二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- おそ松さん 機動戦士ガンダム 逆襲のカラ松
- 日時: 2018/01/20 15:27
- 名前: 河村憲昭 (ID: CbmxSfx3)
1
トト子「原因は、何です?
重量が3キロ減った原因は!」
デカパン「コックピット周辺の、
フレームの材質を変えたんです。
強度は上がっていますから、
絶対、危険じゃありません。」
トト子「あたり前でしょ!、
弱くなったらたまらないわ。
なんで事前に通知して…」
デカパン「納期を10日も繰り上げられれば…」
トト子「んっ! っと!、
それは、ネオ・ジオンの、
カラ松に言って下さい。
あの人がこんなに早く、
隕石落としをしなければ—
こんなことには、ならなかったわ。
これね?」
デカパン「はい。」
「おそ松さん 機動戦士ガンダム 逆襲のカラ松」
2
おい!
あっ!
私たちが、
なにしたって言うの!
未成年者を—
かどわかして!
うっ!
だいたい、地球で、
遊んでいられる身分かよ!
お前!、一松・パラヤだな?
—、乗るんでしょ!、急ぐのよ!
—、あっ!、なによっ!
ほら!、一松!
あっ!、あなた!
噛みました!
一松が噛んだんです!
ダヨーン「本当か?、一松。」
見て下さいよ!
ダヨーン「お前も乗って!」
でも…
ダヨーン「さっさっ!」
ご苦労様であります、
ダヨーンさん。
なんです?、ありゃ?
地球連邦政府、高官御一家ってやつだ。
宇宙に連れて行けば、
不良が直るってんだろう?
あれ、奥さんじゃないんでしょ?
なんで軍用機を使わないんです?
ダヨーン「軍が動いているんだ、
香港からの民間シャトルの方が安全だ。」
一松「カラ松が地球を寒冷化する作戦を、
なんで抑えられなかったの?」
ダヨーン「連邦政府は、ジオンのカラ松が、
生きているなんて信じてなかったんだよ。」
一松「宇宙に100億の人が住んでいるのよ。
お父さんたちは、
それを地球から見上げて、
分かっているつもりで…
その方がおかしいのよ。」
ダヨーン「しかし…」
3
どこだ?
北極星の方位!
座標、教えろ!
無茶だ!、離れろ!
5…、4…、3…、2…、1…、
点火!
おそ松大尉!、5thが、
地球に向けて加速しました!
5th、侵入角度、良好、
速度、良好。
カラ松大佐は、
モビルスーツ・デッキだな?
はっ!、サザビーです。
大佐、トド松・ガスの空域が、
膠着状態です。
援護の必要を認めますが。
カラ松「5thルナの投入は終わったのだ、
総員、引き揚げのサインを出せ。」
出しましたが、モビルスーツの、
後退のために、ミノフスキー粒子を—、
散布して、電波攪乱を、
することができません。
カラ松「その分、トド松が危険か…、よし!
トド松のヤクト・ドーガを援護、
回収する。
サザビーでます!、サザビー発進!」
4
おそ松「この5thを、地球に、
落ちるのを阻止できなかったとは…
ちいっ!
あっ…?
まだ援護がいた、カラ松か!」
トド松「大佐!
ううっ!
機雷が仕掛けてあった。
ミノフスキー粒子が薄くなっている。」
おそ松「なんで、こんなものを地球に落とす!
これでは、地球が寒くなって、
人が住めなくなる。核の冬が来るぞ!」
カラ松「地球に住む者は、
自分たちのことしか考えていない!
だから抹殺すると宣言した。」
おそ松「人が人に罰を与えるなどとっ!」
カラ松「私、カラ松・アズナブルが、
粛清しようと言うのだ!、おそ松。」
おそ松「エゴだよ、それは!」
カラ松「地球が持たん時が来ているのだ!
そんなものでは!」
トド松「大佐!、なんでファンネルを、
使わないんです!
大佐!、自分にかまわずに!」
カラ松「トド松、帰還するぞ。」
トド松「一人で行けますから!」
カラ松「ムリだ、外から見ると分かる。
よく5thルナの核ノズルを、
守ってくれた。」
5
だって、これ正式の航空券ですよ。
ですがね…、どうします?
イヤですよ!この娘と行くくらいなら、
地球で凍え死んだ方がマシだわ!
