二次創作小説(新・総合)
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.169 )
- 日時: 2020/09/05 11:22
- 名前: YUMA (ID: y36L2xkt)
12.ドラマパート3・ホワイダニット・1
今回のお宝タイム
98:15頃、2F、エスカレーター前。
Ga.と剣崎は前回の依頼の件で客室付近のエスカレーターに乗ろうとしていた。
ハンターC「...」
ただ、ハンターが乗り場でうろついている為に攻めあぐねていますけどね。
剣崎「...にしても、真司...何か進展あるならば良いけど」
Ga.「ハンター、だよなー。6体もいるから緊張感...?」
何処かを見て血相変えたGa.は剣崎の腕を引っ張る。
剣崎「まさか」
Ga.「...そのまさかなのだよ!ブツブツ...ここ使えないなんて超最悪だな!!」
なんと、
ハンターAA「...」
ハンターCの奥から別のハンターの影が。2人共、奴が通り過ぎてから乗ろうとしたら致命的だったご様子で。
剣崎「!(...あの顔、地下で見かけた...)すいません2人共、目的地まで遠回りします!」
Ga.「ちくしょぉおおおお!」
分厚い辞書の男(アーラシュ)「...こっちからだな」
作業員の男(以蔵)「...面倒じゃき。」
一方では。
97:50 3階、スパ入口。
蓮「さて、間違えてなければ...」
<ケースから紫水晶の蟹の甲羅を取り出す&お宝アプリを閲覧中
ベンチで一休み中のレンレンが持ってる宝石みたいな蟹の甲羅についてですが...この話はミッション中の際まで遡る。
*ここから過去回想
101:50頃。1F、フードコート内部。
時系列では地下2Fのハンターエリアの存在が一部逃走者に明らかになった前後ぐらい。
蓮「警備員もハンターも怖いけど...」
ざわざわ、ざわざわ、
蓮「?...警備員でもハンターでも、なさそう??」
フードコート内部に人が沢山集まっていたのだ。その中心には...
白いピエロ(津軽)「一度と言わずに何回も大旋風回転ーーーッ!」
<ジャグリング!
黒いピエロ(夏天)「このお宝を見るだニャー!」
<シルクハットから卵の形をしてるデカイ真珠が!
灰色ピエロ(達磨)「さて、誰にしようかなー。...?」
灰色の服装のピエロの少年、蓮と視線があうと
蓮「?」
灰色ピエロ(達磨)「そこのお兄さん、俺とお宝のお見合いする勇気、あるかな?」
一方的に"お宝を見せろ"と言われる。
蓮「...今持ってるのは、コレだけど?鑑定書曰く希少な天馬の骨格だって。」
蓮が取り出したのは化石。天馬の羽根の骨格の化石でガチで数千万くらいします。
灰色ピエロ(達磨)「OK。鑑定書ありなら気に入った!俺の自慢のお宝、フォー・ユー。」
ピエロの少年が半分強引にジョーカーへトレードで渡して来たのはアメジストクラブという珍しい蟹の甲羅。
灰色ピエロ(達磨)「鑑定書もセットだよー。」
蓮「お宝アプリでは...へえ。質が良いなら一部だけで基本の500万をオーバーする可能性ありの希少生物の甲羅か。」
ぱちぱちぱちぱちー。
<ギャラリー、蓮に拍手を送る
他のお客からは拍手喝采。しかし...
灰色ピエロ(達磨)「姉さん達?」
黒いピエロ(夏天)「眼鏡お兄ちゃん、ハイロのおめがねだっただけ感謝するネ。私とシロ姉ちゃんだったらそうはいかない」
白いピエロ(津軽)「私が仮にハイロだったらそうだなー、さっきの化石にプラス魔宝石系のお宝を渡さないと駄目かなぁ...クスクス」
詰め寄るピエロの女の子2人の怖い爆弾発言に青ざめてきたレンレン...
蓮「(まさかだけど、人によりお宝1つじゃダメな場合があるの!?)おパンツ一丁は勘弁してぇえええええ!((((;゚Д゚)))))))」
このままだと身ぐるみ剥がされる、と本能で危険を感じた蓮は慌ててエントランスまで戻ったそうだ...その際、
エヴォル「ん?お前...ジョーカー?」
<憔悴しきってる
*過去回想ここまで
蓮は立ち上がって、
蓮「その際に血相変えたエヴォルさんと出会ったのが驚いたなあ。"...手身近に言おう、トクマさんを知らないか?現時点でスタッフルームにいない連絡をさくらから受けたんだ!"...なんてね。」
同刻、1F、フードコート内部。
それと同じ頃、炎獄の作者の妹本人ですが...
エヴォル「ジョーカーからの情報...まだピエロの3人組がフードコートにいるならお宝をトレード出来るっぽいな。」
レンレンからのネタを参考にフードコートを訪問していた。まだピエロ3人がいるのか奥にはギャラリーが集まっている。
黒いピエロ(夏天)「お姉さん、何用?」
白いピエロ(津軽)「大口叩くなら私達のおめがねになるお宝があるのかしらねぇ(黒笑)」
バッ
エヴォルは即座に自分のケースのお宝を取り出した。
エヴォル「"煌姫(きらひめ)の大皿"。希少な粘土と魔宝石粉末を用いた周囲の魔力で発光する磁器の大皿だ。君らのおめがねにはどうだい?」
すると、黒服の道化師の女の子が反応。
黒いピエロ(夏天)「...お姉さん、モノは相談。それと引き換えだけど」
バッ
黒い服のピエロは自分のシルクハットからマジックで卵形のデカイ真珠を取り出してエヴォルに手渡す。本物である証拠に今回は鑑定書もセットでついていた。
黒いピエロ(夏天)「この真珠、常識的にありえへんくらいデカイ真珠、"卵真珠"って言う代物ニャー。鑑定書とセットで大事にしてくださいナー。」
エヴォル「よっしゃ、ツイてるなアタシ。」
灰色ピエロ(達磨)「クロ姉さん...」
白いピエロ(津軽)「私の場合...同じ大皿あと2枚かなー」
お宝トレードに関しては任意、逃走者にお任せしますが...
ハンターA「...」
ハンターB「...」
ハンターC「...」
ハンターAA「...」
ハンターAB「...」
ハンターAC「...」
ハンターが6体もエリア内を巡回してるので、気をつけないとその前に...ですよー?
今後のフラグもセットでついてます
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.170 )
- 日時: 2020/09/05 11:54
- 名前: YUMA (ID: y36L2xkt)
12.ドラマパート3・ホワイダニット・2
今回ヤバめな話題突入1
97:30頃、2F、D210号室。
ガチャ
もう1つのセーフティルームに作者2人が来訪。なお、月詠は裏側の件の後、仮面ライダーローグと途中で別れたみたいだ。
鬼藤「...ジェネさんにトクマさん...途中でエンカウントした月詠さんとセットで来ました。」
月詠「...真司側の方には永夢先生とゆかりがセットで来訪予定、牢獄にはもう色々伝わっているです。」
ただ、男子作者2人のうちいつでも動けるコンディションなのは現時点で突風の作者のみらしい。
トクマ「...今回色々すいませんでした。まだジェネさんについては安静に、って言われてま...え。」
ポンッ
<トクマの右肩にジェネの右手が!?
鬼藤&月詠「ジェネさん!?」
トクマ「アンタ...身体に関してもういい訳がねーだろ。1日分とはいわずもう少しでも」
ジェネ「...構わん。戻った記憶に関しての証言はトクマさんだけでは不十分だ。俺の話題も込みでなければ...」
あれから1日経過してもまだ顔色の悪い炎獄の作者がベッドから起き上がってきたらしいのだ。慌てて近くのソファに座らせる3人。
鬼藤「...(月詠さん)」
月詠「...(ドラマ都合なのか、2日目になってたんだ)」
ジェネ「...まず...俺、から」
トクマ「気分悪くなったら話題の途中でも中断させますよ?」
*以下過去回想。
ジェネサイド>
コレについては今から何ループか前で俺とトクマさんがまだ時間邂逅の悪影響を受けている時だ...
ループ×回目、1日目、地下1F、A214号室内部
今までのループの件で薄々察していた。変な既視感だ。
ジェネ「...」
毎度毎度、悪夢の様な事が船の中で起こる。そしてベッドから飛び起きて汗だくの体と謎の倦怠感...
ジェネ「ぐ、ゥう...!」
トクマ「ジェネさん、早いな。おはようございま...え、ちょいと待てアンタ!熱があるぞ!?」
トクマさんの姿を見て...あ、アンタも客室にいたのか。え?客室??
ズキッ
ジェネ「ーーーッ!!」
頭痛と共に目の前が真っ暗になり、すぐに気がついたら再度ベッドの上。
トクマ「熱冷ましの薬持ってたかなぁ...あ、ジェネさんは休んでて。俺が連絡と調査をしときます...」
ジェネ「...」
荷物の常備薬を探すのか寝室から出ていこうとするトクマさん。まだ俺の意識は虚ろだがお人好しさが身にしみて...
ガシリ
ジェネ「!?」
無意識のうちにトクマさんの腕を掴んでいた様だ。
トクマ「え、どういう訳?...し、心配してるなら大丈夫ですって。」
そしてそのまま部屋から出ていくトクマさんを見送った。
ジェネ「...」
誰かは詳しく覚えていないものの...
