二次創作小説(新・総合)
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.135 )
- 日時: 2020/02/09 17:36
- 名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)
9.ミッション2・ベルフェゴール・デッキ・1
<前説・ミッション2時点での実況と牢獄>
102:30頃、4階、牢獄側
No@hさんからの差し入れである生クリームとベリーがたっぷりなパンケーキをもぐもぐタイムなエリザ、牢獄側に現時点での情報を説明していた。
エリザベート「もぐもぐ...って訳よ。ボウケンピンクからの依頼については多分誰か数人動いてると思うわ。後...」
そして作者同士のメールでの話題もありまして...
豆狸「ワンダークロックの悪影響を受けても、時計本体に触れば体のリカバリーは無理でも今までの記憶だけなら修復出来るそうです。それと現在、スバルさんが剣崎とノッブと共に地下2階の休憩室に行っているみたい...だけど」
黒猫「地下2階が...ハンターエリア化ってどういう訳!?」
実は地下2階がハンターエリアになっていた。それだけで全員が血相変えました。
万丈「マジかよ...」
祐介「...成功するか失敗するかが不安要素しかないな」
真田「...?」
肉彦先輩の視線の先には...
仮面の男(荒垣)「...」
真((((;゚Д゚)))))))
ネロ「!」
順平「げ。また現れたぞ荒垣先輩的なの」
クマ「およ?仮面はガッキーがやっとるクマか??」
全員が視線を向けたら即座に男は消えたが...
カルナ「あの男...牢獄付近でもずっとこの様な感じか?」
渡「ええ、そうなんです。何もしてこないんですけどパッと現れたり消えたりしてて...元々オバケが嫌いな新島さんは相当こたえてるみたいです...」
巧「このミッション、動いてるとしたらライダーなら剣崎と宝生と桐生に...」
一海「うちの馬鹿ヒゲぐらいだろ。時計絡みなのはライダー全員知ってるから問題ねーよ」
真田「更に追加情報が出てくるなら仮面の男はもっと厄介な輩かもな...それよりもシンジ...何故あんな役を引き受けたんだ...?」
と、そんなこんなで実況側。モニターには
>ハンターエリアに侵入したノッブ、それを見守るスバルと剣崎
>何らかの話をしながら1階の作業員用エレベーター前に向かう戦兎、ゆかり、陽介、竜司。戦兎の腕にはカードキーが。
>真墨、映士が1階倉庫ルートに向かう付近に蓮と沖田、その後を追いかけて湊とトクマが向かう。
マシュ「...先輩。何人かはミッション絡みで動いている様子ですね。そして」
ジョーカー「あの映像に出たらしい屍人の心臓の事は本物で確定、だな。」
屍人の心臓の以前の持ち主は噂によるとあれを飲み込んでそのまま死んでしまった。埋葬された持ち主のミイラが最近発掘されたが石本体は何処にも見当たらなかったそうだが...
ユマ「以前の持ち主のミイラのお腹から極秘で取り出されてたらしき怪しい傷跡、かつ魔宝石に目がない輩で犯罪行為も辞さないタイプ...消去法でケイオスがミイラのお腹切り裂いて無理矢理あの石取り出したらしいで確定、かな?」
美鶴「ミイラが発掘、搬送された場所はケイオスの息がかかってたあの船だ...あの中では一部に限り犯罪行為も黙認されているらしい。恐らくは...」
実は独自の情報ルートでユマはケイオス絡みでのあの石に関する怪しい噂を聞いていた。独自のルートでミイラを発掘、お腹から石を取り出して入手したとしか考えられません...