一松「そうしなよ!」
あっ!
イヤよ!、こんなの!
ダヨーン「キャシイ…」
一松「行こう、宇宙に。」
ダヨーン「ああ…」
これが地球連邦政府の推薦状で…
ダヨーン「君、2枚でいい。」
はい、2枚ですね。
ダヨーン「君。」
はい。
あのお客様の推薦状ですか?
ダヨーン「ああ。」
連邦政府のジョン・バウアー様からです。
ダヨーン「ふむ…、一人乗せてやれ。」
は、はい?
ダヨーン「こちらが政治特権で割り込んだんだ。
バウアーには借りもあったしな。」
政治屋ってこれだ。
ああ、奥さん。お一人乗れます。
次の便で、お二人ってどうです?
でも次の便は分からないんでしょ?
ええ…、戦争になったって、
ニュースですからね…
この子が行きます。
十四松・ノア、
寄留先はロンデニオンね。
はい、父親がいるんです。
十四松。
はい、シャトルはすぐに出ますよ。
十四松「でも…」
あなたは男の子よ、
宇宙を体験するのは遅いぐらい…
十四松「ママとチェーミンは?」
大丈夫。
今度の戦争は長くはないわ。
すぐに追いかけられるって、
ここの人も言ってるでしょ。
十四松「本当だね。」
ええ!
Page:1 2
- Re: おそ松さん 機動戦士ガンダム 逆襲のカラ松 ( No.1 )
- 日時: 2018/01/27 15:51
- 名前: 河村憲昭 (ID: CbmxSfx3)
6
リ・ガズィ、整備に下ろします。
おそ松「頼む、ハナン軍曹。」
はい!
おそ松「サイド2からの攻撃は、まだなのか?」
イヤミ「ああ、遅いな。」
おそ松「サイド1は俺たちロンド・ベルの、
要請は聞けないのか。」
イヤミ「コロニーの内乱を、
心配しているんだよ。」
来ました!、熱源!
サイド2からのレーザー攻撃だ。
イヤミ「しかし数が少ないな?」
おそ松「あれじゃ破壊できない。」
依然、地球に降下中!
おそ松「艦長、5thルナの落下勧告は、
出ているのか?」
イヤミ「チベットのラサにか?
情報を知っている連中は、
まっ先に逃げ出しているよ。」
おそ松「だからカラ松にやられるわけだ。
大体、あの5thルナの、
推力に使っている核だって、
カラ松は、どこから、
手に入れたんだ?」
イヤミ「連邦政府からだろ。
うっ!
軌道上げて!」
おそ松「レーザー攻撃がやむぞ!」
うぁー!
天誅!
ネオ・ジオン、万歳!
7
発進許可は出ましたが…
参謀次官、隕石と思われるものの、
近くを通過します。
ダヨーン「覚悟の上だ、時間通りに、
ロンデニオンに到着すればいい。」
ノーマルスーツを着けよう。
はい!
ダヨーン「ありがとう。」
十四松「いえ。」
一松「あっ!」
ダヨーン「どうした?」
一松「ダメだ、火の玉が!」
十四松「え…?」
一松「キャプテン、もっと右に寄って!」
来たぞ!
意外と北に寄ってるな。
一松「もっと右なのよ!
キャプテン、もっと右!」
十四松「座って!」
一松「あっ!」
十四松「あ」
一松「あっ!」
ダヨーン「神様…」
一松「ペッ!」
8
おそ松「情けない!
カラ松にやられるのを、
見ているだけだった。
月に行く。」
イヤミ「おそ松!」
おそ松「ちび太、
ゲタの用意はどうか!」
ちび太「外に用意してます!」
おそ松「この2年間、全部のコロニーを、
調査したんだぞ。
なのになぜ、カラ松が軍の準備を、
しているのが分からなかったんだ。」
イヤミ「地球連邦政府は地球から、
宇宙を支配しているが、
これを嫌っている、
スペースノイドは山ほどいる。
ロンド・ベルが調査に行けば、
一般人が、ガードしちまうのさ。」
おそ松「第二波はないはずだ、行ってくる。
うまくいけばスウィート・ウォーターに、
入る前のカラ松を叩ける。」
9
トト子「アナハイムは、ネオ・ジオンの、
モビルスーツも製造してるんですよ。」
おそ松「本当か?」
デカパン「勘弁して下さい、
我々、技術部門は違いますよ。」
おそ松「それが企業ってもんだものな。」
トト子「デカパンさん—
私をラー・カイラムのクルーって、
信用してくれなかったんですよ。」
おそ松「トト子が、
チャーミングすぎるからさ。」
トト子「まぁ!