ジェネ「...いたのかよ」
姿を見て視線の相手の事を幾らか思い出す。
ジェネ「悪趣味にも程があるぜ。時計のバケモノ」
仮面の男(荒垣)「...」
少し前に聞いた話だが、作者には魔月感染時だけでなく月輪過剰か咎落ちか咎憑きか神憑きのどれかに該当な上、対象に対する怒りや憎しみや恨みが深ければ稀に作者限定で身体、精神的に異常な事態でも記憶と意識をある程度保つ"可能性"があるそうだ。
ジェネ「トクマさんは覚えてるかどうかは分からんがあの人と俺に対してやった事、全て忘れた訳じゃない...絶対に許さない」
仮面の男(荒垣)「...」
今回はそれに似たようなケースが発生して...俺はある程度時間邂逅時の記憶を維持出来ていた。完全に悪影響を振り払うまでには俺の場合時間がかかった上、時計にも触ったんだが。
仮面の男(荒垣)「...」
ジェネ「何?」
俺を見つめている男。
仮面の男(荒垣)「...何故だ」
ジェネ「?」
本題はココからだ...実は1つ前のループ時、コイツと俺とトクマさんは戦闘になっていた。
仮面の男(荒垣)「...何故、あんな行動をした。あの男は他人なのに」
ジェネ「トクマさんの事?さあな。作者さんである以前に信頼できる仲間だから、と言えばどうする?」
俺が質問に回答すると豹変する謎の男。ここからはトクマさんにも話していない事項である。
仮面の男(荒垣)「...違うな。他人は全員同じだ、最終的には自分の事しか頭にない、自分の見解とプライドと見栄で他人を勘違いする、何の金にも権力にも利益にもならないのに笑顔を大事にする、分かり合えないなら嘘をつく傷つけあう殺しあう!最終的に金にもならない不利益被るだけなのに争ったり嫌いな相手を許す、そんな奴らでも何かをしてあげるのが大切だとのたまう!お人好しなのが一番...!」
ジェネ「...?」
豹変して気になるワード数個をほざいたと共に突然、目の前の男が苦しみ始める。
仮面の男(荒垣)「...はらが、へった」
ジェネ「目が怖...」
言動の色と仮面で隠れてるとはいえこちらを見る目付きが怖い。しかもそれに加えてバイオ発言...まさか。
仮面の男(荒垣)「く わ せ ろ」
ジェネ「!...や、やめ」
ガブリ
首筋に噛み付かれ、血を幾らか吸われる。
ジェネ「ぐぁああああッ!?」
この時点で俺は殆ど残ってない体内のマナを更に吸われたせいか意識が薄れて再度目の前が真っ暗になった。
*ジェネの回想ここまで
通常サイド>
ジェネ「...あの時計触ってリカバリーした後にオリジナルのワンダークロックのデータと情報を見て...この船の中で起きた全てを昨日、この部屋まで移動しながらトクマさんと共に整理した結果、あの仮面男がシビル本人である可能性ありと結論を出した。コレでいいか?」
トクマ「あー、そうか。」
ココでトクマが口を開く。
トクマ「コイツに血を吸われてジェネさんはまた意識不明になってたのか...なら知らねーよな。あの後コイツ...シビルって奴が俺らに何したのか。」
*ここからはトクマの回想
トクマサイド>
ループ×回目、1日目、地下1F、A214号室内部
スタッフとの通信も不調で全く繋がらない、ジェネさんは熱出して倒れたりとおかしな事がこの船の上では多いのを疑問視しながらも、
トクマ「えーっと、熱冷ましは俺の荷物のサイドポケットだったかなー...?ありゃ?使われた痕跡が」
<荷物から使われた痕跡がある錠剤箱の中身を取り出す
俺はあの時荷物から薬を取り出してボトルの水と共にジェネさんへ持って行こうとした際に...
ジェネ「ぐぁああああッ!?」
トクマ「!」
ジェネさんの悲鳴が聞こえて大急ぎで腕輪を取り付け、現場に駆けつけた。
ガタン!
トクマ「ジェネさん!悲鳴が聞こえたからまさかとは思ったが!!」
部屋に入ったら眼鏡をしていてもなんとなく彼の周囲に違和感を感じ、
トクマ「面倒...魔眼じゃないと見えねーのかよ」
スチャ
<トクマ、眼鏡を外して魔眼を使用...
眼鏡を外して一時的に裸眼の視力矯正した上で魔眼を使うと...
仮面の男(荒垣)「...!ほら...だから言ったんだ、人はみんな、同じだ」
寝室には口元が血で汚れた仮面の男が立ち尽くしており、ベッドには首筋に噛まれた跡があるジェネさん。
トクマ「どーいう訳かは知らねーけど...コイツ...吸血種モドキなバケモノかよ!」
<眼鏡は襟にぶら下げ&目が金色
仮面の男(荒垣)「チッ。...あと少しでコイツの血やマナだけでなく魂も食えそうだったのに食事の邪魔をするなんて...」
眼鏡オフで金眼な俺を見た男は豹変。血や体内のマナだけでなく魂まで?まさかだけどコイツの場合は吸血種とかではなくて...
トクマ「テメエ..."魂喰らい"って奴か!」
仮面の男(荒垣)「...別にどうでもいいだろ。食わないと体がもたねえからなあ。まあ、コイツの場合は少しの血だけで多少腹一杯だし美味いご馳走で数日もちそうだしさあ。生き血全てと魂まで食ったらどうなったかなぁ?」
俺を見て舌舐めずりする男。まずい、今のコイツの目は直感から見て捕食者の目...!魂喰らいとは死んだ人間の魂をそのまま餌にするバケモノだが人間の生き血も体内のマナも吸うパターンがあるとはね。
仮面の男(荒垣)「なあ」
トクマ「!」
まずい!防衛本能から...
仮面の男(荒垣)「モ ッ ト ク ワ セ ロ」
トクマ「喰われて、たまるかぁ!雷神拳ッ!!」
ズドンッ
<トクマの雷の拳が仮面の男の鳩尾に!
仮面の男(荒垣)「ぐぁあああッ!うう...はっ...ハァ...ハァ...!」
トクマ「ぜー、はー、またか、また消えちまった...」
血を幾らか吸われてしまったジェネさんを先の拳のせいなのか体がふらつきながらも守り切った俺だが...相手が魂喰らいの時点で薄々気づいた。魂やマナだけでなく人間の生き血も吸う系統ならもう助けられない可能性がありうる。最悪...
トクマ「なんとなくだけど原因の時計、場合によっては壊すしかないとか?」
<眼鏡をかけ直す&目の色が元に戻る
そして、うん。そうだなぁ。俺の場合時間邂逅について知ったのはこの後にこっそりとVIPルームに潜入して時計に触ったよ。掃除されてても周りに大量の血痕の匂いが濃いめで残ってた事とダクトの施錠緩くて潜入上手くいってたから...時間帯的には俺より前にここに来た"誰か"とほぼ同じか少しだけ後くらいかな?
*トクマの過去回想終了
通常サイド>
トクマ「みんなも...ジェネさんも今の今まで黙っててごめんなさい。薄々感じていると思いますがあの時計の影響は俺の場合無理矢理引き剥がした、って訳じゃなかったんだ。まあ、自力でなんとかも出来たけどタイムリミット的に」
ジェネ「アンタな...うん、大体分かった。後色々ボウケンジャー側で確認する事もあるがそれより」
いつの間にか、仮面の男が4人の近くに現れていた。
仮面の男(荒垣)「...魂喰らいのバケモノの本能は抑える気なんてない。悪く思うな。まあそれよかお前らが死ぬ気で足掻いて苦しんで無駄に何度も何度も死んでいくのが面白い...ククク...」
鬼藤「元から悪趣味なのは分かる...」
テンション上がっているのか、男の言動はノンストップ。
仮面の男(荒垣)「笑顔は大事なのだろう??他人を虐げる笑顔も、金儲けしてる奴の笑顔も贅沢三昧の日々を過ごしてる輩の笑顔も子供を苦しんで産んで笑顔でいられる女も他人いじめてるガキ共の笑顔も恨んでる奴殺して笑顔でいられる奴も喋れないから平気って言って躾名義で自分の子供を虐待する奴の笑顔も自分と違う自分を演じて笑顔もいじったり他人の顔を使った顔での笑顔も自分の思い通りになる笑顔も犯罪や悪いことした笑顔もおしゃべりに夢中になる馬鹿共の笑顔も...!」
月詠&トクマ((((;゚Д゚)))))))
月夜、突風の両作者はこの時点で怖気しかなかったそうな。
仮面の男(荒垣)「...笑顔は薬というが俺には伝染病か...死なないと治らない病気にしか見えねえよ!!そういう奴らに俺の家内とまだ3つの娘を俺の仕事妬んでる奴らに殺された!そいつらは全員笑顔で大笑いしていたよ!それじゃ足りないのか仕事が出来なければ良いと嘲笑いながら俺の右腕を切った上に切り刻んで肉塊にしやがった!そんな笑顔の奴らは...人間は全て死ねば良い...!」
鬼藤「あの発言から...強く出てきたか。」
ジェネ「...」
フッ
かなりの怖い発言をして即座に消えた仮面の男。多分...
月詠「最後の通告って奴かな?...嗚呼そうだ...」
ここで月夜の作者は誰かを探し始める。当然だけど...
