二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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チャイルドパニック
日時: 2018/01/10 01:13
名前: ルイ (ID: EM5V5iBd)

 キーワード 最遊記 オリジナルキャラ 女主人公 あり

 
 悟空「ぅわーなんだこれ、なんかすげー」
 八戒「悟空は、お祭り初めてなんですよね」
 恵(ケイ)「キレェー」
 祭囃子(まつりばやし)や提灯その他、色々なものが綺麗に輝いて見えた。
 
 悟浄「なんでもここじゃ大きな祭りなんだとよ」
 悟空「三蔵、腹減った」
 三蔵「宿が先だ」
 タバコを吸いながら、めんどくさそうに言った。

 悟空「エェーーー、腹減って死にそうなのにー」
 悟浄「そこのお姉さん。浴衣可愛いじゃん」
 ケイ「ちょっと、悟浄、ナンパは駄目だよってぅわぁ」
 三蔵「お前が、行くと探しずらい、こっち来い」
 
 悟空より少し背が小さい為、自分の方に引き付け肩寄せをした。
 
 悟浄「あらー三蔵様ってば嫉妬?」
 パッシーーーン
 悟浄「っつーーー、叩く事ねぇーだろ」
 三蔵は、悟浄の言葉など聞く耳持たず、ケイを引き寄せたまま、どんどん先に行ってしまった。
 
 そして、どうにか3部屋用意できたが、部屋割りに少し揉め事はあったが・・・
 
 少年「それではどうぞ、ごゆっくり。あっもしよければお客さん用の浴衣がありますのでお使いく    ださい」
 
 ケイ「ありがと」
 少年はケイの部屋から出て何やら疲れた感じがあった。
 それを築いたのは、同じときケイも思った。
 
 一方それを知らない三蔵たちは、それぞれ浴衣に着替え、宿の外に出ていた。
 悟空「浴衣ってなんか涼しげでいいな」
 悟浄「こんだけ熱いとビールがうまいよな」
 八戒「皆さんよく似合ってますよ」
 三蔵は、宿の入り口でケイが来るのを待っていた。
 
 悟空「そういえば、ケイ遅いな」
 八戒「女の子ですから何かと時間がかかるんですよ」
 悟浄「もう少し待ってみようぜ」
 悟空「俺もう限界ー・・」
 三蔵「少しは待ってる事を考えられねーのか」
 
 タッタッタッタ
 ケイ「ごめん、少し髪直してたら時間かかって・・・本当ごめん・・変かな?」
 
 町に着いた時は少し下のポニーテールだったが少しお団子の髪型に綺麗な青の浴衣を身にまとって いた為、別人に見えた。
 
 悟浄「いーのいーの。意外と似合うぜ」
 悟空「似合う似合う」
 三蔵「・・・・・//」
 八戒「何か言うセリフないんですか?」
 三蔵「////・・行くぞ」
 三蔵は、余りにも似合っていたが、余り言わないようにした。
  
 そして三蔵たちは思い思いにお祭りを楽しんでいた。
 
 一休みとご飯も含めて座れる場所で今はご飯中。
 
 悟空「うめーぇ。この焼きそば」
 ケイ「たこ焼きとかき氷も中々・・」
 八戒「サービスしてくれるお店があって良かったですね」
 悟浄「おっやーーっと見つけた」
 悟浄と三蔵が、人込みを横切りながらようやく合流した。

 悟空「おっせーぞ悟浄何してたんだよ」
 悟浄「うるせー、こいつがあちこちに目をやったりトイレ探すのに手間かかったんだよ」
 八戒「何か見つけられましたか?」
 三蔵「いや・・」
 何も言わずにケイの隣に座りそして何か小さな紙袋をケイに手渡した。
 ケイ「えっ?私に?」
 三蔵「いらねーなら捨てる」
 ケイ「要らないなんて言ってないよ。開けて良い?」
 三蔵「・・・・・」
 聞いてるがかき氷を口に入れた為、開けてもよい感じなので中を開けた。
 
 中には可愛いヘアピンセットが入っていた。
 
 ケイ「ありがと・・・」
 もう一度三蔵を見てお礼が言いたかったが、横顔がカッコよすぎて言葉だけになってしまった。
 
 悟空と八戒はその光景を見てお互い顔を見合わせ微笑みあったが、悟浄だけ少し嫉妬したように
 そっぽ向いてしまった。
 

 その後、全員、宿の銭湯に入り思い思いに楽しく過ごした。
 
 そして、ケイは一人ロビーの椅子に腰かけてフルーツ牛乳で喉を潤していた。
 ケイ「フゥー」
 男性客「お姉さん、一人?」
 男性客2「俺らとそこの遊戯場で遊ばない?」
 
 ケイ「ごめんなさい。友達待っているから」
 男性客「そんなこと言わずにさー」 
 男性が、ケイの手首をとった瞬間、後ろから声がかけられた。

 少年「お兄さん達、女の子に手を出すんなら昼間にしときな」
 男性客「なんだよ兄ちゃん」
 男性客「邪魔すんなよ」
 少年「ほら、これやっから、行った行った」
 
 男性客「なんだよこれ?ただのラムネじゃねーの」
 少年「いい夢見れっからさ」
 男性客「ほぉーいい夢ねー。じゃ遠慮なく」

 男性客二人はラムネを手慣れた手つきで飲み干した。
 
 少年の顔は変わらず微笑んでいたが、どこか違うとケイは悟った。
 
 男性客「あぁーうめ」
 男性客2「なんか・・・目が、ふぁーあ」
 
 少年「きっとお疲れなんでしょ、部屋まで付き添いますよ」
 男性客「わりーな兄ちゃん」
 少年は、男性たちの背中を支えながらどこかに消えてしまった。
 
 ケイ「・・・助かったー」
 悟空「何が助かったんだ?」
 ケイ「・・うわっびっくりしたー」
 八戒「ナンパでもされたんですか?」
 悟浄「わりーな一人にして」
 ケイ「平気だよ。ここの係のお兄さんに助けてもらったから」
 三蔵「たっく気をつけろ」
 ケイ「はーい」
 三蔵たちが部屋に戻りそうでケイも後を追った。
 
