二次創作小説（映像）※倉庫ログ
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- 怪異症候群〜悪夢の再誕〜
- 日時： 2019/10/20 09:47
- 名前： 高橋 （ID: JKQqTkPc）
これは怪異症候群の二次創作です。時系列は怪異症候群3の後です。
コメントはどんどんしてください！(常識の範囲内で)
怪異。それは道理では説明がつかないほど不思議で異様なことを指す。
さらに、今の現代科学では解明できないものが多数あり、一度その領域に引きずりこまれるとそこから脱出できるのはほぼ不可能だ。
そしてこれは極稀なのだが、怪異を引き付け、それを連鎖させる体質を持つ者がいる。
その人物とは姫野美琴。
彼女は姫野家の血を引き継いでおり、その血が怪異を引き寄せてきたのだ。
初めはただ逃げ惑うしかなかった彼女だったが、パートナーの氷室等、加賀、霧崎など、数多くの仲間のおかげで、最後は自らが怪異との因縁に終止符を打った。そしてついに、美琴は氷室に対する思いを打ち明けることができたのだ。
美琴 私、氷室さんの事が好きなんです。
あれから10年後。美琴は菊川市の神社の巫女となり
氷室と美琴は結婚し、子供をもうけた。
その子の名前は美香。
彼女は美琴に似てとても可愛らしい見た目に成長した。
美琴 この子は本当に無事に育っているわ。私の血は薄れてきたのかしら？
氷室 分からないさ。君の血が少しでも流れていたらある日突然目覚めてしまうかもしれない。
美琴 そうなのかしら...
美香 まま〜ぱぱ〜だーいすき!
チュッ
美琴 もう...可愛いわね...
氷室 ああ...そうだな...
エピソード1
口裂け女
美香 う...ううん... あ、あれ？ままは？ぱぱは？どこいったの？
どうやら、公園のベンチに一人で寝ていたようだ。
美香 さっきまで、ままとぱぱでねていたはず.
..おうちにいるのかな？
数分後...
美香 ここどこ？せまいし、くらいし、こわい！
だれかたすけて！
迷ってしまい、暗い路地を歩いていると...
??? ねえ...
美香 なに！？
？？？ ねえ...私、キレイ？
美香 え...！？
？？？ 私、キレイ？
美香 いやああっ！
？？？ 私、キレイ？
美香 ひっ！
なんと、先回りされていた...
？？？ 私、キレイ？
美香 き、きれいだよ...
？？？ へえ...じゃあ、これでもぉ〜？
美香 ...！
女性の唇は裂けていた...
美香 いやあああああああああ！
この出会いが、後に彼女の運命や、氷室そして美琴たちの運命をかえることになる...
？？？ ...嫌な気配を感じる...
- Re: 怪異症候群〜悪夢の再誕〜第七話 ( No.8 )
- 日時： 2019/10/23 16:19
- 名前： 高橋 （ID: CjSVzq4t）
美琴 はああああああああああああ...！
加賀 すげえ...まるで神様みてえだ...
霧崎 静かにしてろ。
美琴 ああああああああああ！
雛子 今よ！
美琴 せいやーっ！
ドオオオオオオオン！
氷室 うあああっ！
霧崎 力がこっちにまで伝わってくる...!
美琴 はあ...はあ...
雛子 美琴ちゃん！今のうちに話しかけて！
美琴 は、はい！
美琴 すみません、聞こえますか！？
高橋 ！？
美琴 聞こえたら返事をしてください！
美香 だ、誰！？
高橋 おい、誰だ！？
美琴 時間がないの！短く言うわ！今から体育館に向かって！そこに扉があるからそこから元の世界に帰れるよ！
高橋 体育館！？
美琴 急いで！その扉はあと五分でなくなるの！
高橋 おいおい、いきなり何いってんだよ！
美琴 とにかく早く！美香を連れて！
高橋 な！？なんで美香ちゃんの事を知ってるんだ！？
美琴 話は二人が戻ってきた後！あの口裂け女には気をつけて！
高橋 ちょ、ちょっと待...
プツン
高橋 ...なんなんだ...？
美香 ま、まま？
高橋 ママって、美琴さんのことか！？なんで彼女と会話できたんだ...？
美香 とにかくたいいくかんまではしろう！
高橋 分かった、急ごう！多分、入り口は一階にあるはずだ。口裂け女に見つかっても全速力で走るんだ！
美香 うん！
美琴 ううっ...
氷室 美琴くん！大丈夫か！？
美琴 大丈夫です、ちょっとめまいがするだけですから...
雛子 ...さっきの術は少しあなたには身が重いようね。まだ完璧には使いこなせてない。
加賀 これで後はあの二人を待つだけだな。
霧崎 扉の先はちゃんと菊川市につながっていればいいんだがな...
二階
高橋 よし、あの女はいない、急ごう！
美香 はやくしよう！
タッタッタッタッ
美香 まま...！
高橋 なんとしても帰る...！
しかし...
