二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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作者とオリキャラとカオスな仲間達の日常日和
日時: 2017/07/05 19:22
名前: 葉月@iPhoneなう (ID: rLG6AwA2)
参照: 親にネットの使用を制限されてるので更新が遅くなります。

葉月です。新しいアイポンになってから初めてのスレ立てです。最後のスレ立て? それは7月になるからもう立てなくなるよっていう意味合いで最後と言ったまでですよ。立てるなら立ててとりあえず新しいアイポンになってからの初めてのスレ立てなので、お話でも少し書きたいなぁと思い、そうなりました。
今までのお話は全部タブレットで執筆するので、結構めんどくさいですよね、うんwww なので、パソコンが使えるようになって、タイピングの練習がてらやってみたいと思いますので、よろしくお願いします。
先ずはパソコンが使えるようにならないとねwww それまでアイポンでいろいろ書きます。


【あてんしょんッス('ω')】

・ごちゃ混ぜオールスターズ

・日常シリーズや紅葉時空機関の続きです。とはいえ、タブレットで執筆するものと区別します。

・タブレットで執筆するのとアイポンで書くのとで分けるつもりです。

・言ってる意味が分からないと思った方は名前の横にどれで書いてるかを記すのでよろしくです。

・キャラ崩壊? してますが何か?

・オリキャラも普通にでしゃばってます。しかも多いです。

・版権キャラにもオリジナル設定てんこ盛りです。たくっちさんでいうマガイモノレベルのキャラもいます。

・掛け持ちのため、更新が遅くなります。

・ 作者も登場します。



以上のことを踏まえてご理解した方はゆっくりしていってね!!!



【もく〜じ(゜∀゜)】

<短編>



<中編>



<長編・大長編>








「葉月の独り言」

新キャラのお披露目でもしてみたいなぁ。

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新たな迷い人 ( No.1 )
日時: 2017/07/11 15:21
名前: 葉月 (ID: npB6/xR8)

新しいアイポンになって自分の小説では初めての投稿です。
尚、メインオリキャラが増えます。ちなみにクロスオーバー大戦のオリキャラ達でも雑談板でも出した子達でもなく、また別のオリキャラです。完全新規です。仲間が増えるよ! やったね!(おいやめろ

以下ほんへ。

*



「新たな迷い人」

俺達は夢を見る。それは海の中で沈む夢。

うっすらと見える一つの光が少しずつ遠退いていく。

動きたくても動かせないもどかしさもあった。何故なら俺達の体は海の底まで沈んでいるから。

ブクブク泡立てて沈んでいく。



ーー嗚呼、水底はまだ見えないのだろうか。






「っ!」
「おはよう奏音(かのん)! 何だか魘(うな)されてたみたいだったけど、悪い夢でも見たの?」
「……何でもないよ兄さん」

俺は奏音。自分の事を「俺」とは言ってるが女だ。双子の兄の紫音(しおん)と共にいるのだが、俺と紫音は家の中で寝ていたのだ。兄さんは俺が魘されていると知って近くに寄った。
兄さんに俺ともう一人の女の子が深い深い海の底まで沈む夢を見た事を話して、兄さんは笑って「それは災難だったね」と言ってくれた。
秒針が動く音が聞こえる中でカーテンを開けて陽射しが入り込んだ。また、外で鳥や犬の鳴き声があって、いい朝になりそうだ。

「そういえば奏音、家の中に手紙が入ってたんだけど」
「手紙?」
「いつの間にか僕の机の上にあったんだけどさ、差出人の名前が書いてないんだよ」
「どういうこと?」
「それは僕も分からないよ。差出人不明の手紙を読んでいいかな? きっと何かあるはずだし」

兄さんは水色の手紙の封筒を開けて、一枚の紙が入っていた。その一枚の紙に書かれていることは以下の通りだ。

『今宵水の都の噴水に集合』

その一言がこの手紙に書かれていたのだ。水の都の噴水とは何処なのかも検討がつかないため、俺達は出掛けの支度をしていると、兄さんが俺を呼んだ。

「奏音、髪を梳いてあげるからこっちおいで」
「いいよ別に……俺一人でそれくらいやったし」
「お前は女の子なんだから身嗜みをちゃんとしなきゃダメだよ。せっかく長くて綺麗な髪をしてるのに」
「…………」

兄さんに言われるがままに俺は大人しく兄さんの側まで来て、髪を梳いて貰う。やっぱり兄さんはお母さんみたいだよな。俺よりも家事が出来るし、羨ましいよ。
それを言ったら兄さんは「お前はもう少し女の子らしく振る舞いなさい」と怒られるだろうけど、こういうところが好きだよ。

「さ、出来たよ。それじゃ、行こっか」

出掛ける際に鍵をかけて、ポストの中に入れたらそのまま向かう。






花時計のある街に到着した俺達は店に行って買い物を済ませると、一人の女の子が服がズタズタで血塗れになって倒れているのを見つけた。血塗れの女の子は俺の髪よりも更に長く、犬の耳と尻尾が生えていて、苦しそうにしていた。
もちろん、それを見つけた街の人は騒然として女の子に注目を集めた。
俺達が動こうとした矢先にそれよりも早く動いたのは金髪のロングヘアーの女性だった。

