二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- きっと、俺は。(ひろしの日記)
- 日時: 2018/12/29 14:32
- 名前: 炭酸水。 (ID: Mt7fI4u2)
俺は彼奴が嫌いだ。大嫌いだ。
いつもニコニコ笑い上がって。
真夏。俺は暇だったので、散歩に出掛けた。太陽が嫌というほど差してくる。…これだから夏は嫌いなんだ。今さらながら何故散歩に行こうと思ったのか疑問に思う。
長い道を歩いていくと、黒髪の彼奴がいた。チッ、なんでこんなときに彼奴と…。高塚はこちらに気がついたのか、手をふってくる。俺は勿論手はふらず、そこにぽつんと立っていた。…で、高塚は此方に向かって走ってくる。これこそ最悪の気分だ…。
「よっ、今日俺ん家来ねぇか?お汁粉あるぞ!」
げらげら笑ってお前は言う。お汁粉をこんな真夏に食べるなんて、頭どうかしてるぞ、高塚。
「俺はいい。こんな日にお汁粉なんて食べたい気分じゃねえし。」
俺は速くこいつと別れたいので、言いたいことを言うだけ言って、小走りに家に帰っていった。
とはいえ、家にいても何もする気にならなかった。ただ蝉の煩い声だけが家に響いて、エアコンも付けたいのに、体が動かなかった。だるい。俺はそのまま眠りに落ちた。
「お前は…この生活に苦しんでる。嫌いな奴に絡まれ、会いたい人には会えなくて…。なぁ、俺がその苦しい、辛い生活、…取り消してやる」
俺は勢いよく起きた。まだ1時間も寝てないじゃないか…。というか、なんだったんだ、さっきの夢…?俺と同じ奴が、ぶつぶつ何か言っていたような気もするが…。
そして俺はやっぱり暇だと思い、リサに会いにいこうと思った。あー…やっぱり外は暑い、暑すぎる。俺はかかき氷のことだけを考えて、ダッシュでリサの家へ向かった。
しかしリサの家はがらんとしている。は?なんでいないんだよ、出掛けてるのか。仕方ない、帰るか。
とぼとぼと道を歩いていると、また高塚に会った。なんなんだよ畜生…。だが幸いに、声はかけられなかった。これがラッキーっていうやつか?でも高塚の顔が暗い。まぁいいや、あいつのことなんて。
『お前は知らない、本当の事実を」
次回に続く((え
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