二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ナンバーズ・ツイン(3&4)
- 日時: 2019/07/28 10:47
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
これはナンバーズの双子の三氏と四美のお話です!
現在投稿しているナンバーズの続きであり、スピンオフとなっています!
もちろん、昔話系やおとぎ話系のお話も出てきます!
それでは始まり始まり!
俺らは、どうしてこうなってしまったのだろう?
これが俺らの運命か?
俺らはただ普通に生きていきたいだけなのに・・・
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- Re: ナンバーズ・ツイン(3&4) ( No.1 )
- 日時: 2019/07/28 11:16
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
1話・3と4
とある坂道
ゆずの夏色のサビを歌いながら、颯爽と坂道を自転車で下っていく双子
三氏「おっ、もうそろそろ校門前だ!降りろ!」
四美「OK!お兄ちゃん!」
校門
一「おはようございます!」
生徒達「おはようございます!」
三氏「おはよう一姉!」
四美「おはよう!あれ?生徒会長の二兄は?」
一「もうすぐ来ると思うけど・・・」
二「あぶねえ・・・、おはようございます!」
四美「相変わらずでかい声ね〜・・・」
三氏「そのうち近所迷惑で苦情来るんじゃねえ?」
二「なんだと!大きい声で挨拶して何が悪いんだ!」
一「少しはボリューム考えなさいってことよ!赤ちゃんが起きたらどうするの?」
二「あやす!」
一「それで済んだらいいけど・・・」
校舎
三氏「じゃあ、おれはこっちだから!」
四美「私はこっちだね!」
俺らは双子だがクラスは別!えっ?そんなの普通だって!
実は俺らの場合は他と違う!なぜなら俺らの場合・・・
三氏の教室・4−B
四美の教室・3−B
まず学年が違う!
だからと言って、えー!それ双子じゃねーじゃんとか言わないでほしい!
だって俺と四美は3月と4月の境目で生まれた1卵性の双子だから!
放課後
生徒会室
三氏「二兄!相談があるんだけど・・・」
二「なんだ?新しい部活の申請とかか?」
四美「おー、話が分かる兄だね!」
二「その手に持ってる紙見て、予想しただけだよ!で、どんな部活だ?
変な部活なら、たとえお前らでも容赦しないぞ!
っていても、頭が良くて、人に優しいお前らが変な部活作ることはなさそうだが・・・」
三氏「これなんだけど・・・」
二「ん?身体障碍者支援部?ほー!なるほど、お前ららしいよ!」
四美「ほら、お兄ちゃんって、他のことはちょっと違うでしょう!
そういう、普通とはちょっと違った子が他にもいるかもしれないから
その支援をしようと思って・・・、あと私は健常者の代表として!」
二「とてもいい部活だが、認められねえな」
三氏「なんでだよ!」
二「まず人数が足りてない!うちの学校では部成立は5人以上だぞ!
それに顧問もいないし・・・」
三氏「顧問は保健の先生で、あと部員は三ちゃんや四輝も入れて・・・」
二「勝手に入れるな!説得してこい!あと人数足りてない!」
四美「ねえ?いつまで待ってくれる?」
二「いつでも待つよ!少なくとも俺の任期が終わるまで」
こうして私達は新たなる部活を申請するため部員探しと顧問探しをすることとなった
- Re: ナンバーズ・ツイン(3&4) ( No.2 )
- 日時: 2019/10/21 21:26
- 名前: いくちゃん (ID: wyieLVt/)
2話・三と四
三氏「三ちゃん!」
三「あっ、三君!どうしたの?」
三氏「新しい部活に三ちゃんを誘おうと思って!」
三「何?」
三氏「身体障害者支援部さ!」
三「そういえば、私も三君もその1人だったわね!」
3年生の教室
四輝「俺らがお姉ちゃん達のフォローをするってことだな?」
四美「そう!さすが四君!話が分かってる!」
四輝「伊達にお姉ちゃんのフォローなんかしてないよ!それにいい考えだね!もちろん入れてくれ!」
四美「当たり前だよ!今日はそのために来たんだから!」
4年生の教室
三「でも、定員と顧問が揃ってないのね?」
三氏「うん、一応保健の先生に頼もうかなって思ってるんだけど・・・」
三「それは、賛成よ!それにあの先生はまだフリーだから、顧問をたのめそうよ!」
三氏「後は、もう1人部員が欲しいんだけど・・・」
三「そこは、宣伝でしょう!早速ポスターを作ろう!」
三氏「うん、わかったよ!」
しかし、この後彼女がとんでもない事件に巻き込まれることなど、誰も想像していなかった。
- Re: ナンバーズ・ツイン(3&4) ( No.3 )
- 日時: 2019/10/31 21:10
- 名前: いくちゃん (ID: v6.r5O3g)
3話・親指三・・・①
三「おはよう!三君!」
三氏「おはよう三ちゃん!あっ、イメチェンしたんだね!」
三「たまにはこういう女の子っぽい格好で・・・」
三氏「いや、女の子を通り越して美人だよ!女優さんみたいだよ!下手したら誰かに連れていかれるよ!」
三「もう、三君は口が上手いんだから!」
四美「性格まで変わってるね」
四輝「そうなんだよ!普段はこういう人じゃないんだけど・・・」
四美「意識してるとか?」
四輝「そうかもな」
ところが放課後
三「皆遅いなあ・・・、ホームルームが長引いてるのかな?」
パカッ!