口裂け女 ウェヘヘエェエエ〜！！
美香 おにいちゃん、あれ！
高橋 くそったれ、こんな時に！
口裂け女 シネエエエ！！！
高橋 まずい、もう近くに来てる！これはやりたくなかったが...！
美香 え、おにいちゃん...？
高橋 オラアアアアアアアアアアアアアアアアアア！
口裂け女 ギヒヒィ！
ドガアアッ！
口裂け女 グワアアアアアッ！グオオオ！
グサッ！
高橋 うわああああああああああ！
美香 おにいちゃん！ヤバイよ！うでからちが...！
高橋 なんてことねえよ...！それよりさっきの攻撃でアイツは怯んでいる！今のうちだ！
美香 そ、そうだね！いそごう！
タッタッタッタッタッタッ
口裂け女 ヴァァァアアアアアア！
残り30秒
体育館前
高橋 よし、体育館だ！
美香 おにいちゃん、もう時間がないよ！
高橋 ああ、入るぞ！
高橋 扉は...あった、ステージだ！
美香 おにいちゃん、行こう！
高橋 急ぐぞ！
口裂け女 ニガスカアアアア！！
高橋 もう追ってきたか！だが、構っている暇はないんだ！
10
高橋 これで元の世界に...！
9
美香 まま...！
8
口裂け女 イタゾオオオ！
7
高橋 後ろを見たらダメだ...！
6
美琴 お願い...帰ってきて！
5
美香 後少し...！
4
高橋 うおおお！
3
口裂け女 アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア！
2
高橋 飛び込めえええ！
1
美香 まま〜！
口裂け女 ガアアアアアアアアアアアアアア！
0
口裂け女 グアッ！
二人は無事に脱出。口裂け女は一人、異世界に取り残された...
高橋 う...はっ！
美香 うん...？
二人が目を覚ました先は神社の前だ...
高橋 か、帰ってきたのか？
美香 ま、まま...
高橋 と、とりあえず登るぞ。
美香 かえってきたの？
高橋 多分な。
コツ...コツ...
加賀 もう扉は閉じたころだぜ...
氷室 無事でいてくれ...
コツ...コツ...
美琴 美香...！
雛子 大丈夫。絶対に、帰ってくるわ。
コツ...コツ...
霧崎 おい、誰か階段を登ってくるぞ！
美琴 !!!
タッタッタッタッタッタッ...
美琴 ...あっ！
高橋 う...うう...
美琴 美香！それと...
氷室 君が美香を助けたのか？
高橋 ああ、そうだ...どうやら助かったようだな...
美香 まま...ほんとうにかえってきたの...？
美琴 ええ...無事で本当に良かった..！
美香 まま...だいすきだよ...
美琴 私もよ...
高橋 ...
美香 ...
加賀 お、おい！意識が...
氷室 呼吸はしている。命に別状はない。
雛子 でも、その少年は腕に傷が...
霧崎 大丈夫だ。傷は浅い。少し彼には聞きたい事があるから菊川警察署に連れていく。全員ついてきてくれ。
氷室 了解だ。
雛子 (これはまた面倒な事になりそうね...誰のさしがねなのかしら...)
？？？ ほう、脱出したか。しかし、小手調べ程度の怪異にここまでやられるとは...
？？？ どうしますか？次の手を...
？？？ フッ、考えがある。
？？？ はて、その考えとは？
？？？ 菊川市にいくつか強い怪異を忍び込ませておいた。雛子のやつ、直ぐに結界をなおしたようだが...遅い。
？？？ それはそれは...これで私たちの目的達成に一歩近づきましたね...
？？？ ククク..けして逃さん。たっぷりいたぶってから◯してやる。
姫野美琴...！
怪異をめぐり、恐ろしい陰謀が渦巻く...！
エピソード1 口裂け女 END
- Re: 怪異症候群〜悪夢の再誕〜第八話 ( No.9 )
- 日時： 2019/10/21 18:12
- 名前： 高橋 （ID: JKQqTkPc）
菊川警察署
高橋 ...くっ、眩しい...
美琴 あっ、目を覚ましたみたいですよ！
氷室 ふう...なんとか助かったようだな。
高橋 こ、ここはどこだ？
美琴 ここは菊川警察署。どうやら無事のようね。
高橋 け、警察...俺、何か悪いことしたのか！？
霧崎 いや、君には色々聞きたい事があるからここに来てもらった。
高橋 な、なんだよ...
美香 おにいちゃーん！
ダキッ！
高橋 え、ちょ、美香ちゃん？いきなりどうした？
美香 おにいちゃん、このまましんじゃうかとおもった...ほんとうに...たすかってよかった...うわあああああああああん！！
高橋 ...俺は死なない。お前をま守れずには死ねないからな。
美琴 美香、この人は少し安静にしないといけないから離れていなさい。
高橋 いや、いいんだ。このままにしておいてくれ。それよりも...あんたら、誰だ？
美琴 私の名前は姫野美琴。美香のお母さんなの。美香を助けてくれて本当にありがとう。
高橋 え、本当にあの美琴さんなのか！？
美琴 そうよ。
高橋 これまで何度か見たことあるけど、本当に可愛いなあ...