なんてこった
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.136 )
- 日時: 2021/03/09 21:25
- 名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)
9.ミッション2・ベルフェゴール・デッキ・2
ミッション2-1、ヒューマギアが残したモノ
102:15 1階、非常階段前。
大急ぎで非常階段に向かう4人。中でも仮面ライダービルドの手には何らかのカードキーが入っているプラスチック製の青い紐付きのカードホルダー。
戦兎「まずは警備員室行ってみてラッキーだったな。」
陽介「あのロボットのカードキーを非常階段前にある作業員用エレベーターの認証装置に使う事で地下2階に行けるのは良いけど...メール連絡からハンターエリアになってんだよなぁ...」
そう。あのヒューマギアの男の子が残したメモには"もしもの事があったら僕の首にぶら下げてるカードホルダーの中のカードキーを使って下さい、コレで作業員用のエレベーターが使える"な感じのメッセージが残されていたのです。
ゆかり「花村君、ロボットじゃなくてあの子の場合はヒューマギアでしょ?...で、私達は休憩室ルートに行けるけど覚悟しておけって訳かしら?」
竜司「実況...誰かは知らねえけど悪趣味なミッションに振り回されて苦しんでるの馬鹿にすんの大概にしろよ特にユマ姉さん...」
そんなこんなで4人はエレベーターに到着。だが...
警備員B(ロビンフッド)「あ、エモノダ...」
ピピーッ!!
<警備員、笛を吹く!
ハンターC「!」
ゾンビ警備員の笛と共にハンターが駆けつけて来た!
4人「!」
ピピッ...ガコン。
戦兎「まずいな...!」
ドンッ
なんと、仮面ライダービルドはペルソナ関係者3人をエレベーターに突き飛ばす形で無理矢理乗せると、
ポイッ
<戦兎、カードキーをエレベーターの中に
中にカードキーを入れた上、即座に扉を閉じるボタンを押す。
ポーン...
アナウンス音「ドアが閉まります...」
陽介「え」
竜司「戦兎サン!?」
ゆかり「何で...」
戦兎「心配すんな、ガキンチョ共。俺に構わず地下行け。」
ガコン
そして...エレベーターがかなり下に降りた際に、
PPPPP...
竜司「メール、予想通りだけどな...」
ゆかり「カッコつけないでよ、仮面ライダー...」
陽介「そのままエレベーターにまでハンターが入って来たら俺達全滅の危険性が高いとはいえ...」
メールの内容は予想通り...
桐生戦兎 通報による確保
102:04 残り18人
仮面ライダービルドの確保の知らせだった...
チーン
そしてペルソナ使い3人は例のハンターエリアの入口に。
102:00 地下2階、ハンターエリア出入口
そこにはもう、御社の作者の分身と仮面ライダーブレイドも侵入したらしく誰もいなかった。
ゆかり「誰も、いないわね」
??「え?ゆかりっち??」
声は出入口の近くに。
陽介「え、この声チビ昴さん?」
??=スバル「こ、この先に休憩室はあるんだ、けど...」
この発言が問題だった。
スバル「中にあるレバーを誰かが引かないといけないの。コレでエリア封鎖を解除出来る方法が分かるんだけど...って、うぎゃあああ!?」
ドタドタドタドタ...
ハンターAA「!」
信長「なははは!見つかったねワシ!すまぬのだスバルとブレイドーー!」
満面の笑顔でハンターに見つかったのかよノッブーー!!そして...
スバル「イヤーーー!!」
信長「あちゃー...今回の騒ぎの事もあるけど是非もないネーー...」
PPPPP...
3人「...」
奏月スバル
織田信長
ハンターエリアでの確保
101:51 残り16人
ただ、このメールに仮面ライダーブレイドはまだ確保された旨が報告されてないのが問題。捕まったのはスバルと信長だけだった。
陽介「...え、2人って事は剣崎さんはまだ見つかってない。」
竜司「あーだこーだ言っても仕方ねーな、仕方ねーよ。」
ゆかり「よし、行くわよ!」
ガチャ×3
コレで3人もハンターエリアに侵入。
竜司「まずは、休憩室だな...地図だと遠回りに...げ」
やはりハンターエリアに3体はえげつない。
ハンターAA「...」
ハンターAB「...」
ハンターAC「...」
竜司の行く道の付近をうろついております...と。
ゆかり「見てない隙に...!」
ゆかりっちはハンターの目をギリギリでくぐり、何処かの空き部屋に侵入。
ゆかり「え。ここって...」
目的地ではないが、ベッドが数個置かれている仮眠室。なんとそこには...
