二次創作小説(新・総合)
- 1.顔合わせとオープニングゲーム ( No.29 )
- 日時: 2019/08/08 17:54
- 名前: 葉月 (ID: 9Urj1l4Z)
- 参照: 暑い(´・ω・`)
運営側にて、葉月は資料とにらめっこしていると、コンコンとノックをする。すると、入って来たのは山姥切長義。長船派の長義作で山姥切の本歌である。
彼は元々聚楽第の監査官として葉月の本丸にやって来た。
「主、ちょっといいかな?」
「あ、ほんば。来てくれたんだ」
「俺も君の逃走中とやらを見たいなって思ってね。どんなものなのか見物してもいいかい?」
「うん、いいよ。そういえばほんばは私の逃走中は初めてだっけ? 資料もあるし、目を通してもいいよ」
どっさりと大量の逃走中の資料を長義に渡し、長義は苦笑いをする。
「こんなにたくさん……そういえば君はこれまで情報を集めてきたのが分かるよね。? 主、これは一体……」
「逃走中で起きた事件もここに書いてあるから初めての人でも分かってもらいたくてね。私だって逃走中で残酷な内容は見たことも聞いたこともないし、あり得ないと思ったよ」
過去の逃走中で未だかつてない残酷な事件を忘れぬように、逃走中の記録帳に記されていた。本来なら血に染まることもなく、平和にやっていたのが、ある事件によって大きく変わってしまった。
とある女性作者の作品を知っている人であれば、今でも心に刻まれている史上最悪な逃走中。 それは葉月が紅葉時空機関を作ったきっかけでもある。
長義は葉月の史上最悪の逃走中の説明を聞いて表情が険しくなり、逃走中は血を流すものなのかと心の中で思ってしまった。
一応言っておくが、本来の逃走中は戦闘ミッションは一切無いし、血を流すような物騒な内容ではなく至って平和なゲームである。裏切り者とか、互いに疑心暗鬼になるものもあるけど、至って平和なゲームだ。まあ、ドラマパートだと物騒な内容になることもあるが。
「そうだ主、今回の逃走中は何を舞台にしたいのかな?」
長義に逃走中の舞台を何にすればいいのかと問われた葉月は、嬉しそうに笑みを浮かべて答える。
「そうね……私の執筆のきっかけになった無双シリーズから選ぶよ。舞台は……そうだ、最新作である無双OROCHI3の異世界にしようかな? 無双OROCHI3は神々との戦いだから神界のみんなにも協力してっと……」
そう言いながら彼女はパソコンを操作して逃走中の舞台を設定し、入力を完了した。無双OROCHIシリーズは葉月が執筆を始めたきっかけでもあるため、思い入れがある。だから、無双OROCHI3の舞台を選んだ。
しかしそれが破滅の第一歩を踏み出すことを、彼女達は知らない……
感想まだ。
- 1.顔合わせとオープニングゲーム2 ( No.30 )
- 日時: 2019/08/08 17:57
- 名前: 葉月 (ID: 9Urj1l4Z)
- 参照: 他逃走中募集中です
オープニングゲーム前、参加者達は逃走中の会場に集まりそれぞれ自己紹介をしていた。作者組も葉月サイドのキャラも互いに自己紹介をして、他愛もない会話を繰り広げていた。
「ねえ、桜木さん。あなたのところの私って娘がいたんでしょ?」
「優衣のこと? あの子は馬鹿真面目だから、融通がきかないのよね……」
「桜木さんところのスマブラチーム、カオスクラッシャー多いよね? ひょっとして、他の世界の僕らに影響があったとか?」
「そうなのよ、出来るだけ考えた結果がこうなったわけよ。そういえば葉月さんのところと真逆の性格になっちゃったわね」
博麗の巫女と緑の人気者は桜の作者に話しかけて会話する。その横で、他の参加者が話し合っている。
「はろろーん、私の名前は生ブスカジ、人呼んで『さすらいの作者』というわけさ」
「オダサクこと織田作之助や、どうぞよろしゅう」
「洋輝です、よろしくお願いします!」
「クッパだ。作者達はこれが初参加だから気楽にやろう、な?」
「せやせや、もっと気楽に頑張りまひょ」
「おそ松さんか……そういえばアイツが好きだったな」
「え? 何々? 俺の顔に何かついてんの?」
「いんや何も? 俺の知り合いにお前らが好きな奴もいたんだなぁって思い出しただけさ」
「ふーん……変なヤツ」
その一方でメタルメイドウィンはおそ松の顔を見て昔を思い出していた。おそ松は怪訝な表情をしてメタルメイドウィンを見つめなおして彼はふいと目を逸らす。
「ン待たせたねぇええええええ!! 作者葉月でぇえええす!!」
作者組と葉月側が楽しそうに会話していると、何故か箒を桃白白式で乗っている葉月が現れた(爆弾投下)しかもみんなの前で綺麗に停止した。
おい、こんなに綺麗に急停止出来るものなのか?
