ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

０

運営部屋にて、葉月は今回の逃走中エリアを決めているところだった。
すると、マスターハンドとクレイジーハンドが中に入ってきた。

マスターハンド「よぉ、作者」
クレイジーハンド「邪魔するぜ」
葉月「あ、マスターにクレイジー！ ちょうどいいところに！」
マスターハンド「それで作者、今回の逃走中はどれにするんだ？」
葉月「せっかく作者達も集めましたからね……作者オンリーの逃走中を始めようと思う。
舞台は……いつも明るい時刻でやってるからたまには夜スタートでもいいよね」
クレイジーハンド「夜の逃走中かぁ……本家でも夜でやってたことあったよな」
マスターハンド「そうだ作者！ せっかくだから廃校を舞台にしたらどうだ？ 夜の廃校で逃走中。肝試し感覚で面白そうだろ？」
葉月「マスター天才！ よし、これに決めるのだよ！(｀・∀・´) 設定はハンターの数は四体、制限時間は百四十分……っと」

慣れた手つきでＰＣ操作を行い、逃走中の設定をした後、スタートを押した。

１

ゲーム前、とある場所に集められた逃走者達。すると、男性の声でアナウンスされる。

『これより、ゲームを始める』
ウィオ「緊張してきた……！」

これから始まるオープニングゲームはサイコロ。一から六までのサイコロの目でそのうちの一つがハンターの目。此度のハンターの目は一である。
ちなみに逃走者とハンターボックスとの距離は二十マス分離れている。サイコロの目の数だけハンターボックスは進み、クリアのマスに到達すればゲームクリアとなり、一分の猶予を得ることができる。
ただし、ハンターの目が出た場合、問答無用でハンター放出し、ゲームスタートだ。

挑戦者はくじで選ばれた結果は以下の通り。

１ウィオ
２モンブラン博士
３ネクスタ
４桜木霊歌
５天蘭大輪愛
６生ブスカジ
７クロノスエボル
８メタルメイドウィン
９エイジア
１０Konakun.


トップバッターを飾るのはウィオだ。ウィオは前に出てサイコロを手に持った。

ウィオ「うぅ……緊張するなぁ……」
生ブスカジ「さっさと振ったらどうなんです？ グズグズしてたら始まらないでしょう？」
エイジア「生ブスカジさん、うるさい」
Konakun.「ヒールのあんたに言われる筋合いはないってウィオさんが言ってましたよ」
生ブスカジ(´･ω･`)解せぬ

生ブスカジの野次は一蹴されて、しょんぼりする言った本人をよそに、ウィオはサイコロを思いっきり投げた。コロコロと転がるサイコロを見て固唾をのむ逃走者達。
止まったサイコロの目は……















四だった！ ハンターボックスは四マス進み、残り十六マスとなった。
ウィオの次は、モンブラン博士の番。

モンブラン博士「私か……よし、振るぞ！」

息を深く吸って気持ちを落ち着かせると、サイコロを前に思いっきり投げた。
コロコロ転がってハンターボックスの近くで止まった。そのサイコロの目は……






























三だった！ ハンターボックスは三マス進み、更に逃走者との距離が縮まる。クリアまであと十三マス。

その後ダイジェストだが、ネクスタが四で残り九マス、桜木霊歌が四で残り五マス、天蘭大輪愛が三で残り二マスとなった。

コメントまだ。

残り二マスになって次の挑戦者は生ブスカジだ。しかし、一同は逃げる準備をしている。

生ブスカジ「もしもし？ 皆さん、何故に逃げる準備をしてるんです？ 私が何かしようと思ってるんですか？」
伊那谷「だってアンタ、何かしでかすんでしょ？」
ウィオ「だってハンターの目出しそうですし」
メタルメイドウィン「絶対ハンターの目出そう」
モンブラン博士「あなたはクリア出すとは思ってもないんですよねぇ〜」
生ブスカジ(´・ω・｀)解せぬ





サイコロの目は……








ハンターの目だ……！

生ブスカジ以外「ほらねぇええええええええ！！ 生ブスカジてめぇふざけんなよクソがああああああああ！！！」（全員口調崩壊
生ブスカジ「やっちまったZE★」
ハンターs「ヒャッハー！ 俺らを解放したことに感謝しろよおおおおお！！」
逃走者「キェエエエアアアアアアアシャベッタァアアアアア！！！」

あのクズ野郎（生ブスカジ）のせいでハンター放出しました。おい、作者オンリーの逃走中でもお前ら喋るのかよｗｗｗｗ
言い忘れてましたが、葉月サイドのハンターは喋りますｗｗｗ しかもハンターによって口調が違いますｗｗｗ
ハンターが視界を捉えているのは言うまでもなく生ブスカジで、至近距離のハンターから逃げ切るのはもはや皆無。
次第に距離は縮まり、そのまま確保となった。

生ブスカジ「ウボァー！」

挑戦者を煽ったため当然の報いだ……

１３８：５６ 生ブスカジ確保 残り十二人




生ブスカジの確保情報に逃走者の端末に送られる。

せいや「えっ！？ 何！？ あ、メールか」

aren「『生ブスカジ確保、残り十二人』。ほらね、思った通りだ」


ゲーム時間に応じて、賞金を獲得できる。それが……


Run For Money

逃走中


天蘭「今回夜の逃走中なんだねぇ〜」

Konakun.「夜の廃校ってなんか怖いよね〜おばけ出てきそう」

桜木「ここに彼岸花が咲いてるんだけど……なんか夜の彼岸花と廃校ってなんだか怖いわ……」

今回の逃走中の舞台は夜の廃校。花壇には色んな色の彼岸花が咲いている。ちなみに夜なのでヘッドライトをつけての逃走中となっている。

クロノスエボル「賞金がどんどん上がってますね」

伊那谷「二百円ずつ上がってんなｗｗｗ」

賞金は一秒につき二百円ずつ上昇する。



メタルメイドウィン「自首はこの校門を抜ければいいのか。まぁ、しないけどな」

今回の逃走中は自首が可能で、校門を出ればこの時点でゲームをリタイアし、その時の賞金を獲得できる。

ただし、エリア内には四体のハンターがいる。ハンターはアスリート並みのスピードとスタミナを併せ持っている。ハンターに捕まれば失格。賞金は……零だ。

果たして、宵闇の廃校で逃走成功者が現れるのか？

「確保者の一言」一人目：生ブスカジ

生ブスカジ「いきなり確保とか聞いてないですよ……私が良からぬことを考えてたからでしょうか？」

おまけその一 ハンターの口調について

ハンターA：ヤンキー口調

ハンターB：語尾に「〜であります」

ハンターC：オカマ口調

ハンターD：語尾に「〜ズラ」



おまけその二 動画制作について

皆さんどうも葉月です。いかがお過ごしでしょうか？ 最近になって私は動画作りをしております。
YouTubeとニコニコの両方でやってます。いずれは漫画も連載したいなぁって思いますし、動画でコラボもやってみたい所存です。
まぁ、コラボなんて私の高望みなんですが、いずれやってみたいというのは本当です。

これで更新完了しました。コメントＯＫです。