トクマ「さくら姉さんなら、奥の方にいますよ?」
月詠さん、さくら姉さんにもご予約が
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.171 )
- 日時: 2020/09/05 12:18
- 名前: YUMA (ID: y36L2xkt)
12.ドラマパート3・ホワイダニット・3
今回ヤバめな話題突入2
月詠が探していたのはボウケンジャー側の全員...特に今はボウケンピンクだった。
蒼太「...」
<リアルタイムでPCとスマホで情報調査中...声かけない方が良さそう
月詠「あ、いた。すいませんさくらさん、トクマさんから聞いてます。まだチーフさんと真墨が回復しきってないって...」
実はトクマ曰くまだボウケンジャー側は2日目になっても魔術耐性の無さからレッドとブラックが体調不良から回復出来てない状態だという。
さくら「...ええ、先日よりはマシになっていますが法則から6日目まで2人共本調子にはならないみたいです。それと月詠さんと鬼藤さん」
ボウケンピンクの発言、それはセーフティルームに関する話題だ。
さくら「私の仲間とトクマさんとジェネさんにもお伝えした話題の繰り返しですが...私については今後、支援を期待しないで下さい。セーフティルームの維持の為にこの部屋から出られない状態なんです。...城戸さんも発言してはいないものの、私とほぼ同じ状況かと思います。」
セーフティルームの維持の為には動力核である契約者がずっと部屋にいないといけないとの事。仮面ライダー龍騎も敵に気付かれてしまう危険性があったのを差し引いても実は彼女とほぼ同じ状況だったのならコレは痛い。
鬼藤「あちゃー...仲間達みんなの安全とセーフティルームを優先してさくらはこうなった訳か...月詠さん、戦隊側は今聞けるだけ追加情報聞いちゃう?」
月詠「...そーするつもりなのです」
さくら「分かりました。では...」
ぐいぐい...どたん、ばたん!
さくら「...物音から理解してると思いますがお2人とトクマさん...少しご協力頂けませんか?今...」
<音を聞いて即座に呆れ顔
映士「馬鹿!動くなって言ってんだろ!!あの絵の件も含めて俺サマ達にとって大事な話なのは分かるが...ッ!!」
菜月「回復してからでもお話は大丈夫だから、真墨はさっさと寝ててよーー!」
禍罪の作者は先と似たようなシチュエーションから状況を一瞬で理解した。
鬼藤「分かりました。月詠さん、トクマさん」
トクマ「了解でーす。そういや知らないうちに時計に触っていたな、ボウケンブラック!」
月詠「多分話を聞かないと大人しく寝てくれなさそう、です」
ガラガラッ。
そして作者3人は件の2人が寝込んでいる部屋へ。そこは和室に布団が2つ敷かれていた。
真墨「ーーーッ!はな、せ!早く...!」
菜月「あ、さくらさんも作者さん達も!丁度良かった!真墨をどうにかして...」
さくら「菜月、高丘さん。予定が全て変更になりました。私がいいと言うまで一旦部屋の外に出てくれませんか?」
内心不安なボウケンイエローは即座に部屋から出て行く。
映士「...そういう、訳か?明石とコイツの事は逃走者にも、ジェネとトクマにも関与してくる案件なのかよ。」
さくら「すいません、チーフはともかく真墨に関しては話を全て聞くまで落ち着いてくれない可能性があると判断しました」
作者3人へ疑惑の目を向けながらも、大体状況を理解したボウケンシルバーも部屋から出て行く。
さくら「さあ、コレで大丈夫でしょう?知ってる事を我々に全て話して貰いますが、よろしいですね?真墨も、寝たふりしてるの丸出しなチーフも。」
明石「...(汗)」
<布団かぶってます
真墨「...!」
まだ布団をかぶってて動く気配の無いボウケンレッドはさておき、ボウケンブラックは観念したのか冷静に口を開いた。
真墨「...この話は、さくら姉さんが怪我してダウンしてたループの間の話になる」
さくら「...(やはりか。私がヘマをして寝込んでいた間にーーーッ!)」
*ここから真墨の過去回想
真墨サイド>
本編ループから3つ前ループ、1日目
菜月「さくら、さん...あ、ぁあああ...!嫌ぁああああーーーッ!」
菜月の悲鳴で我に返った俺達。
真墨「...え。」
蒼太「な、コレは...」
映士「血!?」
なんと、さくら姉さんには何故か胸に銃で撃たれた傷痕。周りは大量の血が。
明石「さくら!?...誰でもいい!早く医務室に連絡を入れろ!!菜月は離れて落ち着け。」
当時、姉さん以外は全員時計の悪影響のせいで記憶がリセットされていて何故彼女がこうなったのか原因を知らなかった。気付いたら目の前で仲間が倒れてる、何故か銃で撃たれてて血塗れで...だからな。
数分後、A206号室前。
姉さんがユマの"契約者"で幸いだったのか、彼女の怪我は数日で回復するらしい。正直胸を...肺や心臓に撃たれて即死や致命的なのを数日で回復ってどこまで生命力があるんだよ...
菜月「...」
真墨「医者はしばらく安静に、って言ってたな。お前がついてやれ。俺らで後の事はなんとかする予定だ。」
不安そうな顔の菜月を部屋に戻して考える俺。
真墨「ずっとこの船、おかしくねーか?何故か夢であって夢でなさそうな事を寝てたらしょっちゅう見るし...服も血で汚れてたり破れていたり海水で濡れてたり...」
そう、モノや服とかは時計干渉を受けてないので違和感は感じていた。加えて...今回の俺の場合、作戦室に入ろうとした瞬間だったな。
蒼太「え、どういう訳なのさ映士...ッ!」
映士「テメエも明石も...さくら姉さんが倒れてんのによく平静保てるな!ユマとの契約者で命に別状なくとも...弾の当たりどころから普通は死んでる致命傷なんだぞッ!!」
真墨「...!」
<ドアをそっと開けて隙間から覗く
そうか、姉さんずっと寝てて知らねえ話題だったな。映士と蒼太はあの時アンタが倒れた際、作戦室で口論になってたのさ。
明石「...やめないか、2人共!」
で、明石が止めに入った前後。
菜月「さっきチーフの大声が聞こえて...あ、そうだ真墨、コレ」
真墨「?」
いつの間にか俺の後ろにいた菜月から渡されたメモには...
真墨「(...は?...ワンダークロック?逃走者?城戸サンの名前と部屋番号...?)菜月お前、一体何処からコレを。」
菜月「さくらさんの上着のポケットに入ってたの。何か、菜月達に言えない事をさくらさんは隠しているんじゃないかって」
さくら姉さんが持ってた手書きのメモの内容...コレで俺は予定を大幅に変更することにした。アイツらより真っ先に絵画を回収するだけじゃねえ。この騒ぎと違和感の原因が時計にあるならワンダークロックも可能ならば...!
ダッ
菜月「え、ちょっと真墨ーーーッ!?」
知らないうちに俺はメモを菜月に返却、駆け出していた。目指していたのはVIPルームのケイオスの部屋、その付近にある奴の秘密のお宝倉庫!
*数分後。
特に問題なく、ダクトから倉庫の中へ潜入出来た俺。施錠の偽装も上手く施して、だ...作者のトクマも倉庫の中へ入れたのはこの偽装がずっと誰にも気付かれてなかったか、時計に触った件が俺と同じループ中だったんだろうな。
ガタン...スタリ。
真墨「ここまでは問題なし、気付かれてはいないな...!」
運良く、潜入したエリアは絵画用の倉庫で良かった。主目的の絵画..."神妃の肖像画"は即座に発見出来たものの...
真墨「ーーーッ!」
<目的の絵画に対して背中を向けた!
絵の女と目を合わせてはいけない為に背中を向けて近付き、その状態で絵画のハザードレベルを測定する。
ピピッ
ハザードレベル>0
で、サーチ結果が一番問題だったんだ...狙ってた絵画はプレシャス反応無しの偽物だったんだよ!
真墨「...(嘘だろ!?俺達まさか下手したら偽の絵画掴まされる寸前だったのか!!)」
マズい。コレはとてもマズい。俺の中で警告音が鳴り響く。早く倉庫から出て他の5人に偽物の絵を掴まされそうになってる事を知らせなければ!!だが...
ガチャ
真墨「(誰か入ってきたのか!?)」
ますみん、大ピンチ!
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.172 )
- 日時: 2020/09/05 13:08
- 名前: YUMA (ID: QxkFlg5H)
12.ドラマパート3・ホワイダニット・4
今回ヤバめな話題突入3
俺は即座に気配を殺し、倉庫に入ってきた人物を確認。運良く俺が今いる場所から奥側の様だ。
真墨「アレは...!」
俺の見た光景は仮面の男がケイオスの前に現れて親しく声をかけていた所。
仮面の男(荒垣)「...」
ケイオス(アルジュナ)「貴方のおかげで彼ら全員の本心は聞けました。人間はみんな、同じだ。金汚い、自分以外はどうでもいい、他を虐げてでも目立ちたい、私の財産と権力が目当てで近付いている...くだらない。」
話の内容から...
ケイオス(アルジュナ)「この時計のことは半信半疑でしたが仮に起動してもルールを守れば無事でいられるのを知っていて良かった、更に時間邂逅を繰り返しすれば個体差がありますが...いずれ体がマナ枯渇に耐えられなくなり、衰弱してそのまま死ぬのでしょう?原因を簡単に言えば"貴方の餌になって"、ですが」
仮面の男(荒垣)「...」
<ケイオスから目を背ける
逃走者達が狙っている時計...
ケイオス(アルジュナ)「確か、1回でもいいからどこかのループ中に素手でも服越しでも手袋越しでも何でもいいから時計に触っているか時計から半径3m以内に常にいれば今までの時間邂逅の記憶を覚えていられる、モノには時間邂逅の対象外で悪影響が及ばない、でしたねえ。」
仮面の男(荒垣)「...」
俺らとほぼ同じかそれ以上にロクでもない代物らしいな!