「おっしょはん流石やでぇ〜箒の上に立って飛んで来るっちゅう展開は凄いわぁ〜!」
「桃白白の登場の仕方はないわよ! ぷくく……!」
オダサク、霊夢の順番に言い笑いを堪えながら葉月の登場に指摘をする。桜木は霊夢や魔理沙、ルイージやピーチが爆笑している様子を見て改めて「あ、これは私のところの彼等とは違うな」と察した。
桃白白の登場の仕方をした葉月は箒から降りて「皆さんに紹介したい人物がおります」と報告をすると、参加者の前に現れたのは金髪で煌びやかな服を着た美丈夫だった。兜を深く被っており、やや顔が見えない。
「お初にお目にかかる。私はペルセウス。これから君達の案内人兼協力者として働くこととなった。今から逃走中を始めるが、その前にオープニングゲームをしようと思う」
ペルセウスはぺこりととお辞儀をした後、オープニングゲームについて説明した。
「これから君達にはこの中から六人選んで戦闘をしてもらう。ただ戦闘するだけではない。そうだな……ある課題も設けさせて貰ったよ。ある課題をこなせばクリアとなるが、もし、失敗すればこの時点でハンター放出となる。出来れば全員成功してほしいものだ」
オープニングゲームは六連戦となり、一人も失敗することなく、成功することが今回の目的である。また、このオープニングゲームはただ戦闘するだけではなく、課題を出されることもある。
この課題をクリアをすればそのままだが、もし失敗すれば即ハンター放出になるというリスクがある。こんなリスクを負うオープニングゲームに挑戦する逃走者は以下の通りだ。
1.桜木霊歌
2.洋輝
3.モンブラン博士
4.骨眼鏡
5.ウィオ
6.メタルメイドウィン
何と! 挑戦する人は全員作者組という結果に一同は騒然。だが、いつまでもグズグズしている訳にもいかず、順番通りに挑むこととなった。
感想まだ。
- 1.顔合わせとオープニングゲーム3 ( No.31 )
- 日時: 2019/08/08 18:00
- 名前: 葉月 (ID: 9Urj1l4Z)
一番手は最近日常系や逃走中で活躍している桜木霊歌。他の逃走中でも参加しているようだ。
桜木は移動して到着した先には黒の鎧を着て銀髪で凛々しい顔付きをした美少女が十字の武器を持ちながら待っていた。彼女はあの呂布の娘である呂玲綺だった。
「お前が私の相手か……そうだな、互いに武で競うのは無しにして私の出した課題を一つこなしてもらおうか」
「貴女の課題……ねぇ……どういうものなのかしら?」
「そう身構える必要はなかろう。もし、戦う課題であれば、お前は私に負けていたから敢えて違うものにしたのだ」
(私が負けるって……この子って本当に強いの? 確かに凛としてるし、武器も凄いの持ってるし……まともにやり合ったら負けるわね)
桜木は玲綺の武器や顔つきを見て、察した。あの呂布の娘だから、彼女の武勇も父親譲りなのは間違いないだろう。まともにやり合えば勝ち目がないのは確実だ。
玲綺は情けをかけて桜木に課題を与えることにした。
「お前にやってもらう課題は、桃を五個取ってくることだ。桃を五個取って私のところへ持ってこい。分かったな?」
「桃を五個……ね。分かったわ。それで、桃は木から取ればいいのよね? 或いは商人から桃を買ってくるとか?」
「木からだな。木から取って私のところへ持ってくる。桃の取り方はお前のやり方で構わぬ。だが、周囲を巻き込むようなことはしないでくれ」
「分かったわ。周囲に気をつければいいのよね?」
玲綺からの説明を受けた桜木は、桃を五個取ってくるという課題を実行する。しかし、いざ桃を五個取ってくるとなると、桃の木がなかなか見当たらない。あっても桜や梅の木だ。
だが、玲綺は制限時間まで言ってないから見つかるまで探すまでだ。
桃の木を探すこと一時間、桜木はようやく桃の木を見つけ出した。
「あ"〜やっと見つけたぁ〜! 桃の木探すだけで一時間掛かるとかどんだけよ! えっと……肝心の桃は……」
息を切らして見つけた桃の木だが、肝心の桃はいくつ実っているのか? これで全然実っていなかったら水の泡だ。むしろ発狂する。一時間以上探し続けて見つけた桃の木が一個も実っていなかったらワヤである。
「いちにぃさん……よかった! 五個以上実ってる!そういえば桃は繊細だから取るときは気をつけないと……」
