二次創作小説(映像)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

僕等の命とは?1
日時: 2018/02/11 22:36
名前: 天狐 (ID: taU2X.e0)

「あ〜あ死にたいなぁ」
場の雰囲気がしんとする。最初に口を開いたのはクソ…カラ松兄さんだった。
「オイ一松、死にたいなんて言うな。」
ドスの効いた声はいくら僕でも怖い。部屋の隅で少し震えていると、すかさずおそ松兄さんが「カラ松〜一松怖がっているよ〜」
「す、すまん!」
「けど、一松も諦めないで生きなよ〜」
いつもはおそ松兄さんにチョロシコスキーとか言われてるチョロ松兄さんも言っている。この場に居にくい…よし!必殺技行くぞ
「猫んとこ行ってくる…」
やっぱり猫はいいな。誰もいないし、色々相談できる。
「皆の言っていることは分かっているけど、あんな唄が正しいなんて馬鹿げてると思わない?ねーぇ…」
実際自分が死んでもよくて、兄弟死んだら後から死んじゃう、けどそれが嫌だからっていうただのエゴなんだよね。まぁイヤミとかが、生きててもめちゃくちゃどうでもいいし、他人を嫌うこともオシャレの一つ、なのに皆が皆、"平和に生きよう"なんて本当に素っ敵なことでしょうね!
けどテレビの先の世界では誰かが死んでいて、その身内が嘆いて唄を歌って、その光景に感化された人々が立ち上がるようになっている。
そう僕等は命に嫌われている。自分の価値観もエゴも人に押し付けてね。だからそれの腹いせに、いつも誰かを殺したい言葉を簡単にネットに流す。僕も含めて軽々しく命を見てるから命に嫌われている。

Page:1




この掲示板は過去ログ化されています。