真墨「...(それより...この後俺はどうすれば...!)」
さくら姉さんには何処まで時計の悪影響を受けてるかによっては慎重に言葉を選ぶ必要がありそうだ。問題はそれ以外の他4人...菜月と映士と明石と蒼太が俺の発言を信じてくれるかどうか。特に色々個人的な理由で明石の奴にゃ話したくねぇが仕方ないのか...と悶々としていた際だ。
ケイオス(アルジュナ)「あの多数の複製画と贋作のお宝には透視と盗聴の術式を仕込んだナノサイズの魔宝石が埋めてあるんですよ。今回出品した本物、贋作含めた魔宝石、ジュエリー群も全て同じ細工をしてます。ええ、もちろん多元世界全体での違法ですけどね。」
真墨「ーーーッ!?」
は?出品してるお宝の全てには魔術式の盗聴器と監視カメラ付き、お宝には一部贋作が混ざってる、だと。
仮面の男(荒垣)「...」
<ケイオスに対して訝しむ目
ケイオス(アルジュナ)「だって人間は嘘つきでしょ。優しい嘘でも真実を混ぜた嘘であったとしても、嘘をついたり嘘の自分を作ったりする。それだから人間は嫌いなんです」
この後のケイオスの発言で俺は凍りついた。
ケイオス(アルジュナ)「だからな、私の目の前では嘘をつけなくしてやる。愚行もプライベートも何もかもをこの複製画やジュエリーや品物を本物と偽って売り飛ばして暴いてやる。ずっと、見てるんですから。ずっと、聞いてるんですから。全部、知ってますから。そうすれば、笑顔で手を取り合って、仲良く出来ますよねぇ?」
<途中から歪んだ笑顔に
仮面の男(荒垣)「...チッ」
<ケイオスの顔を見て不機嫌に
真墨「...」
<どんどん青ざめてる
内容、よりも...この時のケイオスの歪んだ発言と声は俺の頭と鼓膜に焼き付いて離れなかったんだ。他人信じられないからってあそこまでするか普通!
ケイオス(アルジュナ)「嗚呼、この船でのループ中の細かなやり取りは全てUSBに記録済みです、部屋に付けておいた監視カメラとセットで滑稽で面白い録画が撮れました。我がお気に入りの"屍人の心臓"の効果が本物だった事、多数の"魂の石"の原石作成に苦労した事、時計を提供して頂いた方から受け取ったワンダークロックが今でも起動するモノだったのが想定外なのはありましたけど」
仮面の男(荒垣)「...!」
<笑顔を消して欲しそうな顔
更に加えて、殆どの乗客はプライベートがコイツのPCハードディスクに記録済みなのかよ!?魂の石の事は...アンタら作者達曰くソウルジェム(*意訳)の事で合ってんだな?
ケイオス(アルジュナ)「失礼、私、今...どんな顔してるんでしょうね。全て思い通りに事が進んで笑顔...なのでしょうか?人間の作り笑顔なんてこの世の中で私が嫌いなモノですよ。笑顔そのもの、って言えば正しいですかね?とってもウンザリですよ...笑顔が一番、笑顔が一番、笑顔が一番...笑顔が何故大事と言える?薬になると言える?嗚呼、君の事情と時計に関した真実は耳に入れてます。同意見でしたね。」
一言も何も喋らねー仮面野郎との雑談の盗み聞きで分かった事を全てまとめると...
ガチャ
<ケイオス、倉庫から出て行く
ケイオスは時計を起動していないが、この船での時間邂逅とループの事を元から知っていた、しかも違法であるジュエリー用の魔宝石や有名な絵画の複製画を悪用した事、贋作を売ろうとしてる事含めて違法行為をやらかした上でかよ...
フッ
<仮面の男、消える
恍惚の笑みを浮かべながら部屋から出て行くケイオス、仮面野郎も即座に消えてしまったが...
真墨「(このまま放っておいては駄目だろ!つか出来るかよンな事ーーーッ!!)」
ただ、盗み聞きに夢中になってた俺に想定外の事態が。
??「貴方、あの男の何を知りましたの?」
しまったと思った時にはもう、遅かった。
ドスッ
後ろからナイフを脇腹に突き立てられた感触...!
真墨「て、めぇ...!」
??=セピア(伊那谷)「まあ、悪どい事でしょうけど。貴方達ボウケンジャーには..."現時点で派手に動かれたら困る"ので...そのまま死ね。コソ泥してるゴキブリは毒で即座にホイホイしないとね。」
俺に対してナイフで不意をついたのは胸糞悪ぃ発言をしてる気持ち悪い笑みの眼鏡女...異変も即座に出た。
真墨「ゴハッ...!」
<口から吐血
口から血が...な...あの口ぶりはナイフに毒塗ってたのかよ!?
セピア(伊那谷)「デザートのあんこ入り黒ごま団子...失礼。ボウケンブラック、伊能真墨。逃げても無駄だと思います。先のナイフは強烈な出血毒塗っているので放っておいても解毒剤使う前にそのままDEADルートだけかと思いますわよ?」
どうせ激痛と毒で死ぬなら...今、体力がある一か八かの勝負だ!
ダッ
<真墨、急ダッシュ!
セピア(伊那谷)「あ...」
ドサ!
<真墨、セピアにタックルしてそのまま逃走
真墨「ぐ、ゥウ、ゴフ...ま、に、あえ...!」
<傷から出血&吐血しながらも何かを探している。
俺の、予想ガ...当たっているならば!
真墨「と、けい...!」
ここからは毒が回ってたのか、出血が大量だったのかもう目の前が真っ暗であんまり覚えてねーんだよなぁ...ただ
セピア(伊那谷)「あちゃー...ゴキ...はもう...で触ってたか。まあいいや、経由で...面白...記憶...維...させて...」
途切れ途切れのあの女の気になる発言だけ聞いて意識が途絶えた...
*過去回想ここまで
通常サイド>
さくら「...」
真墨「多分、あの死に際に時計に触った可能性があるってだけだぜ、俺。それならあの時から何故今まで...さくら姉さんは全部知ってるか。菜月が喉をえぐられた死体がプールに捨てられていたり、フロント前のテーブルで心臓串刺しにされてそのまま晒されてた死体が騒ぎになっていた事も...映士がブティックのショーケース前、俺の目の前で頭を銃で撃たれて俺が半狂乱になりかけたり、首と腕だけが俺とアイツの部屋宛で届けられた事も、蒼太が胸を深く引き裂かれてチャペルに張り付けられた死体やバラバラ死体にされて客室に放り捨てられた事も明石が」
ガシリ
<明石の右腕、真墨の左手首を掴んでいる
明石「俺が...何だと?」
真墨「チッ...急に起きてくんなよ病人」
鬼藤「さくらがコイツの事、狸寝入り...と言っていたわね」
月詠「起きてたチーフさんを忘れていたのです...」
トクマ「アンタ」
さくら「やはり寝たふりでしたか、チーフ」
ぺしり。
<真墨、明石の右腕を拒絶
ここで狸寝入りしていたボウケンレッドも介入。即座に真墨から拒絶されながらも口を開いた。
明石「言おうとしたのは俺が階段から転落して打ち所の悪さでそのまま死亡した事か?首が無い俺の死体が展望台に晒された件か?誰の目にも目立つ形でバラバラにされた俺の死体が1つずつ...合計5箇所のゴミ箱に中途半端に突っ込まれていた事か?...お前の場合は俺達以上に人の事を言えん筈だ。」
真墨「!?」
そういえば、彼も仲間と同じようにループ毎に何回か殺されていましたね...明石の覚えている範囲内では...
明石「右足を千切られた上胸を刺された死体がヘリポートに血塗れで置き去りにされていた、お前も映士とほぼ同じケースで首だけが部屋に送られて映士が狂っていた、内臓付きの上半身がビュッフェ会場の大盆に設置されて客と乗務員全員を巻き込んで派手な大騒動になっていた、ジュエリー店で首以外の体をぶつ切りされて商品全てと入れ代わりにショーケースに骨と内臓含めて色々と晒されていたのを発見した際は殆どの乗客が吐き気を催すわ、それ以上に菜月がずっと引きこもって話を聞ける状態じゃなくて大変だったんだぞ?」
真墨「ーーーッ!」
顔を真っ赤にしてふて腐れた真墨、今度は布団を被った。
明石「ククwwwコイツの場合、狸寝入りとはいえ大人しく6日目まで寝てくれるみたいだな。」
月詠&鬼藤&トクマ「...;」
<ドン引き
さくら「...チーフ、申し訳ありませんが」
ここでさくらは明石を追求。
明石「今度は俺の番か。お前が聞きたい話題はなんとなく分かっていたがな...」
チーフさん、次はアンタの番です
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.173 )
- 日時: 2020/09/05 13:34
- 名前: YUMA (ID: QxkFlg5H)
12.ドラマパート3・ホワイダニット・5
今回の重要話題1、セーフティルームの補足と...
彼が逃走者側と男子作者2人へ話したい事は何個かあった。
明石「...まず、1つ目。この話は真墨からの受け売りで現時点でさくらを含めて全員が承知済みの話題の繰り返しになる。さくらもいいか?」
頷くさくら。そしてそれを確認したボウケンレッドが取り出したのは"蔵玉"。
ボフン!
明石「ワンダークロック以外にも真墨がブローチで持ち出したモノがコレだ。」
ブローチの中に入っていたのはなんと、絵画。それもボウケンジャーが探していた"神妃の肖像画"...!
鬼藤&トクマ「ーーーッ!?」
<2人共慌てて目を隠すかつぶってる!
月詠「...」
<動じてない&絵画にも目を開けたまま
さくら「...真墨の話を聞いてもう理解していると思いますが」
<絵画をサーチ
ピピッ
ハザードレベル>0
鬼藤&トクマ「...マジで!?」
月詠「真司から贋作の件聞いた際にやっぱそうかなー、と思ってますたが...ボウケンジャーが血眼で探してた絵画は真墨の話通り贋作だったのか...」
月夜の作者のみ、ケイオスのお宝倉庫の件を直に見て色々と承知していた為に絵画がガチで贋作だった件を聞いても冷静な顔。更に加えて...