美琴 あら、ありがと。他の人にもよく言われるわ。
高橋 ははは...
氷室 ...
高橋 あ...すみません。
氷室 ...俺は氷室等。菊川警察署の特務課で勤務している。美香のお父さんだ。
高橋 お、お父さんってことは...美琴さんと結婚してるってことなんすか！？
氷室 その通りだ。この度は美香を助けてくれて助かった。礼を言う。
高橋 いや、こちらこそ。あなたたちがいなかったらとっくに死んでましたから...
加賀 俺は新聞ジャーナリストの加賀剛だ！ぜひ、今回の事について取材させてくれ！
高橋 は、はあ...
氷室 おい、剛。あんまり病み上がりのやつを驚かせるな。お前、本当に出入り禁止にするぞ。
加賀 わ、悪かったよ...すまねえな。
高橋 別にいいですよ...
雛子 私は金森雛子。どうやら無事に帰ってこれたみたいね。
高橋 あ、はい。おかげさまで...
氷室 彼女も君を助けてくれた一人だ。
高橋 そうなんですか！？ありがとうございます！！
雛子 お礼なんていいわ。無事でいてくれただけで満足よ。
霧崎 俺は霧崎翔太だ。今回の事についてこれから君に聞かせてもらう。
高橋 は、はい。
霧崎 よし、単刀直入に聞くぞ。君は怪異症候群というものは知っているか？
高橋 いや、怪異症候群というのは聞いたことはないが...俺はただ美琴さんが昔に怪異を追い払ったということだけ...
霧崎 そうか、知らないか...
高橋 怪異は知ってますよ。道理では説明がつかないほど不思議で異様なことの事をいうんですよね？
霧崎 確かにそうなんだが、怪異症候群というのはそういったことが繰り返し自分の身に降りかかる病気だ。
実は、美琴くんはかつてこの病気にかかっていたんだ。
高橋 ええ！？美琴さんが...？
美琴 本当にあの時は頭がどうにかなりそうだったわ。心が折れかけそうになったことは何回かあった。でも、氷室さんや霧崎さん、加賀さん...色んな人がサポートしてくれたおかげで今の私がある。あなたもそうでしょ？美香を助けたいという思いがあったからこそ異世界から脱出できたと思うわ。
高橋 美香ちゃん...
美香 ううっ..
高橋 美香ちゃんは俺たちが守る。絶対に、殺されたりなんてさせるものか。俺が美香ちゃんに助けられたなら...今度は俺の番だ。
霧崎 ...君も彼女と似ているな。
高橋 何か言いましたか？
霧崎 いや、なんでもない。話を戻そう。高橋君、一般人が怪異に遭遇する確率はどれくらいだと思う？
高橋 うーん、5％？
霧崎 いや、そんなものではない。正解は数百万分の一だ。それが連続で起こるのはまずありえない。極めて異常な事なんだ。だから俺たちは怪異症候群を便宜上病気扱いにしている。
高橋 あのー、まさか俺が？
霧崎 まだ分からない。第一、君が怪異に遭遇したのは今回が初めてじゃないか。
高橋 ...でも、なんで俺が怪異に巻き込まれないといけないんだ！俺、何もしてない普通の高校生だぞ？疑いたくはないが..
霧崎 ... もしかしたら美香くんの血が怪異を呼び寄せたのかもしれない。
高橋 嘘だ...嘘だ...
美香 ？
高橋 なんでもない。
霧崎 とにかく、君をしばらく一人にするのは危険だ。美琴くんの例があるからな。怪異は、一人でいるときに遭遇する確率が高くなる傾向にある。
高橋 え、それって...
霧崎 君には少し安全な所にいてもらう。美琴くん。
美琴 霧崎さん？
霧崎 半年の間、美琴くんの所で高橋君を住まわせてほしい。
高橋 え！？
美琴 ...！？
氷室 お、おい、いいのか？
霧崎 高橋君のご家庭には連絡を入れてある。大丈夫だそうだ。
高橋 ああははははは...