作業員の男(以蔵)「な、おまん誰じゃ。...あん男...ケイオスの差し金という訳...やいか...」
ゆかり「(方言はわかんないけど...)え、どういう訳?」
方言を話す作業員の男は続けた。
作業員の男(以蔵)「わしはこん船...st.ドートゥリシュ号の作業班長じゃ。船のメンテナンスを全面担当しちょる。直せへん機械があんなら見せてみい。」
と、同刻。陽介が休憩室に入るものの...
陽介「え、マジですか剣崎さん..."コレを引くと1階の倉庫、2階のスタッフルーム、4階のケイオスの自室前にあるエリア封鎖解除装置が設置されるようになります。"けどコレ...電源落ちてるし壊れてる...」
剣崎「う、うん。俺もどうすればいいのか悩んでるんだ。ハンターまだこの周辺うろついているから出られないしスバルと信長は多分コレの事知って色々とあたってたのかも...(0w0;)」
少し前に休憩室に入っていた剣崎曰く、レバーを見つけたのはいいのだが機械が故障してて下げても上げても起動しないという...先の確保2人もスタッフが聞いたらこの事を知ってどうしようかハンターエリアで四苦八苦してたらしい。
どうするよ
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.137 )
- 日時: 2020/02/09 17:40
- 名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)
9.ミッション2・ベルフェゴール・デッキ・3
ミッション2-2、作業員さんについて
ガチャ
剣崎&陽介「!?」
悩んで悶々としてた2人の近くで突然休憩室のドアを開けて現れたのは、ゆかりと先の訛り口調の作業員。
陽介「あ、岳羽さん。悪ぃ。このレバー故障してて動かないんだ。」
ゆかり「やっぱり。多少の寄り道必要なの薄々感じてたよ。それよりもまず、この人にレバーを見せて。機械の事はよく知ってる人みたい。」
で、一同は作業員さんに機械を見せてみる。即座に彼は血相を変え、
作業員の男(岡田)「ぶつぶつ...コレは...元がイカれとるんか?...何処か陸に着いたら連絡して基盤もろうとして...替えは持っちょったから...ん、コレでええな。2、3日程しかもたんが応急処置で切れちょるコードといかん部品は取り替えたぜよ。一度わしの目の前で動かしてみい。」
ガチャ。
<作業員、機械の電源を入れる
剣崎「では、お言葉に甘えて」
ガコン、ウィィィ...ン
剣崎がレバーを動かすと、何かの起動音と共に、
PPPPP...
ゆかり「あ、メールだ。何かしら..."地下2階の休憩室の装置が作動し、現時点でエリア封鎖の解除装置が..."まさか」
陽介「"1階の倉庫、2階のスタッフルーム、4階のケイオスの自室前にエリア封鎖解除装置が設置された。起動すると"...ハンターエリアのリスク付きだがここ来て俺達当たりだったかも。」
剣崎「"1階の倉庫は地下1階、2階のスタッフルームは3階、4階のケイオスの自室前は両プロムナードの封鎖が解除される...!"やったと言うべきか...あれ、もう1つは竜司から?」
剣崎が血相を変えたのはメールがもう1つあった事。送り主は竜司だ。
陽介「"現時点で地下2階いる人、休憩室の隣に来て。"」
剣崎「休憩室の、隣?」
ゆかり「...」
作業員の男(以蔵)「待たんかい、おまんら。」
作業員の男が少し考えて声をかけて来た。しかもかなり真面目そうな顔。
作業員の男(以蔵)「丁度わしの休憩の時間残っちょる。黒い服の奴はわしが見張るきに、隣にはよ行くぜよ。」
で、善は急げという事で。
ガチャ
101:46 隣の空き部屋内部
竜司「3人共、こんな時だけどすんません...ユマ姉にも連絡して俺の目とかを介して中の確認とってるから大丈夫っす。」
そして顔が青ざめているスカルは壁の一部を押す。そこが隠し扉になっていて、
ガコン
ゆかり「中に...通路がある」
剣崎「何のためにこんなモノが...」
どんどん奥に進む一同。そして突き当たりはガラスケースがたくさん敷き詰められた小部屋...