「こんなところでどうしたんだ!? ……って血だらけではないか!」
「くぅーん……」
「ちょっと貸してみろ。医者も探さなければならないな……辛いかもしれんが、我慢出来るか?」
「わふぅ……」

金髪の女性の言葉を理解出来ているのか犬の女の子は犬の鳴き声で返事をする。金髪の女性は犬の女の子を背負い、医者がいるところまで運んでいくのを俺と兄さんはずっと見ていた。
あの子、助かるといいな。

「そこの道を通り掛かったら女の子が血だらけになって倒れてたなんて何というホラーだよ!」
「あの子どうしちゃったんだろうね」
「それにしてもひどい怪我だったわね……大丈夫かしら?」

街の人も犬の女の子を心配そうにしており、不安が募っていた。俺達はそのまま現場を去って、花園まで向かう。



しかし、俺達はまだ知らなかった。あの二人が仲間として出てくるということに。

新たな迷い人 ( No.2 )
日時: 2017/08/13 19:47
名前: 葉月 (ID: 9Urj1l4Z)

花時計が見える花園に着いた俺達はラベンダーやガーベラ、彼岸花や秋桜(コスモス)などが咲いている場所に行き、座って休息も取った。やはり色とりどりの花が咲いているため、とても綺麗だ。
来園者も記念にと写真を撮ったりと楽しそうだ。中には子供連れの家族もいて、様々な花を見て回っている。
すると、俺達の所にやって来たのは学校の制服を着た高校生ぐらいの子が数名。男が二人、女が四人という異なる制服を着た高校生だ。

「こんにちは! ここに来るのは初めて?」
「あ……うん」
「あそこのラベンダー見た? 上からの風景はもうすっごいんだよ! 見てないのなら今からでもいいから行こうか!」
「え? ちょっ……」

制服姿の高校生達に囲まれてそのままラベンダーを見るために上に上っていく。何だか元気があるよな。俺には到底真似できないよ。
上から眺める景色は素晴らしく、一部だけ模様になっていることが分かる。
その後、高校生と共にいろんな花を眺めて別れた後、俺達は手紙の内容を思い出しながら約束の場所である噴水まで移動する。買ったものはそのまま持ったままだが。
花時計を見ると、もう夕方になり、約束の時間に近づいていた。空の色も茜色に染まり、徐々に暗くなっていくのが分かる。
俺達は噴水のところまで来ると、噴水が突然虹色に光り出して俺達を包み込む。突然何が起きたのかわからないが、何処かに飛ばされる気配がした。





眩しくて目を固く瞑ってゆっくり目を開くと、そこにいたのは噴水ではなく、誰かの庭だった。木々に囲まれ、庭はとても広かった。花壇に花が植えられ、綺麗に咲いている。さっき見た花園のような色とりどりで実もなっているところもある。
ここが何処なのか分からないまま歩いていると、銀髪ロングで佇んでいる女の子がいた。空を見上げてぼーっとしているのが分かる。俺達はここが何処なのか分からないので、女の子に話しかけようとすると、「こいつは危険だから不用意に近づいたらダメだ」と何処から現れたのか……白い右手がいた(あった?)。……何で手? それに喋ってるとか何?

「お前ら何で手が浮いてるのかって思っただろ。まあ、しょうがねぇよな。手だけが宙を浮いて喋ってるからよ。とりあえず、自己紹介をしておくか。俺はマスターハンド。言っておくがこれでも神なんだ。で、佇んでるあいつは呪いの力を持った人造人間だぜ? 名前はルカと言うんだが、エンジュと同様危険だから目を合わせただけで狂っちまうんだよ」
「目を合わせただけで狂うって……ところでエンジュって誰?」
「死を司る人造人間だ。エンジュは死を司るだけあって、関係者以外は相手出来ないんだよ。何せ目を合わせるだけで魂を吸いとられるからよ」
「…………」

ルカという人造人間もエンジュという人造人間も危ない力があると知ったので、俺達はマスターハンドについてルカから距離を取った。死を司るとか呪を司るとかいろいろあるけど、ひょっとして他の人造人間も危ない力があるんじゃ……?
俺が思ったことを兄さんがマスターハンドに言ってくれる。

「じゃあさ、他の人造人間もあの子達と同様危険な力を持ってるとかないよね?」
「答えはノーだ。人造人間がみんな危険な力を持ってるわけがねぇよ。ルカとエンジュだけとんでもない能力を持ってる……否、どの呪を司る人造人間と死を司る人造人間が他の奴らより遥かに危険だってことだよ」

マスターハンド曰く、呪を司る人造人間と死を司る人造人間には近寄らないようにすれば被害が出ないというわけだ。ルカから離れた俺達は、次の場所に移動した。






一旦切ります。


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