美琴 高橋君。
高橋 み、美琴さん？
美琴 私がついてるから安心してね。
ニコッ
高橋 ...！！！
氷室 どうしたんだ？
高橋 ななな、何でもないよ...！
美香 やったー！おにいちゃんといっしょにいられる！
氷室 ...？
雛子 ふふっ、可愛いじゃないの。
加賀 (ちっ、爆発しやがれ...！)
霧崎 氷室。お前にはしばらく長い出張に出てもらう。
氷室 ...なるほど。だから美琴くんの所に住まわせようとしたのか。
美琴 氷室さん、行っちゃうんですか？
氷室 しばらくの間だがね。
美琴 ...絶対に死なないで下さい。
氷室 ...ああ。
霧崎 (以前の美琴くんなら行かないでと呼び止めていただろうが、その心配はなさそうだな。)
高橋 (美香ちゃんの血が怪異を呼び寄せた？バカげた話だ...たかが血ごときでだ？まるで美香ちゃんが悪いような言い方じゃねえか...しかし、美香ちゃんの血が怪異を呼び寄せたのなら何で俺は助かったんだ？霧崎さんよ...あんたは何を隠している？)
こうして美琴の家に住まわせてもらうことになった高橋。
しかし、これが第二の怪異を引き起こすことになろうとは、誰も知る由がない...
- Re: 怪異症候群〜悪夢の再誕〜第十話 ( No.10 )
- 日時： 2019/10/23 16:36
- 名前： 高橋 （ID: CjSVzq4t）
あれから俺の周りで怪異は起きていない。学校の行き帰りにはいつも美琴さんがついてもらっている。それに、俺は怪異のことを少し忘れかけていた。何せ美琴さんや美香ちゃんと遊ぶのが楽しかったからだ。
休日 デパートにて (美香は警察署で雛子と遊んでいます)
高橋 なあ、美琴さん。
美琴 何？
高橋 なんか、俺たち目立ってる...
美琴 え？
男1 おい見ろよ、あの人めっちゃ可愛くね？
男2 いいなー、ナンパしてみてえな...
女1 やばっ、可愛いすぎヤバい！
女2 あんな男にはもったいないわね...
高橋 皆、俺たちをカップルって勘違いしてやがる...事情を知らないっていいもんだな。
美琴 私はあなたといれて楽しいわよ。年下の男の子とデートしているみたい。
高橋 ...美琴さんって、学生時代に結構モテてそうですよね。
美琴 確かに、毎日ラブレターを15通もらってたわ。私が廊下を通ってた時に周りの男の子が皆私の事を見てたぐらいだし...
高橋 そしてたくさん告白されたけど、全部断ったんですか。
美琴 うん。私には決めていた人がいたから。
高橋 氷室さんですね。
美琴 そうよ。私に対して特に献身的にサポートしてくれて、怪異に対して懸命に立ち向かう姿に私はいつしか惹かれていった。でも、中々その気持ちを伝えることはできなかった。氷室さんも気づいてくれなかったし...
高橋 まあ、美琴さんはその頃は年頃でしたしね...
美琴 でも、私は菊川市に巣くう怪異を倒した後に、公園の噴水の前で告白したの。
高橋 返事は、ＯＫでしたよね。
美琴 当然返事はＯＫだった。私は大学卒業後に氷室さんと、結婚した。今では美香をもうけているし。
高橋 怪異はとても危険なものだが、怪異があったからこそ二人の出会いがあった...
美琴 運命って分からないものね。
高橋 運命か...
美琴 こうしてあなたといられるのも...
高橋 ははっ、運命に感謝ですね。それに、美香ちゃんとの出会いも...
美琴 あの子には私と同じ思いをしてほしくない。私が偶然大丈夫でもあの子はそうとも限らないから...
高橋 美香ちゃんは絶対に死なせません。そう誓いましたから...おにいちゃんとして。
美琴 頼もしいお兄ちゃんね。頼んだわよ。
高橋 は、はい！(くそ〜美琴さんの笑顔をみてるとドキドキしちまうんだよな...)
...最後に一つ言ってもいいですか。
美琴 なあに？
高橋 笑ってる美琴さん、とても可愛いですよ。
また、ある日には...
高橋 美琴さん、ゲームで勝負しましょう！
美琴 どうしたの、急に？
高橋 少し叶えたい願いがあって...この勝負に勝ったら叶えさせてもらいますよ。
美琴 何なの、その願いって。
高橋 秘密です！
美琴 ふーん、もし仮に私が勝ったら私の願いを叶えさせてもらうわよ。
高橋 いいですよ。
美琴 じゃあ、何で勝負する？
高橋 これです！
美琴 大乱闘スマッシュブラザーズ？
高橋 ダメですか？
美琴 別にいいわよ。
高橋 (よし、勝った！俺、スマブラは大の得意なんだよなー)ルールはストック２個の三本先取でいいですか？
美琴 構わないわよ。
高橋 キャラクター選択か...
美琴 わあ、たくさんいるわ...
高橋 どれでもいいですよ。
美琴 このアイクっていうキャラクター...カッコいいからこれにする！
高橋 じゃあ、俺はキャプテンファルコンで！
美琴 勝負ね！
高橋 負けませんよ！
3、2、1、GO！
高橋 よし、まずは先制つかみで...
ガシッ
高橋 え、捕まれた？
美琴 甘いわよ！
ズバッ、グシャア、ドガッ！
高橋 やばい、あっという間にダメージが...！ とにかく強い攻撃を..
