二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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臆病者で素直屋さん
日時: 2019/04/02 10:38
名前: メイコ (ID: qToThS8B)

「伊東が天人に臆病者になって素直に言う事聞く薬を打たれだだァ?」
「はい」
篠原から薬を打たれるまでの事を聞いた
どうやら真選組を狙った天人の犯行らしい
その天人はブチ切れした篠原がお縄につけたが
「ただ問題は先生でして書類仕事などはいつも道理出来るのですが…その斬り合いとかになると」
「なるほどなぁ」
「そこで副長先生の事守って貰いたいんです」
「なんで俺が」
土方は情報を知らせに来るだけだと思いっていて伊東を守るのは篠原自身だと思っていた
「お前が守ればいいだろうが」
土方がそう言うと
「ええ、そうしたいのですがあのクソ筆頭のせいで余計な仕事が増えまして」
「クソってお前な上官だぞ?あいつ」
「とゆう訳でお願いします」
「わーたよたく」
土方はこのまま伊東をほっとく訳にもいかず承知した
「あ、副長」
「なんだよ」
「先生に手を出したらどうなるか分かってますね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「お、おうつーか!手なん手出さねーよ!」
篠原から出る殺気は尋常ではない
無理もない朝から先生は天人に薬打たれるは山崎のせいで仕事は増えたわ色々不幸が続いたのだから

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Re: 臆病者で素直屋さん ( No.1 )
日時: 2019/04/02 11:47
名前: メイコ (ID: tDpHMXZT)

「おい伊東入るぞ」
「ああ」
雰囲気はいつもと変わらずあいからわず仕事を難なくこなしているか

「(あれ?さっき俺OK貰ってねーのに入ったのに普通に返事した?」
そういつもなら土方が了解も得ず参謀室に入ると
「土方君!入る時は僕に承知を得てから入ってくれ!」
とかなんとか言うが今はただ普通に「ああ」
と返事をした
「おい伊東」
「なんだい?土方君」
「お前天人に薬打たれたって本当か?」
「ああだがなんの薬かは知らなくてねでも仕事には支障はないよ」
篠原は伊東に打たれた薬を話していないらしい
「そうか」
「ところで何の用だい?」
「篠原にてめぇを守るように頼まれてな」
「支障はないのに心配性だな篠原君も」フフ
「!?」
土方は目を疑ったあの伊東が普段お酒でも入らない限り笑顔なんて見せない伊東がやわらかい笑顔を見せたのだ
「(やべー天人のやつ相当強いやつ打ってるだろうこれ)」
「土方君」
「?」
「君も仕事があるだろう?大丈夫なのか?」
「おう俺は大丈夫だ」
「そうか」
「さてと」
伊東が書類を持って部屋を出ようと襖をあける
「どこ行くんだ?」
「え?近藤さんに書類を持って行こうと」
「俺も行く」
「それはいいが」
「なら早く行こうぜ」
「ああ」
二人は部屋を出て近藤のいる局長室に向かう
そうしたら向かう途中の廊下で
「先生!!天人に薬を打たれたって大丈夫なんですか!?」
隊士が何かあったらいても立っても居られない近藤と出会う
伊東が薬を打たれたってことは真選組全土に知れ渡っていた
「ええ大丈夫ですよ」
「そうかぁ良かった!あんたに何かあったら俺心臓止まりそうで」
「ふふ君も心配性だな」
「!?!」
また土方に見せたような笑みで近藤に笑いかける
「トシこれは一体」
「実はな」
薬の効果を近藤に話すと
「なるほどじゃあ体に支障はないんだな?」

Re: 臆病者で素直屋さん ( No.2 )
日時: 2019/04/02 12:39
名前: メイコ (ID: tDpHMXZT)

