
ジェローム「えーい!ちったぁ根性見せんかい!!(探知機に蹴りを入れる」ゲシッ
マーク「ちょ!?」



ビーッ!ビーッ!ビーッ!



ジェロームがモンスター探知機に蹴りを入れた途端、モンスター探知機は突然狂ったように強い反応を見せ始めた


マーク「きゃっ!?な、なんなのですか〜!?」
ジェローム「なんだ、やれば出来るではないか」



ボカーンッ!!←探知機が爆発



マーク「」←探知機を背負っていたので黒焦げ
ロラン「あ、壊れました」
ジェローム「ったく、肝心な時に使えない奴だ・・・」
ホルミー「あら?そこにいるのは人気のジャリボーイコンビじゃないですか?」
ジャリボーイコンビ「あ?」


すると彼らの背後のステージにスポットライトが当たる。そこにはかつてのクイーンであったホルミーと彼女を取り巻く様にアメフト選手の格好の男子達とチアガールの格好の女子達がいた。しかし彼は格好はまだしも、女子の髪型はポニーテールに統一されており、彼らの目はまるで何かに憑りつかれているように虚ろな目をしていた・・・




感想・まだ

4月のミツバチ(その5) ( No.5 )
日時: 2017/04/01 11:26
名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)

ジェローム「なんだ、またお前か・・・」
ロラン「今こちとら忙しいんですよ」
ホルミー「あなた達の探し物とやらは見つかりましたか?」
ジェローム「だからお前の相手している暇などないって言っているだろう!」
ホルミー「へぇ、でもこの姿を見てまだそんな口を言えるでしょか?」
2人「!?」




バッ!




ホルミーはアメフト男子の手を借り、上空へダイブする。すると美しい彼女の来ていた制服は破れ、身体はゴツゴツと体形が変わっていき、彼女の姿は美しい少女からまるで巨大なハチのモンスターへと変貌した・・・



マーク「ほわわぁぁぁぁー!!ほ、本物のモンスターですぅぅぅぅぅ!!・・・うぅぅっ(バタッ)」←大興奮のあまり気絶
ジェローム「おいロラン、こいつもしかして・・・」
ロラン「えぇ、あのタマゴの校長の話していたモンスターに違いないですよ・・・!」


遂に学生失踪事件の元凶であるモンスターを目のあたりにした2人。目の前に本物のモンスターが現れて興奮するマークは放っておき、彼らの他に遠くでこの状況を見ていた者がいた。そのタマゴの校長とシスターのアンナであった・・・


メイプル「シ、シシシシシシスター様!?あ、あれは一体なんですぞぉぉぉぉ!!?」
アンナ「なるほど、あいつがあなたの言っていたモンスターね・・・!」
メイプル「えぇっ!?あれがですかァ!?」
アンナ「元々平凡な女子生徒だった本物のホルミーの心に巣くう学園の頂点への憧れと妬みが肥大化し、彼女の身体を取り込み、『デモンクイーン』としてモンスター化してしまったのよ・・・!」




デモンクイーン『ゴミみたいな脳みそじゃ、自分達の置かれている状況が分かってないみたいね・・・!』
ジェローム「全く、ピーピーうるさいクソモンスターだな・・・!」
ロラン「こっちにも都合というものがあるんですよ・・・!」


とうとう現した元凶にMGの2人はようやく本気を出す。2人は今まで手にかけなかった自分らのトレードマークである仮面とメガネに手をかけると、それを自ら外す・・・!



ジェローム「天地の狭間に惑いし子らより産まれし邪悪な魔獣共・・・」
ロラン「聖なる使徒の誠の瞳に纏いし硝子の雷で・・・」
ジェローム、ロラン「汚れも濁りも淀みもしこりも微塵に砕いて天地に還す・・・!」






ジェローム、ロラン「悔い改めよ!!」






その言葉と同時にジェロームの仮面は銃に変成し、ロランの持つメガネは剣へと変成した!
これは天界の者の特別な力で、天使たちは自分らの装備品を武器に変成させる能力があり、ジェロームは仮面を、ロランはメガネを武器に変える事ができる。今まで2人が片時も仮面とメガネを外さないのには、この理由があるからだったのだ。自分らのトレードマークを武器にさせると、2人は戦闘体制になる!!



ジェローム「さぁて、パーリィとしゃれこもうではないか・・・!!」
デモンクイーン『やっちまいな!!』
男子生徒一同「うおおおおおおー!!」


デモンクーンの命令と共に、彼女のしもべのアメフト男子達は2人に向かって突撃した!すると・・・!



カッ!



ジェローム、ロラン「はぁっ!!」
男子生徒一同「ぶふぉっ!?」


2人の背中に天使の象徴である白く美しい翼が生え、襲ってくる男子生徒を翼の力で空高く飛んで避ける!一方の男子生徒はそのまま互い互いに衝突する!すると一瞬で地上に降りたジェロームは近くにあったアメフトのボールをコートの反対側に蹴っ飛ばす!