美琴 隙あり！
ドガアッ！
CF うおおおお...
キラーン
高橋 つ、強い！だが...
ドガアッ バキッ ドゴォッ
GAMESET
高橋 ま、負けた？一回も落とせずに...
美琴 これでまずは一勝ね。
高橋 (ま、まあ、さっきのは油断してただけだ！次は...)
美琴 次はカービィでいいかしら？
高橋 あ、ああ...俺はクラウドでいかせてもらう！
第二戦目
GO！
高橋 さっきので美琴さんの攻撃パターンは読めた！今度はこっちの番...
ドガアッ ドガガ バシイッ！
クラウド おわあああああああ...
キラーン
高橋 くそおっ！
美琴 二戦目もいただくわよ！
高橋 負けるかあああっ！
美琴 ！？
カービィ うわあ！
美琴 ああん、やられちゃった！
高橋 よし、動揺している！今のうちだ！
GAMESET
美琴 ま、負けた...
高橋 よーし！
そして、勝負は最終戦にもつれこみ...
高橋 これで決着がつく...
美琴 絶対に負けたくない...！
高橋 さあ、いくぞ！
美琴の操作キャラクター アイク 高橋の操作キャラクター CF
3、2、1、GO！
高橋 よし、いくぜ！まずは...
CF トオ！トオ！トオ！
美琴 空上三連！？
高橋 よし、いいぞ！
美琴 こっちもいかせてもらうわよ！
アイク はあっ！天！空！
高橋 下投げ天空か...！だが、互いに手の内を読んできている...次は通用しないぞ！
美琴 勝って私の願いを叶えてみせる！
高橋 絶対に、負けるわけには...！
お互いにダメージ100%！
高橋 次の一撃で勝負が決まる！
美琴 この一撃に全てをかける！
CF ウオオオオオオオオ！
アイク ハアアアアアア！
ドガアッ...
アイク うおおおぁぁぁ...！
キラーン
GAMESET
高橋 か、勝った？勝ったぞ！
美琴 負けた...でも、面白いゲームね。
高橋 確かに面白いですね。さて、願いを叶えさせてもらいたいところだけど、後でいいですか？
美琴 何で？
高橋 今はいろいろと問題が残ってますからね。それが終わってからでいいですか。
美琴 いいわよ。
高橋 ありがとうございます。
美琴 あ、もうこんな時間！お昼ご飯作らないと！
高橋 俺、手伝いますよ。
美琴 ありがとね。
高橋 あ、でも先に...
ある日、高橋の通っている高校にて...
学生1 おい、最近菊川市の神社の巫女さんと付き合ってるんだって！？
学生2 すげえなー、お前！
高橋 ああ、そうだな...
学生3 ん、どうした？最近元気ないぞ？
高橋 まあ、色々とな。
学生4 よかったら聞かせてくれよ！
高橋 いや、ダメだ。
学生3 なんでだよ？
高橋 知ったら後戻りできなくなる。最悪の場合、命をおとすかもしれない。それでもいいか？
学生1 わ、わりい...
学生2 まあ...高校生と大人が付き合うって普通に考えたらおかしいよな...
学生4 ごめん、忘れてくれ！
高橋 いや、別にいいよ。
学生3 ...何か困ったら相談しろよ！
高橋 おう、ありがとな。
放課後
高橋 美琴ちゃんは...あ、いた！美琴ちゃん！
美琴 今日も楽しかった？
高橋 うん！
美琴 じゃあ、帰りましょ。
町の人1 美琴さんだ！可愛いなあ...
オタク むっひょー！かわいいー！触らせてー！
高橋 おい、美琴ちゃんに触ってんじゃねえよ！
ドゴォッ！
オタク うおおん！いたいいー！
高橋 ったく...いくぞ、美琴ちゃん。
美琴 う、うん。
高橋 ...手、握ってくれ。
美琴 ええっ！？
高橋 頼む。
美琴 (手を握るなんて氷室さん以外とやったことないけど...)いいよ。
高橋 やった！
ギュッ
町の人2 お、おい！手を繋いだぞ！？
町の人3 付き合ってるのか！？
美琴 な、なんだかドキドキするわ...///
高橋 あのオタクを撒くにはそれしかないんだ...
美琴 .....
高橋 どうせならこのままで帰ろう。
美琴 ......
高橋 ......
オタク うあああーん！付き合ってのかおー！
美琴 ...早く行こう。
高橋 よし、もうオタクはここら辺には来ないはずだ。手を離してもいいぞ。
美琴 いや、このままでいいわ...
高橋 分かったよ。
？？？ 美琴ー！
美琴 あっ、由佳！？
由佳 久しぶり、元気にしてた？
美琴 うん、元気だよ。そっちは？
由佳 私も元気だよ。で、何でその男は美琴と手を繋いでいるの？
高橋 いや、これには訳が...