陽介「マジかよ。天井も壁も床も宝石だらけだ...」
ケースの中には全て色とりどりの宝石が1つずつ入っている。コレもケイオスのコレクションなのだろうか?ただ...
竜司「...それだけならまだ、良いんだけどよ...」
陽介「?」
目を逸らす竜司。その際だ...
ざわ、ざわざわ...
ゆかり「ヒッ!?」
剣崎「誰かの、声?」
微かだが、謎の声が部屋全域に響いている。
謎の声
「お、おい、アレ人だよな」
「誰かーー!」
「出して!ここから出して!!」
「ぅう...ぐすぐす...」
「苦しい、苦しいよぉ...」
「もう、どれくらいの時間が...」
ゆかり「嫌ぁあああああ!何なのよーーーー!((((;゚Д゚)))))))」
<ゆかりっち、部屋の入り口で怯えている
陽介「ちょっとまて竜司君よ、お前なんちゅーモノを俺らに見せてんだ!?」
竜司「ユマ姉さんからの伝言だよ!"今現在で近くにいる逃走者にこの部屋の事を伝えてくれ"って依頼されたんだ!俺だってマジ怖いよ正直言ってお家に帰りたーい!!(;Д;)」
<涙目
剣崎「ユマの頼まれ事なのは理解出来る...何処からだ、何処から...声が」
ガッ
<作業員、何処かのガラスケースに壁ドン
ゆかり「作業員さん?」
作業員の男(以蔵)「...聞き覚えある声がしちょった...10年前縁を切っちょるわしの...クズ親父と、クズ兄貴の声ちや...2人共死んで葬式もしとる筈...!」
なんと、あの声の中には彼の死んだ父親と兄の声がしたらしい。更に作業員は近くのガラスケースに耳を押し当て、ラベルまで確認。声の主を突き止め...思い当たる事があるのか、顔が青ざめて体が腰から崩れた。
作業員の男(以蔵)「は、はは...ほがな...アホらしい事、あるわけないきに...こんケースの石ころ全部...人か、魂がか!?」
そのまま作業員さんはショックで隠し部屋の外に出てしまった。
剣崎「よく確認したら...ラベルは全部人の名前だ。竜司、そういう事?...ここにある宝石って全部...」
陽介「人か魂...まさかだけど...」
竜司「大マジだよ。...この部屋の石ころ分かった範囲で言うなら全部"死んだ人間の魂が入ってるヤバイ代物"だってさ...現時点では姉さん達が緊急調査中だから、俺に質問は厳禁よん...後、岳羽さん俺が言うまでもうしばらくどれでもいいから宝石に目を向けてくだちぃ、スタッフがもう少し精密なやり方で石を鑑定するらしいですぅ。(汗)」
ゆかり「坂本君、ウザいけど?...ユマさんの指示で何か分かるなら我慢するか...」
そう、この部屋の宝石は全て今は死んだ人間の魂が入っていたのだ。
ガタ、ガタガタッ
作業員の男(以蔵)「...ヒッ!何じゃおま...ぎゃああああああッ!?」
4人「!?」
作業員の悲鳴...警戒して4人が隠し壁の隙間から見たのは...