ジェローム「アメフト選手ならこれが利くだろう!!」
男子生徒一同「?」



ひゅ〜ん・・・



男子生徒一同「・・・う、うおおおおおー!!」
ロラン「おぉっと、こっちですよ!!(剣でボールと弾き飛ばす」
男子生徒一同「う、うおおおおおー!!」
デモンクイーン『うっ・・・条件反射というやつか・・・;』


2人の天使はコートの端同士でボールのパスをしあう。その様子を見た男子生徒はアメフト選手としての性が働き、パスされていくボールを追いかける。この光景にデモンクイーンが若干引いていると、その間先ほどまで気絶していたマークが目を覚ました。


マーク「あ、あれ・・・?私は何を・・・?」
ジェローム「ギーク娘!パスっ!!」
マーク「え?(ボールを受け取る」







男子生徒一同「うおおおおおおー!!(ボールに向かって突進」
マーク「Σわ゛ーっ!!?」





ズドオォォォォォォォンッ!!





目を覚ましたばかりでいきなりボールが飛んでいき、何がなんだか分からないマークはそのままアメフト男子達ともみくちゃになってしまいました・・・;ところが男子一同もぶつかった衝撃でほとんどがその場に倒れてしまう。すると一瞬、彼らの被っていたヘルメットが動き出した。


ロラン「ん?なんですかこれ?(ヘルメットに攻撃を入れる」



ポンッ



ミツバチ「ブゥ〜ン・・・」
ジェローム「おっと、逃がしてたまるかっての・・・」




バァン!!




ヘルメットから飛び出てきたのは小さなミツバチ。彼らはヘルメットから出て行くとその場から逃げようとするが、逃がさんとばかりにジェロームが銃で彼らを撃つ。すると撃たれたミツバチは弾け飛ぶように消えてしまう。すると男子生徒に変化が、なんとヘルメットの外れた男子生徒を見ると、彼らは行方不明になってた生徒だった!




天使たちの本領発揮! 感想・まだ

4月のミツバチ(その6) ( No.6 )
日時: 2017/04/01 17:47
名前: ゆめひめ (ID: iH8DsO3F)

ゴーグル「あ、あれ・・・ここどこ・・・?」
メガネ「僕たち、一体何を・・・?」
ロラン「なるほど、あのミツバチを使ってこいつら全員を洗脳していた。という事ですか・・・」
デモンクイーン『クッ・・・!』
ジェローム、ロラン「・・・と、いう事は・・・!」ニヤァ
ジェローム「害虫駆除の始まりって訳かっ!!」
ロラン「1匹たりとも逃がしはしませんよ!!」
男子生徒「ぐおぉぉっ!!」
女子生徒「きゃああああ!!」



生徒全員を元に戻す方法が分かると知るや否や、ジェロームは銃で男子生徒のヘルメットを撃ち、ロランは剣で女子生徒のポニーテールを狙って切りつける!!外れたヘルメットや切られたポニーテールからは彼らに憑りついていたミツバチが続々と飛んでいき、2人はそれを逃がさんばかりにミツバチを撃ったり切ったりして消滅させ、生徒たちの正気を取り戻していく。そしてすべての洗脳を解いたところで大ボスのデモンクイーンが動いた!


デモンクイーン『何をっ・・・!お前達などこれで十分だ!!』





ズドドドドドド!!!





デモンクイーンはハチの武器の1つの針を天使たちに向けるとそこから大量のミツバチをミサイルの様に撃ち放つ!!だが2人の天使たちはそれに怯む様子もなく、一直線に突撃しにいく!!


ジェローム「ほぉ、中々楽しませてくれるモンスターだな・・・!ロラン、行くぞ!!」
ロラン「言われなくても・・・!!皆さん、セットお願いします!!」
生徒一同「おうっ!!」
マーク「うぅっ、酷い目に遭いm・・・え?」


ロランの言葉と共に、女王蜂の洗脳から解放された生徒一同は一団となってジャンプ台を作り上げる(その際マークがいつのまにかトランポリンの上に巻き込まれていた事を記しておく)!そして2人の天使が彼らの上に飛び乗ると、生徒達は自分たちの学園の新たな頂点に立つ者達を、全ての元凶に向かって(マーク諸共)放り投げた!!





生徒一同「ニューキング・バンザーイ!!!」
マーク「えぇぇぇぇぇっ!!?」





ロラン「ジェローム!いきますよ!!(剣でミツバチを弾き飛ばし、ジェロームを上空に飛ばす」
ジェローム「おう!!」
デモンクイーン『!?』
ジェローム「おいこの女王蜂!!お前の望む所に送ってやるから、いい声あげて鳴いてみろぉっ!!」







ズドォォォォォン!!!







