二次創作小説(新・総合)

Re: アンサツロンパ ( No.150 )
日時: 2019/08/19 22:22
名前: クラスラック (ID: 0EXdTy9p)

期間が空きました。アンサツロンパ第三です。ちょっと変わります。




渚「………夢?何の夢だろう……?」

ふと、渚は夢を見た。それは沢山の人達と仲良く教室にいる夢。それに夢にいたのは希望ヶ峰学園のメンバー達と似ていた。しかし渚にはそんな記憶は無い。

渚「でも……何だろう……。何か懐かしいような」

記憶に無いがそれでも温かい気持ちになる。しかしそれが長く続く事は無かった……。


第三のコロシ



2回目の学級裁判が終わった次の日、再び施設の一部が開放された。今度は施設の3階が開放され、渚達は脱出の手掛かりを求め探索をする。探索をして暫く経つと、モノクマの校内放送が流れる。そして放送を聞き体育館に集合。壇上には既にモノクマがいた。

モノクマ「え〜、単刀直入に言います!このままではクロが現れないと思います。これではつまらないと思うので、オマエ達に新しい動機を用意しました!」

そうモノクマが取り出したのは全員の名前が書かれた12枚の封筒。それには全員の恥ずかしい思い出や秘密にしたい過去等が載ってるらしい。渚はそれを拾い、中を確認するとこう書かれていた。

『潮田渚は女装経験者である』

渚「え!?何でこれが!?」

確かにそこには自分の恥ずかしい思い出が書いてあった。他のメンバーも同じ様な反応をする。どうやってこれを知ったのか聞きたかったが、モノクマはこの秘密をクロが現れなかったら世間にばら撒くという。期限は24時間。つまり明日にはこの秘密が知られてしまう。しかしこの程度で殺人は起きないと誰もが思っていた……



次の日、再び探索にはいる一同。そこで異変が起きた。探索途中、突如停電が起きた!!

杉野「な、何だ!?!?急に真っ暗に!?」
カエデ「て、停電!?どうして!?」
片岡「落ち着いて!!急いで電気室に!!」

電子生徒手帳の明かりを頼りが無ければ右も左も分からないまま電気室に向かう、その時!!


ドゴッ……キャァァァァ!!!!

渚「ッ!?今のって!!」
カエデ「神崎さんの悲鳴だよ!!」
杉野「か、神崎さんが襲われた!?磯貝と一緒にいたろ!?」

そして電気室に着いた4人。そこにあったものに驚く。ブレーカーに重しが吊るされていて、ブレーカーの上にはロウソクと焼け切れた紐があった。どうやら、誰かがこの仕掛けを仕掛けたらしい。急いでブレーカーを上げ、直に磯貝と神崎がいる3階に向かう。そして彼らが目にしたのは……!!


片岡「う……嘘……!?」
杉野「か、神崎さん!!」


そこにいたのは頭部から出血した磯貝と神崎の姿があった!!

モノクマ『ピンポンパンポン♪死体が発見されました。一定の自由時間の後に学級裁判を始めます』

こうして3度目の殺人が起こってしまった……

Re: アンサツロンパ ( No.151 )
日時: 2019/08/20 10:07
名前: クラスラック (ID: LdHPPNYW)

杉野「神崎さん!!」

杉野が神崎に駆け寄る。すると、

神崎「……うぅ…」
渚「生きてる!!でも、意識が無い!!」
片岡「急いで保健室に!!磯貝くんは!?」
カエデ「………ダメ。脈が無い……」

どうやら襲われた2人の内、神崎は重傷を負い、磯貝は殺害された模様。そして全員が集まり学級裁判に向けての探索に入る。渚は磯貝の周囲を探索すると、血に濡れた鉄パイプを見つけた。これが凶器で間違い無いようだ。次に磯貝自身を調べてる。磯貝は後頭部を殴られてそのまま死んだ。竹林によると即死と思われるらしい。すると、磯貝の服に何かが付いていた事に渚は気付く。

渚「何これ……?何かの塗料……?」

それは磯貝の襟に付いていた。しかし何の塗料かは、分からない。ふと磯貝の体を調べてるとある事に気付く。それは電子生徒手帳が磯貝は持っていなかった。後で調べた結果、磯貝の手帳は磯貝の部屋にあった。次は電気室に向かう。電気室にはカルマと寺坂の2人が調べていた。

渚「2人共、何か分かった?」
カルマ「まーね、コレは犯人が仕掛けた時限式の装置だろうね」
寺坂「柱に紐を重しを括り付けブレーカーに縛る。最後に紐の間にロウソクを置けば完成だ。後は時間がくれば短くなったロウソクの火が紐を焼く」
カルマ「そして重しが下がり、ブレーカーが落ち、停電が起こる。そのすきに磯貝を殺害した。ロウソクの長さを調節すれば時間を調節出来るしね」
渚「このロウソクって化学準備室にあった物だよね。そこから持ち出したのかな?」

停電のトリックを知る。その後調査を進め、時間が来たため、目を覚ました神崎を連れて学級裁判に向かう!!