トクマ「少し、いい?...眼鏡越しでだと簡単なサーチしか出来ないけど...ワンダークロックに仕込まれてるモノと同じ魔力の波長が何処かに繋がっているな...。」
<眼鏡越しだが目が金色に染まる
鬼藤「更に加えて盗聴器と監視カメラの件もガチなのか...」
月詠「時計も細工されてたって...えーと」
眼鏡越しに突風の作者が魔眼での簡易サーチをした結果、時計と同じ細工が偽の絵画にも施されていたご様子。戦闘特化のジェネさんだけでなく彼にも船に潜入する依頼をかけた理由がコレである。トクマさんはこういう魔術絡みでの細工や罠を魔眼で精密に鑑定可能なのですから。
トクマ「本来の..."眼鏡無しの魔眼"は乱用すると下手したら幽界とか狭間とか...簡単に言うと人ではヤバい所に足先を突っ込んでしまい兼ねないので普段は眼鏡で魔眼押さえ込んで"眼鏡越しの簡易サーチ"だけに留めていますけどね。コレでも魔力の流れや波長ならはっきり見えてます。」
月詠「そうそう、そうだそういえば。さくらさん。ここ...セーフティルームはケイオス達に、バレませんかね。」
月夜の作者、色々盗聴と盗撮をされてる事でヤバい予感を感じていたが...
さくら「ご心配無く。普通の人間にはこのルームを察知出来ない設定にしています。実際には..."現実とはズレた空間"にオリジナルの刑事さん達の客室内部を再現しているので仮に客室に入られたとしても、誰もいないもぬけのカラで諦めて出て行くだけかと思います。盗聴と盗撮は...高確率で接続エラーを起こして繋がらないかと。」
盗聴、盗撮について接続エラーを起こして駄目になってる話題はボウケンブラックも聞いていた事で安心してブローチにしまっておいた偽物の絵画を仲間達全員に見せて説明してくれたという。
鬼藤「そういう訳か...元からズレた別空間にいるから敵側もこの部屋の中にいる限り手出し不可能、装置の回線接続もエラーを起こしてー、って訳ね」
ただし、とさくらは付け加える。コレは余談だが真司もセーフティルーム絡みでリュウガに自分が部屋から出られない事とセットで要注意してた事。
さくら「ユマではない別の権利者、異端者などは能力の都合では下手するとルームに手出し可能な場合がありますね。スゥについては教えられてないので未知数ですが、リチの場合...ここまで干渉する出力は理論的に出せないかと。」
コレでリチの干渉を受ける事はなくなるだけでも多少はマシと思ってくれ、って訳だ。そして...
PPPPP...
鬼藤「...?」
トクマ「あ、すいません。俺の携帯だ。」
その通りです、ルナ狐さんとNo@hさんからの通信が彼ら2人に対して可能になったのだ。
トクマ「はい、はい。了解です。スピーカーモードにしますね。」
明石「話をすれば、だ。」
コンコンッ
蒼太「すいません、チーフ。さくらさんも真墨もいるかと思いますが現時点で今回の騒ぎに関係ある話題について全て報告します...部屋、入っていいですね?」
実況席と蒼太君から何がある
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.174 )
- 日時: 2020/09/05 13:56
- 名前: YUMA (ID: QxkFlg5H)
12.ドラマパート3・ホワイダニット・6
今回の重要話題2、プレシャス・"神妃の肖像画"
明石「話がずれてしまったが、俺達の探しているプレシャス、"神妃の肖像画"...今ココにあるのは偽物だがな」
*ここから解説
神妃の肖像画>
何千年も生きていると言われてる老紳士の画伯・ベールクール伯爵の"人の心"を題材テーマにした絵画シリーズの1つで"恋慕"を司る。後述する事情により現在では危険なプレシャス扱いされている"怪画"でもある。6人曰く"神妃"でこの絵に関する話が通じます。
一見すると普通のピンク色のドレスを着た美しい金髪青眼の姫君の絵画だが男女問わずその絵を正面から見てしまうと魅了されて絵の美女の事しか考えられなくなってしまう。正気に戻れず衰弱死した犠牲者も多数。
逃走者達に6人が警告した"この絵の女と目を合わせてはいけない"のは前述が原因。真墨もコレのハザードレベルを測定する際は絵の女性と目を合わせてはいけない為、絵に対して常に背中を向けながら測定するレベルでございます。
そもそも作者である伯爵自身は毎回絵の題材に対して名付けたタイトルである様に振る舞え、と祈りを込めて名付けて描いたモノである事、絵の具とデッサン用の材料事態が問題である事からコレに限らず彼の作品は全てが有名、幻の絵画、何億何兆の価値があるとされる一方で人々に危害をもたらす"怪画"としてあらゆる手段を使ってでも全回収しなければいけなくなった。
ユマサイドではコレの他に何枚も同じ画伯作の危険な"怪画"は世界に出回っています。実際に被害者、死者多数。
ボウケンジャーが潜入したのは好奇心が半分以上だがケイオスとその周りの人間達がガチの曰く付き人物である事から騒ぎをあまり大っぴらにしてはいけない事も混み。
蒼太「元々、悪党絡みなどで派手にやる場合はスーパー戦隊で最初から僕ら以外の潜入向きな輩や警察関係者が動いている所です。具体的に言うと、興味本位でルパンレンジャーか、それを追いかけて国際警察...パトレンジャーの3人か、最悪な場合SPD...デカレンジャーの関係者が調査活動で誰か動いている筈です。最近契約したばかりですがパトレンジャー側には朝加さんという契約者もいますしね」
ルナ狐「他、こちら側で思いつくとすればハリケンジャーの関係者でゴウライジャー...霞兄弟の2人ならアイツら3人よりも船への調査で動く可能性大だ。兄貴の...一甲の方が契約者な事もある」
鬼藤「契約したてで不慣れな所や肉体が不安定なのを差し引いてもどれだけ、そんな奴らのユマさん絡みの権限使用は可能なんだ?」
さくら「...今の朝加さんや一甲さん、参加者では坂本君で言うと...私の様に権限のフル使用は不可能でも、通信と五感の共有くらいなら最低限使えます。」
契約したばかりでも...通信と五感の共有程度なら最低限使えてしまうのです。一甲や圭ちゃんや竜司本人曰く、"それだけ権限使えれば充分"とも言ってました。
トクマ「で、映ちゃん曰く"神妃"と似た絵画でロクでもない目にあった件だが」
No@h「そーよ!確か今回の分の他にもまだ...知っているか回収したベールクール伯爵の"怪画"は多数あるんでしょう?」
そうです。ボウケンジャーは一度この船の前にも今回と似た"怪画"でヤバい目にあった前科がある。
映士「コレと同じ、ベールクール伯爵の作品で"絡繰の月姫"って絵がサーシェス絡みの博物館に寄贈されてな..."夜にこの絵を見たらその本人が死ぬまで命の保証が一切出来ねえ"って警告を俺サマ、軽く見てたんだ。それで...毎晩あの絵から出てきた月姫らしいギャルなロボットにストーカー&部屋の中にいても壁や天井を突き破って夜明けまで襲われる事態になっちまった!」
菜月「で、それが毎晩だから原因を調べたら夜に絵から月姫さんが出てきて真っ先に映ちゃんを見て、襲っていたの。それ以外の人はあの人にとってどうでもいいのか見えてなかったんだ。それで本人に"夜に絵を見なかったか"、って確認とったら...だよー」
そうです、ボウケンシルバーは当時"怪画"を甘く見て怖いモノ見たさで夜に絵を見てしまったのです。本人の自業自得なんだけどね。
明石「最終的に画伯の絵を沈める方法を知っているクリーニング師が駆けつけて処置した事で"月姫"は無害化、ハザードレベル反応があるだけの"なんの変哲も無い絵"扱いの通常プレシャスとして処理出来たがな...映士のヤンチャはともかく、ベールクール伯爵の怪画シリーズは見つけたら全員に情報を共有する様に、下手に絵を見たりイタズラ含めて変な事を絵にやらかすな、と上から厳重注意された。...当然だがな(-3-)ぶーぶー。」
何か声色から不服そうなチーフさん。まさか。
月詠「おい、待てなのです!」
No@h「映士が夜に絵を見なかったら...」
鬼藤「...え、マジ?」
ルナ狐「月詠さん、トクマさん。まさかだが明石は」
トクマ「そうっすよ、多分...明石チーフは夜に"月姫"を見る気満々だったか」
仮にも映ちゃんが絵を見なかったifで想像可能な展開に青ざめる月夜と突風と甘味の3人の作者。
トクマ「この人の場合、"神妃"が本物だったら下手すると怖いモノ見たさと好奇心で絵の女と目を合わせる可能性大」
月詠「"まさかですけど..."って感じだが」
No@h「明石チーフの場合で考えたら...ホンマの話題なのですぞ、鬼藤さん、ルナ狐さん」
鬼藤&ルナ狐「」
自分が思ってた以上のボウケンレッドの愉快犯ぶりに禍罪、傍観の作者2人はしばらく硬直したそうだ...
