二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ポケットモンスターXY不死の破壊神と精霊の生命
- 日時: 2019/04/24 14:20
- 名前: 小鳥遊 (ID: y36L2xkt)
初めまして、小鳥遊と申します。
この度は本小説をお手に取っていただき、
ありがとうございます。
この小説はポケットモンスターXYの
ゲームストーリーをベースに、
オリジナル主人公の旅のお話となっています。
またカルム×女主人公であり、オリキャラが
多数登場のため、このような仕様が
苦手な方はブラウザbackを推奨します。
基本主人公による視点型小説です。
アニメのトライポカロンやオリジナルなどの
要素を取り入れていく予定です。
皆様に楽しんでいただけるお話となるよう、
精一杯努めて行きます。
以下、主人公についてです。
☆主人公:リア
思いやりのある性格。16歳。
カロスクイーンに憧れている。
ポケモンの知識はそこそこ。
普段は女の子らしい服装。
※後程追加記述させていただきます。
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- Re: ポケットモンスターXY不死の破壊神と精霊の生命 ( No.1 )
- 日時: 2019/04/24 14:31
- 名前: 小鳥遊 (ID: y36L2xkt)
ー始まりの朝ー
カーテンの隙間からわずかに漏れる朝日に
眩しさを覚えながら、布団の中で足を
もぞもぞと動かす。
正直まだ眠い。昨日、この地……
『カロス地方』
に引っ越してきたばかりだ。
ぬくぬくと布団にくるまりながら
浅くなった眠りを
もう一度深くしようとする。
……だったのだが。
耳元でバサバサと羽と羽が擦れる音が
聞こえてからまもなく、私の頭に
鋭く尖ったものが突き刺さった。
リ「いったぁ…」
しょうがなく身体を起こすと
目の前にはママのヤヤコマがいた。
いつものことだ。ママがヤヤコマに
私を起こすよう頼んだのだ。
もう少し力加減してほしい、
というのが本音だけれど。
すっかり目が覚めてしまった。
ベッドから立ち上がりカーテンを開く。
カロスの朝日を身体に浴びる。
リ「今日は何があるかな…」
- Re: ポケットモンスターXY不死の破壊神と精霊の生命 ( No.2 )
- 日時: 2019/04/24 14:32
- 名前: 小鳥遊 (ID: y36L2xkt)
ーママー
着替えて1階のリビングに向かうと台所で
朝ごはんを作っているママを見つけた。
ママは私が部屋から降りてきたことが
分かると、振り返ってニコッと笑った。
リ「おはよう、ママ!」
ママ「おはよう、リア。
昨日はよく眠れた?」
笑顔で頷き返し、椅子に腰掛ける。
ママは料理をしながら話しかけてきた。
ママ「朝ごはん食べたら
お隣さんに挨拶してきたら?
これからお世話になるんだし」
リ「そうだね。
食べたら行ってくるね!」
ママが目の前に出してくれた
朝ごはんに手をつけつつ
「お隣さんはどんな人かな」
「男の子かな、女の子かな」
と、まだ見ぬお隣さんとの出会いに
期待を膨らませていた。
ママ「今日も楽しいことあるといいね!」
ママは太陽のように明るい笑顔を浮かべた。
自然と私も笑顔になる。
私はママのこの笑顔が大好きなんだ。
- Re: ポケットモンスターXY不死の破壊神と精霊の生命 ( No.3 )
- 日時: 2019/04/24 14:36
- 名前: 小鳥遊 (ID: y36L2xkt)
ー出会い(1)ー
リ「それじゃあ、行ってきます!」
ママにそう言って玄関の取っ手に
手をかける。
そういえば引っ越してきて
初めて出かけるかも…?
引っ越してきたときはバタバタして
家の外観とか周りの景色見ていなかった。
ママ「どうしたの?」
リア「ううん、なんでもないよ」
笑って過ごす。結構、いや。
すごくドキドキしてる。
思い切って取っ手を捻り玄関を開く。
太陽の光が家の中に入る。
家の外に踏み出して太陽の方を見る。
カロスの朝日だ。とても温かい。
私は朝日を気持ち良く受けていた。
?「ようこそ」
途端、どこからか声がした。
たぶん、男の子の声。お隣さんかな?
声がした方を見て、
二人いることに気づいた。
男の子と女の子だ。
私は二人の方へ向き直して近付いた。
男の子は頭が良さそうで、
落ち着いた雰囲気をまとっていた。
女の子はツインテールの髪型でいかにも
元気そうな印象を受けた。
私はこの時なんとも思っていなかった。
二人との出会いから始まって、
これから私の身に
何が起こるのかということを……。
- Re: ポケットモンスターXY不死の破壊神と精霊の生命 ( No.4 )
- 日時: 2019/04/24 14:35
- 名前: 小鳥遊 (ID: y36L2xkt)
ー出会い(2)ー
カ「俺はカルム。君のお隣さんだよ」
サ「あたしはサナ。よろしくね♪」
リ「わっ、私はリアです…!」
咄嗟の自己紹介についていけず、
変な声が出てしまった。
けれども、
サナちゃんは私に笑いかけてくれた。
サ「あたし達、
あなたのことを迎えに来たの」
リ「迎えに来た…?」
どういうことか分からず、頭に
クエスチョンマークを浮かべる。
カ「カロスには『プラターヌ博士』
という人がいて、なんでも僕ら子供たちに
頼みたいことがあるんだって。
引っ越してきたばかりの君のことを
なんで博士が知ってるか不思議たけど」
リ「ふ、不思議だね…」
私もプラターヌ博士、という
人は知らない。
博士と言われているんだし、
すごい人なんだろう。
サ「とにかく、隣町に行こ!」
サナちゃんは私の腕に自分の腕を絡ませ
街の門の方へ走り出した。
サ「隣町でね、ポケモンが
貰えるんだって!早く行こ!!」
ポケモンが貰える…?
ますますこの状況に
ついていけなくなった。
チラッとカルムくんを見ると
目が合った。
ふと、微笑みかけられて少し
ドキッとした。
さっき会った時は状況についていくのに
必死で全然見ていなかったけど、
カルムくんはカッコイイ男の子だった。
ギィィ…と街の門が開く音がして、
周りを見ると小道にたくさんの
木漏れ日が落ちていた。
この街、キレイだな…と思いながら
サナちゃんとカルムくんと
隣町へ向かった。
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