「ああ」
「良かった!けど無理はしちゃいけないですよ先生」
「ふふありがとう」
「「んぐ/////」」
二人は伊東のかわいい笑顔にやられた
「!?どうしたんだい?!」
しかもやった本人は無自覚
「無自覚怖ぇ」
土方は無自覚の恐ろしさを知った
「ああ近藤さんこれ書類を持ってきたんだ」
「忘れるところだったよ」
「ああ、ありがとう」
伊東は近藤に書類を渡しまた仕事に戻る
近藤は表では普通にしていたが二人が見てなくなった瞬間
「か・わ・い・す・ぎ!!!///」
ドンドンドンドンドン!!
そう言いながら壁をドンドンと叩く
たまたま通りかかった隊士が見ると
「局長何があったんだ」
「お妙さんと進展か?」
「まっさかぁ違うだろ」
などとコソコソ言いながら通っていく

「……」
カキカキカキカキ
「……」
参謀室では伊東が黙々と書類に目を通しているので沈黙が続く
「おい伊東少し休んだらどうだ?」
「いやこれを終わらせない限りは休めないよ」
「そうかよ」
「伊東よぉ」
「?」
「お前頑張り過ぎだぞ?少しは休め、な?」
「しかし」
「あとどれ位残ってるんだよ」
「5枚ほど」
「じゃあ少し休んでも大丈夫だろ」
「あんまり頭使い過ぎると疲れるだろ茶入れてきてやるよ」
「あ、ありがとう」
「おう」
「土方君」
「なんだよ」
「君は優しいね」
「っ!」
「待ってろ」
土方はお茶を入れに台所に向かう最中
スッドンドンドンドンドン!
「か・わ・い・す・だろう!!!」
近藤と全く同じことをした
またそれをたまたま通りかかった隊士達と近藤が見れば
「副長ぉぉぉぉ!?」
「どうしたぁ!トシィィィ!」
「いやあんたもしてたから!」
近藤の発言にツッコミを入れる

土方はその後待っているであろう伊東にお茶を入れ渡した
ズズッ
「はぁ温まる」ホワーン
「それは良かったな」
「普段からこうならいいのによ」ボソッ
「何か言ったかい?」
「いいや何も」
「そう」
「(にしても改めてこいつをマジマジ見ると肌白いんだな綺麗な顔立ちだしよぉ)」
「?どうしたんだい?そんなに僕を見て何かついてるのかい?」
伊東は首をかしげて上目遣いで土方を見る
「んん!」
「?」
「(かわい過ぎたんだろう!!!!)」
今の伊東は土方の両目から涙が滝のように出るかわいさだった

Re: 臆病者で素直屋さん ( No.3 )
日時: 2019/04/04 17:38
名前: メイコ (ID: w1J4g9Hd)

「さてと仕事に戻るよ」
「お茶ありがとう」
「おうまた入れてやる」
再び伊東は仕事に戻る
すると
「いつもと一緒に見えますがどこが変なんですかぃ?」
沖田が入ってきて直接打たれた本人に聞いてきた
まぁ沖田がこれを聞いて黙っているとは思えない
「沖田君」
「僕のどこが変なんだい?」
「あららぁ気づいてないんですかぃ」
「?」
沖田は面白い物を見るようにニヤニヤとしている
「にしても前より表情が柔らかくなってらぁセンセー今のアンタの顔は変態共の格好の餌食になりやすぜぇ」
「へ、変態って!」
「それその顔でさぁ」
「ええ!?どうゆう顔だい?」
伊東は困惑した表情でワアワアする
それを見た沖田はドS心が揺さぶり
「あーあこれじゃあほんとに格好の餌食にされそうでぃそんな参謀は呆れまさぁ」
「!!」ガン!
「……」
「センセー?」
「うっ」
「!?」ギョッ
伊東は泣き出してしまった
沖田もこれにはびっくりした
「(まさか泣き出すなんて)」
「伊東さん?」
「やっぱり僕なんかが参謀で呆れるかい?」
ズキッ
「……」
沖田の心が痛んだ
「そ、そんなことないでさぁあんたが参謀で助かってるって近藤さんも言ってたでしょう」
「けどさっき」
「あれはからかっただけで思ってやせん」
「本当かい?」
「本当でさぁ」
「で、でも変態の格好の餌食になったら参謀として」
「あれもうそ」
「仮に本当に起きたとしても俺が守ります」


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