美琴 私から説明するわ。
由佳 え、彼が怪異に襲われた！？
美琴 巻き添えだけどね。
由佳 氷室さんはどうしたの？
美琴 しばらく出張で帰って来ないの。それに、高橋君を放っておくのは危険な気がするから私の家に住まわせているの。
由佳 ...災難ね、あなた。まだ高校生なのに。
高橋 まったくだよ...まだまだやりたいことがあるのに死にたくないぜ...
由佳 美琴もせっかく結婚して子供が出来たというのに...
美琴 別に怖くはないよ。むしろワクワクしてる。あの時の事を思い出すから...
高橋 すごい肝っ玉だな...でも、最近の所怪異は何も起きていないが...何でだ？
由佳 多分、美琴が怪異を打ち払う体質を持っているからよ。
高橋 は？なんだよそれ？
由佳 美琴は能面に憑いていた怪異を倒した時に偶然にも自分の中にある体質が変化したのよ。
高橋 ？？？ダメだ、意味が分からん。
由佳 こう言えばわかるかしら？美琴は怪異に対する免疫をてにいれた。獲得免疫と同じようなもの。
高橋 あー、そういうことか。だったらずっと美琴ちゃんのそばにいれば安心だな。
由佳 ずっと？まさか変なことしてないわよね？
高橋 いやいや、するわけないだろ！
由佳 それに、美琴には氷室さんという彼氏がいるの。男ならそこら辺わきまえたら？マセガキ。
高橋 (なんだよこいつ...しつけえええ...！)
？？？ おねえちゃん！
由佳 春子！
春子 早く帰ろう！
由佳 先に帰ってて。今私の友達と話してるの。
春子 あ、美琴おねえちゃん！元気？
美琴 私は元気だけど...さすがにおねえちゃんって呼ぶのはやめようよ。恥ずかしいし...
高橋 この子は？
由佳 私の妹。神代春子っていうの。いつになっても甘えたがる癖があるから大変で...
高橋 へー、可愛いじゃんそういうの。
由佳 あなたがよくても私は大変なの！
春子 あ、美琴おねえちゃん氷室さん以外の人と手繋いでる！浮気？
美琴 ち、違うわよ！事情があるから...
春子 あ、照れてる！照れてる！
美琴 も、もう...！
高橋 なるほど、こりゃ大変だな。ははは...
春子 ...あっ...
サササ...
高橋 えっ？
由佳 ちょっ、何で私の後ろに隠れるの？
春子 あの男の人、なんか怖い。
美琴 怖い？
春子 後ろに深い闇を背負ってるみたいで...
高橋 よせよ、不安になるじゃねえか。
由佳 は、春子！いつまで隠れてるの？
春子 怖い...！
由佳 じ、じゃあ帰るね...
美琴 ま、またね...
高橋 ...
美琴 だ、大丈夫？
高橋 いや、もう安心かと思ってたけど...あんなこと言われたら俺でもさすがにへこむわ...
美琴 ...大丈夫！
ギュッ！！
高橋 美琴ちゃん！？
美琴 美香を守るんでしょ？そんな弱気になったら守れないわよ！
高橋 ...何をバカなこと言ってたんだろうな。
美琴 さあ、美香が待ってるから早く帰ろう！
高橋 おう！(積極的だな...恋愛面でもそうなのかな？)
？？？ ケケケ...
？？？ 次の怪異はいくら姫野でも太刀打ちできまい。人間の防衛反応が弱くなる時を狙うのだからな...
？？？ とても楽しみです。
？？？ せいぜい束の間の休息を楽しんでいるんだな、フハハハハ...！！！
美琴に最大の危機が訪れる！
- Re: 怪異症候群〜悪夢の再誕〜第十一話 ( No.11 )
- 日時： 2019/10/28 18:26
- 名前： 高橋 （ID: jJ9F5GeG）
あるところでは...
氷室 ヤツのアジトはまだ見つからないか？
中川 ダメです。全然手掛かりがありません。
高木 へっ、何を焦っているんだか。たったの数ヶ月ぐらいでアジトを見つけられたら苦労しないぜ。
霧崎 今はそんな悠長な事を言ってる場合じゃない。一刻も早く見つけないと...
高木 おーおー、こわいこわい。じゃ、行くわ。
氷室 雛子が特務課をやめてから随分と調子に乗ってきたな...もう一度連れ戻すか？
今出てきたメンバーの大体は菊川警察署特務課に勤務している。かつてはエイチエムやネクタールの組織内抗争があり、特務課はエイチエムの傘下に所属していたが、現在では抗争は終了し、再び共通の目的に向かって進んでいる。
？？？ 特務課の連中がこっちを伺っている...感づかれる前に作戦を実行しよう。
？？？ これでやつらも終わりですね。
？？？ さあ、じっくりいたぶってやる...
スペシャルチャプター
記憶
美香 おにいちゃーん！
高橋 美香ちゃん、元気だなあ...
美琴 うん、いつ見ても愛らしいわ。
高橋 怪異もなくて平和だなあ...