ドタドタ
三(何?あれ・・・)
数分後
三氏「三ちゃん遅いなあ、4人で帰るのが日課で、いつも誰よりも楽しみにしてるのに・・・」
四輝「おーい!」
三氏「ああ、四輝!三ちゃんは?」
四輝「えっ?お姉ちゃん来てないの?教室まで呼びにいったらもう帰ったって言われたけど・・・」
三氏「ええ?」
四美「お兄ちゃん!四君!大変だよ!」
四輝「四ちゃん!」
三氏「四美!どうした?」
四美「三先輩が、何者かによって拐われた!」
四輝・三氏「ええ!」
一方その頃
三「ん?ここどこ?」
- Re: ナンバーズ・ツイン(3&4) ( No.4 )
- 日時: 2019/11/05 21:40
- 名前: いくちゃん (ID: TNiD2WXY)
4話・親指三・・・②
三「ここはどこ?」
?「あっ、やっとお目覚めになりましたか?私、蛙生(あせい)と申します!こんな手荒なことをしてすみません!なぜならあなたに連絡をしても全然通じなかったので」
三「なんなの、ていうかここはどこなの?早く家に帰してよ!」
蛙生「何を言っているんだい?今日からここが君の家になるんじゃないか!」
三「はあ?っていうかこの部屋何?物凄く気持ち悪いんですけど!」
蛙生「ここは、僕の部屋!可愛い蛙達を飼っているのさ!」
三「だからって、何で解剖されてるやつもあるの!意味わかんない」
蛙生「それも含めて好きなのさ!それに君も好きだろう?さあ、今日から君は僕の許嫁さ!」
三「うっさい!死んでもお断りよ!っていうか蛙なんてグロイもんなんてだいっきらいよ!」
バン!
蛙生「ああ、どこへ行くんだいセニョリータ!」
三「誰がセニョリータよ!」
脱出を試みる三
三「何、この迷路みたいなところ!どっちに行けばいいの?」
闇雲に出口を探す三
三「あっ、階段!ここを降りて・・・、
いつまで続くのよ!ここ何階?地下に来たんじゃないでしょうね?」
なんとか下に着いた
三「もう、地下でも何でもいいわよ!!地上にさえ出ればいいんだから!」
とにかく走って出口を探す三
三「もう、金持ちというのは、どんだけ金をつぎ込んでるのよ!」
すると
三「この音は何?」
音のする方向へ行く三
三「これ川じゃない!魚もいる!よし、この川沿いを進めば・・・」
そして・・・
三「やっと出れた!ってここ本当にどこ?」
三が出てきたのは木が生い茂る山の中だった
三「そういえば、あいつ追いかけて来なかったわね?こういう場合SPとか使って私の脱出を止めたりするのに・・・」
その頃の蛙生
執事「坊っちゃん!すみません」
蛙生「どうした?逃がしたのか?」
執事「いいえ、実は先ほどの方は
他人の空似の別人でして・・・」
蛙生「ええ!Σ(Д゜;/)/そうだったのかい!」
執事「今、連れてきます!あと警察も来ていて・・・」
蛙生「そんなこと、僕にいうんじゃない!」
- Re: ナンバーズ・ツイン(3&4) ( No.5 )
- 日時: 2019/11/05 21:47
- 名前: いくちゃん (ID: TNiD2WXY)
5話・親指三・・・③
三「とにかく、この山を降りて行くしかないわね」
?「おーい!そこの君!」
三「えっ?あたし?」
?「何をやっているんだい?」
三「私はただこの山を降りようと・・・」
?「もう辺りは暗いから家に来なよ!」
三「じゃあ、お願いします」
蝶野家
蝶野主人「ただいま!」
蝶野夫人「お帰りなさい!あら、その子は?」
蝶野主人「山で迷子になってなってたから、連れてきた!もう辺りは暗くて危ないから・・・」
蝶野夫人「それもそうですね!しかし、久しぶりのお客さんね!」
三「お邪魔します」
蝶野主人「君、どこからきたんだい?」
三「大阪ですが、ここはどこですか?」
蝶野夫人「ここは紀伊山地、和歌山県よ!」
三「私、そんな遠くまで連れてこられたんですか!」
蝶野主人「つれてこられたとは?」
三「あたし黒ずくめの集団に連れ去られて・・・」
蝶野夫人「そうだったのかい、大変だったわね!」
蝶野主人「明日、君を連れて帰ると言っても、私も仕事だしなー・・・」
三「あたし、一刻でも早く家に帰りたいんです!」
小金夫人「あんた、あんたの友人に途中にある駅まで送ってやったらどうだい!」
小金主人「ああ、それならちょっと電話かけてみるわ!」
数分後
蝶野主人「電話したらOKもらったから明日途中の駅まで君を送って行くって!」
三「ありがとうございます蝶野さん!」
蝶野主人「いいってことよ!」
蝶野夫人「ほら、温かいご飯でも食べて元気を出しなさい!」
三「ありがとうございます」
こうして三は蝶野家で一夜を過ごすこととなった
次の日
蝶野夫人「気を付けて帰るんだよ!これ少ないけど、交通費とおにぎり」
三「何から何まですみません、ありがとうございます、さようなら」
小金さん「じゃあ、あとは俺に任せろ!」
蝶野主人「頼んだぞ小金!」
途中の駅
小金さん「じゃあ、ここで」
三「ありがとうございました」
小金さん「気を付けて帰るんだぞ!」
三「小金さん、さようなら、ありがとう!」
しかし、このまますんなり帰れるほど人生そんなに甘くなかった。
更なるピンチが起こることをこのときの三は
夢にも思ってなかっただろう。
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