シートの後ろにサイコミュの、
受信パックがあります。」
おそ松「この状態で、モニターはつくか?」
トト子「はい。」
おそ松「うん、いいね。
敵の脳波をサイコミュで強化して、
受信できれば、対応は早くなるからね。」
デカパン「その大尉のアイデアがヒントになって、
うちの材質開発部が、フレームの中に、
同じ性能を持つものを内臓したんです。」
おそ松「フレームの中に内臓?」
デカパン「ええ。
このコンピューター・チップが、
言ってみれば金属粒子なみの大きさで、
フレームに封じ込めてあるんです。」
おそ松「すごいアイデアじゃないか。」
デカパン「それで…
このフレームに、それを使ってます。」
おそ松「しかし、この技術、
君も知らないと言ったな?」
デカパン「材料開発部門から、
流れてきた情報です。」
トト子「だから部隊に帰っても、
フレームのテストはしたいんです。」
デカパン「分かってますよ。」
おそ松「νガンダム、
すぐにも持って帰るぞ。」
デカパン「実戦装備にあと3日は必要です。」
おそ松「ダメだ。」
トト子「そうよ、ダメよ。」
10
カラ松「5thルナ落としの作戦は、ネオ・ジオン軍、
として初めての艦隊戦であった。
この作戦で、諸君らの働きを、
見せてもらい、感動している。
本日は、これらの作戦の、
締めくくりとして、
追撃するロンド・ベルの艦隊に、
陽動をかけてもらう。
単純な作戦ではあるが、
無事、任務を果たして、
スウィート・ウォーターに、
帰投してもらいたい。以上。」
結構です。
カラ松「これでは、道化だよ。」
いや、ネオ・ジオンの総帥として、
イメージ作戦をしませんとな。
トド松「大佐!
5thルナでは、
申し訳ありませんでした!」
カラ松「お前はニュータイプ研究所で強化して、
金がかかっている。
死なすわけにいかない。」
気にしなくてよい。
支度を急げ!
トド松「はいっ!
ニュータイプ研究所所長、
いえ、作戦仕官殿。」
ナナイ大尉、トド松は、
連れて行けるのか?
神経過敏になっていますが、
ガードマンとしては確実です。
コロニーの風景が、
精神安定剤になりましょう。
強化しすぎではないのか?
カラ松「若いのさ。」
大佐、よろしいですか、あなたは、
ネオ・ジオンの総帥ですから…
カラ松「だからこうやって、
政治向きの仕事にも出向くのだろう。
陽動を頼む。」
はい、大佐。
- Re: おそ松さん 機動戦士ガンダム 逆襲のカラ松 ( No.2 )
- 日時: 2018/02/03 12:06
- 名前: 河村憲昭 (ID: CbmxSfx3)
11
敵が動き出しました。
イヤミ「どういうつもりだ。
月とサイド1の中間で、カラ松め…」
なに考えてんでしょう。
イヤミ「アナハイムは、こっちの動きを、
フォローしているはずだ。
おそ松を呼び出せ!」
はっ!
イヤミ「戦闘ブリッジ、早く開くの!」
おそ松「なんだ?」
トト子「ラー・カイラムから。」
おそ松「カラ松の第二波が、月の近くで?
俺には、ロンド・ベルに帰投しろ?
サイコミュ受信の調整終了。」
ええ?
トト子「出るんですか?」
でも、まだ終わっちゃ…
おそ松「ほら!」
トト子「出るんですか?」
おそ松「—、火をいれる。」
トト子「—、ムリですよ!」
おそ松「方法はあるはずだ。」
トト子「おそ松…」
おそ松「命令だ!」
トト子「はい…
あっ!」
おそ松「トト子!、ブースターベッドと…」
トト子「マス・ドライバーのですね。」
おそ松「そうだ。」
12
なんて作戦だよ。モビルスーツは、
白兵戦がメインだってのに!
発進だぞ、レズン!
戦場に行けば好きやってるくせに!
分かったよ!
デカパン「やめて下さい!