次はワンダークロック&もう1つの"怪画"はおまけ待ち
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.175 )
- 日時: 2020/09/05 14:32
- 名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)
12.ドラマパート3・ホワイダニット・7
今回の重要話題3、ワンダークロックとミスター・ケイオスについて
蒼太「色々と"怪画"の話が出て来ましたが...チーフ、そろそろいいですか?」
明石「そうだな、ここからはお前達作者にも大幅に関わるモノだ。ワンダークロックと、ミスター・ケイオスについてと言えば...どうだ?」
この場にいる3人の作者は驚愕。
トクマ「2人共、蒼太達からの追加話題については後で俺の口からジェネさんにも伝えとくんで。」
ルナ狐「スタッフから伝言。この話、一応ユマさんも新規情報が出てくる可能性があるから聞くって」
ジョーカー「騒がしくしてすまん」
マシュ「私の方も、桐条さんも城戸さんもスタンバイOK、との事です。」
この話題はコレ以降、実況側と仮面ライダー龍騎と寝込んでいる炎獄の作者も知っていると判断してOKらしい。覚悟して蒼太が口を開く。
蒼太「まず、さくらさんがユマさんからの連絡を受けてそれ経由で僕ら全員が知った話題ですが...ワンダークロックについては元々シビル・クロックワーカー氏が遺作として遺した最後の魔時計作品なのは確かですが...破門にされた後に作られた時計の為、クロックワーカー一族のリストに何も載せられていない番外時計なんです。」
トクマ「それも...暴走時計事件にこの時計が関係ある為にシビルは呪われた時計職人と呼ばれている。コレは俺もジェネさんも真司も知ってるし、逃走者では残ってる一部と...今牢獄にいる大半が知ってるぜ。作者全員には共有済みかと。」
ただ、蒼太の話題で重要なのは、クロックワーカー一族は今でも黒い噂が残っている事と暴走時計事件の真相らしい話題。
蒼太「魔時計とは大気のマナを動力源として機械部分が故障さえしなければ永久に駆動し続ける魔科学的なオーバーテクノロジーの遺産の1つで、中でもクロックワーカー一族の作成した魔時計は高額取引される程品質が良い時計でした。ただし..."一族の技術秘伝は個人で持ってはいけない"、"金銭目的で時計を作ってはならず"、"前述したどちらかの掟破りは家族共々一族を破門にする"...この3つの鉄の掟で利益、技術を全て独占していたらしいんです。」
なお、最終的に暴走時計事件が元で一族は破産したらしいが子孫も僅かに残っているらしいとの噂。そして...
真墨「一族全てが最終的に破滅した暴走時計事件、って奴か?」
暴走時計事件
クロックワーカー一族がワンダークロックを元に開発した100%永久駆動する新型の魔時計が暴走を起こした爆破事故。コレが元でクロックワーカー一族は破産。呪われた時計を作った一族と呼ばれる事に。
ただ暴走の原因はマナ炉心の不備が元で起こった爆破。現存する破損した時計の大半に炉心不備の証拠が発見されているので現在は事件の見直しが進んでいるが...
蒼太「暴走時計事件についてはワンダークロックの炉心を完全には再現出来ず欠陥品の普段から時計に使う炉心を違法的に改造して使っていたのが炉心暴走からの爆発に繋がった原因の可能性があります。コレはサーシェスでも再調査中な為、現時点であまりはっきりとは言えませんが...ワンダークロックの炉心自体が解析不能箇所が多いブラックボックスなので一族全体では不完全な解析しか出来なかった為、オリジナルに近いコピー炉心を作れなかった事かもしれません。本来なら炉心は不備さえなければ千年と数百年以上耐えられる構造の筈です。」
鬼藤「確か言ってたな、魔時計の炉心は大気のマナを動力源として機械部分が故障さえしなければ永久に駆動し続ける、って!マジで千年以上の風化に耐えられるなんて。」
明石「以前からサーシェスはワンダークロックと似た怪奇現象を起こしている小型魔時計や既に破損して動かなくなった魔時計を何個か回収、中身を調べて既に判明済みさ。後は確定出来る証拠か情報が何かあれば、な段階と思って良い。」
なお、映士も先の件で蒼太のパソコンを直にチラ見で少しだけ暴走時計事件の事を知ってた。
映士「俺サマもアレでワンダークロックの事を知ってな。真墨が明石の荷物からブローチをパクってスタッフルームから脱走したのを見た瞬間、頭真っ白になって追いかけねぇと、って思ったよ。」
真墨「...」
<気まずいのか掛け布団に顔を埋める
さくら姉さんは言うまでもなく...
さくら「私の場合...他作者サイドに送られたデッドコピーの魔時計の件も含め、この場で話せない話題も多数知っています。ユマに口封じされているのでご了承下さい。」
菜月「さくらさんも、ユマさんと契約した契約者だったね...」
ルナ狐「...」
<ドン引き
No@h「ああ、あの時送られてきたアレの事...」
<遠い目
実況席の傍観、甘味の2人の作者は魔時計絡みでドン引きか遠い目。とその中で明石が口を開けた。ココからはチーフさんしか知らない話題みたい。
明石「それと...ケイオスの件は過去まで遡って個人的に調査していたよ。」
真墨「...あのオークショニアだな」
映士「お前が言うなら前々から曰く付きの野郎なのも確定って奴?」
頷く明石。コレは彼の裏側も過去も混みの話題だったのだ。
明石「表向きは理想の家族だったが...実際には幼い頃から毒親両親に仕事のストレス発散や普段の躾名義であらゆる虐待をされていたらしい。25年前、彼が当時5歳時に両親が自宅から謎の転落事故で変死したのも彼が殺したからじゃないのかという事、両親共に胃腸から持病の薬の成分が検出され、薬の副作用で幻覚をみた事による事故じゃないのかという噂だ。」
しまいには何かしらの責任をとって飛び降り自殺してお前が親不孝者じゃないのかと昔に親戚や祖父母に言い切られて色々と全否定されたらしい。
明石「本人は噂やこれらを"何も知りません"と全て否定していたが...実際には偶然から起こった事故の可能性がある。夜中に虐待しようとする両親から逃れたくてこっそりと倉庫に隠れていたが商品である魔宝石の指輪に触れた際に周りの石と彼の暗い感情...僅かだが"自分をいじめる両親が消えてしまえばいい"、と思って知らないうちに共振を起こして両親の精神を狂わせてしまったことが元で起きた不慮の事故かも、と見直しが進んでいるぞ。」
魔宝石の共振については25年前当時はまだあまり信じられておらず分かってなかった時期の為、解析されなくて法律上は両親絡みで罪に問われなかっただけ。幼かったケイオスが絡んではいたのだが犯人ではないのかもしれない。ただ...
菜月「今では悪い事、なんだよね。魔宝石を犯罪に使っているって。」
美鶴「ああそうだ。使用に関する法律やら制度がある。場合によっては未成年でも罪に問えるレベルだ。」
マシュ「今回の参加者では仮面ライダービルド...桐生さんが1番詳しく知っているかと思います。」
と、そこに...
ゆらり。
仮面の男(荒垣)「...」
仮面の男以外全員「!」
再度、現れた仮面の男。だがここでトクマの携帯から...
真司「急に通信ライン借りてごめんなさい!西堀さん、仮面野郎はいる?どうしても話したい、って奴と通話が繋がっているんだ!」
真司が仲介したその相手とは...
パステル(理)「...やっと会えたね、シビル・クロックワーカー」
怪盗、パステル!?
次、ドラマパート
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.176 )
- 日時: 2020/09/05 14:38
- 名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)
12.ドラマパート3・ホワイダニット・8
ドラマは今回の重要話題4、シビル・クロックワーカー
2日目、中1階、B102号室内部
真司「...」
ココで怪盗パステル本人もリスク込みで彼に...仮面の男=シビルへ多少踏み入る事にしたそうだ。その為に真司に依頼して通話も繋げ、怪盗側の独自の資料も手渡したのだ。
仮面の男(荒垣)「俺がシビルということが分かってるなら、理解してるだろ。今起こってる茶番劇や悪名なんてどうでも良い。アイツらみたいな笑顔の奴が憎い。元々炉心も奴らの考えを利用して俺の命と引き換えに作った!」
真司「(...怪盗からの受け売りだが、ワンダークロックの開発者、シビル・クロックワーカー。)」
元は人の笑顔と幸せを願って時計を作っていた普通の時計職人だったがとあるクズな金持ちのボンボンの依頼絡みで妻と娘を失い、自分の技術や才能を妬んだクロックワーカーの一族に自分の作品設計図や自身の右腕さえ心無い理由で一族側に奪われた事、
パステル(理)「だから?まだ予想の範疇だけどワンダークロックには他の魔時計には違う"何か"を使っていた痕跡があるらしい。当時の技術者が全員束になっても真似できない"何か"があると僕は踏んでいる。」
その相手達が全員歪んだ笑顔だったのが元でこの世全てに憎悪。生前やられた事が事の為か全面的に笑顔を忌み嫌っているという。
仮面の男(荒垣)「正直に俺が教えるとでも?」
パステル(理)「...教えざるを得ないと思うよ?何でずっと起動せずにそのままになってたの?その気になれば自分から起動出来た筈だけど」
なんと、その気になれば仮面の男の気分次第で時計は即座に起動出来たという。
仮面の男(荒垣)「...誰かが」
真司「?」
ただ、
仮面の男(荒垣)「...誰かが俺を起こす声がした。それで起きた。それだけだ」
ここで他側の通信会話が乱入。
トクマ「"俺"を、起こす声?待てよ。命と引き換えに炉心作った事から考えたら...まさかシビル、お前とワンダークロックは」
仮面の男(荒垣)「勘付いた輩がいるのかよ。なら話は早い。ワンダークロックの炉心は俺の命そのものだ。簡単に言えば...ワンダークロックが俺自身と考えろ」
シビルは遺作となるワンダークロックを遺し姿を消したが...実際は自分の命そのものを時計の炉心に変えて世界を裏から呪ってきた。
蒼太「...他の当時の職人達が全員逆立ちしてもシビル氏の時計を真似出来ない理由、分かる気がしますね」
ワンダークロックの炉心自体が開発したシビル本人の命が元になったブラックボックスなので一族全体では不完全な解析しか出来なかった事が暴走時計事件の原因かもしれない。なおシビルは新型炉心の理論を証明はしたが人間の命を使う以外での実現までには至らなかったそうだ。
菜月「でも、どうしたら時計さんは止まるのかな?トクマさんは最悪の場合は時計を壊すって」
真墨「ま、待て、ストップだ菜月。なんとなくだが...時計壊すの辞めといた方が良さげだと思うぜ。」
そう。今でも時計は起動中なのだ。下手に壊すとどうなるか...
