二次創作小説(新・総合)

Re: 【閲覧1500回☆】プリキュアオールスターズ!if物 ( No.158 )
日時: 2017/07/27 22:12
名前: 広村伊智子 (ID: /qYuqRuj)

((番外編1))


たまにこういうのをはさみます

((因みに、あや達の町は、
 『深心(みこ)ニュータウン』

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なぎさが5歳の頃・・・・


なぎさには、
2つ下の従兄弟がいて、
活発で、突っ走るタイプだった。

顔は、少しなぎさに似ている。


それに、なぎさだって、
小さい頃は、今のような
性格ではなかった。



そんなある日のこと。


従兄弟が、脇辺りまで伸ばしている髪をたなびかせ、
深心ニュータウンを駆けている。

それを、
ピンク色の小さいリボンで結った、
長めのツインテールを揺らし、
なぎさが追いかける。


「ま、まってよぉぉ・・・・」

「おっそぉい♪」





暫くして、従兄弟は、
大きな木の前に立った。



「ついた!のぼるよ!」

「えッ!これを?
 _____ちゃん、ほんきでいってるの?
 ありえないよ、わたし、のぼれない・・・・」

「そんなかわいいすかーとはいてるから
 うごきづらいんだよ。」

「だって・・・・」

「じゃあ、あたしがさきにのぼるから、
 なぎさちゃんをひきあげるよ!」



「せーのッ」

「「えいッ!」」


木の上から見える景色に、
なぎさは目を輝かせた。

「きれーい!!」

「でしょ?」




すると、従兄弟が突然こんなことを言った。


「じつはね、あたし・・・・
 もう、なぎさちゃんにあえないかも。」

「そんな!
 わたし、____ちゃんがいないと・・・・」

「それなら・・・・」

従兄弟が言う。

「それなら、なぎさちゃんがつよくなればいいじゃん!」

「・・・・なれるの?」

「うん!」





それから、何日経っても、
従兄弟は帰って来なかった。


・・・・そして、なぎさは強くなった。

引っ込み思案だったのが、
今のような、明るい性格になった。



最も、とある事情により、
なぎさから、従兄弟との思い出は、
消去されているが。