ケイオス(アルジュナ)「全く、貴方は知ってしまったのですねえ...これで2人目だ...」
白目を剥きながら倒れた作業員さんと、虎目石と似た色の宝石を持っているオークショニア。
宝石からの声(中身は作業員の男)「そ、そん声はケイオス...!ほがな事して分かっちょるんか!!あんな人様らに迷惑かけちょる輩でもな、わしの親父と兄貴じゃ!まさか...!」
ケイオス(アルジュナ)「そうですよ。確か...貴方のお父様とお兄様...現在は解体された反社会組織、肥満組のミスター・ポッチャーリ氏とご子息のドキュー・ポッチャーリ氏でしたっけ?クスクス...落札した商品の支払い、ルールでもある現金でって注意したのにあの親子は聞かずに"カードで支払いしろ、現金なんて持たない主義だ!"ってギャーギャーうるさかったので...ねぇ?(黒笑)」
そのまま逃走者に気付かずに苛立ちの声を隠さないケイオスは部屋から立ち去った。
ガチャン。
剣崎「すまないね、竜司、陽介、ゆかり。(...この場でブレーキがかからない始や橘さんがいなかったのが一番俺達にとって救いかもしれない...下手したら俺達も...(0w0;))」
色々と最悪の事態が思い浮かび青ざめている一同。仮面ライダーブレイドの関係者には今回は参加していなかったが、危険な状況である事を無視してあの際隠し部屋から飛び出し兼ねない輩が2人程いたのです...
竜司「くそっ!チクショウ...!今はあの人を助けられねえなんて...ッ!」
ゆかり「事前にスタッフから聞いてたけどケイオスは贋作の件だけじゃなかったなんて...!」
陽介「あの人...2人目とか何とか言ってたな。作業員さんと同じ事された被害者が分かる時点でまだもう1人いんのかよ...助け方よりもこれ以上被害者が増えちまうのを阻止しねえと...!」
剣崎「装置の事もあるし、まずは地下2階から出ないといけないね...それから色々考えよう」
ケイオスにはまだ余罪があった
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.138 )
- 日時: 2020/02/09 17:44
- 名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)
9.ミッション2・ベルフェゴール・デッキ・4
ミッション2-3、装置へ向かおう
そして、転送される封鎖解除装置の中...
101:30 1階、倉庫前
現時点で沖田さんが倉庫に一番乗りしておりました...
沖田「よし、周囲には警備員さんいませんね。沖田さん完璧でーす!...さて、先のメールが本当ならこの倉庫の中にエリアの封鎖を解除出来る装置があるんですよね?」
ガチャ
沖田「え...ボウケンジャーの伊能さんに、高丘さんも?」
異変は彼女の目の前にあった。件の装置は確かにあったのだが先客がいた。
真墨「...アンタ、新選組の?」
行方不明になっていたボウケンブラックとボウケンシルバーがワンダークロックの目の前に。だが...
映士「ーーーッ!?グゥ...ぁああああッ!?」
原因は不明だが、ボウケンシルバーが苦しんでいる...
沖田「な、何故高丘さんは...」
真墨「(映士...まさかお前も...!)...話は後だが...この馬鹿、さっき偶然時計に触っちまったんだ。誰かの連絡でもう知ってるか?時計のせいでなくした記憶戻すだけなら時計に触ればいいって話は」
そうだった。だが...新選組の一番隊隊長はめざとく真墨に聞く。
沖田「伊能さん、お聞きしますが何故時計の事を...というより貴方、何処かでワンダークロックに触ってますか?」
真墨「...痛いところつついてくるな、アンタ。まあいい」
映士「ぶつぶつ...な、何でお前も明石と同じで毎回姿消したり...何で俺様死んで...!?そ、そうだ!蒼太の奴...」
ガッ
<真墨、映士の右肩を掴む
真墨「おい映士、ちょっとは落ち着いたか?...まずは時計とさっきコレに吸い込んだ絵を部屋まで運ぶ!この時計を可能な限り全員に触らせねーといけない。詳しい話も移動しながら話すから...とにかく急げ!!」
ポシュン。
<真墨、ブローチのフタを開けて時計を吸い込む
そのままボウケンジャーの2人は時計を回収して倉庫から出て行った。
沖田「何だったんでしょう...時計はともかく、絵が何とか。...あ、そうだ。装置装置!」
沖田は唖然とするが、本題の装置の事を思い出してそのまま起動させた。
沖田「えーと、手のひらをパネルに合わせて認証させる形での起動ですか。簡単ならパパっとやっちゃえー!」
ピコン。
>1階装置の起動を確認
>地下1階、封鎖解除します
>ミッションクリア!