ジェロームが放ったトドメの一撃はデモンクイーンの心臓を撃ち抜く!!天使の一撃を喰らったデモンクイーンの身体は滅んでいき、消滅する際彼女から落ちてきたのは、今まで彼女に体を取り込まれていた本物のホルミーだった。彼女は落ちてくる際、洗脳の解かれた生徒たちにトランポリンの要領で受け止められた・・・





ホルミー「う、うん・・・わ、私は今まで何を・・・?」
ピグ「ホルミー!無事だったのねー!!」
ジャクリン「今まで心配していたで〜・・・」
ホルミー「皆さん・・・!今まで心配をかけてしまってすみません・・・」


元の姿に戻ったホルミーは今までの事で謝罪すると、生徒一同に彼女の帰還を祝福される。その光景を見ていたアンナと2人の天使の元に、天から8枚のコインが降ってくる。モンスターを退治した証として、天からヘブンコインを与えてくれたのだ。


アンナ「でかしたわね!ジャリ天使共!!」
ジェローム「何だ?これだけの事をして、コインはたったの8ヘブンか?」
ロラン「ハチ(8)だけにですか」
アンナ「しかし着実な1歩よ・・・!」
メイプル「天使様あぁぁぁぁ!!感謝いたしますぞぉぉぉぉぉ!!」
ジェローム、ロラン「お前は関わってくるな(メイプルを蹴っ飛ばす」
メイプル「酷いっ!?」



ゴーン・・・ゴーン・・・



メイプル「この鐘の音は・・・」
アンナ「今回学園をお騒がせしたモンスターは完全に消滅したわ。これはその知らせの鐘よ・・・」
ジェローム「ったく、やっと終わったか・・・」コキコキ
ロラン「全く、今日も面倒くさいモンスターでしたよ・・・ん?」
ニットキャップ「あ!あの人達がいたよー!!」
ヘッドホン「あの、ホルミーがあなた達にお礼を言いたいだそうで・・・」
ジェローム、ロラン「ん?」


学校を騒がせた1匹のモンスターが消え去った鐘が学校中に鳴り響き、依頼は解決し、さっさと帰ろうとした2人の元に、今までモンスターにされていたホルミーがやって来る。どうやら今回の事件についての謝罪と助けてくれたお礼がしたいのだとか・・・


ホルミー「あ、あの・・・私のせいでお2人に迷惑をかけてしまって申し訳ありませんでした・・・そ、その・・・」







ホルミー「わ、私を助けていただいた事、本当に感謝しております・・・!(涙目」
ジェローム「・・・・・・」







ジェローム「ほぉ、女王気取りを抜いたらこれは良いデザートになるな・・・」ニヤァ
ホルミー「え?」
ジェローム「どうだ?礼をしたいというなら今日はうちにでもどうだ?」
ホルミー「へっ!?い、いや、私はそういう趣味は・・・!!」
コリエンテ「はっは〜ん・・・みんなー!ホルミーが今日は助けてくれた人のお誘いを受けるみたいだよー!!」
生徒一同「ヒュー!ヒュー!!」
ホルミー「み、皆さ〜ん!!?」
アンナ「お楽しみするのは勝手だけど、学園の壁を壊して、修理代の請求書がうちに来たからその分きっちり話し合って(物理で)もらうわよ?(^ω^#)」
ジェローム「私は忙しいから邪魔はするな」
ロラン「僕は別に構いませんが、どんなのですか?○り系ですか?(ドーナツを食べる」
アンナ「そんなもんぐらいで済まない事は確かよ」


おい、さっきまでの見た目も中身もカッコ良かったのに、結局はやっぱりただのたらしで元に戻った少女をそのままお持ち帰りしたのですが。本当にこいつら天使なのか?さっきのはまだ良いとして、ますます疑わしk・・・つかロラン、最後のセリフは何だ。
2人とアンナが学校を去っていく中、コートの端の方では2人に巻き込まれ吹っ飛ばされた少女がむくりと起き上がる・・・









マーク「・・・あの、私の事忘れていません?」



いや、お前もお前でよく無事だったな・・・;



マーク(もう!あの人、ジェロームさんでしたっけ?まさかあんなたらしな方でしたなんて・・・!でも、あの人達まさか本物のモンスターハンターでしたなんて・・・男としては最低ですけど、ジェロームさんのあの姿は格好良かったでしたなぁ・・・)








マーク(私、もっともっとジェロームさんの役に立ちたいです・・・!その為にも、私も彼らみたいに格好良く、強い女性になりませんと・・・!!)






1話 END



次回予告があるので感想はまだで


Page:1 2 3



この掲示板は過去ログ化されています。