二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 魔法少女ふれあ☆マギカ
- 日時: 2019/05/06 12:52
- 名前: 空乃 飴 (ID: YyD.HMoh)
- 参照: http://mobile.twitter.com/Furan_Magika
これは、円環の理という概念が宇宙に誕生する前の物語。
囮になることを祈った、魔法少女の物語。
ありふれた魔法少女物語の始まり_______
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- Re: 魔法少女ふれあ☆マギカ ( No.1 )
- 日時: 2019/05/06 15:27
- 名前: 空乃 飴 (ID: YyD.HMoh)
- 参照: http://mobile.twitter.com/Furan_Magika
新興都市 夜星(よぼし)市。
その市内にある、市立天空(あまそら)小学校に通う、魔法少女候補がいた。
その名は_____囮(おとり) ふれあ。小学5年生で、11歳
ふれあは、先週キュウべえと契約をした。
奇跡を願った魔法少女は、絶望をまき散らす魔女と戦う使命を背負う。ふれあも、今日初めて魔女退治というものを体験する。
ふれあは放課後、キュウべえとともに、ソウルジェム片手に魔女を探していた。
「……ほんとに、魔女っていうやつが近くにいるんですの?」
「ああ。君の初めての戦いにちょうど良い強さの魔女がいるよ」
すると、ソウルジェムが鈍く輝いた。それと同時に、ふれあの目の前に、もやのような何かが空中に現れた。
「これはなんですの!?」
「これが魔女の結界の入り口さ!」
「じゃあ、この中に飛び込めばいいんですの?」
「そうだよ!」
「わかりましたの!」
ふれあは、結界に飛び込んだ。
「ここが……結界ですの?」
周りを見回しながら、ふれあはつぶやいた。
そこはまるで、「不思議の国のアリス」の絵本の中に来たかのような空間だった。
空の色は蛍光色のようなピンク色で、あちこちにふれあの背丈の2倍以上は背が高い巨大なキノコが生えていて、紫色の草原が広がっている。
水色の霧がうっすらかかっている。それは、地面に散らばった、ふれあの腰の高さまである大きなティーカップからこぼれた紅茶から発生しているものらしい。
「ふれあ!使い魔だ!」
「え!?」
ハッと気づくと、所々欠けている白い平皿に時計の針がついたような化け物が、ふれあに近づいてきていた。
「変身だ!」
「わ、わかったですの!」
ふれあは、魔法少女に変身した。
紫色や、虹色、青色を使った衣装だ。
小さな帽子を着けたその姿は、道化師を意識しているかのようだった。
- Re: 魔法少女ふれあ☆マギカ ( No.2 )
- 日時: 2019/05/06 15:55
- 名前: 空乃 飴 (ID: YyD.HMoh)
- 参照: http://mobile.twitter.com/Furan_Magika
ふれあは、大きなバッグからたくさんのペロペロキャンディを取り出した。
「この飴で、攻撃するんですの?」
「ああ!」
「えいっ!」
三本続けて、使い魔に投げつけた。
すると……
大きな爆発音とともに、使い魔は爆発した。
「”##&%%‘*+ギガゴ……」
使い魔は、謎の鳴き声とともに。
「もう結界の最深部だよ!」
そうキュウべえが言うと、奇妙なうなり声とともに、上から『魔女』が飛び降りてきた。
「あれが、魔女……」
その姿は、不思議の国のアリス、歪な形だが、どこかアリスに似た姿であった。
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