PPPPP...
幻徳「?」
蓮「早いな、"沖田総司の活躍により、1階倉庫の装置起動。地下1階エリアの封鎖が解除された。」
土方「...まずは1つか。なら...」
茶々「ちょっとだけ安心だし...おば上確保されてから茶々は不安だったぞ...」
鬼藤「後はスタッフルームとケイオスの自室か...」
残る装置は2個。2階のスタッフルームは3階、4階のケイオスの自室前は両プロムナードの封鎖が解除される!だが。
ハンターA「...」
ハンターB「...」
ハンターC「...」
地下1階が封鎖解除されてもハンター3体の危険は消えていない。
ハンターAA「...」
ハンターAB「...」
ハンターAC「...」
更に地下2階は独自でハンター3体が巡回するハンターエリア...捕まれば全てが水の泡...
黒と銀、2人の行方はどうなるか
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.139 )
- 日時: 2021/03/09 21:25
- 名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)
9.ミッション2・ベルフェゴール・デッキ・5
ミッション2-4、ハム子と突風の作者と?
101:11 1階、フードコート前
トクマ「あ、いたっ!」
湊「伊能さんに高丘さんだー!」
なんと、撤収中のボウケンブラックとボウケンシルバーの行く先にハム子と突風の作者が合流。
真墨「げ、今度はトクマ!?」
映士「...アンタが、何故だ?」
一度トクマと出会っていた映士は訝しむ。"コイツも時計の悪影響は受けていた筈だ"と。
トクマ「悪いね、俺の場合少し訳あって今までの記憶があるんだ。時計は持ってるかな?(`・∀・´)」
湊「ストレートに聞いちゃった...!」
ドヤ顔のトクマに呆れ果てる相手2人...
映士「...」
<真墨に何かを求めてる目
真墨「分かった。これからスタッフルームに戻るから付いて来い。それと映士、お前はその目を止めろ...」
それと、と真墨は話題を付け加える。
真墨「逃走者とアンタがお求めの時計はこちらで預かってる。詳しくは後だからな」
<ブローチを見せている
トクマ「...了解でーす...そうだ湊」
湊「うん、スタッフルームに行くなら...装置も起動出来るかもね」
そんなこんなで2人はスタッフルームに行くことになった。一方では...
101:02 地下2階、出入口付近
ハンターAB「...?」
ゆかり「うわ、ここからも駄目...」
陽介「大丈夫かよ俺達...」
地下2階のハンターエリアでは出入口付近にハンターがうろついており、動きにくい状況だ。
剣崎「...え。竜司」
ただ、ここでスカルが一肌脱ぐらしい。ウォーミングアップをしていた。
竜司「もしもの際の対策は取っとく必要性あんだろ?あのハンター引きつけとくし、カードキーは...」
陽介「心配ねー。俺が預かってるぞ。」
ゆかり「馬鹿、なんだから...!」
剣崎「すまないね...」
バッ
ハンターAB「...!」
LOCK ON>
SAKAMOTO
そして、竜司が飛び出したのと同時にハンターも走り出す!