仮面の男(荒垣)「それと信じる信じないは勝手だがもうお前ら色々知り過ぎた上に怪盗達にまで接触した。時計と偽絵画の1つまで奪った。ケイオスという男も、秘書らしい女も確実にお前らを口封じで全員殺す気だが。クスクス」
No@h「(嗚呼...やっぱりそうきますよね...)」
真司「実際には...ワンダークロックの炉心であるシビルの命を炉心そのものにしたブラックボックスを技術共有、解析しようとしたが出来なかった為、最終的に横着して欠陥がある劣化炉心で補った為に暴走による爆破事故が発生したのが真相かも。今でも炉心の完全な解析には至っていないよ。資料には書いてない、本人がああいうご様子なことから推測するしかないけどね。」
隠れ家の中でワンダークロックを開発した際、生前のシビルは意図的にこの炉心を自分の命と引き換えに開発しており、元々全てを独占したがる一族全てに対する自滅への一本道の罠として復讐の意味もあった。妻と娘を失ったショックが元で後に起こる悲劇や悪名なんてかえってどうでも良さそう。
ルナ狐「全てを呪って呪って呪い続けるのが今は楽しいらしいな、悪趣味...」
さくら「(彼は...シビルはそこまでに世界へ絶望していたのか...?)」
ここで...思い切って言うか。まだユマとメインシステムはパージ中だが通話ならば...
ユマ「この話を聴いている全員へ。少々ゲーム裏のネタバレになりますが...ワンダークロックの本命は金時計の中に眠っていた新型炉心の両隣にあったもう2つの独立した補助炉心で1つはユマと権利者と異端者絡み案件の為、伊那谷さんとアルジュナに確認を依頼した結果...ドラマパート撮影中に紛失してた事を確認しています!」
この紛失してた補助炉心が元から新型炉心の起動に関連していた。元からリチが補助炉心らしい装置を1つ奪っていて、何かのきっかけがあれば即座に元に戻して起動する様になっていた。
明石「...2つ?」
映士「メインみてぇな炉心の他にも隣にもう1つ補助装置らしいモノがあったが...それと合わせて合計2つ、って訳じゃないのか?」
しかし、こちらも初めて知った。今は補助装置が1つしか、ない?
ルナ狐「苦労して時計を回収したら、まさかの展開」
No@h「...すいません、ユマさん。これって伊那谷さんとアルジュナに再接続か通信して情報抜き出した方が...!」
ユマ「ーーーッ!」
ブチリ
真司「おいユマ!ユマーーーッ!...駄目だ。西堀さん、トクマも。スゥの事は知ってるよね。そのせいでメインシステムとユマは今現在パージしてて独立してるんだ。メインシステムの方はスタッフが手動でなんとかやっている、俺達契約者の事だけど...」
さくら「独立システムでユマの接続から離れてもなお権限を制限付きで使える状態になっているんですね。分かりました。私側とトクマさんで再確認を取ります、すぐに結果は貴方とあの2人に報告予定です。ユマ、貴方って人は...補助装置の事は危険人物のスゥや...リチの運命操作等もありますが、急に通信を切る程ですか!?」
ただ、コレは最後の最後まで誰も気付いていなかったのですが...
菜月「...」
<手にアイウォッチ型の銀の腕時計が
真墨「菜月、それは?」
具体的に2つの補助炉心といっても...スタッフ全員がどんなモノか、どんな形なのかを誰も知らなかったせいで事態は再度、大混乱に。
菜月「スタッフルームから出るときに、あの時計の中から落ちたモノだよー。形から腕時計だけど...何なんだろう?」
そして...
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.177 )
- 日時: 2020/09/05 14:45
- 名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)
12.ドラマパート3・ホワイダニット・9
トクマとさくらの報告結果は
ユマ「...」
<再度、ソファでふて寝中
ルナ狐「アンタな、人が大事な話してる際にいきなり通信切る事はないだろ。私とNo@hさんと、美鶴とジョーカーとマシュなら信じても良い筈だ。」
No@h「そーですよー。プロテクトでモーマンタイなのに〜。...あ、話早いねさくら姉さんー。」
即座に確認結果は出た。
さくら「...一応、内部装置の画像もセットでどうぞ。ユマについては」
ルナ狐「再度、ふて寝中。一応この後どうすれば良いかのプランは彼女に聞いておいた。問題無しだ。」
画像には、中央部分に新型炉心らしいモノと、隣に無理矢理引っ付けた様な機械の球体のみ。
トクマ「...魔力波長から、新型炉心と補助炉心の1つしか反応はありませんでした。それと少しだけ気になる点が数個、ジェネさんから。」
ルナ狐&No@h「?」
ジェネ「最初のミッション時に、伊那谷さんとアルジュナに時計の確認とったって話は本当か?その画像データか確認の結果がまだあるのかを知りたい」
それならば、一応...
No@h「受け答えは本人らと繋ぎます、少しだけお待ち下さい。」
さくら「もう1つは私からです。...時計の残っている方の補助炉心の事ですが...貴方達2人よりもそこでふて寝して現実逃避中のユマ本人と話した方が手っ取り早く処理出来るかと。それで先の通信を急に切った件は許さないまでも、事故としてチャラにしますが?(怒&黒)」
それについては...嗚呼分かったよ!分かった!
ルナ狐「...え。」
No@h「い、いえ、何でもない、何でもねーですっ!ユマさんとさくら姉さんがめちゃくちゃ腹の底から真っ黒なお顔になってるだけ!!((((;゚Д゚)))))))」
ユマ「そうか...ソレやったらどうしてもウチ本人から答えろって話やんか...そりゃあかんわウチやないと絶対あかん奴やん...(黒)!...失礼、君の聞きたい事は最近の契約者ではスーパー戦隊の関係には初耳の話題だからね。一応他で最近契約した契約者...ヒロアカの飯田君やペルソナ関係者の竜司君にもこの事は伝えておいてある。後は君と流ノ介と一甲と圭一郎に伝えれば一応、今のところ全員に対して共有済みになる話題さ。」
で、通信を急に切った件で激おこプンプン丸なボウケンピンクが知りたい事を教えておいた。当然、やり方もセットで。
ユマ「もしも...リチとスゥに君が質問した件を追求されたら教えた事をやって、その様に答えておいてくれ。自分が関与してるモノには誰にも気づかない様な方法でサインや刻印を埋め込んでるからあんな事はしないよ、絶対」
さくら「更に方法などの都合で貴方が存在消滅するまで消えない仕組み、ですか...了解。手段含めて報告ありがとうございます。」
で...この後のプランについてだが。
ユマ「一応、本来の予定通りにミッションの配信を行いますが...」
トクマ「あ、ユマさんへ忘れないうちに。こちらの方はギリギリまで時計と絵を解析してみます。」
なんと、突風の作者は魔眼で時計と絵画に埋め込まれている宝石の破片のサーチを開始するという。解析結果が出るには時間がかかるが6日目までに全て間に合わせるのと...宝石の破片からオリジナルの捜索、複製画やジュエリーの魔宝石の力のアクセス先と時計の止め方のヒントも探るという。
トクマ「まだ分かんないけど...魔宝石の成分の都合で素材が同じなら力の発動元をサーチ出来るかも、っす!5日目の夜中か遅くても6日目の朝イチまで待ってくれねーか?」
情報はほぼ出て色々進展があった後は...
マシュ「ミッション、送信します!」
美鶴「...コレで行動する逃走者の頭数を増やす事もあるが」
ジョーカー「重大なのは、コレが終わった後の乗客全ての反応次第だ。」
ルナ狐「トクマさんと明石には忙しいと思うけど、連絡は繋いだ。...牢獄に今向かってるって。」
No@h「うわぁ...今度も鬼畜プランはやらかしてる」
ユマ「...ええ、復活ゲームとはいえ簡単ではありませんよ。復活したいなら全員お覚悟を」
80:00
PPPPP...
まず、メールに気が付いたのは牢獄にいた全員。
渡「...きました!...えー、皆さん静かにして下さい。いいですかー?」
騒がしくなる牢獄側。仮面ライダーキバはみんなが完全に静まるのを待ち、改めて読み上げる。
渡「...では読み上げます。"これより、牢獄にいる全員に復活のチャンスを与えよう。"...え。」
コレだけで一気に牢獄が盛り上がってきましたよー?
明石「ほう、ココが牢獄か。」
トクマ「すいませんココにいる全員ー。先程は俺とジェネさんの記憶と時計絡みでお騒がせして申し訳なーい。既にリカバリーとかしてるんでー!」
そして...あれから少し体調がマシになったボウケンレッドとまだ本調子でない彼の護衛なのか突風の作者が現れた...!
次回予告
13.ミッション3・復活したいなら
<詳しくはチーフさんとトクマさんからですぞー?
以下おまけ多数
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.178 )
- 日時: 2020/09/05 14:57
- 名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)
12.ドラマパート3・ホワイダニット・10
今回、おまけ話題多数!