間に合いはしません!」
トト子「行きます!」
デカパン「知りませんよ!」
発進位置、固定!、
以後、SSE指令待ち!
似合うじゃないか。
任務ですから。
はい、こちらSSE。
まもなく、
モビルスーツが交戦に入ります。
そうしたら発進です。
了解!
そろそろだな。
はい、メイン・ブリッジ、
タイミングよろしく。
デカパン「カウント・ダウン、良好です。」
トト子「デカパンさん、
試料のサイコミュ・フレーム—
ロンド・ベルに間違いなくね!」
デカパン「送りますよ!、ゼロ!」
トト子「ううっ…」
13
リ・ガズィは使えないんだな?
チビ太「修理、間に合いません!」
分かったよ。
おそ松「トト子、トト子。」
ご無事で。
イヤミ「斉射、あと3秒!
艦隊、退避運動に入る!」
こういう時に数を減らす。
ちっ!
うわーっ!
みーつけた。
モビルスーツ部隊を突破したのがいる!
イヤミ「迎撃!、弾幕!」
弾幕!
うぉ!
イヤミ「隔壁!、消化剤、防御!」
おそ松「月に、地球、カペラ、ヴェガ、太陽と…
現在地はここか、艦隊は…」
トト子「うーん…」
おそ松「トト子。」
トト子「あっ。」
おそ松「大丈夫?」
トト子「はい、あっ、艦隊は?
始まってる。」
おそ松「ああ。」
トト子「後ろに下がります。」
おそ松「頼む。」
なんだよ!、よっ!
あの光、あれ、あれ!
よけろ、よけろ、戦争やってんぞ!
ありゃ、
アポジモーターの修理ができなきゃ、
このまま突っ込むぞ!
そんなぁー!、神様ー!
ギャーッ!
取り付いた!
イヤミ「なにやってんの!
ジェガン部隊は?」
弾幕!、薄い!
うわーっ!
イヤミ「ああ?、あれはケーラ機だぞ。」
ケーラ!、聞こえるか?
味方の砲撃にやられる、離れろ!
大尉がいないんだから!、はっ?
やるじゃないか、ちょこまかと。
はっ!
ああーっ!
なに!
援護の艦隊か?
あれか!
データにない機体か。
ダヨーン「ネオ・ジオンだと!」
見れば分かるでしょ。
一松「戦争?」
十四松「そうらしいけど…」
後退信号だ!
十四松「ガンダム!」
おそ松「後退する?」
トト子「え?」
おそ松「あの引き際、鮮やかだな。
なんだ?」
14
ああ…
ここから奥には入らないで下さい。
仕官食堂からは出ないで。
靴は、足を床に押しつけるようにして、
ほら、ん?
イヤミ「ああ…」
一松「十四松…」
十四松「父さん!
あっ!
うっ!
あ…」
イヤミ「お前、
シャトルに乗ってたのか、
どうして?」
十四松「父さんが、この艦の艦長だなんて。」
イヤミ「母さんとチェーミンは?」
十四松「え?ああ、
僕だけうまく乗れたんだ。」
ダヨーン「艦長、
感激の対面中、申し訳ないが、」
十四松「ああ、この人のお陰で、
僕、シャトルに乗れたんです。」
イヤミ「そうか、参謀次官殿で?」
ダヨーン「そうだ、この艦をロンデニオンに、
向けてくれ、特命を受けている。」
イヤミ「十四松、食堂に行っていなさい。
事情は後で聞かせてもらう。」
十四松「はい!」
15
おそ松「チョロ松・スン。
カラ松と僕を、一緒くたに、
自分のものにできると思うな!」
チョロ松「意識が永遠に生き続けたら拷問よ、
私は、あなたたちを見たいだけ…」
おそ松「そりゃ、エゴだよ!」
チョロ松「私は永遠に、
あなたたちの間にいたいの。」
おそ松「カラ松は否定しろ!」
チョロ松「彼は純粋よ。」
おそ松「純粋だと!
クソ!、また同じ夢を、
見るようになっちまった。」
トト子「大尉!」
おそ松「なんだ?」
トト子「よろしければモビルスーツ・デッキに、
上がって下さい。」
おそ松「10分後に行く。」
トト子「はい!
どうしたんだろう?、怖い声。」
おそ松「トト子。」
トト子「あっ。」
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