ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

((番外編2))


えりかが4歳の頃・・・・

なぎさに対して、
えりかの性格は、昔から変わらない。


ところで、
えりかにも、3才の従兄弟がいた。

彼女の名前は、
『来海せとか』。

ショートカットの後ろ髪より、
20センチ長い横髪を風になびかせ、
いたずら（かどうか分からないが）を
した、えりかを追いかけている。


「えりかぁぁぁ！！
　まてよぉぉぉぉぉ！！！！」

「いやだぁ！」

「・・・・このままあえなくなっても
　くいはのこらないのかよ？

　せっかく、わたし、えりかのにがおえを
　ぷれぜんとしたかったのに」


その言葉に、
えりかは、はたと立ち止まる。

「あたしはただ・・・・
　かわいい、いらすとを、
　もっとかわいくしようとおもったのに」


せとかは、
えりかの隠れた思いやりに気づき、
辛そうな顔をして、

「ごめん・・・・
　さいごのさいごで、
　わたしはえりかを・・・・！！」

走り去っていった。





何日経っても、
せとかは帰って来なかった。



しかし、
それをえりかが気にする事はなかった。

なぜなら、
こちらも記憶が強制消去されたからだ。