ここまでのおさらい!>
現時点で、先の地下2Fの件で強制放出されたハンターを含めて合計6体がエリアを巡回。
それに対して、残りの逃走者は残り時間80:00時点で16人。ミッション2のエリア封鎖の事もあり、かなりハイペースで減ってます。
話の展開も、記憶が戻った男子作者2人の証言とさくら以外のボウケンジャー5人から重要証言多数。本編に関する情報として、
・この船のお宝は全て本物贋作関係なく盗聴、監視カメラの細工がされていた。
・ボウケンジャーがこの船で探していた"神妃の肖像画"もハザードレベル0の贋作絵画の1つだった。
・仮面の男=シビルでワンダークロックの開発者な上、炉心が彼自身の命そのものである事が判明。
・現時点で男子作者2人とボウケンジャーの6人はさくらが設置したもう1つのセーフティルームで身の安全は保障されてる状態。なお、ケイオス絡みの被害者2人は次回少しだけ触れますが、真司側のセーフティルームに無事お届けされたそうです。
・そして、色々やらかして知ってしまった件でケイオスの方も男子作者2人とボウケンジャーの6人と怪盗と刑事2人を要注意人物として扱い、始末する気らしい。はよ反撃手段を整えないと。
色々ありましたがミッション3が配信!詳しくは次回ですがちょっとだけ早めに復活ゲームとなります。対象者は、
作者チーム>
黒猫さん、豆狸さん、スバルさん
ペルソナチーム>
順平、真田、クマ、竜司、祐介、真
Fateチーム>
ネロ、エリザベート、カルナ、信長
仮面ライダーチーム>
巧、渡、戦兎、万丈、一海
以上18人。内容はお楽しみに、ね?(黒笑)
<おまけ話題・お宝リスト8>
今回は逃走者ではエヴォルさんとレンレンのお宝と、トレード内容に関する詳細2人分と、ボウケンジャーが以前関与してた"怪画"の合計5つ。
エヴォル>
"煌姫の大皿"。希少な粘土と魔宝石粉末を用いた周囲の魔力で発光する磁器の大皿。本来なら石英などの粉末を粘土に混ぜるのだがこのブランドの場合代用として石英や長石よりもタダに近い値段で手に入れられる魔宝石のクズ粉末を再利用で混ぜたのが元。
ただし焼成時のデリケートさが難題の為魔宝石を素材にした陶磁器は滅多に出ないレベルの希少さで出回ってるモノは極端に少ない。大皿サイズはガチの数千万円。今回は偶然トレード可能だったので紹介してくれた蓮には感謝を。
蓮>
天馬の羽根の骨格の化石。ガチで数千万くらいします。今回、トレード相手のせいで目立ってしまった。
黒いピエロ(=夏天)>
煌姫の大皿と引き換えに卵の形をしてる常識的にありえへんくらいデカイ真珠、"卵真珠"をトレード。数百万円の価値ある代物で鑑定書もセットです。エヴォルさん、トレード出来てラッキーでしたね。
灰色ピエロ(=達磨)>
天馬の羽根の骨格の化石と引き換えにアメジストクラブの甲羅をトレード。ちなみに蓮が持ってるのは支給ケースにピッタリ入る子蟹の甲羅だが価値は充分あり、アメジストクラブの甲羅は質によっては子蟹でも基本の500万をオーバーする可能性ありだそうです。もちろん、鑑定書もセット。
絡繰の月姫(ツキヒメ)>
本編前にボウケンジャーが関与したベールクール伯爵のコレクションと呼ばれる"神妃の肖像画"と同じ作成経緯がある"怪画"の1つ。"嫉妬"を司る。6人曰く"月姫"でこの絵に関する話が通じます。
見た目はスパロボOGのヴァルシオーネの顔をマギレコの雪野かなえに似た鋭い目の女の子に置き換えた女性型ロボット=月姫の絵が描かれているが...
本質は常に絵の外側にいる人間達を羨み、とても妬んでおり、夜になって絵を見た輩を嫉妬で狂った果てに殺そうとする。彼女の妬みは夜に自分の姿を見た相手を自分の手で殺すまで止まらない。部屋にこもっても天井や壁をぶち壊してきます。余談だが、遠くに逃げたら絵ごと動いて徹底的に相手を探しまくります。
この絵の特異性のせいで映ちゃんはうっかり夜に絵を見てしまい夜な夜な月姫らしいロボットに襲われて夜明けまで眠るどころじゃなかった。注意を素直に聞いてたら大騒ぎは回避出来たのに...
なお、数日後にそこら辺に詳しいクリーニング師が絵の効果を押さえ込む処置を行った事で現在はハザードレベルが高いだけのただの絵、として通常のプレシャスと同じ扱いで回収されました。
ちなみにハザードレベルはベールクール伯爵関連の"怪画"は全て平均して75前後の数値が出るそうです。
次でラスト
- Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.179 )
- 日時: 2020/09/05 15:27
- 名前: YUMA (ID: 3NeFJuEp)
12.ドラマパート3・ホワイダニット・11
今回、ラストだよー
以下、おまけ>
ー今回、色々と濃密。及びカキコ限定の発言だが更新終わるまで待たせて申し訳ない。1回更新すると再度投稿するまで時間がかかってしまうのだ。だからpixiv側を当分先に更新してからココを投げようかと思っているユマ。
ユマ「前回と同じであちゃー、だな。更新絡みは今回。それと今回の話だがグロ画像描写、流血シーンある事もあり、今回もお仕置きとクレーム注意ですよ?」
ー漸く、最も大きな爆弾を多数爆破出来ました。でも全部ではない。まだフラグは用意しています。
ユマ「まず、お宝の情報。レンレンが現在持っているアメジストクラブの甲羅だが、実は漫画のトリコが元ネタ。あっちはルビークラブだった。身も美味だが甲羅も高額取引されちゃうゾ。実話です」
ーそして今回ボウケンジャーが探していた"怪画"の詳細も明らかに。画伯の名前はとある某作者さんの逃走中絡みが元ネタです。私からはその人の名前明かすと失礼になる上後から追及怖いので。
ユマ「描いている際の材料、絵の具などに使われたモノがガチの問題だったんです。マジよ?」
ーそしてケイオスのメイン悪事。
ユマ「...そうよね。他の人が何考えてるのか気になる、他の人が信じられない、嘘をついているように聞こえちゃう、それを全て凝縮した結果、どうすれば100%他人と笑顔で信じ合えるか、分かり合えるかを考えた結果出た極論な結論とお思い下さいませ。」
ー盗聴、盗撮して乗客乗員の全プライベート丸裸。政治家や芸能人相手にやれば人生オワタになる致命的なスクープ取れるかもね?
ユマ「ゼロワン最終回、撮影時間があまり無かったとしても最後まで頑張ってくれました。...次のセイバーでもその反省を活かしてどうやっていくかが気になってます。映画も年末で確定したし」
ーキラメイジャーは来年だけどね。こちらも溜まってた録画は全部見た。10月公表のネタバレがどういう経緯での登場なのかな?全員バージョンがある系のパワーアップアイテムが嬉しい。
ユマ「そして柿原さん...腹黒よりもマベちゃんの次くらいに豪快なタイプと見た。アレ、ガチで直視出来ない回でしたわよー。初見だったとはいえファイヤをしゃべる石コロ扱いするわ...」
ーギリギリで配信ウィザードも閲覧、レギオン回前半で明日の朝にインフィニティが登場...
ユマ「明日には配信のゴーカイジャーもハリケンジャーも閲覧予定ですがね。」
ー話変わってマギレコは3周年だが
ユマ「漸く炎属性も星4が出たぞー。しかも銅の袋のランダムチケット2枚共炎属性で来やがる仕様、なんてこと。更に9月分の無料サービスで+1の星4来ちゃいました。ちなみに水属性で新規ログインだよーん」
ーまだ今回のサービスルール把握してないからなぁ。期間限定無料レアガチャ10連は個人的に嬉しい。大幅に石を消費するから回す機会は慎重に選ばなきゃ駄目系統...そして不意打ちのかずみイベント...原作は古本屋で全巻購入し、全て閲覧しましたが石とチケットの貯蔵、現時点で不十分。しかし配布の海香だけでもログインせねばならない。可能ならかずみもカオルも...ですけどね?
*ラストは、fgoです。
<カルデア・サマーキャンプレポート>
サマーキャンプで配布されるのはまさかのぐっちゃん先輩、しかもランサーで変質に関する原因は項羽から槍を1本レンタルした影響...エリセに続いてまたまたランサーが配布とはユマも予想出来なかったぜ。一応、本家のアサシン側は去年のタダ券で所持しているのだがな。
他にも不確定要素があるのだが、アビー、インフェルノ、司書さんが水着化。クラスはどうなるのでしょう、この3人はめちゃくちゃ予測不可能でした。
結果、あのエロ尼さんムーンキャンサーですってよ。更に専用のエフェクトで安心安全だけど当てた輩はガクブルかと。
そして...あらら。イリヤはユマの予測した通りアーチャーでビンゴだがブリュンヒルデがバーサーカー...美麗なのですが...うん、シグルドに対してはいつも通りだったので変な意味で安心しています。バーサーカーなのも納得いくレベル。"つか、シグルドあんたは眼鏡をキラーン☆させるより先に止血しなさい!"とツッコミをガチで入れました。
で、後半戦...アビーが変質してもフォーリナーのままなので個人的に入荷すべきか迷った。複雑です。式部さんは...ライダーでインフェルノさんはセイバーで...後者の理由は理解したが司書さんは...入荷出来たら個人的に気になったなあ。
ユマの場合、フレンド登録してはる皆様、今回全枠でやらかしたので察して下さいませ。オデュッセウス礼装が美麗過ぎてPU1とPU2を待てずにシグルドPUをぶん回し過ぎました。今回男子礼装全てストライクゾーンです。前述のオデュッセウス礼装以外の5つは全て限凸しちゃったレベルで礼装にも好かれました。
では...ストーリーでは最後の最後まで展開が読めなかったよ、主人公の性別がおかしかったフラグはそういう訳?
そして...サマーキャンプでホラー展開
...コレについては耐性ない人はマジで怖いのでご注意を、って奴かな。及びその対策の為なのか司書さん、突拍子のないプランで台無しにする作戦思いつく貴方が1番怖いので。
及びぐっちゃん先輩以外では...シグルドはもちろんだけど...アーチャーさん...カルデアで最も納得、信頼できるおかんサーヴァントがいい味出してましたな。ビデオデッキを修復するわピザと飲み物手配とか色々と。
それとラストは藤乃を事前にログイン済みの人らへ。...ユマ、70点でしたよ。
では感想OKだがお仕置きとクレーム注意