竜司「ほらほら、こっちよーん!」
そして
剣崎「今だ!早く出るぞ!!」
パシュ×3
剣崎、ゆかり、陽介が地下2階から脱出!陽介が船員用のカードキーを持っているので1階の非常階段前まで戻れます。そして
ハンターAB「...!」
竜司「よっしゃ、もしかしたらもしかすると俺も...」
自分も3人と共に無傷で脱出出来るとこの時は予想していた竜司君。ただ、逃げた先は他のハンター2体が集中しているポイントでした。
ハンターAA「...?」
ハンターAC「...?」
竜司「ってイヤーーーーーーン!なんで俺のファンでもないのにみんなそっち方面にくんのーーーΣ(゚д゚lll)!」
ポンッ
坂本竜司 ハンターエリアでの確保
101:51 残り15人
竜司君よ。ハンターエリアを舐めてたな。この顛末はどうかしら?
竜司「...なんかムカつくぜ...それよりも姉さん、地下の情報は祐介と真と他のみんなにも伝えとくっす。」
その頃の実況では...
ジョーカー「さて、封鎖解除装置にエリアの復元プログラムを埋め込んで装置の起動と共に作用する様にしたまではいいが、また問題が出来たか...」
マシュ「解析終わりました、先輩...石にされた人達は全て...これが原因かもしれません」
<手袋越しで宝石を持ってくる
マシュが持って来たのは白い水晶玉。ただコレの成分は...
ユマ「...見た目は水晶玉ですが...成分は加工された魔宝石100%です。更に加えて生きた人間の魂を吸い取る魔術加工が施されているな...それと皆さんに警告ですがあの地下のガラスケースに入ってる人々の石達については全て手遅れと思って下さい。...死体が火葬などでなくなっていたり何年も経過して腐ってるなら尚更駄目かと思います。」
<手袋越しで眺めている
美鶴「...なら、先の作業員とVIP専用の船員も...」
処刑女王の見ているモニターはなんと数分前の映像。変身妨害システムでリュウガが変身解除してしまい、
警備員D(景虎)「ケケケ...コレはエニグマを応用シタ、ライダー専用の変身妨害システムデース!」
<太いペンライトの装置を起動する
パコン!
<分厚い辞書の男、辞書で警備員Dの顔面に一撃!
警備員D(景虎)「痛...な、マチなさーい!」
分厚い辞書の男(アーラシュ)「城戸さん!装置の届かない所に早く逃げてッ!!」
リュウガ「すまない!恩にきる!!」
リュウガを逃したものの、警備員ゾンビに押さえつけられた船員。
警備員B(ロビンフッド)「ちくしょう、1人逃した、が!」
警備員E(坂本)「キサマ...」
分厚い辞書の男(アーラシュ)「く、離せ!離せよ!」
ただ、問題はここからだ。何処からか苛立った顔のケイオスが現れて...
分厚い辞書の男(アーラシュ)「な...!」
ケイオス(アルジュナ)「全く、貴方は色々と存じているなら口をつぐんで何処かに隠れていれば良いものの...!」
透明な水晶玉を相手に向けた。すると...
分厚い辞書の男(アーラシュ)「ガ...ギャアあああああああッ!!」
バタッ
倒れた男と、変色してレモン色になった石を眺めて歪んだ笑みのケイオス。映像はここまでだ。
ユマ「彼ら2人の場合は...24時間経過してない...要するに手遅れでないなら元に戻せると思うんですが...まずは石本体と彼らの体が必要です。」
美鶴「そうなるか...後はどうやって助けるかによるか...ぶつぶつ...」
まずは彼らの魂が入った石と彼らの体が必要かな?
次回予告
10.ミッション2・戻る記憶
<ついに次回、ミッション2が完結!