Re: アンサツロンパ ( No.152 )
日時: 2019/08/20 21:50
名前: クラスラック (ID: BOCX.xn2)

いざ始まった学級裁判。まず停電時に電気室に向かった4人以外の話を聞く。竹林と木村は共に食堂にいて停電時にはそれぞれ動いていなかった為アリバイが確認された。寺坂、岡島、カルマ、イトナの4人は単独で行動していた為アリバイは無い。その時寺坂は2階、カルマは1階にいて、岡島、イトナは3階にいた。その為岡島とイトナに容疑が掛かる。

岡島「お、俺じゃねえよ!!」
イトナ「俺もそうだ」
片岡「でも怪しいのは貴方達2人よ」

そのまま裁判は進んでいくが未だにクロを見つける事が出来ない。その為、神崎に襲われた状況を聞くが、その言葉に渚は違和感を覚える。

神崎「あの時、磯貝君と3階を探索してたら突然電気が消えて、その時磯貝君が"電子生徒手帳を明かりとして"使ったの。その時突然磯貝君が殴られて……」
渚「待って!!その言葉は矛盾してるよ!!」

渚の言葉に全員が視線を向ける。

杉野「どういうことだよ?」
渚「さっき、神崎さんが言ってた電子生徒手帳を明かりとして使ったって言ってたよね?それはおかしいんだ」
カエデ「!?そういえば、あの時磯貝君は!!」
渚「そう!磯貝君はあの時、電子手帳を持っていなかった!!その証拠は磯貝君の部屋にあったよ」
カルマ「確かに。部屋の机の上に磯貝の手帳があったよね。つまりさっき神崎さんの言ったことは矛盾してるね」
神崎「…………」
杉野「いや……あの時殴られたんだろ?だったらその時の記憶が混乱してるんじゃないのか?」
渚「そうかもしれない。でも怪しいのはまだあるよ。それは磯貝君の襟にあったアレだよ」
竹林「そう言えば襟に何か塗料が塗られてたよね。アレは何だろう……?」

磯貝の襟に付着していたアレの正体とは……?

渚「詳しく調べたんだけどアレは蛍光塗料だったんだよ」
寺坂「蛍光塗料といや、暗闇で光る塗料か?何で塗られてたんだ?」
渚「多分アレは犯人が塗ったんだよ。停電時に磯貝君を狙う為に。そう言えば神崎さん、朝の時磯貝君の襟に触れてたよね?」
神崎「!?」


朝の出来事………

神崎『あ、磯貝君。襟にゴミがついてるよ』
磯貝『え?マジか。とってくんね?』
神崎『うん。……とれたよ』
磯貝『ありがとな!』


木村「確かにそんな事があったよな……」
岡島「まさかあの時に塗ったってのか!?じゃああの装置を仕掛けたのも……!?」
杉野「そんな訳無いだろ!?別の人間が塗ったり、仕掛けたりしたという可能性も……!!第一神崎さんは被害者だろ!?」
カルマ「それすら偽装かもしれないよ」
渚「うん、多分犯人は自分が疑われないように自分も被害者のフリをしてたんだ。だから凶器も現場付近に落ちていた」
杉野「その推理だと神崎さんが犯人だって言ってるもんだろ!?違うに決まってる!!」
渚「でもそれじゃないと辻褄が合わないんだ!!」

その言葉に杉野以外が納得をする。以前杉野は認めようとしないが………すると神崎が

神崎「もういいよ、杉野君。私が磯貝君を殺したの」
全員「!?」

突然諦めたのか神崎が殺人を自白した。どうやら渚の思ったとおりで、化学準備室からロウソクをとり、電気室であの仕掛けをした。次に磯貝にゴミをとるフリをして蛍光塗料を襟に塗る。停電時に暗闇で磯貝を正確に狙う為。そしてタイミング通り装置が作動、停電が起こる。その時に磯貝を殺害。最後に自分が怪しまれない為に凶器に使った鉄パイプを自らの頭に当て出血させた。これが事件の全貌だった。

Re: アンサツロンパ ( No.153 )
日時: 2019/08/20 22:29
名前: クラスラック (ID: BOCX.xn2)

投票が終わり神崎がクロに決まった。しかし全員神崎に投票した訳ではなかった。杉野だけは自分に投票したらしい。

片岡「何で……磯貝君を殺したの!?」
カエデ「答えてよ!!」
神崎「………」
モノクマ「はいは〜い!どうやら黙秘を貫いてるようなので僕が変わりに答えますよ!神崎さんが磯貝君を殺したのはあの動機が理由なんだ!!」
竹林「動機って、あの恥ずかしい出来事や秘密にしたい過去の事か?」
モノクマ「そう!どうやら神崎さんはそれがどうしても知られたくなかったらしくてね、今回の犯行に及んだんだよ!」

その秘密というのは……!!

モノクマ「神崎さんはね……元不良少女だったのさ!!神崎さんの家はとても厳しい家庭でね、遊ぶ事が許されなかったんだ!だけど神崎さんはそれから解かれたくて姿を変えてまで遊んでいたんだよ」
カルマ「なる程、その秘密が知られてしまうと家で自分がどんな目に合うか目に見えてる。だからか」
モノクマ「そうゆうこと!……とゆう訳で、早速おしおきにいきましょー!!」
杉野「ま、待ってくれ!!」
モノクマ「もう遅いよ〜!それではおしおきスタート!!」


GAME OVER
カンザキさんがクロにきまりました。おしおきをかいしします。

突然神崎は自分が列車にいる事に気付く。窓を見るとそこは星が見えていた。そこがどこなのかは神崎は直に理解した模様。


銀河鉄道の夜
超高校級の文学少女 神崎有希子の処刑執行


暫く鉄道が進んでくと突然大きな振動が伝わってくる。外を見るとそこには鉄道の一つの車両に大きな隕石が衝突していた。それを皮切りに次々と鉄道に隕石が衝突してくる。そして神崎のいる車両だけが無事に残った、そう思った瞬間大量の流星群が神崎のいる車両目掛けて降ってくる!!そして流星群が車両にぶつかり貫通、鉄道はそのまま、宇宙に沈んでいった……


感想オッケーです。かなり雑な展開ですいません。次回で最後?になる可能性があります。それでは