二次創作小説(映像)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- とある主役の御茶会議
- 日時: 2019/04/22 18:20
- 名前: ケセラ (ID: ???)
*実況者様の名前をお借りしています。
*本人様方とは一切関係ありません。
*wrwrd!の二次創作になります。苦手な方はブラウザバックを。
*文才や語彙力はzmの食害の餌食になりました。
-------------------------------------------
そこは、白一張羅の部屋。
しかし、辺りは暗い。
「なんやこれ。」
煙草を片手に僕は声を発する。
辺りに何かあるだろうと、僕はライターの火を灯す。
そこには数本の蝋燭が燭台に飾られていた。
「これで少しは明るなったな。」
僕はライターで蝋燭に火を灯す。
暗いが、不便ではない。
すると、足元に大きな渦が出てきた。
「うげっ、何これ!」
僕は其のまま、その渦に身を飲み込まれた。
それと同時に。
ピピピピッ、ピピピピッ!
目覚ましが成鳴る。
嗚呼、もう朝か。
まだ寝ていたいが、僕にもなすべきことが……
プルルルルル、プルルルルル
僕の懐で携帯電話が鳴る。
着信画面を見る。コネシマからだ。
ガチャッ
後々面倒なことに成りかねないので、僕は電話にでた。
「うぉい!大先生!!お前!今日皆で集まって会議するんやぞ!まだダラダラしとんか!はよ来いよ!!」
朝から煩い声が耳を貫く。
要件を伝えるとコネシマは即座に連絡を切った。
「はぁ、シッマ朝から元気やわ。」
そうしていれば
先程の夢の中の光景が脳裏に浮かぶ。
それにしてもさっきの夢…。
「暗くて深くてえらい奇妙な夢やったなぁ。」
僕は会議の為、渋々スーツに身を包み、出かけることにした。
「あ、そうや、皆にこの話しちゃろ。」
軽い足取りで僕は皆の元へ走った。
Page:1
- Re: とある主役の御茶会議 ( No.1 )
- 日時: 2019/04/23 00:14
- 名前: ケセラ (ID: ???)
ただ一直線に走る。
日々運動をしない僕にとっては辛いことだ。
息苦しい、呼吸しずらい。
あと数百メートル。
あと数十メートル。
大きな扉の前に立つ。
コンコン
「やっと来たか。入れ。」
地を這う悪魔の様な低い声で中にいる人物は言った。
ガチャン
いつも通り闔を開け放つ。
「やっと着いたぁ…」
「また寝坊したんか、なぁ、大先生?」
赤いマフラーを纏った豚が一番始めに口を開いた。
「寝不足やったんや、しゃーないやろ?」
僕はさらっと嘘を吐く。
「寝坊の間違いちゃうか?僕やこれでも5徹やぞ!?」
なんて、些細な口論をしていると、
「やめるめう〜」
オスマンが割り込んで来た。
「煩いなぁ、やっぱり。」
顔に「天」とかかれた布を纏ったホビットが呆れたように言った。
すると、
コホン
我らが総統、グルッペンは大きなテーブルの奥でひとつ咳払いをする。
その途端、辺りに凍り付いたような静寂がやって来る。
全員が総統の元へ目を向ける。
勿論僕もグルちゃんの方へ視線を向ける。
黒い外套を羽織った彼は言った。
「…今日の朝、奇妙な夢を見たか?」
すると、そこにいた総統を含む14人全員が焦っていた。
みんなもなんやね。
心の中で一言溢した。
- Re: とある主役の御茶会議 ( No.2 )
- 日時: 2019/04/24 21:23
- 名前: ケセラ (ID: ???)
gr side
奇妙な夢を見た。と言うよりは、
何処か懐かしく、不思議な夢を見た。
と、言う方が正しいのだろう。
言い放った言葉に、後から心の中で付け加えるが、今更全員には届かない訳で。
「どうしました?グルッペンさん。」
考え込んでいる俺に、紫のヘルメットを被った後輩が質問を投げ掛けてきた。
「…いや、何でもないゾ。」
俺がそう答えればショッピ君は…
「そうですか。」
彼は一言そう放つと再び目の前の資料に目を通す。
「…なんかなぁ、何時もとちゃうんよなぁ。」
緑色のクリーパーカーを来た男、ゾムが口を開く。
まぁ、『何時もと違う』と言うことは分かりやすいだろう。
何時もなら小隊を各自戦場に繰り出して行くのだから。
「で、これからどうするんです?」
通称 野良教授、エーミールが言った。
「特に作戦は決まってないゾ。ただ……」
俺は一度深呼吸をする。
「今回の夢を忘れてはいけない気がして仕方がないのだ。」
はぁ、と溜め息をつく。
大切ではあるのだろう。今後の身を案じ、一応と言っていい程に気にかけておく。
全員に注意を意識させておく。
何が怒るかはわからないからな。
新しく入ってきたチーノという輩はやけにオドオドとしている。
だが、
会議はまだ始まっていないゾ。
俺はできる限りの満面の笑みで静かな威圧をかけた。
理由は単純だ。
そこのポメラニアンとチワワが煩いからだ。
- Re: とある主役の御茶会議 ( No.3 )
- 日時: 2019/04/26 23:29
- 名前: ケセラ (ID: ???)
俺の威圧に気付いたのか、
狂犬達は顔を青くする。
いつ見ても笑ってしまうな、この間抜けな顔は。
まぁ、それは置いておこう。
取り敢えず、俺が今為すべきことは…
「夢の感想を聞かせてくれ。」
考えなしかも知れないが、一応聞いておこうと思ってな。
一同はこくこくと頭を上下に振る。
少しの間、静かになれば、書記長であるトントンが手をあげる。
俺はトントンを指名する。
トントンは意見を述べる。
tn side
「えー、今回僕よう分からん夢みたんすわ。んで、一応言うておこう思うてな?………………僕が見たんは……海…底に沈んでく夢なんや。…息も苦しくて、何度もがいても光が見えんくて……死ぬかと思ったわ。」
簡潔に、そしてそれに加え感想を言う。
「………。」首をかしげて
僕の話聞いたひとらんらんが何か考えとるみたいやな。
ほな、此処は指名した方がええか。
僕はグルさんとアイコンタクトをとり、ひとらんらんを指名する。
すると、彼は__。
「…刀で斬り殺される夢を見た。」
『え?』
全員が言葉を失う。
「げ、げどちゃん!幾ら何でも勝てたんよな!?」
大先生が必死に問いかける。
「…負けた。」
「ッ……!!」
この空気に耐えられなかったのか、シャオさんは部屋から出ていく。
「っ!シャオチャン!!」
「大先生、今は止めときな。」
そっと相手の肩に手をおいて、僕は言った。
「直ぐにでも帰ってくるわ。まだ夢の話は終わってへんで?」
直々に太陽が昇ってくる頃やな。
「飯食いながらでも話そうや。」
「飯…!!「ゾムは食害禁止な。」…えぇ…」
こうして始まるは とある主役達の御茶会議。
夢の正体は…?
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。