以下おまけ
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.140 )
- 日時: 2020/02/09 17:46
- 名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)
9.ミッション2・ベルフェゴール・デッキ・6
おまけ話題です
現時点での状況>
・ミッション2が絶賛発令中。1日目の夜中に殺害された警備員達がゾンビ化してそのまま通報部隊化。停止するには1階の警備員室にある日誌と携帯電話と通信記録などの手がかりを元にして停止方法を探らないといけない。
・なお、警備員室にはゆかり、陽介、竜司、戦兎が到着済みで情報から今度は地下2階の休憩室に何らかの手がかりが残っている可能性が判明した。なお、前回のUSBに残っていたメモ帳の内容は船員のヒューマギアの持っていた船員専用のカードキーの事について。現在、船員用カードキーは陽介が持っている。
・地下2階はハンター3体が独自に巡回してる事実上のハンターエリアになっているが、今回の件で剣崎、ゆかり、陽介、竜司によって休憩室内のエリア封鎖解除装置が召喚された。
・召喚された封鎖解除装置のうちわけは以下の通り。
1階の倉庫内>
地下1階の封鎖が解除
2階のスタッフルーム>
3階の封鎖が解除
4階のケイオスの自室前>
両プロムナードの封鎖が解除
なお、今回の時点で沖田さんにより1階の倉庫内の装置は起動済みな事と、2階には現時点でエヴォルさんと蓮と永夢、湊がトクマさんとセットで向かっている。4階の方面は鬼藤さん、Ga.さん、杏、茶々が付近に。
他にも>
ケイオスは屍人の心臓の件、贋作の件だけでなくまだ余罪が多数ある事が地下2階のケースの宝石の件で判明。なお、リアルタイムで作業員さんとVIP専用船員さんが魂を宝石に抜き取られ、命の危機に。
脱走したボウケンジャーについては時計に触れ、映士が記憶を戻している。真墨についてはまだ怪しいがなんらかの形で時計に触れている可能性があるのでモノを吸い込む不思議なブローチを明石チーフから盗んだ件とスタッフルーム脱走の事も込みで色々聞かないといけません。
今回で空間が歪んでしまい、ゲームで使えなくなったエリアを元に復元した上、封鎖を解除する方法が判明したがゾンビ警備員の通報の件はそのまま。朗報を待って下さい。
<おまけ話題・お宝リスト7>
今回は仮面ライダービルド以外の3人、スバルさん、竜司君、ノッブのお宝でございます。
スバル>
"蜘蛛と愛し子"。お腹が長いブロンドヘアの女の子の上半身になった蜘蛛の奇抜なデザインの金属細工の小さなブローチ。素材の都合から神秘的な力を放つ。その製作者の独自の世界観と素材の希少さから狂信的な人気を誇る。もちろん高額で鑑定書付き、ガチで数千万します。
竜司>
"焼け焦げた魔女"。炎の中でもがき苦しむ老魔女の絵。とある有名な画伯の作品で当時の世界の不安定さを感じる作品である。
信長>
焼成時に美しく変色する特殊な粘土を使っているお椀を始めとしたプレミアな素材を使った茶道セット。もちろん高額。
以下おまけ>
ーで。またまた驚きの内容の投稿となります。爆弾1つ目でございます。
ユマ「まずはもう1つの地下2階に行けるルート。船員さんのカードキーを借りて行くのです。」
ー最終的に地下2階の被害者は派手に3人、今回の通報被害は1人と控えめに。
ユマ「魂を宝石化して地下2階でコレクション...ソウルジェムとか考えると怖いぞ」
ーなお、余罪はまだありますよ。
ユマ「書ききってからじゃないと言えないモノもありますし。」
ーようやく真墨と映士の件に動き。
ユマ「映ちゃんが事故に近い形で時計に触れてしまった事ですね...真墨の件は本人からきちんと聞きましょうね。」
ーそしてエリア封鎖を解除して元に戻す方法。
ユマ「今回は沖田さんが1階倉庫内の装置を起動ですが、まだ2階スタッフルームと4階ケイオスの自室前が未起動です。お急ぎを。」
ーそして、作業員さん=岡田さんの方言。土佐弁絡みで色々調べたよ。
ユマ「以蔵の方言コレで大丈夫か心配さ。間違えてたらごめんなさい」
感想OKだがお仕置きとクレームは注意