怪異 キヒヒヒ...
夜
高橋 zzz...
姫野 zzz...
怪異 キャハハハ！
ブチッ
？？？ や、やったぞ！ついに記憶を取り出すことに成功したぞ！
？？？ これからどうします？
？？？ ククク...楽しみだ...
少年 う、うう...
ある町で目を覚ました少年。
少年 こ、ここは...？そして...俺は...誰だ？
？？？ おーい、レックス！
レックス え？誰？レックス？
ユウカ 私のこと忘れたの？ユウカよ？
ジャイ レックス、俺様はジャイだぞ。俺様の名前忘れるなんてひどいぜ...
ラウタ 僕を忘れないでよ、ラウタだよ！
レックス ああ、ごめんごめん。
ジャイ まったく...今日は探検に行く約束だろ？
レックス 探検？
ジャイ 覚えてないのか？幽霊屋敷。あそこに包丁と斧をもったピエロが出るらしいんだぜ。
レックス え、ヤバくね？
ラウタ でも、行かなきゃ男じゃないぞ！
ユウカ うーん、私は行かない。危なそうだもん。
ジャイ ユウカは仕方ないか、じゃあ、三人で行こうぜ！
ラウタ そうしよそうしよ！
レックス あ、待って！
少女 ここ、どこなの...私の名前...思い出せない...
少女は薄暗い駅のホームにいた。
すると...
まもなく電車が参ります。その電車に乗るとあなたは怖い目に遭いますよ〜
少女 変なアナウンスね...
ガタンゴトンガタンゴトン
少女 あ、お猿さんの電車ね。かわいい...
早くお乗りください、コトミさん。
コトミ あ、はい。
ガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン
電車はトンネルに入っていった...
コトミ あ、映像？
トンネルには美琴のこれまでの人生が写し出されている...
コトミ ああ...いつも一緒に遊んでたな...たしか...あれ？思い出せない...
そして美琴が怪異から逃げ回る映像が写し出された。
コトミ 私、こんな目にあってたの...？何故か思い出せない...
その時...
次はー
学校ー、学校ーです。
コトミ 学校？この先にあるの？
ギュイイイイイン
コトミ な、なに？
なんと、後ろにはチェーンソーを持った小人二人がいた...
コトミ い、いや！やめて！！
しかし、無情にもその音は大きくなる...
コトミ あああ...なんで...？
小人 アハハハハハハハ！！！！！
ギュイイイイイン!!!
コトミ いやああああああ！！！
レックス ここがいる所なのか？
ジャイ ああ。間違いないぜ。
レックス 工場みたいな所だぞ？
ラウタ うん、それじゃ！
ジャイ お前だけで行ってこい！
レックス え！！おい！！
パカッ
レックス と、扉が勝手に！？うわああああああああああ！
ジャイ ...ニヒヒヒヒヒヒ....
ラウタ ハハハハハハハ...
レックス うわああああああああああ！どこまで落ちるんだよ！！！！
ヒュオオ.....
レックス ああああああああああ！！
先生 おい、高橋！
レックス 高橋？俺はレックス...
先生 おいおい、寝ぼけてるのか？まったく...寝るんじゃないぞ。
プークスクス....
高橋 学校...？なんでここに...
？？？ ...私、いつの間に学校にいたんだろう。
高橋 ...？あの女の子、こっちを見ている？何故なんだ...？何故か名前を思い出せない...
？？？ ...？
先生 姫野ー、集中しろよー
高橋 姫野...？う...何か引っ掛かるな...
？？？ (高橋...？あ、少し思い出してきたかも...)
キーンコーンカーンコーン
高橋 姫野！
？？？ 何？
高橋 君の下の名前は何だ？
？？？ ...わかんない。
高橋 は？
？？？ 私、どっちが本当の名前か分かんないの。もしかしたらコトミかもしれないし、美琴かもしれないの。
高橋 名前が二つあるのか？
？？？ 少し違うの...どちらかがウソの名前なんだけど...それが分かんない。
高橋 ....
？？？ ねえ、私の本当の名前を教えて。
高橋 君の名前は...
美琴だろ...？
美琴 ...うん、多分合ってる。
高橋 よかった...
美琴 ...うっ！
高橋 ど、どうした...っ！？あああ...！頭がっ...！
美琴 痛いっ...！
女子生徒 大丈夫！？
男子 誰か、先生呼べ！
高橋 ぐ...何かを...思い出せそうだ...
美琴 私...いったいどうしちゃったんだろう...
？？？ 予想以上に効いているな。
？？？ 姫野がもがき苦しむ様は見ていて楽しいですね...
？？？ これで奴らは人間として○ぬ。肉体は生きていても精神は完全に破壊される。
？？？ しかし、姫野の血はあなどれません。もしも仮に無事に目覚めたとしたら...