桃は触ったところから腐るとっても繊細な果物だから慎重にやらなくてはならない。桜木は木登りが出来ないため、いろいろ考えた結果、魔法で桃を取ることにした。
蔦を出して、桃を五個取り、事前に用意した袋の中に入れる。これで後は玲綺に渡してクリアだ。
一時間以上探し続けて見つけた桃を取り、戻ってきた桜木は桃が入った袋を玲綺に渡した。
「うむ、ちゃんと五個入っているな。手間取らせてすまなかった」
「いいえ、いいのよ。桃の木を探すのは大分時間掛かったけど見つけたし、五個以上実ってたから充分よ」
「そうか……なら、それでいい。合格だ」
玲綺の口から合格の言葉が紡がれ、桜木はホッと胸を撫で下ろした。桃を探し続けて一時間以上掛かったからひょっとして時間切れになっていたのかもしれない。
だが、制限時間はなく、ただ桃を五個取ってくるとだけなので、課題はクリアした。
桜木霊歌 Clear
まずは桜木さん。
感想まだ。
- 1.顔合わせとオープニングゲーム4 ( No.32 )
- 日時: 2019/08/08 18:08
- 名前: 葉月 (ID: 9Urj1l4Z)
- 参照: コメントは本編更新し終わってから
桜木が課題をクリアして戻ってくると、次に行くのは洋輝だ。何故かはたきを振り回して司馬懿の真似事でフハハハハと高笑いをしながら滑走して光の中に入った。
移動して到着した洋輝は誰かいないのかと辺りを見渡しながら歩く。すると、洋輝の横を通り抜けるようにヒュン、と矢が放たれる。
矢は洋輝の顔を掠めてつぅ、と血が流れる。そっと右手で頬を触って血がべったりとついている。
「いやあ、すまんすまん」と謝罪してやってきたのは、立派な髭を生やして青色の兜や鎧を身につけた小太りの男性だった。彼こそが夏侯淵だ。尚、矢を放った本人である。
「いや、まさかお前がやって来るなんて知らなんだ。俺様、丁度弓の鍛錬をしてたところなんだけどよ、ここでお前が来たんだよ。ま、当たらずに済んだわけだな」
「そう……ですか」
「ところでお前、なんで司馬懿の服と武器を持ってんだ? まさか……司馬懿の服を盗んだって訳じゃねえよな?」
「いいいいいいやいやいや! 滅相も無いです! 俺は断じて司馬懿の服や武器を盗んだりしてません!」
ずい、と顔を近づけて洋輝を覗き込むように見ると、当の本人は首をブンブン横に振って司馬懿の衣装や武器は決して盗んでいないと言う。
「絶対に違います! 自前です!」と強い口調で言って、夏侯淵に盗んでいないことを説明した後に夏侯淵は怪訝な表情を浮かべながらも洋輝の説明を聞くことにした。
「まぁ……お前が司馬懿の服や武器を盗んでねぇって言うんだったら信じてやってもいいけどよ……もし嘘だったら俺の弓の的になってもらうから覚悟しろよ?」
「アッハイ」
なんだかんだで洋輝と夏侯淵の他愛ない会話で数十分過ぎた後、ようやく本題に入る。
「そうだ! お前、俺と競争しねぇか? なあに、お前と直接やる訳じゃねぇよ。どれだけ多くの敵を倒せるかって訳だ。んで、お前が俺より多く敵を倒したら勝ちだ。な? 簡単だろ?」
夏侯淵からの課題は、誰が一番多く敵を倒せるかというものだった。至ってシンプルな内容だが、今回の勝負は夏侯淵より多く敵を倒さなくてはならない。もし、夏侯淵より少なければ問答無用でハンター放出ルート直行だ。
ハンター放出を阻止するには夏侯淵より多く倒すこと。それしか方法がない。だが、夏侯淵も歴戦の武将なので油断は出来ない。
洋輝も作者のプライドにかけて歴戦の武将である夏侯淵と競う。「んじゃ、始めようぜ!」と夏侯淵の言葉を合図に火蓋は切って落とされた。
敵は軽く一万人を超える大人数なので、やり甲斐がありそうだ。夏侯淵はそれを臆することもなく、弓矢で次々と射抜いていく。さすがは幾度も戦場に駆け回っただけあって、平然とした表情で弓を番えて標的を射抜く。
洋輝ははたきをブンブン振り回してはたきから白いビームを出して敵を一掃する。広範囲の衝撃波、白いビーム、白い玉十個、その白い玉からビームが発射するという凄まじい攻撃の仕方をする。
これにはさすがの夏侯淵も唖然。弓を射る手は止めないのだが。
(こいつのやり方、司馬懿そのものじゃねーか! 司馬懿もこれを振るっては光線を何十発撃ってるし、こいつはもしや司馬懿の弟か何かか!?)