 その姿をさっきの少年が静かに見届け少し苦笑いをした。
 
 三蔵たちの部屋ではトランプをして楽しんでいた。
 八戒「そういえば三蔵、祭りの時に妙な噂を耳にしたんですが?」
 悟空「何々?どんな話?」
 八戒「僕も詳しくわからないんですが、ここ最近大人たちが神隠しのように消える事件があるそうで」 
 悟浄「神隠し?」
 八戒「なんでも、夜な夜な起きてどこかに行ってしまうのが見られているみたいで、それもちいさくなったままで」
 悟空「どういうことだ?それ?」
 八戒「さぁー?」
 三蔵「噂が独り歩きしていることだってあるだろ」
 三蔵がテーブルの上にあるラムネを口にした。
 悟浄「そーそー、神隠しなんて噂だ噂」
 ケイ「でも困ってるんでしょ」
 三蔵「とりあえず早くここを立つぞ」
 悟空「えぇーもっと居たかったのにー」
 悟浄「そーだな、明日も早いしな。ふぁーあ」
 八戒「悟空、僕らも部屋に戻りますか」
 悟空「そーだな」
 ケイ「私も部屋に戻ろっかな」
 悟浄「ケイは俺と一緒に寝てもいいんだぞ」
 ケイ「もーぉ。子供じゃないんだから・・・お休み」
 八戒「じゃお休みなさい」
 ばたん
 
 そして朝。
 ケイ「ふぁーあ、寝た寝た」
 
 ドンドン。ドンドン
 悟空「ケイ起きてっかー、早く来てくれー」
 カチャ
 ケイ「どうしたの悟空?」
 眠たげな眼をこすって尋ねるが、早く来てほしいらしく悟空に手を引かれ行きついたのは三蔵と悟浄がいる部屋だった。
 
 そこには八戒が困った感じで腕を組んでいた。

 ケイ「どうしたの?」
 八戒「あぁ・・ケイは大丈夫だったみたいですね」
 ケイには訳が分からず、部屋の中にいた二人を見たら・・・
 年齢は、おそらく2,3歳ぐらいの年齢の子供が布団をかぶって床に座っていた。
 
 
 

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Re: チャイルドパニック ( No.1 )
日時: 2019/05/25 01:24
名前: ルイ (ID: /48JlrDe)

八戒「取り敢えず街中の子供服で間に合わせてみました」

ケイ「見ましたって・・」
悟空「八戒、これって」
ケイ,悟空「「なんで動物になるんだ(の)」」
八戒「何故っていいじゃないですか、可愛くて」
悟空「二人にかわいさ求めても・・」
ケイ「ウサギと猫?」
悟浄「お兄さん達、ここどこ?」
尋ね方で耳が少し傾ける所が可愛く後ろを向く八戒と悟空。
すかさずケイが少し分かりやすくフォローをしてくれたおかげか子供二人は納得したらしかった。
ケイ(でも、困ったなどうしよう)
悟空「なぁ、とりあえず飯に行こうぜ」
八戒「そうしますか」
とりあえず、ご飯処を探し、いつも通りおのおの好きな物を頼み食事をし
終わった頃、これからの事を相談した。
周りには、カップルや子ずれの親子が楽しく喋ったり、お世話等して
いた。
その様子を悟浄と三蔵(子供姿)は、少し眺めていた。
二人の中で少しもやが掛かる感じがあった。
悟空は、二人の様子を少し見て察したのか、お祭りが今日までとの
張り紙を見て夜にまた行く事になった。
そして、八戒と悟空は、買い出しに出かけ残ったケイ達は、宿で
少し休息をとっていた。
宿屋の中
悟浄「……ふぁ〜あ」
悟浄が少し眠たげな欠伸をして、ベッドに寝転んだ。
三蔵は、ケイが貸してあげた色ペンでお絵かき中、ケイは、読書中
の為、静かな時間だけが過ぎ時計の音が心地よくそのまま眠って
しまった。
(夢の中)
久しぶりに怖い過去の夢を見て悟浄は、膝を抱え頭を抱えながら
怯えていた。
そんな時、誰かが優しく頭を撫でてくれる感じがありそっと頭を挙げる
と綺麗な黒髪女の人が側にいた。
その人は、何も言わず両手をさしのべ、悟浄は、その人の腕の中に
すがり、その人がゆっくり後ろ髪を撫で下ろすと心地よく、不安だった
気持ちが少しずつ楽になり、その人に身を預け眠りにおちた。

Re: チャイルドパニック ( No.2 )
日時: 2019/05/25 01:40
名前: ルイ (ID: /48JlrDe)

三蔵がお絵かきに夢中の時、近くにいた悟浄が魘されている事に築き、ケイの肩をトントン叩いて悟浄の事を指差した。
それに築いたケイは、指先の方を向けると悟浄が魘されている事に築かされ、少し戸惑ってしまい、どうするか考えたが、やはり前髪の辺りを優しく撫でると、安心仕切った顔をした。
ケイ「良かった」
三蔵「たくっ世話が妬けるぜ」
ケイ「えっ?」
とっさにいつもの三蔵の口調に驚きもう一度質問したらやはりそうであった。
ケイ「何があったか心当り無い?」
三蔵「解らん」


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