？？？ フッ、それに関しては対抗策をうってある。
？？？ さすが、用意周到なのですね。
？？？ 今回の作戦は絶対に失敗できん。失敗したその次は奴らが完璧に対策を固めるだろうからな...
？？？ 全ては...あなたの理想の世界の為に。
高橋 う...ここは...
保険医 あら、気がついたみたいね。
高橋 俺...気を失っていたのか？
保険医 そうよ。あなたの隣にも倒れている人がいたわ。
高橋 み、美琴！！
保険医 あまり大きな声を出さないで。今は安静にしないとダメなの。
高橋 は、はい。
保険医 あなたももう少し休んでなさい。先生には連絡しておくから。
高橋 あ、ありがとうございます。
高橋 美琴...俺、少し思い出したことがあるんだ。今は眠っているけど...少し言わせてくれ。俺...美琴の事がどうしようもなく好きなんだ。初めて見た時は思わず何度も見てしまった。でも、それ以上に一人一人に対して笑顔で接する姿は何より忘れられなくなった。でもなぜかそんなことを少し忘れてしまった...少し考えたら、なんで美琴が学生の見た目になっているのか...俺の名前が高橋ではなく、レックス...おかしい。なんか頭がこんがらがって今いる世界が現実の世界とは思えない。
でも今考えても訳がわからないから少し落ちついてからお前と話がしたい。今は...おやすみ。
美香 ふあぁ...おはよう、まま...？
美琴 ううっ...
美香 まま！？
高橋 ぐっ...
美香 おにいちゃん！？どうしたの！？
？？？ 気づかれたか。
？？？ 彼女は姫野の娘みたいです。始末しますか？
？？？ 放っておけ。奴は姫野の様に強い力は持っていないはずだ。
？？？ 分かりました。
？？？ ...絶対に殺すようなことはするな。
？？？ は、はい...
？？？ ちっ...嫌な記憶を思いだしちまった...もうあの頃には戻れないんだな。まあいい。さて、特務課はいつこちらにたどり着くのかな？
？？？ まさか私達が犯人とは思ってないでしょう...
？？？ 人間の思考は至って単純で短絡的だ。普通の者が先入観に囚われたら真の犯人は見えない。だが、特務課のメンツ共がそんなバカな事をやるはずがなかろう。絶対にこちらに向かってくる。
？？？ ならば、急ぎましょう。
？？？ ああ。アレを破壊されたらたまらんからな...
- Re: 怪異症候群〜悪夢の再誕〜第十二話 ( No.12 )
- 日時： 2019/10/29 21:33
- 名前： 高橋 （ID: JKQqTkPc）
特務課チーム
氷室 くそっ、何か手掛かりがあればいいんだがな...
中川 おかしいですね。粗方探せる所は探し尽くしたのですが...
高木 これだけやっても見つからないなら、集団での犯行である可能性は極めて低い。誰かの個人的な恨みによるものだろうよ。
霧崎 「姫野」に恨みを持つ人物...か。
氷室 だが、「神代」との因縁は既に終着している。少なくとも神代家の一族による犯行とは考えられない。
高木 じゃあ、誰なんだ？
氷室 ...もしかしたら、被害者の身内にいるかもな。
霧崎 「高橋」一族...あそこはよく調べていなかったな。被害者の身内だからつい見落とすところだった。
よし、行こう。
ピピピピピピ...
？？？ いいぞ...その調子だ。
？？？ この機械は？
？？？ 奴らの記憶を元に二人のコピーを造り出す機械だ。怪異が記憶をかき混ぜれば混ぜるほど完成に近づく。そして完成したその時、コピーは精神を破壊されたオリジナルの消去に向かう。
？？？ では、名前は何といたしますか？
？？？ そうだな。奴らは本当の自分の名前を忘れかけ、代わりに混ぜ混んだ偽の記憶から嘘の名前を本物と勘違いしている。奴らはこう言った。
「レックス」と「コトミ」とな。コピーの名前はそれにしよう。
？？？ しかし、このままでは精神を破壊するのに最低10年はかかりますよ？何かきっかけを与えないと...
？？？ そこでだ。別の怪異を忍び込ませてある。
？？？ 怪異をトリガーに利用するのですね。
？？？ そうだ。忍び込ませた怪異はある意味神様に近いものだ。...こっくりさん。
夢の中
美琴 あれ...ここどこ...
？？？ 気をつけて...
美琴 誰？
？？？ 私はユウカ。あなたに言いたいことがあって来たの。
美琴 ？？？
ユウカ 気をつけて...あなたの精神が崩壊し始めているわ...
美琴 精神が崩壊...？いきなり変なこと言わないでよ。
ユウカ ...あなた、大事な事を忘れかけてる...それも、最近の事を...
美琴 いい加減にして！
ユウカ じゃあ、あなたに聞くわ。あなたの名前は...
美琴 コト...いや、美琴だけど...
ユウカ さっき別の名前言いかけた。自分の名前すら完璧に覚えられなくなってる...
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