いいえ、司馬懿もどきの作者です。司馬懿の真似事をしている司馬懿もどきの作者です。
あれから数十分過ぎた頃、敵の殲滅……もとい数の競い合いの終了をする。勝利したのは、ビームを何十発も放った洋輝だ。
夏侯淵も広範囲で矢の雨を降らせたり、矢を五本程持って広範囲に射抜いたりと中々の活躍を見せたが、洋輝の撃破数には及ばず、洋輝の勝利で幕を閉じた。
「お前……そんなに強かったっけ? 見た目からして弱そうだとは思ってたけどよ、まさか司馬懿みたいに衝撃波出したり光線出したりと凄かったぜ……」
「俺も正直びっくりしてます……まさか俺が勝つとは思ってもみなかったから……」
「ま、勝負はこの俺様に勝ったんだからな、堂々としなよ」
夏侯淵はニカッと笑い洋輝の肩をポンポンと叩き、「頑張りなよ」と言葉を掛けて颯爽と立ち去った。夏侯淵が去った後洋輝も彼の言葉を聞いて、そのまま元の場所に戻った。
洋輝 clear
次は洋輝さんでふ。洋輝さん、司馬懿の衣装と武器という設定というわけでこんな扱いになってしまいました。申し訳ありません。でも、書いてて楽しかったですwww
司馬懿もどきの作者ってひどい字面www
洋輝さんの名前、「ひろき」なのに「よしき」って間違えるwww
感想まだです。
- 1.顔合わせとオープニングゲーム5 ( No.33 )
- 日時: 2019/08/09 01:07
- 名前: 葉月 (ID: 9Urj1l4Z)
- 参照: 作者オンリーの逃走中よろです。
洋輝が課題をクリアして戻って来ると、次はモンブラン博士の番だった。モンブラン博士は光の中に入って移動する。
移動した先は何故か水中だった!(爆弾投下)
このままだと息が続かなくなって溺れるので、そのまま急いで上に上がると、そこにはヨッシー達がいるヨースター島だった! おい、無双OROCHI設定どこ行ったよwww 何故無双OROCHIの世界にヨッシーが出てきたしwww ヨッシーは無双OROCHIに出てこないだろwww
(ひょっとしてヨッシーと戦うのか私ぃいいい!?)
内心パニックに陥っているモンブラン博士だったが、ヨースター島の中を歩いてみると、そこにはいろんな色のヨッシーが楽しそうに談笑していた。緑、赤、ピンク、青黄色紫……いろんな色のヨッシーがいる。
すると、彼の存在に気づいたのは赤ヨッシーで「誰かいる!」と声を上げた。赤ヨッシーの声でほかのヨッシーも一斉にモンブラン博士の方に振り向いた。
そしてヨッシー達はぞろぞろとモンブラン博士のところへ集まってきた。あっという間に色とりどりのヨッシーに囲まれたモンブラン博士は身動きが取れないままおしくらまんじゅう状態になっていた。
しばらくしてヨッシー達によるおしくらまんじゅうを終えて、ようやく解放され本題に入る。モンブラン博士本人はヨッシー達に揉みくちゃにされてもうヘロヘロだが。
「そうだ! ボク達とかくれんぼしようよ! 君が鬼でボク達を全員見つけたら勝ちだからね! まあここはちょっと広いから探すのは大変かもね」
「ただし、制限時間もあるからその時間内に見つけたら君の勝ちだよ〜」
「制限時間は五十分。五十分以内に全員探してね!」
「分かった。五十分で全員探し出すんだな?」
「ただし、ただ隠れるだけじゃつまらないから仕掛けも用意したよ! その仕掛けは、ボク達のお人形さん! それらも何体か潜めてあるからね!」
ヨッシー達の課題はかくれんぼをすることだった。しかし、桜木の時とは違って今回は制限時間がある。五十分以内で全てのヨッシーを見つけ出せばモンブラン博士の勝利。制限時間内に全てのヨッシーを見つけなければモンブラン博士の敗北、問答無用でハンター放出となる。
また、このかくれんぼはヨッシー人形も紛れているので、注意が必要だ。
それらのことを踏まえて、ヨッシー達とモンブラン博士のかくれんぼは始まった。モンブラン博士は、木の近くで十まで数えると「もういいかい?」と尋ねると、ヨッシー達は「まーだだよ」と答える。それからまたモンブラン博士は十まで数えると「もういいかい?」と尋ねると、ヨッシー達は隠れ終えたのか「もういいよ」と返事した。
ヨッシー達の「もういいよ」という合図で、かくれんぼは始まったーー
無双OROCHIの世界にまさかのヨッシー登場www
モンブラン博士さんのターンの続きですが、ここで一旦切ります。
感想OK